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漢字逞筆 【熟字訓/当て字】 問題一覧表
2019/04/19公開(全2184問)
◆1…過去に出題歴があるもの。
◆2…多少の知名度があると思しきもの。国名。地名。人名。個人的に出題されそうと思うもの。
◆3…動植物などの生物全般。食べ物。
◆4…物の名称。言葉。その他分野。
◆5…漢検漢字辞典以外からの出典。(一部漢検辞典に小さく記載されているのも有)
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【番】 【問題】 【難度】 【解答】 【別答】 【 意 味 】
1 樹懶 ◆1 なまけもの   ナマケモノ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。中南米の森林にすむ。体形はサルに似るが、動作はたいへん鈍い。四肢で体を支えきれず、かぎ状の爪(つめ)で木の枝にぶらさがり、木の葉や果実を食べる。〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H11-2㈤、H14-2㈤、H15-3㈤、H18-2㈤、H19-3㈤、H21-2㈤、H27-3㈤
2 石決明 ◆1 あわび   ミミガイ科の巻貝の総称。=鮑、蚫、鰒〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H11-3㈤、H15-1㈤、H19-1㈤
3 蛞蝓 ◆1 なめくじ   ナメクジ科の軟体動物。カタツムリに似るが殻はない。湿気を好み、草花や野菜を食害。ナメクジラ。〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H09-2㈤
4 虎魚 ◆1 おこぜ   オニオコゼ科とハオコゼ科の海魚の総称。=鰧〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H10-2㈤、H14-3㈤、H16-2㈤、H30-2㈤
5 秧鶏 ◆1 くいな   クイナ科の鳥の総称。=水鶏〈漢字ペディア〉
●H12-2㈤、H15-1㈤、H18-2㈤、H20-2㈤、H22-3㈤、H27-3㈤
6 馴鹿 ◆1 となかい   シカ科の哺乳(ホニュウ)動物。北極付近のツンドラ地帯にすみ、家畜化されている。体は褐色で、雌雄ともに角がある。肉と乳は食用。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H06-3㈤、H16-2㈤、H24-1㈤、H26-2㈤、H29-1㈤
7 山毛欅 ◆1 ぶな   ブナ科の落葉高木。温帯の山地に自生。樹皮は灰色。葉は広い卵形。実は「どんぐり」と呼ばれる。=椈〈漢字ペディア〉
●H09-3㈤、H12-2㈤、H19-2㈤、H21-3㈤、H25-1㈤、H27-1㈤
8 海扇 ◆1 ほたてがい   イタヤガイ科の二枚貝。海底の砂地にすむ。養殖も盛ん。殻は大きく扇形をしている。食用で、特に貝柱が大きく美味。=帆立貝〈漢字ペディア〉
●H08-2㈤、H10-1㈤、H12-2㈤、H14-3㈤、H17-2㈤、H21-2㈤
9 胡籙 ◆1 やなぐい   矢を入れて携行する道具。〈漢字ペディア〉
●H08-3㈤、H14-1㈤、H18-2㈤、H20-2㈤、H22-2㈤、H29-1㈤
10 馬酔木 ◆1 あせび あしび ツツジ科の常緑低木。山地に自生。早春、つぼ形の白い小花を総状につける。葉や枝は有毒。葉は殺虫剤に用いる。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H14-1㈤、H17-1㈤、H20-2㈤、H23-1㈤
11 浮塵子 ◆1 うんか   ウンカ科の昆虫の総称。セミに似るが、体長約五(ミリメートル)と小さい。大群をなして飛ぶ。イネやムギなどの害虫。〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤、H12-3㈤、H16-2㈤、H20-1㈤、H28-2㈤
12 梭魚 ◆1 かます   カマス科の海魚の総称。=梭子魚、魳〈漢字ペディア〉
●H12-1㈤
13 梭子魚 ◆1 かます   カマス科の海魚の総称。=梭魚、魳〈漢字ペディア〉
●H18-1㈤
14 天牛 ◆1 かみきりむし   カミキリムシ科の甲虫の総称。体は細長く、触角はきわめて長い。頑丈な大あごがあり、枝などをかみ切る。=髪切虫〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H12-1㈤、H19-1㈤、H21-2㈤、H24-3㈤
15 柳葉魚 ◆1 ししゃも   キュウリウオ科の海魚。北海道南東部の沿岸にすむ。ワカサギに似て、体は細長い。産卵期に大群で川をのぼる。多くは干物にして食べる。〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H11-1㈤、H14-2㈤、H19-1㈤、H23-3㈤
16 腁胝 ◆1 たこ   #=腁、胝
1.皮膚の一部分が繰り返し同じ刺激を受け、固く盛り上がったもの。
2.同じことの繰り返しで、感じなくなること。〈漢字ペディア〉
●H24-1㈤
17 三和土 ◆1 たたき   土やコンクリートで固めた台所や玄関の土間。〈漢字ペディア〉
●H07-3㈤、H13-3㈤、H18-3㈤、H22-1㈤、H26-3㈤
18 花楸樹 ◆1 ななかまど   バラ科の落葉小高木。=七竈〈漢字ペディア〉
●H09-1㈤、H13-2㈤、H15-2㈤、H18-1㈤、H21-2㈤
19 海鼠 ◆1 なまこ   ナマコ類の棘皮(キョクヒ)動物の総称。海底にすむ。体は円筒形で、背にいぼのような突起が多数ある。食用。〈漢字ペディア〉
●H16-3㈤、H18-3㈤、H26-1㈤
20 沙魚 ◆1 はぜ   ハゼ科の魚の総称。=鯊、蝦虎魚〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤
21 蝦虎魚 ◆1 はぜ   ハゼ科の魚の総称。=鯊、沙魚〈漢字ペディア〉
●H24-3㈤、H28-1㈤、H30-2㈤
22 羊栖菜 ◆1 ひじき   褐藻類ホンダワラ科の海藻。=鹿尾菜、鹿角菜〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H05-2㈤、H10-1㈤、H14-3㈤、H16-2㈤
23 翻筋斗 ◆1 もんどり   飛び上がって空中で一回転すること。とんぼがえり。〈漢字ペディア〉
●H13-2㈤、H15-1㈤、H17-3㈤、H19-2㈤、H26-1㈤
24 豪猪 ◆1 やまあらし   ヤマアラシ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。南北アメリカにすむ。体と尾の上面にとげ状の硬い毛があり、敵から身を守る。=山荒〈漢字ペディア〉
●H12-1㈤、H17-2㈤、H21-1㈤、H22-3㈤、H24-2㈤
25 坩堝 ◆1 るつぼ   1.金属などを入れて溶かす耐熱性の容器。
2.大勢の人が熱狂した状態のたとえ。
3.種々のものが入り混じる状態のたとえ。〈漢字ペディア〉
●H10-2㈤、H16-1㈤
26 糸葱 ◆1 あさつき   ユリ科の多年草。=浅葱〈漢字ペディア〉
●H19-2㈤、H22-3㈤、H24-3㈤、H28-3㈤
27 信天翁 ◆1 あほうどり   アホウドリ科の鳥。乱獲で減り、伊豆諸島の鳥島でのみ繁殖。翼を広げると二(メートル)をこす。全体に白色で、翼と尾羽の先端は黒褐色。特別天然記念物。国際保護鳥。=阿房鳥〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H17-2㈤、H20-1㈤、H28-3㈤
28 醬蝦 ◆1 あみ   アミ科の甲殻類の総称。ほとんどは海産で、一部湖にすむ。形はエビに似るが、体長は一(センチメートル)ほど。つくだ煮などにして食用にするほか、魚のまき餌(え)にする。=糠蝦〈漢字ペディア〉
●H09-1㈤、H13-2㈤、H15-1㈤、H22-1㈤
29 以色列 ◆1 いすらえる   アジア南西部の地中海沿岸にある共和国。アラブ諸国に囲まれ紛争が絶えない。首都はエルサレム(国際的には未承認)。〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H10-2㈤、H13-2㈤、H29-2㈤
30 覆盆子 ◆1 いちご   バラ科の落葉小低木または多年草の総称。=苺〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤、H13-2㈤、H20-1㈤、H24-3㈤
31 鳶尾 ◆1 いちはつ   アヤメ科の多年草。中国原産。葉は剣形。晩春、紫色や白色のアヤメのような花をつける。=一八、鴟尾草〈漢字ペディア〉
●H07-3㈤、H11-3㈤、H23-1㈤、H25-2㈤
32 海参 ◆1 いりこ   ナマコの腸(はらわた)を取り除き、ゆでて干したもの。中国料理の高級材料。ほしこ。ほしなまこ。=熬海鼠、煎海鼠〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤、H18-1㈤、H20-1㈤、H22-2㈤
33 裲襠 ◆1 うちかけ   江戸時代、武家の女性の礼服。帯を締めた上からかけるように着る、丈の長い小袖(こそで)。現在も花嫁衣装として用いる。=打掛〈漢字ペディア〉
●H14-3㈤、H17-1㈤、H19-3㈤、H22-1㈤
34 善知鳥 ◆1 うとう   ウミスズメ科の鳥。北日本の沿岸や小島にすむ。ハトぐらいの大きさ。背と胸は黒褐色、腹は白色。くちばしはだいだい色で、繁殖期には上部に突起ができる。〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤、H11-3㈤、H16-3㈤、H20-1㈤
35 後朝 ◆1 きぬぎぬ   #=衣衣
1.男女が共寝をした翌朝。
2.愛し合った男女の別れ。夫婦の離別。〈漢字ペディア〉
●H14-2㈤、H18-2㈤、H28-3㈤
36 胡頽子 ◆1 ぐみ   グミ科の植物の総称。=茱萸〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H15-3㈤、H17-3㈤、H19-3㈤
37 慈姑 ◆1 くわい   オモダカ科の多年草。中国原産。水田で栽培。葉はやじり形。地下の球茎に芽が出ていることから縁起をかついで正月などに食べる。〈漢字ペディア〉
●H11-3㈤、H14-3㈤、H18-3㈤、H26-3㈤
38 蝙蝠 ◆1 こうもり   1.翼手目の哺乳(ホニュウ)動物の総称。顔はネズミに似る。前肢の指の間に飛膜があり、空中を飛ぶ。昼間は暗い所にぶら下がっていて、夜間に活動する。カワホリ。
2.「蝠傘」の略。
3.@が鳥か獣か区別しにくいことから、どっちつかずの態度をとる人のたとえ。〈漢字ペディア〉
●H16-2㈤
39 蜚蠊 ◆1 ごきぶり あぶらむし ゴキブリ科の昆虫の総称。体は平たくて楕円(ダエン)形。多くは黒褐色で、油を塗ったような光沢がある。夜間に活動する。アブラムシ。〈漢字ペディア〉
●H10-3㈤、H15-1㈤、H21-1㈤、H24-2㈤
40 牛尾魚 ◆1 こち   コチ科の海魚。暖海の砂底にすむ。上下に平たく、頭と口は大きく、尾は細い。食用。=鯒、鮲〈漢字ペディア〉
●H18-3㈤、H21-3㈤、H25-1㈤、H27-3㈤
41 顳顬 ◆1 こめかみ   耳の上方、目じりのわきで、物をかむと動く部分。=蟀谷〈漢字ペディア〉
●H10-3㈤、H13-2㈤、H16-2㈤
42 蟀谷 ◆1 こめかみ   耳の上、目じりのわきの、物をかむと動く部分。=顳顬〈漢字ペディア〉
●H15-3㈤、H19-2㈤、H21-3㈤、H25-3㈤
43 吃逆 ◆1 しゃっくり   横隔膜がけいれんを起こし、急に空気を吸いこむことで声門が開き音を発する現象。=噦り〈漢字ペディア〉
●H16-3㈤、H18-3㈤、H21-1㈤、H23-1㈤
44 踏鞴 ◆1 たたら   #=蹈鞴
出典不明。
●H15-1㈤、H18-1㈤、H21-3㈤、H30-1㈤
45 黄楊 ◆1 つげ   ツゲ科の常緑低木。暖地の山地に自生。葉は楕円(ダエン)形で革質。材は黄色で堅く、櫛(くし)・将棋の駒(こま)・版木などに用いる。=柘植〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H06-1㈤、H16-2㈤、H18-1㈤
46 紅娘 ◆1 てんとうむし   テントウムシ科の甲虫の総称。=瓢虫、天道虫〈漢字ペディア〉
●H09-1㈤、H15-2㈤、H19-2㈤、H21-1㈤
47 石竜子 ◆1 とかげ   トカゲ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。=蝘蜓、石竜子〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H15-3㈤、H18-3㈤、H25-1㈤
48 熨斗 ◆1 のし   #=熨
1.「火熨斗(ひのし)」の略。炭火の熱でしわをのばす器具。
2.「熨斗鮑(のしあわび)」の略。
3.Aの形式化したもの。紅白の色紙を折り、熨斗鮑に模した黄色い紙を入れて進物に添える。印刷したものや「のし」と書いて代用するものもある。〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤、H09-1㈤、H20-1㈤、H25-1㈤
49 飯匙倩 ◆1 はぶ   クサリヘビ科のヘビ。=波布〈漢字ペディア〉
●H12-2㈤、H15-3㈤、H19-2㈤、H23-3㈤
50 只管 ◆1 ひたすら   そのことだけに専心するさま。いちずに。=一向〈漢字ペディア〉
●H20-2㈤
51 天鵝絨 ◆1 びろーど   毛を立たせた毛羽(けば)などで表面を覆った、柔らかくなめらかな織物。ベルベット。〈漢字ペディア〉
●H07-3㈤、H15-1㈤、H17-1㈤、H30-3㈤
52 風信子 ◆1 ひやしんす   ユリ科の多年草。地中海沿岸原産。葉は鱗茎(リンケイ)から出て広線形。春、香りのよい赤・青・紫・白色などのラッパ形の花を総状につける。ニシキユリ。〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H16-1㈤、H22-1㈤、H27-1㈤
53 海蘿 ◆1 ふのり   紅藻類フノリ科の海藻の総称。=布海苔〈漢字ペディア〉
●H17-3㈤、H23-1㈤、H26-1㈤、H30-3㈤
54 酸漿 ◆1 ほおずき   #=鬼灯
1.ナス科の多年草。観賞用に庭に植える。初夏、白色の花をつけ、袋状の萼(ガク)に包まれた球形の果実を結ぶ。赤く熟した果実の種を取り除き、口で鳴らして遊ぶ。
2.子どもが口に入れて鳴らすおもちゃ。〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H05-1㈤、H13-2㈤、H16-1㈤
55 蜀魂 ◆1 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、不如帰、子規、時鳥、郭公、蜀魄、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
●H14-1㈤、H16-1㈤、H26-2㈤、H07-3㈤
56 小火 ◆1 ぼや   ごく一部が燃えただけで、大事に至る前に消し止めた火事。〈漢字ペディア〉
●H15-3㈤、H20-2㈤、H23-2㈤
57 珠鶏 ◆1 ほろほろちょう   ホロホロチョウ科の鳥。アフリカ原産。体は丸く、黒地に細かい白斑(ハクハン)がある。顔や首は裸出し、頭上に赤い突起がある。食用。〈漢字ペディア〉
●H18-2㈤、H22-3㈤、H25-1㈤、H27-2㈤
58 木天蓼 ◆1 またたび   マタタビ科のつる性落葉低木。山地に自生。夏、ウメに似た白い花を開く。果実は先のとがった長楕円(ダエン)形で、黄熟し食用・薬用。茎・葉・実ともネコが好む。ナツウメ。〈漢字ペディア〉
●H09-3㈤、H12-1㈤、H19-1㈤、H30-3㈤
59 翻車魚 ◆1 まんぼう うき マンボウ科の海魚。暖海にすむ。全長約四(メートル)。卵形で縦に平たく、胴が途中で切れたような形をしている。食用。ウキギ。〈漢字ペディア〉
●H09-1㈤、H12-2㈤、H14-2㈤、H20-2㈤
60 木乃伊 ◆1 みいら   死体が、腐らず原形に近い形を保って乾燥し固まったもの。天然のものと人工のものとがある。〈漢字ペディア〉
●H12-3㈤、H16-2㈤、H21-2㈤
61 蚯蚓 ◆1 みみず   貧毛類の環形動物の総称。細長い円筒形で、地中にすむ。釣り餌(え)や生薬に用いる。=蚓〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H11-2㈤、H22-2㈤、H25-3㈤
62 木槿 ◆1 むくげ もくげ アオイ科の落葉低木。もくげ。=槿、舜、蕣〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H17-2㈤
63 水雲 ◆1 もずく   褐藻類モズク科の海藻。内海でホンダワラなどの海藻に付着して生育。茶褐色の糸状で、やわらかくぬるぬるしている。食用。モクズ。=海蘊、海雲〈漢字ペディア〉
●H14-3㈤、H16-3㈤、H20-3㈤、H23-2㈤
64 馬陸 ◆1 やすで   ヤスデ目の節足動物の総称。陰湿地にすむ。体はムカデに似る。触れるとまるくなり、臭気を放つ。ゼニムシ。エンザムシ。オサムシ。〈漢字ペディア〉
●H18-2㈤、H25-1㈤、H27-3㈤、H29-2㈤
65 海驢 ◆1 あしか   アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。太平洋に広く分布。足はひれ状で、オットセイに似る。一夫多妻で群れをなしてすむ。=葦鹿、海馬〈漢字ペディア〉
●H13-2㈤、H15-2㈤、H19-1㈤
66 翌檜 ◆1 あすなろ   ヒノキ科の常緑高木。日本特産で、山地に自生。葉はヒノキに似るが、やや大きくうろこ状に重なる。材は建築や家具などに利用。ヒバ。アテ。=羅漢柏〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H05-2㈤、H17-1㈤
67 玉筋魚 ◆1 いかなご   イカナゴ科の海魚。浅海にすむ。体長は約二〇(センチメートル)で、細長く、銀白色。幼魚はつくだ煮にする。コウナゴ。=梭魚子〈漢字ペディア〉
●H18-2㈤、H24-1㈤、H27-1㈤
68 鶏魚 ◆1 いさき いさぎ イサキ科の海魚。本州中部以南の沿岸に分布。全体に暗緑褐色で、幼魚は黄褐色の縦線が三本ある。釣り魚として人気があり、夏に美味。=伊佐木〈漢字ペディア〉
●H20-3㈤、H24-2㈤、H27-2㈤
69 虎杖 ◆1 いたどり   タデ科の多年草。山野に自生。葉は先のとがった卵形。若芽は酸味があり、食用になる。スカンポ。〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H12-3㈤、H21-3㈤
70 映日果 ◆1 いちじく   クワ科の落葉小高木。=無花果〈漢字ペディア〉
●H16-3㈤、H19-1㈤、H27-2㈤
71 鴨脚樹 ◆1 いちょう   イチョウ科の落葉高木。=公孫樹、銀杏〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H24-2㈤、H30-1㈤
72 豆娘 ◆1 いととんぼ   イトトンボ科のトンボの総称。=糸蜻蛉〈漢字ペディア〉
●H17-1㈤、H19-3㈤、H26-2㈤
73 嘉魚 ◆1 いわな   サケ科の淡水魚。=岩魚、鮇〈漢字ペディア〉
●H23-2㈤、H26-1㈤、H29-2㈤
74 蠎蛇 ◆1 うわばみ   #=蠎
1.巨大なヘビの俗称。大蛇。おろち。
2.大蛇は物を多量にのみこむことから、大酒飲みのたとえ。〈漢字ペディア〉
●H12-3㈤、H15-1㈤、H17-3㈤
75 車前草 ◆1 おおばこ   オオバコ科の多年草。道端に自生。葉は大きな卵形で根生する。夏、白い小花を穂状につける。葉と種子は薬用。カエルバ。=車前、大葉子〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H14-3㈤、H23-2㈤
76 沢瀉 ◆1 おもだか   オモダカ科の多年草。水田や池沼に自生。葉はやじり形で長い柄がある。夏、白色の三弁花をつける。塊茎は薬用。ハナグワイ。=面高〈漢字ペディア〉
●H11-3㈤、H17-2㈤、H19-2㈤
77 梅花皮 ◆1 かいらぎ   #=鰄
1.ウメの花形の粒状の突起がある魚の皮。刀の柄(つか)や鞘(さや)の装飾用。
2.表面が@のような陶磁器。〈漢字ペディア〉
●H24-1㈤、H25-3㈤、H30-1㈤
78 杜若 ◆1 かきつばた   アヤメ科の多年草。湿地に自生。アヤメに似るが、葉は幅広く脈は目立たない。初夏、濃紫色の美しい花をつける。カオヨバナ。=燕子花〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H10-2㈤
79 飛白 ◆1 かすり   かすったような模様をところどころに入れた織物や染物。また、その模様。=絣、綛、纃〈漢字ペディア〉
●H17-3㈤、H20-3㈤、H23-1㈤
80 酢漿草 ◆1 かたばみ   カタバミ科の多年草。道端に自生。葉はハートを三個合わせたような複葉。春から秋、黄色の花が咲く。=鳩酸草、酸漿草〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H05-2㈤、H29-3㈤
81 金糸雀 ◆1 かなりあ   アトリ科の小鳥。大西洋カナリア諸島原産。ふつう黄色で、姿・声とも美しい。観賞用に飼育。=時戻雀〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤、H21-1㈤、H25-3㈤
82 椿象 ◆1 かめむし   カメムシ科の昆虫の総称。体は平たく、カメの甲に似る。触ると悪臭を放つ。農作物の害虫。クサガメ。ヘッピリムシ。=亀虫〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤、H27-1㈤、H30-2㈤
83 縹緻 ◆1 きりょう   顔だち。みめ。容姿。=器量〈漢字ペディア〉
●H17-2㈤、H21-1㈤、H23-2㈤
84 水鶏 ◆1 くいな   クイナ科の鳥の総称。世界中に分布。日本にはヒクイナ・ヒメクイナ・ヤンバルクイナなどがいる。鳴き声を古来詩歌に「たたく」と形容されたのはヒクイナ。=秧鶏〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H09-2㈤、H14-1㈤
85 罌粟 ◆1 けし   ケシ科の二年草。=芥子、罌子粟〈漢字ペディア〉
●H10-2㈤、H15-1㈤、H18-3㈤
86 螻蛄 ◆1 けら   ケラ科の昆虫。地中にすむ。体長は三(センチメートル)ほどで、黒褐色。前あしは大きく、土を掘るのに適す。おけら。「ジー」と鳴く。=螻〈漢字ペディア〉
●H14-3㈤、H19-1㈤
87 二合半 ◆1 こなから   半分の半分。四分の一。また、特に一升の四分の一、二合五勺(シャク)をいう。=小半〈漢字ペディア〉
●H22-1㈤、H24-3㈤、H30-2㈤
88 辛夷 ◆1 こぶし   モクレン科の落葉高木。山野に自生。早春、葉より先に芳香のある大きな白色の六弁花が咲く。ヤマアララギ。=拳〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H11-1㈤、H14-1㈤
89 皁莢 ◆1 さいかち   1.マメ科の落葉高木。山野に自生。幹や枝にとげがある。夏、黄緑色の小花を穂状につけ、少しねじれたさやを結ぶ。豆果はせっけんの代用とした。
2.「皁莢虫」の略。@の樹液を好むことから、カブトムシの別称。〈漢字ペディア〉
●H08-1㈤、H20-1㈤、H23-3㈤
90 拳螺 ◆1 さざえ   リュウテンサザエ科の巻貝。=栄螺、蠑螺〈漢字ペディア〉
●H09-3㈤、H15-2㈤、H20-3㈤
91 朱欒 ◆1 ざぼん   ミカン科の常緑小高木。インドシナ半島原産。暖地で栽培。果皮は黄色で厚く、砂糖漬けにする。食用。ボンタン。ブンタン。ザンボア。=香欒〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤、H12-2㈤、H19-1㈤
92 細魚 ◆1 さより   サヨリ科の海魚。近海にすむ。体は細長く青緑色で、下あごが長く突き出ている。肉は淡泊で美味。=針魚〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H13-1㈤、H21-3㈤
93 香蕈 ◆1 しいたけ   シメジ科のキノコ。=椎茸〈漢字ペディア〉
●H15-1㈤、H17-2㈤、H20-1㈤
94 蝦蛄 ◆1 しゃこ   シャコ科の甲殻類。浅い海の底に穴を掘ってすむ。形はエビに似る。食用。=青竜蝦〈漢字ペディア〉
●H16-1㈤、H22-3㈤、H25-1㈤
95 生絹 ◆1 すずし   練らないままの生糸で織った布。薄くて軽く、夏の衣服に用いる。⇔練絹(ねりぎぬ)〈漢字ペディア〉
●H19-2㈤、H23-3㈤、H25-2㈤
96 掏摸 ◆1 すり   人ごみなどで人が身につけている金品を、本人に気づかれずに抜き取ること。また、その者。巾着(キンチャク)切り。=掏児〈漢字ペディア〉
●H12-3㈤、H22-3㈤
97 大口魚 ◆1 たら   タラ科の海魚の総称。=鱈〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H20-1㈤、H22-2㈤
98 縮緬 ◆1 ちりめん   絹織物の一種。縦糸によりのない生糸、横糸によりの強い生糸を使い平織りにした後、ソーダをまぜたせっけん液で煮沸し縮ませたもの。〈漢字ペディア〉
●H16-1㈤
99 天蚕糸 ◆1 てぐす てぐすいと テグスサンの幼虫の分泌物で作った透明な糸。多く、釣り糸に用いる。〈漢字ペディア〉
●H23-3㈤、H26-2㈤、H17-2㈤
100 蕃椒 ◆1 とうがらし   ナス科の一年草。=唐辛子、唐芥子〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤、H13-3㈤、H25-2㈤
101 木賊 ◆1 とくさ   トクサ科の多年草。山中の湿地に自生。茎は円柱形で直立し、縦に多数のみぞがありざらつく。夏、ツクシに似た胞子穂(ホウシスイ)をつける。物をみがくのに用いる。=砥草〈漢字ペディア〉
●H16-2㈤、H18-1㈤、H25-3㈤
102 瓊脂 ◆1 ところてん   海藻のテングサを煮て型に流しこんだ食品。酢醬油(すジョウユ)などで食べる。=心太〈漢字ペディア〉
●H18-3㈤、H20-2㈤、H27-1㈤
103 合歓 ◆1 ねむ ねぶ
ねむのき
マメ科の落葉高木。山野に自生。葉は羽状複葉。夏、枝先に頭花をつけ、紅色の雄しべが美しい。ネム。ネブ。=合歓木〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H04-1㈤、H12-2㈤
104 黄櫨 ◆1 はぜ はじ
はぜのき
ウルシ科の落葉高木。暖地に自生。初夏、黄緑色の花を多数つけ、楕円(ダエン)形の実を結ぶ。実から(ロウ)をとる。紅葉が美しい。ハゼ。リュウキュウハゼ。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
105 鹿尾菜 ◆1 ひじき   褐藻類ホンダワラ科の海藻。各地の沿岸の岩上に付着して生育。茎状部は円柱形で、羽状に枝分かれしている。乾燥させて食用とする。=鹿角菜、羊栖菜〈漢字ペディア〉
●H11-2㈤、H18-1㈤、H21-3㈤
106 告天子 ◆1 ひばり   ヒバリ科の小鳥。=雲雀、叫天子、叫天雀〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H21-2㈤、H26-1㈤
107 金翅雀 ◆1 ひわ   アトリ科の小鳥の総称。=鶸〈漢字ペディア〉
●H25-1㈤、H26-3㈤、H30-1㈤
108 孑孒 ◆1 ぼうふら ぼうふり カの幼虫。水たまりにすむ。体長は約五(ミリメートル)。棒状でくねくねと動きながら上下する。ぼうふり。=孑孑、棒振〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤、H17-1㈤、H19-3㈤
109 鬼灯 ◆1 ほおずき   ナス科の多年草。=酸漿〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H17-3㈤、H20-3㈤
110 海鞘 ◆1 ほや   ホヤ類の原索(ゲンサク)動物の総称。海中の岩などに固着。赤茶色の厚い皮でおおわれ、食用になるものもある。=老海鼠〈漢字ペディア〉
●H12-3㈤、H16-1㈤、H21-1㈤
111 驀地 ◆1 まっしぐら   勢いよく目的に向かって進むさま。〈漢字ペディア〉
●H13-1㈤、H22-1㈤
112 鷦鷯 ◆1 みそさざい   ミソサザイ科の小鳥。渓流沿いにすむ。日本の鳥の中で最小で、全長約七(センチメートル)。全体に濃い茶色。短い尾を立てて飛び、クモなどを捕食。=溝三歳、巧婦鳥〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H21-3㈤、H30-3㈤
113 木菟 ◆1 みみずく ずく フクロウ科の鳥のうち、頭に耳状の羽毛をもつものの総称。ふつう、オオコノハズクを指す。夜間活動し、小動物を捕食。ツクトリ。=角鴟〈漢字ペディア〉
●H13-1㈤、H14-2㈤、H08-3㈤
114 水蠆 ◆1 やご やまめ トンボ類の幼虫。田や池などにすみ、小動物を捕食。羽化まで一〜三年かかる。〈漢字ペディア〉
●H09-2㈤、H18-1㈤、H25-2㈤
115 赤楝蛇 ◆1 やまかがし   ヤマカガシ科のヘビ。水辺や水田の周辺に多くすむ。背は褐色に黒斑(コクハン)が散在し、側面には紅色の斑点がある。有毒。=山楝蛇〈漢字ペディア〉
●H22-1㈤、H27-2㈤、H29-3㈤
116 虎耳草 ◆1 ゆきのした   ユキノシタ科の多年草。湿地に自生。全体に細毛があり、葉は厚く腎臓形。初夏、白色の五弁花をつける。葉は腫物(はれもの)や火傷(やけど)などの民間薬となる。=雪の下〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤、H13-3㈤、H25-3㈤
117 羊駝 ◆1 らま   ラクダ科の哺乳(ホニュウ)動物。南米のアンデス山地で家畜として飼育。背にこぶはなく、体高は一・二(メートル)ほど。荷物の運搬に用いる。肉は食用。アメリカラクダ。リャマ。〈漢字ペディア〉
●H17-3㈤、H23-2㈤、H28-1㈤
118 檸檬 ◆1 れもん   ミカン科の常緑低木。インド原産。果実は楕円(ダエン)形で、緑色から淡黄色に熟す。香りが高く、酸味が強い。果汁はビタミンCなどに富む。〈漢字ペディア〉
●H13-1㈤、H15-3㈤、H20-3㈤
119 公魚 ◆1 わかさぎ   キュウリウオ科の淡水魚。全長約一五(センチメートル)。背は淡青色で、腹は銀白色。結氷した湖での穴釣りは有名。食用。=若鷺、鰙〈漢字ペディア〉
●H15-3㈤、H18-1㈤、H23-1㈤
120 華盛頓 ◆1 わしんとん   アメリカ合衆国の首都。州に入らず、コロンビア特別区をつくる。国会議事堂・ホワイトハウスなどがある。=華府〈漢字ペディア〉
●H09-2㈤、H12-3㈤、H29-1㈤
121 白地 ◆1 あからさま   隠さずありのまま。はっきり。おおっぴら。〈漢字ペディア〉
●H19-3㈤、H21-3㈤
122 牽牛花 ◆1 あさがお   ヒルガオ科のつる性一年草。=朝顔〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤、H10-3㈤
123 海豹 ◆1 あざらし   アザラシ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。寒帯の海にすむ。足はひれ状で、オットセイに似る。皮と脂肪を利用。=水豹〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤、H17-2㈤
124 蛤仔 ◆1 あさり   マルスダレガイ科の二枚貝。=浅蜊〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤、H23-1㈤
125 八仙花 ◆1 あじさい   ユキノシタ科の落葉低木。=紫陽花〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H08-2㈤
126 四阿 ◆1 あずまや   四方の柱と屋根だけで壁のない小屋。庭園などの休憩所。=亭(チン)、東屋〈漢字ペディア〉
●H08-3㈤、H20-3㈤
127 牛膝 ◆1 いのこずち   ヒユ科の多年草。山野に自生。夏から秋、緑色の花穂をつける。実は人の衣服や動物の毛にくっつく。漢方では根を利尿や強精薬にする。〈漢字ペディア〉
●H20-2㈤、H24-2㈤
128 洋墨 ◆1 いんく いんき 文字を書いたり印刷したりするときに用いる色のついた液体。インキ。〈漢字ペディア〉
●H27-3㈤、H09-3㈤
129 泛子 ◆1 うき   #=浮子
1.釣り糸につけて水面にうかべ、魚がかかったことを知る目印。
2.魚網につけて浮かせ、網の場所を知るためのもの。〈漢字ペディア〉
●H19-1㈤、H23-2㈤
130 海胆 ◆1 うに   ウニ類の棘皮(キョクヒ)動物の総称。海底の岩の間にすみ、クリ(栗)のいがのようなとげをもつ。卵巣は食用。=海栗〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H06-1㈤
131 海鷂魚 ◆1 えい   エイ目の軟骨魚の総称。体はひし形で平たく、長い尾をもつ。=鱏〈漢字ペディア〉
●H09-3㈤、H21-2㈤
132 埃及 ◆1 えじぷと   アフリカ北東部の共和国。古代エジプト文明発祥の地で、ピラミッドやスフィンクスなどの遺跡が多い。首都はカイロ。〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H13-1㈤
133 狗母魚 ◆1 えそ   エソ科の海魚の総称。ふつうエソを指す。南日本の浅海に分布。体は細長く、鋭い歯がある。背面は黄褐色。上等なかまぼこの原料。=鱛〈漢字ペディア〉
●H22-1㈤、H25-2㈤
134 金雀児 ◆1 えにしだ   マメ科の落葉低木。ヨーロッパ原産。枝は緑色でしだれる。初夏、黄色の蝶(チョウ)形花を多数つける。=金雀枝〈漢字ペディア〉
●H14-1㈤、H20-2㈤
135 雪花菜 ◆1 おから きらず 豆腐を作るときのしぼりかす。うのはな。〈漢字ペディア〉
●H09-3㈤、H18-2㈤
136 蝌蚪 ◆1 おたまじゃくし   カエルの幼生。卵からかえってカエルになるまでの間。足はなく、尾だけで泳ぐ。=御玉杓子〈漢字ペディア〉
●H10-1㈤、H27-1㈤
137 自鳴琴 ◆1 おるごーる   ぜんまい仕掛けで、自動的に一定の旋律を繰り返し奏(かな)でる装置。〈漢字ペディア〉
●H17-1㈤、H29-2㈤
138 水手 ◆1 かこ   船を操る人。船乗り。=水夫〈漢字ペディア〉
●H23-3㈤、H25-2㈤
139 型録 ◆1 かたろぐ   商品などの目録や説明書。〈漢字ペディア〉
●H20-2㈤、H26-2㈤
140 松魚 ◆1 かつお   サバ科の海魚。=鰹、堅魚〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H27-3㈤
141 蛇舅母 ◆1 かなへび   カナヘビ科のトカゲ。日本特産で、草地にすむ。尾が長く全体に灰褐色。動きが素早く、昆虫などを捕食。カナチョロ。=金蛇〈漢字ペディア〉
●H23-2㈤、H26-3㈤
142 連枷 ◆1 からざお からさお イネ・麦・豆類を脱穀する農具。長い柄の先につけた打ち棒を回転させながら、打ち下ろして殻を取る。=殻竿〈漢字ペディア〉
●H21-2㈤、H26-1㈤
143 鱲子 ◆1 からすみ   ボラやサワラなどの卵巣を塩漬けにして圧搾・乾燥させた食品。=鱲〈漢字ペディア〉
●H15-2㈤、H17-1㈤
144 枸橘 ◆1 からたち からたちばな からたち…ミカン科の落葉低木。=枳殻、枳〈漢字ペディア〉
●H14-2㈤
145 魚狗 ◆1 かわせみ   カワセミ科の鳥。=翡翠、魚虎、水狗、川蟬〈漢字ペディア〉
●H22-1㈤、H28-3㈤
146 長尾驢 ◆1 かんがるー   カンガルー科の獣。〈当て字・難読語の辞典〉=袋鼠
●H11-1㈤、H13-3㈤
147 肌理 ◆1 きめ   1.皮膚や物の表面の細かいあや。
2.心くばりの行き届く度合。
3.もくめ。〈漢字ペディア〉
●H17-3㈤、H20-3㈤
148 山梔子 ◆1 くちなし   アカネ科の常緑低木。=梔子、卮子、梔〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤、H08-3㈤
149 海月 ◆1 くらげ   腔腸(コウチョウ)動物のうち浮遊生活をするものの一群の総称。=水母、海舌〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H06-2㈤
150 蚰蜒 ◆1 げじげじ げじ ゲジ目の節足動物の総称。暗い湿った所にすむ。ムカデに似るが、あしが長く、とれやすい。家屋内の小さな害虫を捕食する益虫。ゲジゲジ。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
151 沙蚕 ◆1 ごかい   ゴカイ科の環形動物。河口付近の泥底にすむ。体はムカデに似る。釣りのえさにする。〈漢字ペディア〉
●H08-2㈤、H20-3㈤
152 秋桜 ◆1 こすもす   キク科の一年草。メキシコ原産。葉は細かく羽状に裂ける。秋、白・淡紅・深紅などの頭花をつける。観賞用。〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H16-3㈤
153 月代 ◆1 さかやき   #=月額
1.平安時代、成人男子が冠の当たる額ぎわの頭髪を半月形にそり落としたこと。また、その部分。つきしろ。
2.江戸時代、成人男子が額から頭の中央にかけて髪をそり落としたこと。また、その部分。〈漢字ペディア〉
●H26-2㈤
154 栄螺 ◆1 さざえ   リュウテンサザエ科の巻貝。日本近海の岩礁にすむ。こぶし状で、太いとげのような突起をもつものが多い。食用。=拳螺、蠑螺〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H18-1㈤
155 大角豆 ◆1 ささげ ささぎ マメ科の一年草。中央アフリカ原産。夏、淡紫色の蝶(チョウ)形の花が咲き、長いさやをつける。種子と若いさやは食用。〈漢字ペディア〉
●H12-1㈤、H22-2㈤
156 青花魚 ◆1 さば   サバ科の海魚。=青魚、鯖〈漢字ペディア〉
●H19-3㈤、H29-3㈤
157 蝲蛄 ◆1 ざりがに   ザリガニ科のエビ。日本特産で、北海道や東北の川や沼にすみ、一対の大きなはさみをもつ。エビガニ。〈漢字ペディア〉
●H15-3㈤、H18-2㈤
158 紫薇 ◆1 さるすべり   ミソハギ科の落葉高木。=百日紅、猿滑、怕痒樹〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H29-1㈤
159 胡孫眼 ◆1 さるのこしかけ   サルノコシカケ科のキノコの総称。木の幹に水平に寄生する。半円形で、乾くと非常にかたい。細工用・薬用。=猿の腰掛〈漢字ペディア〉
●H24-1㈤、H28-2㈤
160 鬼頭魚 ◆1 しいら   シイラ科の海魚。暖海に分布。体長は二(メートル)近くになる。体は青緑色で黒く小さな斑点(ハンテン)があり、大きな背びれをもつ。夏に美味。=勒魚〈漢字ペディア〉
●H22-3㈤、H25-2㈤
161 望潮 ◆1 しおまねき   スナガニ科のカニ。有明海に多くすむ。雄のはさみは片方がきわめて大きい。砕いて塩辛にする。=潮招き〈漢字ペディア〉
●H26-2㈤、H28-2㈤
162 羊歯 ◆1 しだ   シダ植物の総称。正月の飾りに用いるウラジロを指すことが多い。シノブ・ワラビ・ゼンマイなどを含め、世界に約一万種。=歯朶〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤、H13-3㈤
163 雪特尼 ◆1 しどにー   オーストラリア南東部の港湾都市。ニューサウスウェールズ州の州都で、同国最大の商工業都市。羊毛・小麦・石炭などを輸出。世界三大美港の一。〈大辞林〉
●H07-3㈤、H12-2㈤
164 紙魚 ◆1 しみ   シミ科の昆虫の総称。=衣魚、蠹魚〈漢字ペディア〉
●H23-2㈤、H29-3㈤
165 青竜蝦 ◆1 しゃこ   シャコ科の甲殻類。=蝦蛄〈漢字ペディア〉
●H21-1㈤、H27-2㈤
166 耶悉茗 ◆1 じゃすみん   モクセイ科ソケイ属の植物の総称。=素馨〈漢字ペディア〉
●H19-3㈤、H23-1㈤
167 軍鶏 ◆1 しゃも   ニワトリの一種。くちばしが鋭く、首が長い。あしは太く大きな蹴爪(けづめ)をもつ。闘鶏(トウケイ)用。食用にもする。〈漢字ペディア〉
●H18-3㈤、H22-2㈤
168 三鞭酒 ◆1 しゃんぱん しゃんぺん 炭酸の入った白ブドウ酒。祝い事などに飲む。シャンペン。〈漢字ペディア〉
●H10-3㈤、H30-2㈤
169 儒艮 ◆1 じゅごん   ジュゴン科の哺乳(ホニュウ)動物。インド洋など熱帯の海にすむ。沖縄にも現れ、天然記念物。体は紡錘形(ボウスイケイ)で、全長約三(メートル)にも達する。前肢や尾びれは横に平たい。海草を食べる。ザンノイオ。〈漢字ペディア〉
●H24-2㈤、H28-2㈤
170 新嘉坡 ◆1 しんがぽーる   マレー半島最南端のシンガポール島とその周辺の島からなる共和国。また、その首都。中継貿易が盛ん。〈漢字ペディア〉
●H08-1㈤、H10-3㈤
171 忍冬 ◆1 すいかずら   スイカズラ科のつる性常緑低木。山野に自生。初夏、甘い香りの白い筒形の花をつける。葉は利尿や解熱剤に用いる。=荵冬〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H18-3㈤
172 瑞典 ◆1 すうぇーでん   スカンジナビア半島の東部を占める立憲君主国。社会保障制度が発達している。首都はストックホルム。〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤、H12-2㈤
173 金鐘児 ◆1 すずむし   スズムシ科の昆虫。本州以南の草むらにすむ。初秋、雄は前ばねをすり合わせて「リーンリーン」と鳴く。=鈴虫〈漢字ペディア〉
●H27-2㈤、H29-1㈤
174 塞爾維 ◆1 せるびあ   バルカン半島中央部に位置し、ドナウ川によって黒海に通じる内陸国。2003年モンテネグロと連合国家セルビア━モンテネグロを構成。06年モンテネグロの独立により、連合国家の承継国となる。小麦・トウモロコシを産し、銅・鉛など地下資源にも富む。主要言語はセルビア語。首都ベオグラード。面積8万8千平方キロメートル。人口940万(2006)。正称、セルビア共和国。〈大辞林〉
●H07-3㈤、H11-2㈤
175 鳳尾松 ◆1 そてつ   ソテツ科の常緑低木。=蘇鉄、鉄蕉、鉄樹〈漢字ペディア〉
●H22-2㈤、H26-1㈤
176 日照雨 ◆1 そばえ   ある所だけに降っている雨。かたしぐれ。=戯へ〈大辞林〉
●H24-2㈤、H28-1㈤
177 水爬虫 ◆1 たがめ   タガメ科の昆虫。水田や池沼にすむ。長卵形で平たく、淡褐色。強大な前あしでイモリ・魚・昆虫などを捕まえ、体液を吸う。=田鼈〈漢字ペディア〉
●H21-2㈤、H27-3㈤
178 蹈鞴 ◆1 たたら   足で踏み、風を送る大きなふいご。砂鉄の製錬や鋳物製造などに用いる。=踏鞴〈漢字ペディア〉
●H10-1㈤、H19-3㈤
179 殺陣 ◆1 たて   映画や演劇で、斬(き)り合いの場面や演技。立ち回り。〈漢字ペディア〉
●H12-1㈤、H19-2㈤
180 萵苣 ◆1 ちしゃ ちさ キク科の一年草、または二年草。原産地は地中海沿岸ほか諸説ある。野菜として栽培。結球するものをレタスといい、結球しないものをサラダナという。〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤、H29-1㈤
181 西蔵 ◆1 ちべっと   中国の南西部を占める自治区。パミール高原の東にある高原地帯で、ヒツジやヤクなどの牧畜が盛ん。区都はラサ。〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤、H14-2㈤
182 矮鶏 ◆1 ちゃぼ   ニワトリの一品種。尾羽が直立し、あしがきわめて短い。愛玩(アイガン)用。〈漢字ペディア〉
●H16-1㈤
183 哨吶 ◆1 ちゃるめら ちゃるめる 表に穴が七つある、ラッパに似た木管楽器。屋台のラーメン屋などが吹く。唐人笛。=太平簫〈漢字ペディア〉
●H10-1㈤、H19-1㈤
184 草石蚕 ◆1 ちょろぎ   シソ科の多年草。中国原産。秋、紅紫色の花をつける。地下にできる巻貝のような白い塊茎は食用。赤く染め、正月料理の黒豆の上に飾る。=玉環菜、甘露子〈漢字ペディア〉
●H24-1㈤、H26-3㈤
185 躑躅 ◆1 つつじ   ツツジ科の常緑または落葉低木の総称。山地に自生。観賞用に栽培もされ、園芸品種が多い。春、白・紅・紫色などのラッパ形の美しい花をつける。=映山紅〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤
186 海嘯 ◆1 つなみ   海底地震や噴火により、急に海岸をおそう高い波。=津波、津浪〈漢字ペディア〉
●H07-3㈤、H11-3㈤
187 山茶 ◆1 つばき   ツバキ科の常緑高木。=椿、海石榴〈漢字ペディア〉
●H22-2㈤、H28-2㈤
188 雀鷂 ◆1 つみ   タカ科の鳥。低山の林で繁殖し、冬は南方に渡る。日本のタカ類で最も小さい。雄は雌より小さく、「エッサイ」と呼ぶ。=雀鷹〈漢字ペディア〉
●H27-1㈤、H28-3㈤
189 瓢虫 ◆1 てんとうむし   テントウムシ科の甲虫の総称。体長約七(ミリメートル)で、半球形。黄または赤の地に黒い斑点(ハンテン)のあるものが多い。=紅娘、天道虫〈漢字ペディア〉
●H17-3㈤、H22-3㈤
190 礬水 ◆1 どうさ   膠(にかわ)と明礬(ミョウバン)を水に溶かした液体。和紙や絹地の表面にひいて、墨や絵の具などがにじむのを防ぐ。=陶砂〈漢字ペディア〉
●H26-3㈤、H29-3㈤
191 玉蜀黍 ◆1 とうもろこし   イネ科の一年草。中南米原産。コムギ・イネとともに世界三大穀物の一つ。タマキビ。トウキビ。ナンバンキビ。〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤、H11-2㈤
192 朱鷺 ◆1 とき   トキ科の鳥。=鴇、鵇、鴾、桃花鳥〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H23-3㈤
193 褞袍 ◆1 どてら   綿を入れた広袖(ひろそで)の着物。=縕袍〈漢字ペディア〉
●H16-2㈤、H24-2㈤
194 草烏頭 ◆1 とりかぶと   キンポウゲ科の多年草。=鳥兜、鳥甲〈漢字ペディア〉
●H25-3㈤、H27-2㈤
195 茄子 ◆1 なす なすび ナス科の一年草。インド原産。葉は楕円(ダエン)形で、夏から秋にかけて紫色の花が咲く。濃紫色の実は丸形や長楕円形など多様。食用。=茄〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤
196 瞿麦 ◆1 なでしこ せきちく なでしこ…ナデシコ科の多年草。=撫子〈漢字ペディア〉
せきちく…ナデシコ科の多年草。=石竹〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H06-3㈤
197 仮漆 ◆1 にす わにす ワニスの略。樹脂をアルコールなどで溶いた、光沢のある透明な塗料。〈漢字ペディア〉
●H22-2㈤、H26-1㈤
198 新西蘭 ◆1 にゅーじーらんど   オーストラリアの南東沖にあるイギリス連邦に属する国。南島と北島の二つの島と周辺の小島からなる。羊毛や乳製品などの世界的な産地。首都はウェリントン。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H06-3㈤
199 直衣 ◆1 のうし なおし 平安時代以降の、天皇や貴族の平服。ふつう烏帽子(えぼし)と指貫(さしぬき)の袴(はかま)を着ける。勅許を得た者は直衣のままで参内できた。〈漢字ペディア〉
●H21-1㈤、H24-1㈤
200 凌霄花 ◆1 のうぜんかずら   ノウゼンカズラ科のつる性落葉樹。中国原産。つるは一夏に三〜五(メートル)も生長する。葉は羽状複葉。夏、枝先に黄赤色のラッパ形の花を多数つける。観賞用。〈漢字ペディア〉
●H09-2㈤、H12-1㈤
201 諾威 ◆1 のるうぇー   ヨーロッパ北部、スカンジナビア半島西部にある立憲君主国。森林資源に恵まれ、木材やパルプを産出。水産業が盛ん。首都はオスロ。〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤、H12-3㈤
202 狼煙 ◆1 のろし   #=烽、燧、烽火
1.昔、急な出来事を知らせる合図に火を燃やして上げた煙。
2.大きな事を起こす合図。〈漢字ペディア〉
●H22-3㈤、H24-3㈤
203 高襟 ◆1 はいから   物事が西洋風や都会風で、目新しいこと。西洋風をきどったり、目新しいものを好んだりすること。また、その人。〈漢字ペディア〉
●H22-3㈤、H28-3㈤
204 鳳梨 ◆1 ぱいなっぷる   パイナップル科の多年草。熱帯アメリカ原産。葉は剣形。果実は長さ約二〇(センチメートル)の松かさ状で、香りがよく多汁。アナナス。〈漢字ペディア〉
●H11-3㈤、H24-1㈤
205 繁縷 ◆1 はこべ はこべら ナデシコ科の二年草。道端に自生。春から夏、白い小さな五弁花をつける。春の七草の一つ。=鶏腸草〈漢字ペディア〉
●H12-3㈤、H21-3㈤
206 燭魚 ◆1 はたはた   ハタハタ科の海魚。=雷魚、鱩、鰰〈漢字ペディア〉
●H14-1㈤、H17-2㈤
207 甘蕉 ◆1 ばなな   バショウ科の多年草。熱帯で栽培。葉は大きく楕円(ダエン)形。果実は黄色く熟し、香りがよくあまい。食用。〈漢字ペディア〉
●H19-3㈤、H21-2㈤
208 聖林 ◆1 はりうっど   アメリカ合衆国、カリフォルニア州ロサンゼルス市北西部の地区。世界的な映画の都として有名。〈漢字ペディア〉
●H13-3㈤、H29-3㈤
209 巴勒斯旦 ◆1 ぱれすちな ぱれすたいん 出典不明。
●H09-1㈤、H12-3㈤
210 麺麭 ◆1 ぱん   1.小麦粉に水とイーストを加えてこね、発酵させて焼いた食品。
2.生活の糧(かて)のたとえ。〈漢字ペディア〉
●H08-2㈤、H28-1㈤
211 魚籠 ◆1 びく   釣りなどのとき、とった魚を入れるかご。=魚籃〈漢字ペディア〉
●H07-3㈤、H16-1㈤
212 芬蘭 ◆1 ふぃんらんど   ヨーロッパ北部、スカンジナビア半島にある共和国。森林が国土の大半を占める。首都はヘルシンキ。〈漢字ペディア〉
●H08-3㈤、H13-2㈤
213 雲脂 ◆1 ふけ   頭皮の分泌物が乾いてうろこ状になってはがれ落ちたもの。=頭垢〈漢字ペディア〉
●H15-2㈤
214 鉄葉 ◆1 ぶりき   錫(すず)でめっきした薄い鉄板。=錻力、錻〈漢字ペディア〉
●H25-3㈤、H27-2㈤
215 天糸瓜 ◆1 へちま   ウリ科のつる性一年草。=糸瓜〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤、H25-2㈤
216 白耳義 ◆1 べるぎー   ヨーロッパ北西部の立憲君主国。北海に臨み、オランダとフランスの間に位置する。首都はブリュッセル。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H13-3㈤
217 竹麦魚 ◆1 ほうぼう   ホウボウ科の海魚。沿岸の砂底にすむ。体は赤紫色。胸びれの変化した三本の指状のもので海底をはい、浮き袋で音を出す。食用で美味。〈漢字ペディア〉
●H25-3㈤、H28-3㈤
218 行器 ◆1 ほかい   昔、食物を入れて運ぶのに用いた容器。木製で形は丸く、蓋(ふた)と三本の脚がついている。=外居〈漢字ペディア〉
●H20-1㈤、H26-3㈤
219 山小菜 ◆1 ほたるぶくろ   キキョウ科の多年草。=蛍袋〈漢字ペディア〉
●H26-1㈤、H28-1㈤
220 杜宇 ◆1 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。初夏、日本に渡来し、初秋に東南アジアに渡る。背面は灰褐色、腹面は白地に黒の横斑(オウハン)がある。山林で繁殖するが、ウグイスなどの巣に托卵(タクラン)(他の鳥の巣に産卵して育ててもらうこと)する。「テッペンカケタカ」「トッキョキョカキョク」などと鳴く。古くから日本人に愛され、別表記・別称も多く、和歌などの文学にも数多く登場する。ウヅキドリ。サナエドリ。イモセドリ。タオサドリ。アヤメドリ。=鵑、杜鵑、不如帰、子規、時鳥、郭公、蜀魂、蜀魄、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
●H24-3㈤、H28-1㈤
221 老海鼠 ◆1 ほや   ホヤ類の原索(ゲンサク)動物の総称。=海鞘〈漢字ペディア〉
●H13-3㈤、H25-3㈤
222 吹螺 ◆1 ほらがい   フジツガイ科の巻貝。=法螺貝、梭尾螺、宝螺貝〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤、H30-2㈤
223 馬尾藻 ◆1 ほんだわら   褐藻類ホンダワラ科の海藻。浅海の岩に生育。よく分枝し、米俵形の気泡を多くつける。正月の飾りや飼料用。また、食用。ホダワラ。=神馬藻〈漢字ペディア〉
●H21-1㈤、H24-1㈤
224 孟買 ◆1 ぼんべい   ムンバイの旧称。インド西部にあるアラビア海に面した港湾都市。工業・商業の中心地。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤、H13-2㈤
225 蜈蚣 ◆1 むかで   ムカデ類の節足動物の総称。=百足〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H30-1㈤
226 墨西哥 ◆1 めきしこ   北アメリカ大陸南部にある連邦共和国。古くはマヤ文明やアステカ文明が繁栄。一八二一年スペインから独立した。首都はメキシコシティ。〈漢字ペディア〉
●H08-2㈤、H13-1㈤
227 繡眼児 ◆1 めじろ   メジロ科の小鳥。山林にすみ、冬は都会にも飛来する。スズメよりやや小さく、背面は黄緑色で、目のまわりに白い縁取りがある。鳴き声が美しい。=目白〈漢字ペディア〉
●H23-1㈤、H29-1㈤
228 莫大小 ◆1 めりやす   綿糸や毛糸などを、機械でよくのびちぢみするように編んだ布地。=目利安〈漢字ペディア〉
●H15-2㈤、H17-3㈤
229 虎落 ◆1 もがり   1.竹をななめに組み、縄で結びつけた柵(サク)や垣根。
2.枝のついたタケを並べた物干し。特に、染め物屋で使われた。〈漢字ペディア〉
●H08-1㈤、H15-2㈤
230 厚皮香 ◆1 もっこく   ツバキ科の常緑高木。=木斛〈漢字ペディア〉
●H25-2㈤、H27-3㈤
231 紅絹 ◆1 もみ   紅色に染めた無地の絹布。女性の着物の裏地に用いる。ほんもみ。⇔白絹、=紅〈漢字ペディア〉
●H24-3㈤、H27-2㈤
232 九面芋 ◆1 やつがしら   サトイモの一品種。親芋を中心に小芋がたくさんできて大きな塊となる。茎と芋は食用。=八頭〈漢字ペディア〉
●H20-3㈤、H27-1㈤
233 冬眠鼠 ◆1 やまね   ヤマネ科の哺乳(ホニュウ)動物。=山鼠〈漢字ペディア〉
●H24-3㈤、H30-3㈤
234 葦雀 ◆1 よしきり   ヒタキ科の鳥。アシの中にすみ、「ギョギョシ」とやかましく鳴く。ギョウギョウシ。ヨシワラスズメ。=葦切、葭切〈漢字ペディア〉
●H24-2㈤、H30-3㈤
235 猟虎 ◆1 らっこ   イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。北太平洋にすむ。体は黒褐色。後ろ足はひれ状で、泳ぎが得意。海面に浮き、腹の上で石を使って貝類やウニなどを割って食べる。毛皮は良質。=海獺、海猟、獺虎〈漢字ペディア〉
●H10-3㈤、H14-3㈤
236 羅府 ◆1 ろさんぜるす   アメリカ合衆国南西部、カリフォルニア州南部に位置し、太平洋に面した大都市。近くにハリウッドやディズニーランドがある。ロス。〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H12-1㈤
237 俄羅斯 ◆1 ろしあ   #=露西亜、魯西亜
出典不明。
●H11-1㈤、H14-2㈤
238 山葵 ◆1 わさび   アブラナ科の多年草。日本特産。渓流に自生し、栽培もする。葉はハート形で、根茎は太い。全体に強い辛味と香気がある。根茎は香辛料、葉と花は食用。〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤、H06-2㈤
239 鮎魚女 ◆1 あいなめ   アイナメ科の海魚。近海の岩礁にすむ。体色は黄褐色や緑褐色。美味。アブラメ。=鮎並〈漢字ペディア〉
●H15-3㈤
240 阿耳蘭 ◆1 あいるらんど   #=愛蘭
出典不明。
●H12-2㈤
241 石蓴 ◆1 あおさ   緑藻類アオサ科の海藻。海岸の岩に着生。鮮緑色で平たい。アオノリに似て、縁にひだがある。食用や飼料用。〈漢字ペディア〉
●H29-3㈤
242 水綿 ◆1 あおみどろ   緑藻類ホシミドロ科の淡水藻。春から夏にかけて、水田や池沼に糸状にもつれあって浮かぶ。=青味泥〈漢字ペディア〉
●H28-1㈤
243 障泥 ◆1 あおり   ウマの横腹とあぶみの間に垂らしてウマの足からとぶ泥をよける馬具。ふつう円形であったが、武官は方形のものを用いた。=泥障〈漢字ペディア〉
●H26-2㈤
244 鳳蝶 ◆1 あげはちょう   アゲハチョウ科のチョウの総称。=揚羽蝶〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤
245 木通 ◆1 あけび   アケビ科のつる性落葉低木。山地に自生。春、薄紫色の小花をつけ、楕円(ダエン)形の果実を結ぶ。果実は熟すと縦に割れる。果肉は甘く、食用。つるは細工物用。=通草、丁翁、山女〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤
246 通草 ◆1 あけび   アケビ科のつる性落葉低木。=木通、丁翁、山女〈漢字ペディア〉
●H14-3㈤
247 鹹草 ◆1 あしたば   セリ科の多年草。伊豆諸島など暖地の海岸に自生。葉は大きく羽状でやわらかく、食用。今日つんでも明日にはもう葉が出るといわれるほど発育が速い。ハチジョウソウ。〈漢字ペディア〉
●H13-1㈤
248 羅漢柏 ◆1 あすなろ あすはひのき ヒノキ科の常緑高木。=翌檜〈漢字ペディア〉
●H14-2㈤
249 土瀝青 ◆1 あすふぁると   〈当て字・難読語の辞典〉
●H11-1㈤
250 亜典 ◆1 あてね   出典不明。
●H05-1㈤
251 雅典 ◆1 あてね   ギリシャ共和国の首都。古代ギリシャ文化の中心地。パルテノン神殿など遺跡が多い。=亜典〈漢字ペディア〉
●H10-3㈤
252 家鴨 ◆1 あひる   カモ科の鳥。マガモを家畜として改良したもの。翼が小さく飛ぶことはできないが泳ぎは巧み。卵と肉は食用。=鶩〈漢字ペディア〉
●H28-2㈤
253 天魚 ◆1 あまご   サケ科の淡水魚。ビワマスの陸封型といわれる。本州中部以南の河川の上流にすむ。ヤマメに似るが、体側に赤色の斑点(ハンテン)が並ぶ。美味。=甘子〈漢字ペディア〉
●H30-1㈤
254 亜馬森 ◆1 あまぞん   出典不明。
●H10-1㈤
255 廈門 ◆1 あもい   中国福建省南東部にある港湾商工業都市。古くは海賊や密貿易の拠点。一八四二年、南京(ナンキン)条約で五港の一つとして開港。〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤
256 年魚 ◆1 あゆ   アユ科の淡水魚。=鮎、香魚、記月魚〈漢字ペディア〉
●H19-2㈤
257 亜爾然丁 ◆1 あるぜんちん   南アメリカ南東部の大西洋に面した共和国。牧畜が盛ん。首都はブエノスアイレス。〈漢字ペディア〉
●H08-2㈤
258 諳厄里亜 ◆1 いぎりす いんぐらんど いぎりす…=英吉利〈漢字ペディア〉
いんぐらんど…=英倫、英蘭土〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤
259 交喙 ◆1 いすか   アトリ科の鳥。北半球の北部にすみ、秋、日本に渡来する。雄は赤褐色で、雌は黄緑色。くちばしがねじれて上下に交差しており、松の実などを食べるのに適する。=鶍〈漢字ペディア〉
●H24-1㈤
260 菟葵 ◆1 いそぎんちゃく   イソギンチャク目の腔腸(コウチョウ)動物の総称。=磯巾着〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤
261 蠑螈 ◆1 いもり   イモリ科の両生類。=井守〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
262 熬海鼠 ◆1 いりこ   ナマコの腸(はらわた)を取り除き、塩水でゆでて干したもの。中国料理の材料などに用いる。=海参、煎海鼠〈漢字ペディア〉
●H28-1㈤
263 海豚 ◆1 いるか   クジラ類のうち小形のハクジラの総称。体長は一〜五(メートル)で口先がとがり、背は黒色、腹は白色。知能が高い。〈漢字ペディア〉
●H28-3㈤
264 文身 ◆1 いれずみ   1.肌に針や刃物で傷をつけて色素を入れ、文字・模様・絵などを彫りつけること。彫り物。仕事師や遊び人などの間で行われた。=刺青、入れ墨
2.顔や腕に墨汁を刺し入れて、前科者の印としたもの。=黥〈漢字ペディア〉
●H25-1㈤
265 鸚哥 ◆1 いんこ   オウム科の鳥のなかで、小形で羽の美しいものの総称。熱帯原産で、飼い鳥にされる。=音呼〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤
266 応帝亜 ◆1 いんど   #=印度
出典不明。
●H06-1㈤
267 維納 ◆1 うぃーん   オーストリア共和国の首都。ドナウ川の南岸にあり、中部ヨーロッパの文化の中心。音楽の都として有名。=維也納〈漢字ペディア〉
●H08-2㈤
268 維也納 ◆1 うぃーん   オーストリア共和国の首都。ドナウ川右岸に発達した文化都市で、音楽の都、森の都として有名。=維納〈日本国語大辞典〉
●H14-2㈤
269 回鶻 ◆1 ういぐる   中国の唐から元・宋にかけての時代にモンゴル高原などで活躍したトルコ系の民族。その後内乱などで四散し、現在は新疆(シンキョウ)ウイグル自治区の主要な構成民族。〈漢字ペディア〉
●H30-3㈤
270 石斑魚 ◆1 うぐい   コイ科の淡水魚。川や湖にすむが、海へ下るものもある。体は細長く、背は暗緑褐色で、腹は銀白色。繁殖期には腹部に三本の赤い縦じまが現れる。アカハラ。ハヤ。=鯎、鯏〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
271 春告鳥 ◆1 うぐいす   出典不明。
●H06-3㈤
272 烏克蘭 ◆1 うくらいな   ヨーロッパ東部、黒海北岸に臨むチェルノーゼム地帯を占める共和国。小麦の大生産地。石炭・鉄鉱資源に恵まれ重化学工業が発達。住民の多くはウクライナ人。1991年12月ソビエト連邦の解体により独立。首都キエフ。面積60万4千平方キロメートル。人口4650万(2005)。別名、小ロシア。正称、ウクライナ。〈大辞林〉
●H08-1㈤
273 五加 ◆1 うこぎ   ウコギ科の落葉低木。中国原産。幹には鋭いとげがある。初夏、黄緑色の小花を半球状につける。根皮は漢方で強壮薬。=五加木〈漢字ペディア〉
●H28-1㈤
274 髻華 ◆1 うず   古代、草木の花・葉・枝、また造花などを髪や冠にさして飾りとしたもの。かざし。〈漢字ペディア〉
●H30-2㈤
275 産土 ◆1 うぶすな   1.生まれた土地。生地。
2.「産土神(うぶすながみ)」の略。〈漢字ペディア〉
●H29-2㈤
276 浦塩斯徳 ◆1 うらじおすとく   ロシア連邦、沿海州南端部の日本海に臨む港湾都市。シベリア鉄道の終点。軍港・漁業基地だが、冬季は結氷する。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
277 哀瓜多 ◆1 えくあどる   出典不明。
●H12-1㈤
278 択捉 ◆1 えとろふ   北海道の東方沖にある、千島(ちしま)列島の最大の島。江戸時代から知られ、日露和親条約により日本領。第二次大戦後、ロシア連邦の統治下にある。〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤
279 金雀枝 ◆1 えにしだ   マメ科の落葉低木。ヨーロッパ原産。枝は緑色でしだれる。初夏、黄色の蝶(チョウ)形花を多数つける。=金雀児〈漢字ペディア〉
●H26-3㈤
280 耶路撒冷 ◆1 えるされむ   イスラエル国の首都(国際的には未承認)。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地。旧市街である東エルサレムはヨルダン領であったが1967年イスラエルが併合を宣言。イェルサレム。〈大辞林〉
●H13-1㈤
281 牛津 ◆1 おっくすふぉーど   イギリスのロンドンの北西、テムズ川に面した都市。オックスフォード大学がある。〈漢字ペディア〉
●H09-3㈤
282 膃肭臍 ◆1 おっとせい   アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物。北太平洋にすむ。体は流線形で、あしはひれ状。毛皮や肉を利用する。=海狗〈漢字ペディア〉
●H09-1㈤
283 鉄漿 ◆1 おはぐろ かね おはぐろ…歯を黒く染めること。また、それに使う液。奈良時代に上流の女性の間で始まり、平安後期には貴族の男性も行った。江戸時代には既婚の女性のしるしとなった。かねつけ。=御歯黒〈漢字ペディア〉
かね…鉄片を酢などにひたして作った、おはぐろに用いる液。〈漢字ペディア〉
●H08-3㈤
284 和蘭 ◆1 おらんだ   ヨーロッパ大陸北西部にある立憲君主国。国土の四分の一は海面よりも低い。首都はアムステルダム。鎖国時代の日本に大きな影響を及ぼした。=和蘭陀、阿蘭陀〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤
285 牡蠣 ◆1 かき   イタボガキ科の二枚貝の総称。沿岸の岩場にすむ。殻は岩に付着するほうは丸く、ふたの役割をするほうは平ら。肉は美味で栄養に富む。殻は肥料用・養鶏飼料用。=蠣〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
286 燕子花 ◆1 かきつばた   アヤメ科の多年草。=杜若〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤
287 金襖子 ◆1 かじかがえる かじか アオガエル科のカエル。渓流の岩間にすむ。体は灰褐色で暗褐色の模様があり、指先に吸盤がある。初夏、雄は美しい声で鳴く。カジカ。=河鹿蛙〈漢字ペディア〉
●H28-1㈤
288 旗魚 ◆1 かじき かじきまぐろ マカジキ科とメカジキ科の海魚の総称。熱帯から温帯の外洋に分布。体はマグロに似るが、上あごが長く突き出ている。カジキマグロ。食用。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
289 克什米爾 ◆1 かしみーる   出典不明。
●H14-1㈤
290 堅魚 ◆1 かつお   サバ科の海魚。=鰹〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤
291 蕪菁 ◆1 かぶ かぶら アブラナ科の二年草。古く中国から渡来し、野菜として栽培。根は平たい球形で、白色のほか、紅色・紫色もある。根・葉は食用。スズナ。=蕪〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤
292 加布爾 ◆1 かぶーる   出典不明。
●H13-3㈤
293 堪塞加 ◆1 かむちゃっか   #=嘉無薩加
出典不明。
●H10-2㈤
294 羚羊 ◆1 かもしか   ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。=羚、氈鹿〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
295 枳殻 ◆1 からたち   ミカン科の落葉低木。中国原産。とげが多く、生け垣にする。春、白色の五弁花をつけ、球形の実を結ぶ。実は芳香があり黄熟するが、食用にはならない。〈漢字ペディア〉
●H16-1㈤
296 甲谷陀 ◆1 かるかった   出典不明。
●H04-1㈤
297 王余魚 ◆1 かれい   カレイ科の海魚の総称。=鰈〈漢字ペディア〉
●H29-1㈤
298 柬蒲寨 ◆1 かんぼじあ   インドシナ半島の南東部にある国。住民はおもにクメール人で仏教徒。アンコールワットなどの遺跡がある。首都はプノンペン。=柬埔寨〈漢字ペディア〉
●H09-2㈤
299 懸鉤子 ◆1 きいちご   バラ科の落葉小低木の総称。=木苺〈漢字ペディア〉
●H30-3㈤
300 煙管 ◆1 きせる   1.きざみタバコをつめ、火をつけて吸う道具。
2.鉄道で、途中の一部の区間をただ乗りする不正乗車。〈漢字ペディア〉
●H23-3㈤
301 螽斯 ◆1 きりぎりす   #=螽、蛬、蟋蟀
1.キリギリス科の昆虫。草地にすむ。体は緑色または褐色。長い糸状の触角をもつ。夏から秋、雄は「チョンギース」と鳴く。ハタオリ。ギッチョ。ギス。
2.コオロギの古名。〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤
302 希臘 ◆1 ぎりしゃ   ヨーロッパ南東部の共和国。バルカン半島南端部とエーゲ海の島々からなる。古代ギリシャ文明発祥の地。首都はアテネ。〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤
303 科威都 ◆1 くうぇーと   1.アラビア半島北部、ペルシャ湾に臨む首長国。立憲君主制。一九世紀末からイギリスの保護国であったが、1961年に独立。全土が砂漠で、世界有数の石油産出国。住民はアラブ人で、イスラム教を奉じる。首都クウェート。面積1万8千平方キロメートル。人口270万(2005)。正称、クウェート国。
2.@の首都。ペルシャ湾奥の港湾都市。石油の輸出と中継貿易が盛ん。〈大辞林〉
●H10-1㈤
304 梔子 ◆1 くちなし   アカネ科の常緑低木。暖地に自生。夏、芳香のある白色の花をつける。実は黄色の染料となる。=山梔子、卮子、梔〈漢字ペディア〉
●H15-2㈤
305 聒々児 ◆1 くつわむし   クツワムシ科の昆虫の総称。=轡虫〈漢字ペディア〉
●H17-1㈤
306 茱萸 ◆1 ぐみ   グミ科の植物の総称。葉や花には細かい毛が密生。果実は赤く熟し渋味があるが、食用になる。=胡頽子〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤
307 緑威 ◆1 ぐりにっじ   ロンドン市東部の住宅地区。テムズ川南岸にある。グリニッジ天文台のもとの所在地。今もこの地を通る経線を本初子午線とし経度の基点とする。〈大辞林〉
●H11-2㈤
308 呉呂茶 ◆1 くろあちあ   出典不明。
●H10-1㈤
309 鉤樟 ◆1 くろもじ   クスノキ科の落葉低木。=黒文字、烏樟〈漢字ペディア〉
●H30-3㈤
310 竜蝨 ◆1 げんごろう   ゲンゴロウ科の昆虫。各地の池や沼などにすむ。体は長い卵形で平たい。背面は緑色をおびた黒色で光沢がある。昆虫や小魚を捕食。=源五郎〈漢字ペディア〉
●H23-1㈤
311 金漆 ◆1 こしあぶら   #=漉油
1.ウコギ科の落葉高木。山地に自生。葉はてのひら状の複葉。樹皮は灰色。夏に黄白色の小花を球状につけ、黒色の実を結ぶ。
2.@の樹脂で作った塗料。〈漢字ペディア〉
●H29-2㈤
312 海鼠腸 ◆1 このわた   ナマコのはらわたを塩漬けにした食品。〈漢字ペディア〉
●H10-3㈤
313 戈壁 ◆1 ごび   モンゴルから中国北部に広がる高原の大砂漠。ゴビ砂漠。〈漢字ペディア〉
●H08-1㈤
314 氷下魚 ◆1 こまい   タラ科の海魚。北海道以北の日本海と太平洋沿岸にすむ。タラに似るが小形。氷に穴をあけて釣る。食用。=氷魚〈漢字ペディア〉
●H23-3㈤
315 紙撚 ◆1 こより   細長く切った和紙をよってひも状にしたもの。かんぜより。=紙縒、紙捻〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤
316 可倫比亜 ◆1 ころんびあ   南アメリカ北西部にある共和国。農業が盛んでコーヒーの産地。首都ボゴタ。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
317 骰子 ◆1 さいころ   小さな立方体の各面に、一から六までの目を記した遊び道具。ゲームや賭博(トバク)などに用いる。さい。=賽子〈漢字ペディア〉
●H11-2㈤
318 柘榴 ◆1 ざくろ   ザクロ科の落葉小高木。=石榴、安石榴〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
319 石榴 ◆1 ざくろ   ザクロ科の落葉小高木。西アジア原産。初夏、鮮紅色の花をつけ、球形の果実を結ぶ。果実は熟すと不規則に裂ける。種皮は食用。=柘榴、安石榴〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤
320 山茶花 ◆1 さざんか   ツバキ科の常緑小高木。暖地の山地に自生。晩秋から冬、白や紅色の花をつける。花びらはばらばらに散る。種子から油をとる。=茶梅〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤
321 番紅花 ◆1 さふらん   アヤメ科の多年草。南ヨーロッパ原産。秋、線形の葉を出し、淡紫色の六弁花をつける。赤い三本の花柱を乾燥させ、薬用・香料・黄色染料とする。〈漢字ペディア〉
●H13-1㈤
322 仙人掌 ◆1 さぼてん   サボテン科の植物の総称。アメリカ大陸原産。葉は針状。茎は多肉質で、球形・円柱形などさまざま。ラッパ形の美しい花をつけるものが多い。シャボテン。カクタス。=覇王樹〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤
323 覇王樹 ◆1 さぼてん   サボテン科の植物の総称。=仙人掌〈漢字ペディア〉
●H08-2㈤
324 針魚 ◆1 さより   サヨリ科の海魚。=細魚〈漢字ペディア〉
●H09-2㈤
325 百日紅 ◆1 さるすべり   ミソハギ科の落葉高木。中国原産。樹皮ははげやすい。夏、紅・紫・白色のちぢれた六弁花を多数つける。観賞用。=紫薇、猿滑、怕痒樹〈漢字ペディア〉
●H24-2㈤
326 馬鮫魚 ◆1 さわら   サバ科の海魚。=鰆〈漢字ペディア〉
●H29-1㈤
327 市俄古 ◆1 しかご   アメリカ合衆国イリノイ州の商工業都市。ミシガン湖の南西岸にあり、同国中部の経済・文化・交通の中心地。工業や食料品の加工生産が盛ん。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
328 色丹 ◆1 しこたん   北海道根室半島の東方沖にある島。第二次世界大戦後、ロシア連邦(旧ソ連)の占領下に入っている。〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤
329 埋葬虫 ◆1 しでむし   シデムシ科の甲虫の総称。世界中に分布。体は平たく長い楕円(ダエン)形のものが多い。動物の死体に群がって食う。〈漢字ペディア〉
●H29-2㈤
330 東雲 ◆1 しののめ   1.明け方。あけぼの。
2.明け方、東のほうの空にたなびく雲。〈漢字ペディア〉
●H16-3㈤
331 衣魚 ◆1 しみ   シミ科の昆虫の総称。家の中の暗い所にすむ。体長約一(センチメートル)で、銀白色。衣類や紙類などを食いあらす。シミムシ。=紙魚、蠹魚〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤
332 仕舞屋 ◆1 しもたや しもうたや 1.もと商家で、その商売をやめた家。
2.商店街の中で、商家でない普通の家。〈漢字ペディア〉
●H17-1㈤
333 牙買加 ◆1 じゃまいか   中部アメリカ、カリブ海のジャマイカ島を領土とする国。1962年イギリスから独立。ボーキサイトの世界的産出国。ブルーマウンテン━コーヒーの特産で知られる。住民は黒人。主要言語は英語。首都キングストン。面積1万1千平方キロメートル。人口270万(2005)。正称、ジャマイカ。〈大辞林〉
●H11-1㈤
334 爪哇 ◆1 じゃわ   インドネシア共和国の中心となる島。首都のジャカルタがある。=闍婆〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤
335 寿府 ◆1 じゅねーぶ   スイス南西部の州都、レマン湖沿いの国際都市。赤十字国際委員会本部や多数の国際機関がある。時計の製造が盛ん。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
336 生姜 ◆1 しょうが   ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産。世界各地で栽培される。根茎は食用、また、香辛料や漢方薬に用いる。ハジカミ。ジンジャー。=生薑、薑〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤
337 鱠残魚 ◆1 しらうお   シラウオ科の海魚。=銀魚〈漢字ペディア〉
●H11-2㈤
338 白及 ◆1 しらん   ラン科の多年草。=紫蘭〈漢字ペディア〉
●H30-2㈤
339 荵冬 ◆1 すいかずら   スイカズラ科のつる性常緑低木。=忍冬〈漢字ペディア〉
●H07-3㈤
340 瑞西 ◆1 すいす   ヨーロッパ中部にある連邦共和国。アルプス山脈が南部を走る。永世中立国で国際機関の本部が多い。首都はベルン。〈漢字ペディア〉
●H11-3㈤
341 蘇西 ◆1 すえず   #=蘇士〈当て字・難読語の辞典〉
●H04-1㈤
342 蘇士 ◆1 すえず   エジプト北東部の港湾都市。スエズ運河の南の入り口にあり、紅海に面する。=蘇西〈漢字ペディア〉
●H09-2㈤
343 斯干釐那委阿 ◆1 すかんじなびあ   出典不明。
●H10-3㈤
344 蘇格蘭 ◆1 すこっとらんど   イギリス、グレートブリテン島北部にあり、ヘブリディーズ諸島やオークニー諸島を含めた地域。古名はカレドニア。中心都市はエディンバラ。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
345 蘇格 ◆1 すこっとらんど   出典不明。
●H08-3㈤
346 蘿蔔 ◆1 すずしろ   ダイコンの別称。春の七草の一つ。=清白〈漢字ペディア〉
●H26-3㈤
347 胡蜂 ◆1 すずめばち   スズメバチ科のハチ。大形で黒く、腹には黄色のしま模様がある。土中や樹木の空洞に大きな巣をつくる。毒針をもち、ときに人畜を襲う。クマンバチ。=雀蜂〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤
348 獅子女 ◆1 すふぃんくす   出典不明。
●H09-2㈤
349 西班牙 ◆1 すぺいん   ヨーロッパの南西部、イベリア半島の大部分を占める立憲君主国。「スペイン内乱」ののち、一九七五年に王政復古。首都はマドリード。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
350 塘蒿 ◆1 せろり   セリ科の一年草または越年草。ヨーロッパ原産。野菜として栽培される。根生葉には長い太い柄がある。初秋、緑白色の小花を散状につける。全体に特有の強い香りがあり、軟白した葉柄を食用にする。セルリー。オランダミツバ。キヨマサニンジン。〈大辞林〉
●H11-1㈤
351 雀斑 ◆1 そばかす   人の顔面などにできる茶褐色の細かい斑点(ハンテン)。=雀卵斑、蕎麦滓〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤
352 冬青 ◆1 そよご   モチノキ科の常緑低木。山地に自生。葉は楕円(ダエン)形で厚い。初夏、白色の四弁花をつけ、球形の赤い実を結ぶ。材はそろばんの珠(たま)などにする。葉は染料用。フクラシバ。〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤
353 鉄刀木 ◆1 たがやさん   マメ科の常緑高木。インド・東南アジアに自生。花は鮮黄色で芳香があり、花後、大形のさやをつける。材は堅く黒色で、木目模様が美しい。家具や楽器などの用材。〈漢字ペディア〉
●H27-3㈤
354 壁蝨 ◆1 だに   #=蟎
1.ダニ目の節足動物の総称。体は頭・胸・腹が分割されていない卵円形。人畜に寄生し、血を吸うものが多い。かゆみを与え、病気を媒介するものもある。
2.働かずに他人にたかって生活する、きらわれ者。〈漢字ペディア〉
●H16-3㈤
355 蒲公英 ◆1 たんぽぽ   キク科の多年草の総称。野原などに自生。葉は根から放射状に出る。春、花茎を伸ばし、黄色の頭花を開く。種子には白い冠毛があり風に飛び散る。若葉は食用。根は薬用。〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
356 卓袱台 ◆1 ちゃぶだい   折りたたみのできる短い脚のついた食卓。〈漢字ペディア〉
●H08-1㈤
357 甘露子 ◆1 ちょろぎ   シソ科の多年草。=玉環菜、草石蚕〈漢字ペディア〉
●H30-2㈤
358 土筆 ◆1 つくし   スギナの胞子茎。早春、茶褐色で筆形の穂をつける。食用。つくづくし。すぎなぼうず。=筆頭菜〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤
359 仏掌薯 ◆1 つくねいも   ヤマノイモ科のつる性多年草。ナガイモの一品種。塊根は、手でこねて丸めたような形をしていて、食用。コブシイモ。ツクイモ。=捏ね薯〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
360 九十九折 ◆1 つづらおり   幾重にも折れ曲がって続く坂道。=葛折〈漢字ペディア〉
●H08-3㈤
361 玄鳥 ◆1 つばめ   ツバメ科の益鳥。=烏衣、乙鳥、燕〈当て字・難読語の辞典〉
●H06-3㈤
362 鴨跖草 ◆1 つゆくさ   ツユクサ科の一年草。道端に自生。夏、青色の小さい一日花をつける。カマツカ。ボウシバナ。=露草〈漢字ペディア〉
●H26-2㈤
363 羊乳 ◆1 つるにんじん   キキョウ科のつる性多年草。山野に自生。つるや葉を切ると白い乳液が出る。根はチョウセンニンジンに似る。夏、淡緑色で、内側に紫褐色の斑点(ハンテン)のある鐘形の花をつける。=蔓人参〈漢字ペディア〉
●H29-3㈤
364 的木児 ◆1 てぃもーる   出典不明。
●H11-3㈤
365 丁抹 ◆1 でんまーく   北ヨーロッパにある立憲君主国。ユトランド半島と付近の島々からなる。社会保障制度が充実。首都はコペンハーゲン。〈漢字ペディア〉
●H07-3㈤
366 満天星 ◆1 どうだんつつじ どうだん
はくちょうげ
どうだんつつじ/どうだん…ツツジ科の落葉低木。=灯台躑躅〈漢字ペディア〉
はくちょうげ…アカネ科の常緑小低木。=白丁花、六月雪〈漢字ペディア〉
●H08-1㈤(どうだんつつじ/どうだん)
367 鶤鶏 ◆1 とうまる   ニワトリの一品種。体は大きく羽毛は黒色。良い声で長く鳴く。新潟県で改良された。=唐丸〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤
368 蜥蜴 ◆1 とかげ   トカゲ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。日本各地にすむ。体長は約二〇(センチメートル)。胴は細長くあしは短い。体は褐色に黒い縦じまがある。尾は切れやすいが再生する。昆虫やクモを捕食。=石竜子、蝘蜓〈漢字ペディア〉
●H06-2㈤
369 桃花鳥 ◆1 とき   トキ科の鳥。=鴇、鵇、鴾、朱鷺〈漢字ペディア〉
●H29-1㈤
370 心太 ◆1 ところてん   海藻のテングサを煮溶かし、その汁を型に流しこんで固めた食品。細長く突きだしてひも状にし、醬油(ショウユ)や酢などをかけて食べる。=瓊脂〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤
371 縕袍 ◆1 どてら   綿を入れた広袖(ひろそで)の着物。防寒また、寝具として用いる。丹前(タンゼン)。=褞袍〈漢字ペディア〉
●H08-2㈤
372 舎人 ◆1 とねり   1.律令(リツリョウ)制で、天皇や皇族に仕え、雑役や警護などをした下級官人。
2.平安時代、貴人のウシやウマの世話をした低い身分の者。〈漢字ペディア〉
●H16-3㈤
373 滷汁 ◆1 にがり   海水を煮つめて食塩をとったあとの苦い液。豆腐の凝固剤などに用いる。=苦汁、苦塩〈漢字ペディア〉
●H25-1㈤
374 面皰 ◆1 にきび   思春期に多くできる吹き出物。毛穴に皮脂がつまってできる。〈漢字ペディア〉
●H08-1㈤
375 新約克 ◆1 にゅーよーく   #=紐育
1.アメリカ合衆国北東部のニューイングランドにある州の一つ。北西部はカナダ国境・エリー湖・オンタリオ湖に面し、南東端は大西洋に臨む。州都オールバニー。独立一三州の一つ。
2.アメリカ合衆国の北東部、大西洋岸にある大都市。ニューヨーク州の南東端、ハドソン河口一帯に位置する。世界の金融の中心ウォール街や、国際連合本部などがあり、高層ビルが林立する。独立直後、一時首都となった。〈日本国語大辞典〉
●H08-3㈤
376 紐育 ◆1 にゅーよーく   #=新約克
アメリカ合衆国の北東部にある大西洋に面した州。また、その州にあるアメリカ最大の都市。国連本部があり、世界経済の中心地。〈漢字ペディア〉
●H14-1㈤
377 接骨木 ◆1 にわとこ   スイカズラ科の落葉低木。山野に自生。春、淡黄色の小花が多数咲き、球形の赤い実を結ぶ。=庭常〈漢字ペディア〉
●H30-1㈤
378 白膠木 ◆1 ぬるで   ウルシ科の落葉小高木。山野に自生。ウルシに似る。夏、黄白色の小花を円錐(エンスイ)状につける。紅葉が美しい。フシノキ。〈漢字ペディア〉
●H28-2㈤
379 捏巴爾 ◆1 ねぱーる   ヒマラヤ山脈の南麓、中国のチベット自治区とインドとの間にある内陸国。連邦民主共和制。ヒマラヤ登山で知られる。主産業は農牧業。住民はグルカ族・ネワル族など。ヒンズー教を国教とする。釈迦の生誕地。首都カトマンズ。面積14万7千平方キロメートル、人口2710万(2005)。正称、ネパール連邦民主共和国。=泥婆羅〈大辞林〉
●H09-3㈤
380 海智 ◆1 はいち   出典不明。
●H06-3㈤
381 南風 ◆1 はえ   南から吹く風。〈漢字ペディア〉
●H16-3㈤
382 巴達 ◆1 ばぐだっど   出典不明。
●H11-2㈤
383 稲架 ◆1 はさ ばさ 刈ったイネを干すために木やタケを組んだ設備。稲掛け。〈漢字ペディア〉
●H27-1㈤
384 和地関 ◆1 ばちかん   ローマ教皇庁の別称。〈大辞林〉
●H04-1㈤
385 棠棣 ◆1 はねず   #=唐棣花、朱華
1.初夏に赤い花をつける植物の名。ニワウメ・ニワザクラなど諸説がある。
2.「唐棣花(はねず)色」の略。〈大辞泉〉
●H28-2㈤
386 蕃瓜樹 ◆1 ぱぱいあ   パパイア科の常緑高木。熱帯アメリカ原産。熱帯地方で栽培。果実は円柱形で、黄熟し香りがよい。生食のほか、ジャムや砂糖づけなどにする。=万寿果〈漢字ペディア〉
●H24-3㈤
387 玫瑰 ◆1 はまなす はまなし バラ科の落葉低木。はまなし。=浜梨、浜茄子〈漢字ペディア〉
●H22-1㈤
388 大熊猫 ◆1 ぱんだ   出典不明。
●H06-3㈤
389 漢堡 ◆1 はんぶるく   ドイツ北部の工業都市。エルベ川下流にあり、貿易港としても有名。〈漢字ペディア〉
●H09-1㈤
390 洋琴 ◆1 ぴあの   鍵盤(ケンバン)楽器の一種。大きな箱の中に金属の弦をはり、鍵盤をたたくとハンマーが弦を打って音を出す楽器。〈漢字ペディア〉
●H10-3㈤
391 海狸 ◆1 びーばー   ビーバー科の哺乳(ホニュウ)動物。北アメリカ・ヨーロッパにすむ。全長一(メートル)ほどで、後ろ足に水かきがある。前歯で木をかじり倒して川の水をせき止め、その中央や岸に穴を掘って巣をつくる。毛皮は良質。〈漢字ペディア〉
●H08-1㈤
392 蟾蜍 ◆1 ひきがえる   ヒキガエル科のカエル。=蟇蛙、蟇〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤
393 抽斗 ◆1 ひきだし   たんすや机などの、抜き差しができるようにつくられた箱。=抽き出し、引き出し〈漢字ペディア〉
●H30-1㈤
394 茅蜩 ◆1 ひぐらし   セミ科の昆虫。=蜩〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤
395 海星 ◆1 ひとで   ヒトデ類の棘皮(キョクヒ)動物の総称。海底にすむ。体は平たく、星形または五角形で、いぼのような突起がある。貝類を食べる。=人手、海盤車〈漢字ペディア〉
●H11-1㈤
396 海盤車 ◆1 ひとで   ヒトデ類の棘皮(キョクヒ)動物の総称。海底にすむ。体は平たく、星形または五角形で、いぼのような突起がある。貝類を食べる。=人手、海星〈漢字ペディア〉
●H28-2㈤
397 雲雀 ◆1 ひばり   ヒバリ科の小鳥。スズメよりやや大きく、褐色に黒い斑点(ハンテン)がある。頭頂の羽毛が冠状に立つ。春、畑や野原に巣をつくり、空高く舞い上がってさえずる。=告天子、叫天子、叫天雀〈漢字ペディア〉
●H05-1㈤
398 白頭鳥 ◆1 ひよどり   ヒヨドリ科の鳥。=鵯〈当て字・難読語の辞典〉
●H29-2㈤
399 費府 ◆1 ふぃらでるふぃあ   アメリカ合衆国北東部、ペンシルベニア州南東部にある港湾都市。〈漢字ペディア〉
●H09-3㈤
400 河豚 ◆1 ふぐ   フグ科の海魚の総称。日本近海に約四〇種が分布。体は長い卵形で腹部が大きい。卵巣や肝臓に毒をもつものが多いが、肉は美味。=鰒〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤
401 側金盞花 ◆1 ふくじゅそう   キンポウゲ科の多年草。=福寿草〈漢字ペディア〉
●H27-3㈤
402 五倍子 ◆1 ふし   ヌルデの若芽などに寄生虫がついてできるこぶ状のもの。タンニンを多く含み、染料・インクなどに用いられる。昔は女性のお歯黒に用いた。=付子、附子〈漢字ペディア〉
●H30-1㈤
403 蘭草 ◆1 ふじばかま   キク科の多年草。=藤袴〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤
404 巴西 ◆1 ぶらじる   国名。=伯剌西爾、伯爾西〈当て字・難読語の辞典〉
●H04-1㈤
405 伯爾西 ◆1 ぶらじる   #=伯剌西爾、巴西
出典不明。
●H10-2㈤
406 伯剌西爾 ◆1 ぶらじる   #=伯爾西、巴西
南アメリカ東部の連邦共和国。複雑な人種構成をなし、日系人も多い。首都はブラジリア。〈漢字ペディア〉
●H30-1㈤
407 鞦韆 ◆1 ぶらんこ   2本の綱や鎖で横木をつり下げ、それに乗って前後に揺り動かして遊ぶもの。ふらここ。しゅうせん。〈大辞泉〉
●H08-1㈤
408 威内斯 ◆1 べにす べねちあ ベネチアの英語名。イタリア北東部にある港湾都市。「水の都」として有名。〈漢字ペディア〉
●H11-3㈤
409 倍良 ◆1 べら   ベラ科の海魚の総称。=遍羅〈漢字ペディア〉
●H26-3㈤
410 白露 ◆1 ぺるー   出典不明。
●H04-1㈤
411 秘露 ◆1 ぺるー   南アメリカ北西部の共和国。自然に恵まれ、鉱物資源が豊富。かつてインカ帝国のあった地。首都はリマ。〈漢字ペディア〉
●H09-1㈤
412 白爾鄰 ◆1 べるりん   出典不明。
●H12-1㈤
413 油漆 ◆1 ぺんき ぺいんと 出典不明。
●H10-2㈤
414 木瓜 ◆1 ぼけ きゅうり
まるめろ
ぼけ…バラ科の落葉低木。中国原産。枝にはとげがある。春、紅色・白色などの五弁花をつけ、球形の実を結ぶ。実は黄熟し芳香を放つ。観賞用。=鉄脚梨
きゅうり…ウリ科のつる性一年草。=胡瓜、黄瓜〈漢字ペディア〉
まるめろ…バラ科の落葉高木。西アジア原産。春、白色または淡紅色の五弁花をつける。秋、ヨウナシ形の香りのよい果実を結び、砂糖漬けや缶詰にする。セイヨウカリン。〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤(ぼけ)
415 釦鈕 ◆1 ぼたん   出典不明。
●H10-1㈤
416 時鳥 ◆1 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、不如帰、子規、郭公、蜀魂、蜀魄、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤
417 不如帰 ◆1 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、子規、時鳥、郭公、蜀魂、蜀魄、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
●H10-1㈤
418 沓手鳥 ◆1 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、不如帰、子規、時鳥、郭公、蜀魂、蜀魄、霍公鳥〈漢字ペディア〉
●H13-1㈤
419 梭尾螺 ◆1 ほらがい   フジツガイ科の巻貝。=法螺貝、吹螺、宝螺貝〈漢字ペディア〉
●H26-1㈤
420 雪洞 ◆1 ぼんぼり   絹や紙張りの覆いをつけた手燭(てショク)。また、小さな行灯(アンドン)。〈漢字ペディア〉
●H27-2㈤
421 澳門 ◆1 まかお   中国広東省の南部にある港湾都市。一八八七年から一九九九年までポルトガルの植民地。〈漢字ペディア〉
●H07-2㈤
422 阿媽港 ◆1 まかお   出典不明。
●H11-1㈤
423 甜瓜 ◆1 まくわうり   ウリ科のつる性一年草。=真桑瓜〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤
424 燐寸 ◆1 まっち   軸木の先につけてある発火剤をこすって火を出す用具。〈漢字ペディア〉
●H09-1㈤
425 肉刺 ◆1 まめ   はげしい摩擦などで手足にできる豆状の水ぶくれ。〈漢字ペディア〉
●H18-2㈤
426 金縷梅 ◆1 まんさく   マンサク科の落葉小高木。山地に自生。早春、葉より先に黄色いひも状の花が咲く。=満作〈漢字ペディア〉
●H09-2㈤
427 澪標 ◆1 みおつくし みおじるし 船に航路を知らせるために立てた杭(くい)。〈漢字ペディア〉
●H08-2㈤
428 弥撒 ◆1 みさ   1.ローマ-カトリック教会で、神をたたえ、罪のつぐないと神のめぐみを祈る儀式。
2.「ミサ曲」の略。@のときに歌われる賛美歌。〈漢字ペディア〉
●H11-1㈤
429 雨久花 ◆1 みずあおい   ミズアオイ科の一年草。沼地に自生。葉はハート形。夏から秋、花茎を立てて紫色の六弁花をつける。=水葵、浮薔〈漢字ペディア〉
●H23-3㈤
430 鼓豆虫 ◆1 みずすまし   ミズスマシ科の甲虫。川や沼にすむ。楕円(ダエン)形で黒く光沢がある。水面をくるくると泳ぎ回る。=鼓虫〈漢字ペディア〉
●H26-2㈤
431 角子 ◆1 みずら   上代の男性の髪の結い方。髪を頭上で左右に分け、耳のあたりで輪を作って結んで垂らしたもの。=角髪、鬟、髻〈漢字ペディア〉
●H13-3㈤
432 鳩尾 ◆1 みぞおち みずおち 胸の中央、胸骨の下のくぼんだ部分。急所の一つ。=心窩〈漢字ペディア〉
●H08-3㈤
433 角鴟 ◆1 みみずく   フクロウ科の鳥のうち、頭部に耳状の羽毛をもつものの総称。=木菟〈漢字ペディア〉
●H06-1㈤
434 海松布 ◆1 みるめ   「海松(みる:緑藻類ミル科の海藻。浅い海の岩に生える。茎は濃い緑色の円柱形で、扇状に枝分かれしている。食用。ミルメ。)」に同じ。=水松布〈漢字ペディア〉
●H29-3㈤
435 零余子 ◆1 むかご ぬかご ヤマノイモなどの葉のつけねにできる球状の芽。食用。肉芽(ニクガ)。珠芽(シュガ)。〈漢字ペディア〉
●H09-3㈤
436 行縢 ◆1 むかばき   昔、旅や狩猟などのとき、腰から足先までをおおった用具。布または毛皮で作ったが、平安時代末期から武士は鹿皮(しかがわ)のものをつけた。〈漢字ペディア〉
●H30-3㈤
437 墨加 ◆1 めっか   サウジアラビアにあるイスラム教の聖地。〈当て字・難読語の辞典〉
●H06-1㈤
438 乙甲 ◆1 めりかり   音の高低。また、強弱。めりはり。=減上〈漢字ペディア〉
●H28-3㈤
439 百舌 ◆1 もず   モズ科の鳥。低山にすむ。頭と背は赤褐色。腹は白色。カエルなどを捕食。秋、「キイーキイー」と鋭い声で高鳴きする。=鶪、鴃〈漢字ペディア〉
●H22-2㈤
440 莫斯科 ◆1 もすくわ   ロシア連邦の首都。同国最大の工業都市で、政治・経済・文化の中心地。〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤
441 茂禄子 ◆1 もろっこ   #=摩洛哥
出典不明。
●H04-1㈤
442 寄生木 ◆1 やどりぎ   #=宿木
1.ヤドリギ科の常緑小低木。サクラやエノキなど落葉広葉樹の枝に寄生する。早春に黄色の小花を咲かせ、赤または淡黄色の実を結ぶ。
2.他の樹木に寄生し、栄養をもらって育つ植物。〈漢字ペディア〉
●H11-2㈤
443 守宮 ◆1 やもり   ヤモリ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。また、その一種。人家近くにすむ。体は灰褐色で、形はトカゲに似る。夜行性で、昆虫などを捕食する。=家守、壁虎〈漢字ペディア〉
●H15-2㈤
444 山桜桃 ◆1 ゆすらうめ   バラ科の落葉低木。中国原産。春、ウメに似た白色や淡紅色の花をつけ、丸くて赤い実を結ぶ。食用。=梅桃、英桃〈漢字ペディア〉
●H07-1㈤
445 怪鴟 ◆1 よたか   ヨタカ科の鳥。タカに似るが、夜行性でカなどの虫を食べる。カスイドリ。=夜鷹、蚊母鳥、鷆〈漢字ペディア〉
●H23-2㈤
446 蚊母鳥 ◆1 よたか   ヨタカ科の鳥。=夜鷹、怪鴟、鷆〈漢字ペディア〉
●H25-2㈤
447 鶏児腸 ◆1 よめな   キク科の多年草。=嫁菜〈漢字ペディア〉
●H29-2㈤
448 尸童 ◆1 よりまし   祈禱(キトウ)師が神霊を招き寄せ、乗り移らせる童子や人形。=憑坐、寄坐〈漢字ペディア〉
●H30-2㈤
449 紫丁香花 ◆1 らいらっく りら 出典不明。
●H10-2㈤
450 海獺 ◆1 らっこ   イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。=猟虎、海猟、獺虎〈漢字ペディア〉
●H10-2㈤
451 獺虎 ◆1 らっこ   イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。=猟虎、海獺、海猟〈漢字ペディア〉
●H29-2㈤
452 蘭貢 ◆1 らんぐーん   ヤンゴンの旧称。ミャンマー(旧ビルマ)連邦の旧首都。〈漢字ペディア〉
●H04-1㈤
453 僂麻質斯 ◆1 りうまち   関節や筋肉などが痛み、運動障害をおもな症状とする病気。リューマチ。ロイマチス。〈漢字ペディア〉
●H29-3㈤
454 黎巴嫩 ◆1 ればのん   西アジア、地中海東岸の共和国。南はイスラエルと国境を接する。古代フェニキアの地。1944年フランス委任統治領から独立。オレンジ・ブドウなどを産する。観光事業と中継貿易も盛ん。住民は大部分がアラブ系。マロン派キリスト教徒とイスラム教徒がほぼ同数を占める。首都ベイルート。面積1万平方キロメートル。人口360万(2005)。正称、レバノン共和国。〈大辞林〉
●H14-1㈤
455 没分暁漢 ◆1 わからずや   道理をわきまえない人。がんこで聞き分けのない人。=分からず屋〈漢字ペディア〉
●H27-1㈤
456 吾亦紅 ◆1 われもこう   バラ科の多年草。山野に自生。夏から秋に暗紅色で卵形の花穂をつける。根は漢方で止血剤にする。=吾木香、我毛香、地楡、仙蓼〈漢字ペディア〉
●H06-3㈤
457 吾木香 ◆1 われもこう   バラ科の多年草。山野に自生。夏から秋に暗紅色で卵形の花穂をつける。根は漢方で止血剤にする。=吾亦紅、我毛香、地楡、仙蓼〈漢字ペディア〉
●H28-3㈤
458 円座 ◆1 わろうだ   わらなどで編んだひもを渦巻き状にした敷物。=藁蓋〈漢字ペディア〉
●H28-2㈤
459 野木瓜 ◆1 むべ   アケビ科のつる性常緑低木。=郁子〈漢字ペディア〉
●H05-2㈤
460 春宮 ◆2 とうぐう   #=東宮
1.皇太子の住む宮殿。
2.皇太子。〈漢字ペディア〉
461 亜弗利加 ◆2 あふりか   六大州の一つ。ヨーロッパの南に位置し、東はインド洋、西は大西洋に面する。密林や砂漠が多い。=阿弗利加〈漢字ペディア〉
462 亜米利加 ◆2 あめりか   1.南北アメリカ大陸の総称。
2.アメリカ合衆国の略称。北アメリカ大陸中央部とアラスカ・ハワイを含む連邦共和国。首都はワシントン。=亜墨利加〈漢字ペディア〉
463 亜墨利加 ◆2 あめりか   1.南北アメリカ大陸の総称。
2.アメリカ合衆国の略称。北アメリカ大陸中央部とアラスカ・ハワイを含む連邦共和国。首都はワシントン。=亜米利加〈漢字ペディア〉
464 亜剌比亜 ◆2 あらびあ   西南アジアにある世界最大の半島。サウジアラビアが大半を占める。=亜拉毘亜〈漢字ペディア〉
465 亜拉毘亜 ◆2 あらびあ   西南アジアにある世界最大の半島。サウジアラビアが大半を占める。=亜剌比亜〈漢字ペディア〉
466 阿弗利加 ◆2 あふりか   六大州の一つ。ヨーロッパの南に位置し、東はインド洋、西は大西洋に面する。密林や砂漠が多い。=亜弗利加〈漢字ペディア〉
467 阿蘭陀 ◆2 おらんだ   ヨーロッパ北西部の立憲君主国。首都はアムステルダム。=和蘭、和蘭陀〈漢字ペディア〉
468 和蘭陀 ◆2 おらんだ   ヨーロッパ大陸北西部にある立憲君主国。国土の四分の一は海面よりも低い。首都はアムステルダム。鎖国時代の日本に大きな影響を及ぼした。=阿蘭陀、和蘭〈漢字ペディア〉
469 阿利布 ◆2 おりーぶ   モクセイ科の常緑小高木。地中海沿岸原産。日本では小豆島(しょうどしま)で栽培。初夏、淡黄色で香りのよい花をつける。果実からオリーブ油をとる。=阿利襪〈漢字ペディア〉
470 阿利襪 ◆2 おりーぶ   モクセイ科の常緑小高木。地中海沿岸原産。日本では小豆島(しょうどしま)で栽培。初夏、淡黄色で香りのよい花をつける。果実からオリーブ油をとる。=阿利布〈漢字ペディア〉
471 蛙手 ◆2 かえで   カエデ科の落葉高木の総称。=槭樹、槭、楓、鶏冠木〈漢字ペディア〉
472 愛蘭 ◆2 あいるらんど   #=阿耳蘭
1.イギリス本国グレート−ブリテン島の西にある島。
2.@の大部分を占める共和国。首都はダブリン。〈漢字ペディア〉
473 愛迪生 ◆2 えじそん   アメリカの発明家。電信機・電話機・蓄音機・白熱灯・映写機などを次々に発明した。取得した特許は一三〇〇以上という。〈漢字ペディア〉
474 噯気 ◆2 おくび   胃の中にたまったガスが口の外へ出たもの。げっぷ。=噫気、噯〈漢字ペディア〉
475 噫気 ◆2 おくび   胃の中にたまったガスが口の外へ出たもの。げっぷ。=噯気、噯〈漢字ペディア〉
476 悪戯 ◆2 いたずら   1.人を困らせるようなふざけた行い。
2.自分のしたことを謙遜(ケンソン)していう語。〈漢字ペディア〉
477 悪阻 ◆2 つわり   妊娠初期に起こる、吐き気や食欲不振などの症状。〈漢字ペディア〉
478 宛行 ◆2 あてがい   与える側が一方的に割りあてて与えること。また、そのもの。=充行〈漢字ペディア〉
479 充行 ◆2 あてがい   与える側が一方的に割りあてて与えること。また、そのもの。=宛行〈漢字ペディア〉
480 安石榴 ◆2 ざくろ   ザクロ科の落葉小高木。=石榴、柘榴〈漢字ペディア〉
481 案山子 ◆2 かかし   #=鹿驚
1.農作物を荒らす鳥獣をおどすため田畑に立てるタケや藁(わら)で作った人形。
2.見かけだけで役に立たない人のたとえ。〈漢字ペディア〉
482 鹿驚 ◆2 かかし   #=案山子
1.鳥獣が田畑を荒らすのを防ぐために立てる人形。
2.見かけばかりで、実際の役に立たないこと。また、その人。〈漢字ペディア〉
483 以為 ◆2 おもえらく   思うことには。〈漢字ペディア〉
484 以来 ◆2 このかた   その時から現在にいたるまで。〈漢字ペディア〉
485 伊曽保 ◆2 いそっぷ   紀元前六世紀ころの古代ギリシャの寓話(グウワ)作家。『イソップ物語』の作者といわれる。=伊蘇普〈漢字ペディア〉
486 伊蘇普 ◆2 いそっぷ   紀元前六世紀ころの古代ギリシャの寓話(グウワ)作家。『イソップ物語』の作者といわれる。=伊曽保〈漢字ペディア〉
487 伊太利 ◆2 いたりあ   ヨーロッパ南部の共和国。地中海に突き出した長靴形の半島と付近の島々からなる。首都はローマ。〈漢字ペディア〉
488 伊達 ◆2 だて   1.おとこぎを見せようとすること。
2.派手に見栄(みエ)を張ること。〈漢字ペディア〉
489 衣被 ◆2 きぬかつぎ   サトイモの子いもを皮つきのままゆでた食べ物。〈漢字ペディア〉
490 蠹魚 ◆2 しみ   シミ科の昆虫の総称。=衣魚、紙魚〈漢字ペディア〉
491 為替 ◆2 かわせ   現金の代わりに手形や証書などで送金する方法。また、その手形や証書などの総称。〈漢字ペディア〉
492 為体 ◆2 ていたらく   みっともないありさま。情けない状態。ざま。=体たらく〈漢字ペディア〉
493 為人 ◆2 ひととなり   生まれつきそなわっている性質。天性。人柄。〈漢字ペディア〉
494 帷子 ◆2 かたびら   1.裏をつけない着物。ひとえもの。
2.麻・絹などで仕立てたひとえもの。
3.昔、几帳(キチョウ)などに使った薄い絹布。
4.経かたびら。〈漢字ペディア〉
495 緯糸 ◆2 よこいと   織物で横に織りこむ糸。ぬき糸。よこ。⇔経(たていと)、=横糸〈漢字ペディア〉
496 郁子 ◆2 むべ うべ アケビ科のつる性常緑低木。暖地の山地に自生。実はアケビに似るが、完熟しても裂けない。食用。トキワアケビ。=野木瓜〈漢字ペディア〉
497 一寸 ◆2 ちょっと   #=鳥渡
1.時間・分量などが少し。
2.こころみに。
3.かなり。ある程度。
4.簡単に。〈漢字ペディア〉
498 鳥渡 ◆2 ちょっと   #=一寸
1.わずか。また、少しの時間。
2.ためしに。
3.少々のことでは。
4.呼びかけの語。〈漢字ペディア〉
499 一向 ◆2 ひたすら   そのことだけに心を向けるさま。=只管〈漢字ペディア〉
500 一行 ◆2 ひとくだり   1.文章のいちぎょう。
2.文章や話の、ある一部分。〈漢字ペディア〉
501 一揃 ◆2 ぴんぞろ   1.二個のさいころの目に、そろって一が出ること。
2.ひとえの着物を二枚重ねて着るのをあざけっていう語。〈漢字ペディア〉
502 鷸子 ◆2 つぶり   カイツブリの別称。カイツブリ科の鳥で、沼や川にすむ。潜水が巧みで、小魚を捕食する。〈漢字ペディア〉
503 芋茎 ◆2 ずいき   サトイモの葉柄。干したものがいもがらで、食用にする。=芋苗〈漢字ペディア〉
504 芋苗 ◆2 ずいき   サトイモの葉柄。干したものがいもがらで、食用にする。=芋茎〈漢字ペディア〉
505 印度 ◆2 いんど   #=応帝亜
1.アジア南部インド半島の大部分を占める共和国。首都はニューデリー。
2.インド半島一帯の地域名。〈漢字ペディア〉
506 隠処 ◆2 かくれが   1.世間から逃れてかくれ住む家・場所。
2.陰になって見えない所。〈漢字ペディア〉
507 于嗟 ◆2 ああ   驚きや嘆きを表す語。=吁嗟〈漢字ペディア〉
508 吁嗟 ◆2 ああ   驚きや嘆きを表す語。=于嗟〈漢字ペディア〉
509 雨疏 ◆2 あまはけ   雨水がとどこおらないでよく流れること。また、そのようにした所。=雨捌〈漢字ペディア〉
510 雨虎 ◆2 あめふらし   アメフラシ科の軟体動物。磯にすむ。ナメクジに似るが大きく、体長約三〇(センチメートル)。さわると紫色の液を出すが毒はない。=雨降〈漢字ペディア〉
511 烏賊 ◆2 いか   頭足類コウイカ目とツツイカ目の軟体動物の総称。近海に広く分布。あしが一〇本で円筒状。敵にあうと腹部から墨を出して逃げる。食用。=墨魚、柔魚〈漢字ペディア〉
512 烏魯木斉 ◆2 うるむち   中国、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区の区都。天山山脈の北麓(ホクロク)にあり、経済・文化・交通の要地。〈漢字ペディア〉
513 烏帽子 ◆2 えぼし   昔、元服した男子の用いた帽子の一種。現在では、神官の装束に見られる。〈漢字ペディア〉
514 烏豆 ◆2 くろまめ   ダイズの一種。豆の皮が黒いもの。正月料理などに用いる。=黒豆〈漢字ペディア〉
515 烏樟 ◆2 くろもじ   クスノキ科の落葉低木。=黒文字、鉤樟〈漢字ペディア〉
516 烏芋 ◆2 くわい   オモダカ科の多年草。=慈姑〈漢字ペディア〉
517 烏玉 ◆2 ぬばたま   ヒオウギの種子。球形で黒く光沢がある。=射干玉、野干玉、烏珠〈漢字ペディア〉
518 烏珠 ◆2 ぬばたま   ヒオウギの種子。球形で黒く光沢がある。=射干玉、野干玉、烏玉〈漢字ペディア〉
519 齲歯 ◆2 むしば   口内の細菌が作り出した乳酸によって歯の組織が侵食される病気。また、その歯。=齲、虫歯〈漢字ペディア〉
520 鬱金香 ◆2 ちゅーりっぷ   ユリ科の多年草。小アジア原産。春、花茎の先に赤・白・黄色などのつりがね形の花をつける。〈漢字ペディア〉
521 雲丹 ◆2 うに   アカウニ・バフンウニ・ムラサキウニの卵巣を塩と酒でつけた食品。〈漢字ペディア〉
522 雲母 ◆2 きらら   「雲母(ウンモ:花崗(カコウ)岩の中に含まれている、うすくはがれやすい六角板状の結晶。電気の絶縁体などに用いる。)」に同じ。〈漢字ペディア〉
523 頭垢 ◆2 ふけ   頭皮の角質細胞に分泌物が混じって乾燥し、うろこ状にはがれ落ちた白いもの。=雲脂〈漢字ペディア〉
524 英吉利 ◆2 いぎりす   ヨーロッパ大陸の北西、大西洋上にあるグレート−ブリテン島とアイルランド島の北部、また付近の島々からなる立憲連合王国。首都はロンドン。=諳厄里亜〈漢字ペディア〉
525 英倫 ◆2 いんぐらんど   イギリスのグレート−ブリテン島の中・南部を占める地方の名。同国の主要地域。=英蘭土、諳厄里亜〈漢字ペディア〉
526 英蘭土 ◆2 いんぐらんど   イギリスのグレート−ブリテン島の中・南部を占める地方の名。同国の主要地域。=英倫、諳厄里亜〈漢字ペディア〉
527 英斤 ◆2 ぽんど   ヤード−ポンド法の質量の単位。=听、封、磅、封度〈漢字ペディア〉
528 封度 ◆2 ぽんど   ヤード−ポンド法の重量の単位。一(ポンド)は約四五三・六(グラム)。=听、封、磅、英斤〈漢字ペディア〉
529 英里 ◆2 まいる   ヤード−ポンド法の距離の単位。一マイルは約一・六(キロメートル)。=哩〈漢字ペディア〉
530 嬰児 ◆2 みどりご   生まれて間もない子ども。ちのみご。あかんぼう。=緑児〈漢字ペディア〉
531 疫病 ◆2 えやみ   1.流行病の昔の言い方。
2.おこり。マラリアのような熱病。=瘧〈漢字ペディア〉
532 疫病草 ◆2 えやみぐさ   リンドウの古名。=瘧草〈漢字ペディア〉
533 益荒男 ◆2 ますらお   強く勇ましく、りっぱな男性。ますらおのこ。=丈夫、大夫、⇔手弱女(たおやめ)〈漢字ペディア〉
534 丈夫 ◆2 ますらお   「丈夫(ジョウフ)」に同じ。=益荒男〈漢字ペディア〉
535 腋臭 ◆2 わきが   わきのしたの汗が細菌の作用で不快な臭いを放つこと。また、その症状。腋気(エキキ)。=狐臭、胡臭〈漢字ペディア〉
536 狐臭 ◆2 わきが   わきの下から不快なにおいを出す症状。腋臭症(エキシュウショウ)。=腋臭、胡臭〈漢字ペディア〉
537 鯣烏賊 ◆2 するめいか   イカの一種。日本近海に分布。胴長は三〇(センチメートル)ほどで、胴の先にひし形のひれがある。刺身やするめ・塩辛などにする。〈漢字ペディア〉
538 越南 ◆2 べとなむ   インドシナ半島の東部にある社会主義共和国。主産業は農業で、特に米づくりが盛ん。首都はハノイ。〈漢字ペディア〉
539 円規 ◆2 こんぱす   円などを描くのに用いる製図用具。ぶんまわし。〈漢字ペディア〉
540 延縄 ◆2 はえなわ   一本の長い縄に、釣り針をたくさんつけた糸を垂らして魚をとる道具。〈漢字ペディア〉
541 塩汁 ◆2 しょっつる   イワシやハタハタを塩づけにして発酵させ、にじみ出た汁でつくった調味料。秋田特産。=醢汁〈漢字ペディア〉
542 醢汁 ◆2 しょっつる   イワシやハタハタを塩づけにして発酵させ、にじみ出た汁でつくった調味料。秋田特産。=塩汁〈漢字ペディア〉
543 煙草 ◆2 たばこ   #=莨
1.ナス科の多年草。温帯では一年草。南米原産。葉は先のとがった卵形で大きく、ニコチンを含む。
2.@の葉を乾燥させてきざみ、火をつけて煙を吸う嗜好(シコウ)品。〈漢字ペディア〉
544 煙火 ◆2 はなび   火薬を玉にしたり、紙によりこんだりして火をつけ、光や音を楽しむもの。=花火〈漢字ペディア〉
545 猿公 ◆2 えてこう   サルを擬人化した語。えてきち。〈漢字ペディア〉
546 猿麻桛 ◆2 さるおがせ   サルオガセ科の地衣類の総称。=松蘿〈漢字ペディア〉
547 蝘蜓 ◆2 とかげ   トカゲ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。=蜥蜴、石竜子〈漢字ペディア〉
548 鴛鴦 ◆2 おしどり   1.カモ科の鳥。水辺にすむ。雌は地味な灰褐色。雄はオレンジ色の飾り羽があり、美しい。雌雄の仲がよい。
2.夫婦仲のよいたとえ。〈漢字ペディア〉
549 鼴鼠 ◆2 もぐら   モグラ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。=土竜、鼴〈漢字ペディア〉
550 黶子 ◆2 ほくろ   皮膚の表面にできる、黒い小さな斑点(ハンテン)。=黒子、黶〈漢字ペディア〉
551 嗚呼 ◆2 ああ   1.何かに驚き・喜び・悲しみなどを感じたときに発する語。
2.対等または目下の人に対して軽く返事をする語。〈漢字ペディア〉
552 欧羅巴 ◆2 よーろっぱ   六大州の一つ。ユーラシア大陸の北西部をなす半島状の大陸と島々。欧州。〈漢字ペディア〉
553 桜府 ◆2 さくらめんと   アメリカ合衆国カリフォルニア州の州都。農業・畜産が盛ん。〈漢字ペディア〉
554 桜桃 ◆2 さくらんぼう さくらんぼ サクラの果実の総称。特に、セイヨウミザクラの果実。食用。さくらんぼ。〈漢字ペディア〉
555 鴨嘴獣 ◆2 かものはし   カモノハシ科の哺乳(ホニュウ)動物。オーストラリアにすむ原始的な動物。体長は約五〇(センチメートル)で、あしは短く水かきがある。卵で生まれ、乳で育つ。=鴨嘴〈漢字ペディア〉
556 乙鳥 ◆2 つばめ   ツバメ科の鳥。=烏衣、玄鳥、燕〈漢字ペディア〉
557 減上 ◆2 めりかり   音の高低。=減り張り、乙甲〈漢字ペディア〉
558 下風 ◆2 おろし   山から吹き下ろす強い風。=颪〈漢字ペディア〉
559 下枝 ◆2 しずえ   木の下のほうの枝。したえだ。したえ。⇔上枝(ほつえ)〈漢字ペディア〉
560 上枝 ◆2 ほつえ   木の上のほうの枝。はつえ。⇔下枝(しずえ)〈漢字ペディア〉
561 火酒 ◆2 うぉっか   ロシア原産のアルコール度の高い蒸留酒。オオムギ・ライムギ・トウモロコシなどを原料とする。〈漢字ペディア〉
562 火光 ◆2 かぎろい   #=陽炎
1.明け方、東の空にちらちら光る日の光。曙光(ショコウ)。
2.かげろう。〈漢字ペディア〉
563 火傷 ◆2 やけど   火や熱湯などに触れて、皮膚などが傷つき炎症を起こすこと。また、その傷。=焼傷、焼処〈漢字ペディア〉
564 加加阿 ◆2 かかお   アオギリ科の常緑高木。熱帯南アメリカの原産。幹に直接ウリ状の大きな実をつける。種子はココアやチョコレートの原料。〈漢字ペディア〉
565 加特力 ◆2 かとりっく   キリスト教の一派。カトリック教会。また、その信仰や信者。〈漢字ペディア〉
566 加奈陀 ◆2 かなだ   北アメリカ北部にある連邦共和国。国土は広いが大部分は寒冷地。公用語は英語とフランス語。首都はオタワ。〈漢字ペディア〉
567 加比丹 ◆2 かぴたん   1.江戸時代、長崎の出島におかれたオランダ商館の館長。
2.江戸時代、日本に来た外国船の船長。〈漢字ペディア〉
568 加州 ◆2 かりふぉるにあ   アメリカ合衆国の太平洋岸にある州。同国では人口が最も多い州で、農業や工業が盛ん。州都はサクラメント。〈漢字ペディア〉
569 可惜 ◆2 あたら あったら もったいないことに。残念なことに。〈漢字ペディア〉
570 可成 ◆2 なるべく   できるだけ。なるたけ。〈漢字ペディア〉
571 可坊 ◆2 べらぼう   #=便乱坊、篦坊
1.ばかげているさま。また、程度がひどいさま。
2.人をあざけりののしる語。たわけ。あほう。〈漢字ペディア〉
572 仮寝 ◆2 うたたね   寝るつもりもないのに、ついうとうとと寝ること。=転た寝〈漢字ペディア〉
573 仮令 ◆2 たとい たとえ かりに。もし。=縦令〈漢字ペディア〉
574 花鶏 ◆2 あとり   アトリ科の小鳥。シベリアなどで繁殖し、秋に日本に渡来する。スズメよりやや大きく、頭と背は黒色、腹は白色。〈漢字ペディア〉
575 花魁 ◆2 おいらん   1.遊郭で位の高い遊女。太夫(たゆう)。
2.遊女。女郎(ジョロウ)。〈漢字ペディア〉
576 花魁草 ◆2 おいらんそう   クサキョウチクトウの別称。ハナシノブ科の多年草で、赤紫色などの花を多数つける。〈漢字ペディア〉
577 花仙 ◆2 かいどう   バラ科の落葉小高木。=海棠、海紅〈漢字ペディア〉
578 花梨 ◆2 かりん   バラ科の落葉小高木。中国原産。春、淡紅色の花をつけ、楕円(ダエン)形で黄色い実を結ぶ。砂糖づけや果実酒にするほか、せき止めなどの薬にする。キボケ。〈漢字ペディア〉
579 花櫚 ◆2 かりん   マメ科の高木。東南アジア原産。材は紅褐色で美しく、細工物・建具などに用いる。カリンボク。〈漢字ペディア〉
580 花柏 ◆2 さわら   ヒノキ科の常緑高木。=椹、弱檜〈漢字ペディア〉
581 花弁 ◆2 はなびら   花冠の各片。がくの内側にあって、めしべ・おしべを保護する。=花片〈漢字ペディア〉
582 花瑠瑠 ◆2 ほのるる   アメリカ合衆国ハワイ州の州都。オアフ島南岸にある保養地で、太平洋の空と海の交通の要地。〈漢字ペディア〉
583 珈琲 ◆2 こーひー   コーヒーノキの種子を煎(い)った粉。また、それを熱湯で抽出した飲み物。〈漢字ペディア〉
584 科白 ◆2 せりふ   #=台詞
1.役者が劇の中で話す言葉。
2.言い方。ものいい。また、決まり文句。〈漢字ペディア〉
585 哥薩克 ◆2 こさっく こざっく
かざーく
ロシア南東部に住むトルコ族とスラブ族の混血人種。騎兵として、帝政ロシアのシベリア征伐や辺境防備に活躍した。〈漢字ペディア〉
586 家壁蝨 ◆2 いえだに   オオサシダニ科のダニ。体長は約〇・七(ミリメートル)で、ネズミに寄生するが、人体にも移行し血を吸う。〈漢字ペディア〉
587 家猪 ◆2 ぶた   イノシシ科の哺乳(ホニュウ)動物。=豚〈漢字ペディア〉
588 華府 ◆2 わしんとん   アメリカ合衆国の首都。州に入らず、コロンビア特別区をつくる。国会議事堂・ホワイトハウスなどがある。=華盛頓〈漢字ペディア〉
589 訛声 ◆2 だみごえ   #=濁声
1.濁って耳ざわりな声。
2.なまった声。〈漢字ペディア〉
590 寡男 ◆2 やもお   妻を亡くした男性。男やもめ。⇔寡婦(やもめ)、=鰥夫〈漢字ペディア〉
591 寡婦 ◆2 やもめ   夫を亡くした女性。未亡人。⇔寡男(やもお)、鰥夫(やもお)、=後家(ゴケ)、孀、寡〈漢字ペディア〉
592 歌留多 ◆2 かるた   絵や文字を書いた長方形の札。また、それを使った遊び・ばくち。花札・いろはガルタ・トランプなど。=骨牌、加留多〈漢字ペディア〉
593 加留多 ◆2 かるた   絵や文字を書いた長方形の札。また、それを使った遊び・ばくち。花札・いろはガルタ・トランプなど。=骨牌、歌留多〈漢字ペディア〉
594 蝸螺 ◆2 にな   細長い巻貝の総称。カワニナ・ウミニナ・イソニナなど。食用・飼料用。=蜷〈漢字ペディア〉
595 瓦斯 ◆2 がす   1.気体。
2.プロパンガス・天然ガスなど燃料用の気体。
3.ガソリン。
4.濃い霧。
5.おなら。
6.「瓦斯糸」「瓦斯織り」の略。〈漢字ペディア〉
596 臥亜 ◆2 ごあ   1.インドの西海岸にある州。ポルトガルの植民地であった一六世紀ころは、貿易やカトリック宣教の拠点として栄えた。
2.江戸時代にオランダ人によって伝えられたインド産の織物。〈漢字ペディア〉
597 臥所 ◆2 ふしど   夜寝るところ。寝床(ねどこ)。寝室。=臥処〈漢字ペディア〉
598 臥処 ◆2 ふしど   夜寝るところ。寝床(ねどこ)。寝室。=臥所〈漢字ペディア〉
599 駕籠 ◆2 かご   昔の乗り物の一つ。竹・木などでつくった箱形のものに棒を通して前後でかつぎ、人を乗せて運ぶ。〈漢字ペディア〉
600 回青橙 ◆2 だいだい   ミカン科の常緑小高木。暖地で栽培。初夏、香りのある白色の花をつける。球形の果実は正月の飾りに用いる。=橙、臭橙〈漢字ペディア〉
601 臭橙 ◆2 かぶす だいだい かぶす…ダイダイの一種。果実は酸味が強く、香味料にする。〈漢字ペディア〉
だいだい…=橙、回青橙〈漢字ペディア〉
〈漢字ペディア〉
602 灰汁 ◆2 あく   1.灰を水に入れてできる上澄み液。
2.植物に含まれる渋み。
3.料理の材料を煮込むときに出る泡状のもの。
4.人の性質や文章のしつこさ。〈漢字ペディア〉
603 芥虫 ◆2 ごみむし   ゴミムシ科の甲虫の総称。=歩行虫、塵芥虫〈漢字ペディア〉
604 塵芥虫 ◆2 ごみむし   ゴミムシ科の甲虫の総称。体は長楕円(ダエン)形で、多くは光沢のある黒色。=歩行虫、芥虫〈漢字ペディア〉
605 歩行虫 ◆2 ごみむし おさむし ごみむし…ゴミムシ科の甲虫の総称。=塵芥虫、芥虫〈漢字ペディア〉
おさむし…オサムシ科の甲虫の総称。=筬虫〈漢字ペディア〉
606 海馬 ◆2 あしか せいうち
とど
たつのおとしご
あしか…アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。太平洋に広く分布。足はひれ状で、オットセイに似る。一夫多妻で群れをなしてすむ。=海驢、葦鹿〈漢字ペディア〉
せいうち…セイウチ科の哺乳(ホニュウ)動物。北極海沿岸などに群れをなしてすむ。足はひれ状。体長約三(メートル)で、二本の長いきばをもつ。=海象〈漢字ペディア〉
たつのおとしご…ヨウジウオ科の海魚。=竜の落とし子〈漢字ペディア〉
とど…アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物。太平洋の北部にすみ、春、北海道付近まで現れる。アシカに似るが大きく、雄は体長約三(メートル)。体は褐色。〈漢字ペディア〉
607 海鰻 ◆2 あなご   アナゴ科の海魚の総称。ウナギに似て、鱗(うろこ)・腹びれがなく円柱状。食用。=穴子〈漢字ペディア〉
608 海人 ◆2 あま   海で魚介類をとることなどを仕事にしている人。漁師。=蜑〈漢字ペディア〉
609 海女 ◆2 あま   海にもぐって貝や海藻をとることを仕事にしている女性。〈漢字ペディア〉
610 煎海鼠 ◆2 いりこ   ナマコの腸(はらわた)を取り除き、塩水でゆでて干したもの。中国料理の材料などに用いる。=海参、煎海鼠〈漢字ペディア〉
611 海栗 ◆2 うに   ウニ類の棘皮(キョクヒ)動物の総称。海底の岩の間にすみ、クリ(栗)のいがのようなとげをもつ。卵巣は食用。=海胆〈漢字ペディア〉
612 海狗 ◆2 おっとせい   アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物。=膃肭臍〈漢字ペディア〉
613 海象 ◆2 せいうち   セイウチ科の哺乳(ホニュウ)動物。北極海沿岸などに群れをなしてすむ。足はひれ状。体長約三(メートル)で、二本の長いきばをもつ。=海馬〈漢字ペディア〉
614 海石榴 ◆2 つばき   ツバキ科の常緑高木。=椿、山茶〈漢字ペディア〉
615 海螺 ◆2 つぶ   エゾバイ科の巻貝で食用となるものの総称。〈漢字ペディア〉
616 海牙 ◆2 はーぐ   オランダ南西部の都市。王宮・政府機関の所在地で、実質上の首都。国際司法裁判所がある。〈漢字ペディア〉
617 海地 ◆2 はいち   西インド諸島、イスパニョーラ島の西部にある共和国。首都はポルトープランス。〈漢字ペディア〉
618 海松貝 ◆2 みるがい   ミルクイガイの別称。ミルクイバカガイ科の海産二枚貝。=水松貝〈漢字ペディア〉
619 水松貝 ◆2 みるがい   ミルクイガイの別名。=海松貝〈大辞泉〉
620 海松 ◆2 みる   緑藻類ミル科の海藻。浅い海の岩に生える。茎は濃い緑色の円柱形で、扇状に枝分かれしている。食用。ミルメ。=水松〈漢字ペディア〉
621 水松 ◆2 みる   緑藻類ミル科の海藻。=海松〈漢字ペディア〉
622 水松布 ◆2 みるめ   海藻ミルのこと。和歌では多く「見る目」に掛けて用いる。=海松布〈大辞泉〉
623 海蘊 ◆2 もずく   褐藻類モズク科の海藻。=海雲、水雲〈漢字ペディア〉
624 海雲 ◆2 もずく   褐藻類モズク科の海藻。=海蘊、水雲〈漢字ペディア〉
625 海猟 ◆2 らっこ   イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。=猟虎、海獺、獺虎〈漢字ペディア〉
626 傀儡 ◆2 くぐつ   #=傀儡子
1.操り人形。でく。
2.平安時代以降、各地を放浪した芸人。男は曲芸をしたり人形を操ったりし、女は流行の歌謡曲を歌うなどした。〈漢字ペディア〉
627 傀儡子 ◆2 くぐつ   #=傀儡
1.操り人形。でく。
2.平安時代以降、各地を放浪した芸人。男は曲芸をしたり人形を操ったりし、女は流行の歌謡曲を歌うなどした。〈漢字ペディア〉
628 檜皮 ◆2 ひわだ   1.ヒノキの皮。
2.「檜皮葺(ぶ)き」の略。
3.襲(かさね)の色目の一つ。昔、衣服を重ねるときの色合いで表は黒ずんだ紅色、裏は淡い藍色(あいいろ)。〈漢字ペディア〉
629 蟹足腫 ◆2 けろいど   やけどや切り傷のあとにできる赤みがかった皮膚のひきつれ。〈漢字ペディア〉
630 角鷹 ◆2 くまたか   タカ科の巨大な鳥。高山にすみ、ウサギや鳥などを捕食する。=熊鷹〈漢字ペディア〉
631 角力 ◆2 すもう   裸でまわしをつけた二人が土俵の上で組み合う競技。日本の国技。=相撲〈漢字ペディア〉
632 角髪 ◆2 みずら   上代の男性の髪の結い方。髪を頭上で左右に分け、耳のあたりで輪を作って結んで垂らしたもの。=角子、鬟、髻〈漢字ペディア〉
633 郭公 ◆2 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、不如帰、子規、時鳥、蜀魂、蜀魄、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
634 霍公鳥 ◆2 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、不如帰、子規、時鳥、郭公、蜀魂、蜀魄、沓手鳥〈漢字ペディア〉
635 葛籠 ◆2 つづら   ツヅラフジで編んだ、衣服などを入れる箱形のかご。のちには竹やヒノキの細い薄板で編み、上に紙を張った。〈漢字ペディア〉
636 甘藷 ◆2 さつまいも   ヒルガオ科のつる性多年草。中南米原産。葉はハート形。肥大した塊状の根はでんぷんに富み、あまく食用。リュウキュウイモ。カライモ。=薩摩芋〈漢字ペディア〉
637 甘蔗 ◆2 さとうきび   イネ科の多年草。=砂糖黍〈漢字ペディア〉
638 汗疹 ◆2 あせも あせぼ 汗をかいたままにしたことで、皮膚にできる赤い小さな湿疹(シッシン)。あせぼ。=汗肬〈漢字ペディア〉
639 汗肬 ◆2 あせも   汗をかいたままにしたことで、皮膚にできる赤い小さな湿疹(シッシン)。あせぼ。=汗疹〈漢字ペディア〉
640 巻丹 ◆2 おにゆり   ユリ科の多年草。=鬼百合〈漢字ペディア〉
641 巻子 ◆2 へそ   つむいだ糸を環状に巻いたもの。おだまき。=綜麻〈漢字ペディア〉
642 柑子 ◆2 こうじ   1.「柑子蜜柑(ミカン)」の略。酸味が強く実が小さい。
2.「柑子色」の略。赤みをおびた黄色。だいだい色。〈漢字ペディア〉
643 乾飯 ◆2 かれいい   「乾飯(ほしいい)」に同じ。〈漢字ペディア〉
644 乾分 ◆2 こぶん   親分にしたがう者。手下。部下。⇔親分〈漢字ペディア〉
645 乾児 ◆2 こぶん   親分にしたがう者。手下。部下。⇔親分〈漢字ペディア〉
646 乾酪 ◆2 ちーず   ウシなどの乳を酵素で凝固させ、発酵させた食品。たんぱく質・脂肪などが豊富。〈漢字ペディア〉
647 貫木 ◆2 かんぬき   1.閉めた門や戸を開かないように固定させるための横木。
2.相撲の技の一つ。もろざしになった相手の両腕をかかえこんでしめるもの。〈漢字ペディア〉
648 寒蟬 ◆2 つくつくぼうし   セミ科の昆虫。体は細長く、はねは透明。夏の終わりころに「ツクツクオーシ」と鳴く。ホウシゼミ。〈漢字ペディア〉
649 款冬 ◆2 ふき やまぶき ふき…キク科の多年草。=蕗〈漢字ペディア〉
やまぶき…バラ科の落葉低木。=山吹〈漢字ペディア〉
650 鰥夫 ◆2 やもめ やもお 妻を亡くした男。=寡夫(カフ)、⇔寡婦(やもめ)〈漢字ペディア〉
651 含羞草 ◆2 おじぎそう   マメ科の一年草または多年草。ブラジル原産。葉は夜になったり物に触れたりすると、閉じて垂れ下がる。ネムリグサ。〈漢字ペディア〉
652 岩座 ◆2 いわくら   1.神のお座りになる所。
2.山の中の大きな岩石。〈漢字ペディア〉
653 岩魚 ◆2 いわな   サケ科の淡水魚。渓流釣りの代表的な魚。暗緑色の地に赤みがかった斑点(ハンテン)がある。=嘉魚、鮇〈漢字ペディア〉
654 眼旗魚 ◆2 めかじき   メカジキ科の海魚。暖海に分布。大形で全長三(メートル)ほどになる。目が大きく、体は紡錘形。上あごが剣状に突き出ている。食用。=眼梶木〈漢字ペディア〉
655 雁来紅 ◆2 はげいとう   ヒユ科の一年草。インド原産。観賞用に栽培。細長い葉が多数つき、初秋に赤や黄色に色づき美しい。=葉鶏頭〈漢字ペディア〉
656 気質 ◆2 かたぎ   同じ身分・職業・環境・年齢などに共通して現れる、特有の性質や気風。〈漢字ペディア〉
657 気障 ◆2 きざ   服装や言動などが不自然に気取っていて、嫌な感じを与えること。〈漢字ペディア〉
658 岐嶷 ◆2 いこよか   姿や形が堂々としていてりっぱなさま。〈漢字ペディア〉
659 岐路 ◆2 えだみち   1.本通りから分かれた細い道。
2.物事の本筋を外れること。また、外れたところ。=枝道〈漢字ペディア〉
660 希伯来 ◆2 へぶらい   1.他民族がイスラエル民族やその文化、言語などをいうときに用いた名称。ヘブル。
2.パレスチナにあった古代王国の名称。〈漢字ペディア〉
661 鬼蜻蜓 ◆2 おにやんま   オニヤンマ科のトンボ。各地に分布。体長一〇(センチメートル)ほどで、日本で最大のトンボ。体は黒地に黄色い横じまがある。〈漢字ペディア〉
662 鬼百合 ◆2 おにゆり   ユリ科の多年草。山野に自生。夏、黒紫色の斑点(ハンテン)のある黄赤色の花をつける。鱗茎(リンケイ)は食用。=巻丹〈漢字ペディア〉
663 基督 ◆2 きりすと   1.救世主。
2.キリスト教の教祖、イエス-キリストのこと。〈漢字ペディア〉
664 寄居虫 ◆2 やどかり   ヤドカリ科・ホンヤドカリ科・オカヤドカリ科などの甲殻類の総称。浅海にすむ。巻貝の殻に入り、成長すると殻を取り替える。〈漢字ペディア〉
665 寄生蜂 ◆2 やどりばち   ハチ類のうち、他の昆虫やその卵に産卵し、孵化(フカ)した幼虫がそれを食べて成長するものの総称。=宿蜂〈漢字ペディア〉
666 寄席 ◆2 よせ   「寄せ席」の略。落語・講談・浪曲などの大衆芸能を上演する場所。〈漢字ペディア〉
667 幾許 ◆2 いくばく   1.どのくらい。どれほど。
2.「―もない」の形で、いくらもない。〈漢字ペディア〉
668 幾何 ◆2 いくばく   1.どのくらい。どれほど。
2.「―もない」の形で、いくらもない。〈漢字ペディア〉
669 機関 ◆2 からくり   #=絡繰、機
1.人形や器具を動かすために、糸・ぜんまいなどを使って作ったしかけ。
2.機械などが動くしくみ。
3.たくみにしくまれた計略。たくらみ。〈漢字ペディア〉
670 擬蟻 ◆2 ありもどき   外見がアリに似た甲虫の総称。落ち葉の下などにすむ。マツにつく害虫を捕食するアリモドキカッコウムシやサツマイモを食害するアリモドキゾウムシなどがいる。=蟻擬〈漢字ペディア〉
671 擬宝珠 ◆2 ぎぼうし ぎぼし 1.ユリ科の多年草の総称。山地に自生。夏、淡紫色または白色のラッパ形の花をつける。=玉簪花、紫萼
2.橋の欄干(ランカン)の柱の上などにつける、丸くて先のとがったネギの花のような形の飾り。
3.ネギの花。ねぎぼうず。〈漢字ペディア〉
672 犠牲 ◆2 いけにえ   #=生贄、犠1.人や動物を生きたまま神に供えること。また、そのもの。
2.自分の命や大切なものをなげすてて尽くすこと。〈漢字ペディア〉
673 吉方 ◆2 えほう   その年の干支(えと)に基づいて決められる、縁起がよいとされる方角。=恵方〈漢字ペディア〉
674 吉備奈仔 ◆2 きびなご   ニシン科の海魚。=黍魚子〈漢字ペディア〉
675 吉丁虫 ◆2 たまむし   タマムシ科の甲虫。本州以南に分布。体は長楕円(ダエン)形。緑色の地に紅紫色のたてじまがある。金属光沢があり、美しいことから装飾に用いる。=玉虫〈漢字ペディア〉
676 吃驚 ◆2 びっくり   不意の出来事におどろくさま。=喫驚〈漢字ペディア〉
677 喫驚 ◆2 びっくり   突然の出来事におどろくようす。=吃驚〈漢字ペディア〉
678 九十九 ◆2 つくも   1.「九十九髪(がみ)」の略。
2.フトイの別称。カヤツリグサ科の多年草。池沼に生える。=江浦草〈漢字ペディア〉
679 弓弭 ◆2 ゆはず ゆみはず 弓の両端の、弦(つる)をかける部分。=弓筈〈漢字ペディア〉
680 玖馬 ◆2 きゅーば   中央アメリカの西インド諸島のキューバ島とその周辺の島からなる共和国。砂糖とタバコが主産業。首都はハバナ。〈漢字ペディア〉
681 急度 ◆2 きっと   #=屹度
1.必ず。確かに。
2.表情や態度がきびしいさま。〈漢字ペディア〉
682 毬打 ◆2 ぎっちょう ぎちょう 木製のまりを打つ長い柄(え)のついた槌(つち)。また、これを用いる正月の遊技。=毬杖〈漢字ペディア〉
683 毬杖 ◆2 ぎっちょう ぎちょう 木製のまりを打つ長い柄(え)のついた槌(つち)。また、これを用いる正月の遊技。=毬打〈漢字ペディア〉
684 鳩酸草 ◆2 かたばみ   カタバミ科の多年草。=酢漿草、酸漿草〈漢字ペディア〉
685 牛縻 ◆2 はなづら   ウシの鼻に通す環。鼻綱(はなづな)。=鼻縻〈漢字ペディア〉
686 巨頭鯨 ◆2 ごんどうくじら   イルカ科の歯クジラの総称。マゴンドウ・ハナゴンドウなど。頭が大きく丸い。〈漢字ペディア〉
687 虚言 ◆2 そらごと   本当ではない言葉。うそ。いつわり。=空言〈漢字ペディア〉
688 虚事 ◆2 そらごと   本当ではないこと。つくりごと。=空事〈漢字ペディア〉
689 許多 ◆2 あまた   たくさん。数が多いこと。=数多〈漢字ペディア〉
690 許嫁 ◆2 いいなずけ   #=許婚
1.結婚の約束をした相手。フィアンセ。
2.幼少の時に双方の親どうしが結婚の約束をしておくこと。また、その当人どうし。〈漢字ペディア〉
691 許婚 ◆2 いいなずけ   #=許嫁1.結婚の約束をした相手。フィアンセ。
2.幼少の時に双方の親どうしが結婚の約束をしておくこと。また、その当人どうし。〈漢字ペディア〉
692 魚虎 ◆2 かわせみ はりせんぼん かわせみ…カワセミ科の鳥。=翡翠、魚狗、水狗、川蟬〈漢字ペディア〉
はりせんぼん…ハリセンボン科の海魚。温・熱帯の海に分布。体は卵形で、体表に長いとげが密生。危険が迫ると体をふくらませてとげを立てる。ハリフグ。イガフグ。スズメフグ。=針千本〈漢字ペディア〉
693 魚屋 ◆2 ととや   高麗茶碗(コウライヂャワン)の一つ。赤土の上に青茶色の釉(うわぐすり)をかけたもの。=斗々屋〈漢字ペディア〉
694 魚籃 ◆2 びく   釣りなどのとき、とった魚を入れるかご。=魚籠〈漢字ペディア〉
695 御菜 ◆2 おかず   主食に添えて食べる食物。副食。=御数〈漢字ペディア〉
696 御内儀 ◆2 おかみ   他人の妻の敬称。=御上〈漢字ペディア〉
697 御汁 ◆2 おつけ   おつゆ。特に、味噌汁(ミソしる)。=御付〈漢字ペディア〉
698 御頭 ◆2 おつむ   あたま。おもに幼児語として用いられる。〈漢字ペディア〉
699 御虎子 ◆2 おまる   幼児などが室内で用いる持ち運び可能な便器。おかわ。〈漢字ペディア〉
700 匈牙利 ◆2 はんがりー   ヨーロッパ中央部にある共和国。ドナウ川中流にある内陸国で、農業が盛ん。首都はブダペスト。=洪牙利〈漢字ペディア〉
701 俠気 ◆2 おとこぎ   男らしい気質。損得を考えず弱い人に力を貸すような気性。⇔女気(おんなぎ)、=男気〈漢字ペディア〉
702 恐惶 ◆2 あなかしこ   #=穴賢
1.ああ、こわい。ああ、もったいない。
2.「恐惶(キョウコウ)」に同じ。
3.決して。ゆめゆめ。〈漢字ペディア〉
703 胸座 ◆2 むなぐら   着物を着て左右の襟が重なるあたり。むながらみ。=胸倉〈漢字ペディア〉
704 強者 ◆2 つわもの   #=兵
1.非常に強い兵士。勇士。
2.ある方面で非常にすぐれている人。猛者。〈漢字ペディア〉
705 強請 ◆2 ゆすり ねだり 言いがかりをつけて金品を出させること。また、そのようなことをする人。〈漢字ペディア〉
706 蕎麦 ◆2 そば   1.タデ科の一年草。中央アジア原産。穀物として栽培。夏から秋、白色の花を多数つける。実は三角形で、そば粉をとる。
2.そば粉に水を入れてこね、延ばして細く切った食品。そば切り。〈漢字ペディア〉
707 襁褓 ◆2 おしめ むつき おしめ…大小便を受けるために乳児などの股(また)に当てる布や紙。おむつ。〈漢字ペディア〉
むつき…1.「襁褓(おしめ)」に同じ。
2.うぶぎ。
3.ふんどし。〈漢字ペディア〉
708 響尾蛇 ◆2 がらがらへび   クサリヘビ科の毒ヘビ。南北アメリカの草原や砂地にすむ。尾に脱皮のときにできた角質の輪が連なり、危険が近づくと激しく振って音を出す。〈漢字ペディア〉
709 曲輪 ◆2 くるわ   #=郭、廓
1.城やとりでなどの周囲に築かれた土や石などの囲い。城郭(ジョウカク)。
2.外囲いを設けた一区域。
3.遊郭。遊里。〈漢字ペディア〉
710 極光 ◆2 おーろら   北極・南極地方の高層大気中に現れる美しい光の現象。色はうすい黄緑色や青白色など。〈漢字ペディア〉
711 玉簪花 ◆2 ぎぼうし たまのかんざし ぎぼうし…ユリ科の多年草の総称。=擬宝珠、紫萼〈漢字ペディア〉
たまのかんざし…ユリ科の多年草。中国原産。観賞用に栽培。葉は長い楕円(ダエン)形。晩夏、白色で芳香のある花を夜開く。〈漢字ペディア〉
712 玉蕈 ◆2 しめじ   シメジ科のキノコ。=湿地〈漢字ペディア〉
713 芹子 ◆2 せり   セリ科の多年草。湿地に自生。野菜として栽培もする。葉は羽状の複葉。香気があり食用。春の七草の一つ。=芹、水芹〈漢字ペディア〉
714 水芹 ◆2 せり   セリ科の多年草。=芹、芹子〈漢字ペディア〉
715 金糸魚 ◆2 いとよりだい   イトヨリダイ科の海魚。=糸縒鯛、金線魚〈漢字ペディア〉
716 金線魚 ◆2 いとよりだい   イトヨリダイ科の海魚。=糸縒鯛、金糸魚〈漢字ペディア〉
717 金鉗 ◆2 かなばし   鍛冶屋(かじや)が、焼けた鉄をはさむのに用いる道具。かなばさみ。=金箸〈漢字ペディア〉
718 金椀 ◆2 かなまり   金属製のわん。=鋺〈漢字ペディア〉
719 金橘 ◆2 きんかん   ミカン科の常緑低木。中国原産。夏、香りのよい白い小花をつけ、黄色の実を結ぶ。果実は食用・薬用。〈漢字ペディア〉
720 金亀子 ◆2 こがねむし   #=黄金虫、金牛児
1.コガネムシ科の昆虫の総称。種類が多い。
2.@の一種。体は広卵形で、金属光沢のある緑色。広葉樹の葉を食害する。〈漢字ペディア〉
721 金線蛙 ◆2 とのさまがえる   アカガエル科のカエル。中形で、背面は緑色または暗褐色に黒色のまだらがある。背の中央部に黄色の線が走る。=殿様蛙〈漢字ペディア〉
722 金花虫 ◆2 はむし   ハムシ科の昆虫の総称。体は楕円(ダエン)形、または円形。体色は黒・赤・黄色などで金属光沢がある。植物の葉を食害する。ウリハムシ・サルハムシなど。=葉虫〈漢字ペディア〉
723 金字塔 ◆2 ぴらみっど   石などで作られた大きな四角錐(スイ)の建造物。古代エジプトで国王や王妃の墓として造られた。〈漢字ペディア〉
724 琴柱 ◆2 ことじ   琴や箏(ソウ)の胴の上に立てて弦を支え、これを動かして音を調節する人の字形の道具。=箏柱〈漢字ペディア〉
725 銀魚 ◆2 しらうお   シラウオ科の海魚。=鱠残魚〈漢字ペディア〉
726 狗尾草 ◆2 えのころぐさ   イネ科の一年草。道端に自生。夏、緑色の花穂をつける。ネコジャラシ。〈漢字ペディア〉
727 苦汁 ◆2 にがり   海水から食塩をとった残りのにがい液。塩化マグネシウムを主成分とし、豆腐の凝固剤などに用いる。にがしお。=滷汁、苦塩〈漢字ペディア〉
728 苦塩 ◆2 にがり   海水から食塩をとった残りのにがい液。塩化マグネシウムを主成分とし、豆腐の凝固剤などに用いる。にがしお。=滷汁、苦汁〈漢字ペディア〉
729 枸榾 ◆2 ひいらぎ   モクセイ科の常緑小高木。=柊、杠谷樹〈漢字ペディア〉
730 放屁虫 ◆2 へひりむし へこきむし ミイデラゴミムシ・オサムシ・カメムシなど、触ると悪臭を出す昆虫の俗称。ヘコキムシ。〈漢字ペディア〉
731 熊啄木鳥 ◆2 くまげら   キツツキ科の鳥。北海道と本州北部の森林の木に穴をあけてすむ。全身黒色で、雄は頭部が赤色。鳴き声が鋭い。天然記念物。〈漢字ペディア〉
732 熊猫 ◆2 ぱんだ   パンダ科の哺乳(ホニュウ)動物。ジャイアントパンダとレッサーパンダの二種の総称。特に、中国特産のジャイアントパンダを指す。体は白く、目のまわりや耳、四肢が黒い。タケやササを食べる。〈漢字ペディア〉
733 裙蔕菜 ◆2 わかめ   褐草類コンブ科の海藻。=若布、和布、稚海藻〈漢字ペディア〉
734 稚海藻 ◆2 わかめ   褐藻類コンブ科の海藻。=若布、和布、裙蔕菜〈漢字ペディア〉
735 和布 ◆2 わかめ   褐藻類コンブ科の海藻。=若布、稚海藻、裙蔕菜〈漢字ペディア〉
736 形姿 ◆2 なりかたち   すがたかたち。すがたや格好。なりふり。身なり。〈漢字ペディア〉
737 荊棘 ◆2 おどろ   #=棘
1.草木が乱れ茂っていること。
2.髪などの乱れているようす。〈漢字ペディア〉
738 経緯 ◆2 いきさつ   物事の込みいった事情や経過。なりゆき。〈漢字ペディア〉
739 経糸 ◆2 たていと   織物で、縦方向に通っている長い糸。⇔緯(よこいと)、緯糸(ぬきいと)、=経、縦糸〈漢字ペディア〉
740 脛楯 ◆2 はいだて   鎧(よろい)の付属具。腰から下につけて、股(もも)と膝(ひざ)をまもるもの。ひざよろい。=佩楯、膝甲〈漢字ペディア〉
741 膝甲 ◆2 はいだて   鎧(よろい)付属具の一つ。腰の前から左右に垂らして股(もも)と膝(ひざ)をまもるもの。=脛楯、佩盾〈漢字ペディア〉
742 脛巾 ◆2 はばき   昔、旅や作業をするとき、動きやすいようにすねに巻きつけたもの。後世の脚絆(キャハン)。=行纏、脛衣〈漢字ペディア〉
743 脛衣 ◆2 はばき   昔、旅や作業をするとき、動きやすいようにすねに巻きつけたもの。後世の脚絆(キャハン)。=行纏、脛巾〈漢字ペディア〉
744 行纏 ◆2 はばき   昔、旅や作業をするとき、すねに巻きつけた布。脚絆(キャハン)。=脛巾、脛衣〈漢字ペディア〉
745 蛍烏賊 ◆2 ほたるいか   ホタルイカモドキ科のイカ。富山湾で多くとれる。胴長は六(センチメートル)ほど。全身に多数の発光器をもち、光を発する。食用。マツイカ。〈漢字ペディア〉
746 鶏冠木 ◆2 かえで   カエデ科の落葉高木の総称。=槭樹、槭、楓、蛙手〈漢字ペディア〉
747 鶏冠 ◆2 けいとう とさか けいとう…ヒユ科の一年草。熱帯アジア原産。夏から秋に紅色や黄色などの小花を密集してつける。=鶏頭〈漢字ペディア〉
とさか…ニワトリやキジなどの頭の上にある肉質の冠のような突起。〈漢字ペディア〉
748 囈語 ◆2 うわごと   #=譫言、囈
1.熱にうなされるなどして無意識に発する言葉。
2.筋道の立たないとりとめのない言葉。たわごと。〈漢字ペディア〉
749 犬黄楊 ◆2 いぬつげ   モチノキ科の常緑低木。山地に自生。観賞用に庭木や盆栽にする。よく分枝し、小形で革質の葉が密生。〈漢字ペディア〉
750 肩巾 ◆2 ひれ   古代、身分の高い女性が首から肩にたらして飾りにした細長く薄い布。=領巾〈漢字ペディア〉
751 領巾 ◆2 ひれ   奈良・平安時代の女性の装身具。盛装のとき、首から肩にかけて左右に長く垂らした薄い布。別れをおしむときなどにこれを振った。=肩巾〈漢字ペディア〉
752 剣橋 ◆2 けんぶりっじ   イギリス、ロンドンから北へ約八〇(キロメートル)ほどの所にある学園都市。ケンブリッジ大学がある。〈漢字ペディア〉
753 健駄羅 ◆2 がんだーら   古代インドの地名。現在のパキスタン北東部ペシャワール付近。二、三世紀ころギリシャ文化の影響を受けた仏教芸術が栄えた。=乾陀羅〈漢字ペディア〉
754 健児 ◆2 こんでい   1.奈良から平安時代にかけて、国府・関所などを警備した兵士。こんに。
2.武家時代の中間(チュウゲン)・足軽の呼称。「健児童(わらわ)」の略。〈漢字ペディア〉
755 蜷局 ◆2 とぐろ   ヘビなどが、渦巻き状に体を巻くこと。また、その巻いた状態。=塒〈漢字ペディア〉
756 玄孫 ◆2 やしゃご   孫の孫。ひまごの子。〈漢字ペディア〉
757 眩暈 ◆2 めまい   目が回ること。目がくらんで倒れそうになること。=目眩〈漢字ペディア〉
758 現人 ◆2 うつせみ   1.この世に生きている人。
2.この世。現世。〈漢字ペディア〉
759 厳器 ◆2 からくしげ   櫛(くし)を入れる美しい小箱。=唐櫛笥〈漢字ペディア〉
760 虎列剌 ◆2 これら   感染症の一つ。コレラ菌によって引き起こされ、高熱・下痢・嘔吐(オウト)などを伴い、死に至ることもある。コロリ。〈漢字ペディア〉
761 孤児 ◆2 みなしご   両親をなくした子ども。=孤〈漢字ペディア〉
762 胡座 ◆2 あぐら   両ひざを左右に開き、足首を組んで座ること。また、その座り方。=胡坐、趺坐、胡床〈漢字ペディア〉
763 胡坐 ◆2 あぐら   両ひざを左右に開き、足首を組んで座ること。また、その座り方。=胡座、趺坐、胡床〈漢字ペディア〉
764 趺坐 ◆2 あぐら   両ひざを左右に開き、両足の甲を股(もも)の上に置いて楽にすわること。また、その姿勢。=胡座、胡坐、胡床〈漢字ペディア〉
765 胡瓜 ◆2 きゅうり   ウリ科のつる性一年草。インド原産。初夏、黄色い花をつけ、細長い果実を結ぶ。食用。=黄瓜、木瓜〈漢字ペディア〉
766 胡桃 ◆2 くるみ   クルミ科の落葉高木の総称。山地に自生。果実は丸く、核は非常にかたい。種子は食用・薬用。=呉桃〈漢字ペディア〉
767 呉桃 ◆2 くるみ   クルミ科の落葉高木の総称。=胡桃〈漢字ペディア〉
768 胡蘿蔔 ◆2 にんじん   セリ科の二年草。=人参〈漢字ペディア〉
769 胡枝子 ◆2 はぎ   マメ科の落葉低木の総称。=萩、胡枝花〈漢字ペディア〉
770 胡枝花 ◆2 はぎ   マメ科の落葉低木の総称。=萩、胡枝子〈漢字ペディア〉
771 鼓子花 ◆2 ひるがお   ヒルガオ科のつる性多年草。=旋花、昼顔〈漢字ペディア〉
772 旋花 ◆2 ひるがお   ヒルガオ科のつる性多年草。道端に自生。夏の日中、アサガオに似た淡紅色の花が咲き、夕方しぼむ。=昼顔、鼓子花〈漢字ペディア〉
773 地楡 ◆2 われもこう   バラ科の多年草。=吾木香、我毛香、吾亦紅、仙蓼〈漢字ペディア〉
774 護謨 ◆2 ごむ   非常に弾力性に富む物質。ゴムの木の乳液から作る天然ゴムと、石油などから作る合成ゴムがある。〈漢字ペディア〉
775 梧桐 ◆2 あおぎり   アオギリ科の落葉高木。中国原産。街路樹に多く、樹皮は緑色。葉は大形で、てのひら状に裂けている。夏、黄色の花が咲く。材はやわらかく家具や楽器などに用いる。ヘキゴ。=青桐〈漢字ペディア〉
776 鼯鼠 ◆2 むささび ももんが むささび…リス科の哺乳(ホニュウ)動物。リスに似るがやや大きい。腹面は白く四肢や体側によく発達した飛膜があり、木から木へと滑空する。夜行性。ノブスマ。〈漢字ペディア〉
ももんが…リス科の哺乳(ホニュウ)動物。ムササビに似るがやや小形で目が大きい。腹面は白く四肢や体側によく発達した飛膜があり、木から木へと滑空する。夜行性。バンドリ。モモンガア。〈漢字ペディア〉
777 公孫樹 ◆2 いちょう   イチョウ科の落葉高木。=銀杏〈漢字ペディア〉
778 勾欄 ◆2 てすり   人がつかまるように、橋や階段などの縁に、腰の高さに渡した横木。欄干。=手摺り〈漢字ペディア〉
779 巧婦鳥 ◆2 みそさざい   ミソサザイ科の小鳥。=溝三歳、鷦鷯〈漢字ペディア〉
780 交譲木 ◆2 ゆずりは   ユズリハ科の常緑高木。暖地に自生。葉は大きく細長い楕円(ダエン)形。新年の飾りに用いる。=譲葉〈漢字ペディア〉
781 向日葵 ◆2 ひまわり   キク科の一年草。北アメリカ原産。茎は太く直立。葉は大きなハート形。夏、黄色い大きな頭花をつける。種子は食用や採油用。ニチリンソウ。=日輪草〈漢字ペディア〉
782 扛秤 ◆2 ちきり ちぎ
ちぎり
ちぎばかり
一貫目(三・七五(キログラム))以上の重い物を量るのに用いたさおばかり。=杠秤〈漢字ペディア〉
783 杠秤 ◆2 ちきり ちぎ
ちぎり
ちぎばかり
一貫目(約三・七五(キログラム))以上の重い物をはかるのに用いたさおばかり。=扛秤〈漢字ペディア〉
784 江浦草 ◆2 つくも   フトイの別称。=九十九〈漢字ペディア〉
785 更衣 ◆2 きさらぎ ころもがえ きさらぎ…陰暦二月の異名。=如月、衣更着〈漢字ペディア〉
ころもがえ…1.着ているものをかえること。特に、季節に応じて衣服を取りかえること。
2.外装や内装を変えること。=衣替え〈漢字ペディア〉
786 更紗 ◆2 さらさ   人物・鳥獣・草花・幾何学模様などを手描きや型染めした綿や絹の布。室町時代に南アジアの国々から伝えられた。〈漢字ペディア〉
787 杠谷樹 ◆2 ひいらぎ   モクセイ科の常緑小高木。=柊、枸榾〈漢字ペディア〉
788 苟且 ◆2 かりそめ   #=仮初
1.一時的な間に合わせ。その場だけのこと。
2.おろそかなこと。軽々しいさま。
3.ちょっとしたこと。〈漢字ペディア〉
789 厚朴 ◆2 ほおのき   モクレン科の落葉高木。日本特産で山地に自生。葉は大きな卵形。初夏、芳香のある黄白色の大形の花をつける。材はやわらかく版木・家具などに用いる。ホオ。=朴の木〈漢字ペディア〉
790 洪牙利 ◆2 はんがりー   ヨーロッパ中央部、ドナウ川中流の盆地にある共和国。首都はブダペスト。=匈牙利〈漢字ペディア〉
791 紅藍花 ◆2 べにばな   キク科の二年草。エジプト原産。夏、アザミに似た頭花をつけ、初め黄色で赤色に変わる。花から染料を、種子から油をとる。クレノアイ。スエツムハナ。=紅花〈漢字ペディア〉
792 紅玉 ◆2 るびー   鋼玉の一つ。紅色の透明がかった宝石。七月の誕生石。〈漢字ペディア〉
793 荒塊 ◆2 あらくれ   大きな土のかたまり。〈漢字ペディア〉
794 香魚 ◆2 あゆ   アユ科の淡水魚。=鮎、年魚、記月魚〈漢字ペディア〉
795 香蒲 ◆2 がま   ガマ科の多年草。=蒲〈漢字ペディア〉
796 香欒 ◆2 ざぼん   ミカン科の常緑小高木。=朱欒〈漢字ペディア〉
797 香具師 ◆2 やし   祭礼や縁日など人出の多い場所で見世物をしたり、物を売ったりする人。てきや。=野師、弥四〈漢字ペディア〉
798 栲領巾 ◆2 たくひれ   コウゾなどの繊維で作った白い飾り布。古代、身分の高い女性が肩からたらした細長い布製の飾り。〈漢字ペディア〉
799 譏P ◆2 くろつぐ   ヤシ科の常緑低木。東南アジア原産。九州南部に野生。葉は根生し、長さ二〜三(メートル)の羽状複葉。小葉は線形で光沢がある。=譏P子〈漢字ペディア〉
800 譏P子 ◆2 くろつぐ   ヤシ科の常緑低木。東南アジア原産。九州南部に野生。葉は根生し、長さ二〜三(メートル)の羽状複葉。小葉は線形で光沢がある。=譏P〈漢字ペディア〉
801 高加索 ◆2 こーかさす   黒海とカスピ海の間にあり、中央にカフカス山脈が走る地方。アルメニア・アゼルバイジャン・グルジアの三つの共和国がある。カフカス。〈漢字ペディア〉
802 高麗鼠 ◆2 こまねずみ   ネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。中国産ハツカネズミの変種。体は小さく純白。くるくる回る性質がある。愛玩(アイガン)用。マイネズミ。=独楽鼠〈漢字ペディア〉
803 黄鳳蝶 ◆2 きあげは   アゲハチョウ科のチョウ。はねは黄色の地に複雑な黒色などの模様がある。=黄揚羽〈漢字ペディア〉
804 黄檗 ◆2 きはだ   ミカン科の落葉高木。山地に自生。樹皮の内側があざやかな黄色で、染料にするほか健胃薬などに用いる。キワダ。オウバク。=檗〈漢字ペディア〉
805 黄瓜 ◆2 きゅうり   ウリ科のつる性一年草。=胡瓜、木瓜〈漢字ペディア〉
806 黄昏 ◆2 たそがれ   夕暮れ。薄暗くなった夕方。〈漢字ペディア〉
807 柘植 ◆2 つげ   ツゲ科の常緑低木。=黄楊〈漢字ペディア〉
808 黄鼬 ◆2 てん   イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。=貂〈漢字ペディア〉
809 黄瓜菜 ◆2 にがな   キク科の多年草。=苦菜〈漢字ペディア〉
810 黄葉 ◆2 もみじ   1.「黄葉(コウヨウ)」に同じ。
2.カエデの別称。また、その葉。〈漢字ペディア〉
811 黄泉 ◆2 よみ   人の死後、魂が行くという所。あの世。よみの国。〈漢字ペディア〉
812 媾曳 ◆2 あいびき   愛し合う男女がひそかに会うこと。ランデブー。〈漢字ペディア〉
813 槓杆 ◆2 てこ   一点を支点にして自由に回転でき、小さな力を大きな力に変える棒。また、その仕掛け。=梃子、梃〈漢字ペディア〉
814 糠蝦 ◆2 あみ   アミ科の甲殻類の総称。=醬蝦〈漢字ペディア〉
815 藁蓋 ◆2 わろうだ   わらやスゲなどで縄をない、それを渦巻状に編んだ円い敷物。=円座〈漢字ペディア〉
816 哈爾賓 ◆2 はるびん   中国、黒竜江省の省都。松花江の南岸にある工業都市で、水陸交通の要地。=哈爾浜〈漢字ペディア〉
817 哈爾浜 ◆2 はるびん   中国、黒竜江省の省都。松花江の南岸にある工業都市で、水陸交通の要地。=哈爾賓〈漢字ペディア〉
818 濠太剌利 ◆2 おーすとらりあ   南半球にあるオーストラリア大陸とタスマニア島などを領土とする連邦共和国。大部分はイギリス系住民。首都はキャンベラ。濠州(ゴウシュウ)。〈漢字ペディア〉
819 鱟魚 ◆2 かぶとがに   カブトガニ科の節足動物の総称。日本では瀬戸内海と博多湾に一種がすむ。全体に緑褐色。頭胸甲は半円状の兜(かぶと)をふせた形で、腹甲は五角形、尾部は剣状。古生代からの生き残りで「生きた化石」といわれる。天然記念物。=兜蟹〈漢字ペディア〉
820 黒竜江 ◆2 あむーる   黒竜江(コクリュウコウ)のロシア語名。モンゴル高原に発し、中国の東北部とロシア連邦のシベリアとの国境を流れて間宮(まみや)海峡に注ぐ大河。〈漢字ペディア〉
821 黒死病 ◆2 ぺすと   ペスト菌の感染によっておこる感染症。ネズミについたノミにより媒介される。高熱を出し、死亡率が高い。〈漢字ペディア〉
822 忽比烈 ◆2 ふびらい   モンゴル帝国の第五代皇帝、フビライ−ハン。南宋(ナンソウ)を滅ぼして中国を統一し、元(ゲン)を建国して初代皇帝に即位。チンギス−ハンの孫。クビライ。=忽必烈〈漢字ペディア〉
823 忽必烈 ◆2 ふびらい   モンゴル帝国の第五代皇帝、フビライ−ハン。南宋(ナンソウ)を滅ぼして中国を統一し、元(ゲン)を建国して初代皇帝に即位。チンギス−ハンの孫。クビライ。=忽比烈〈漢字ペディア〉
824 骨牌 ◆2 かるた   遊びやばくちなどに用いる絵や文字が書かれた札。また、それを用いる遊び。=歌留多〈漢字ペディア〉
825 惚気 ◆2 のろけ   配偶者や恋人のことを得意になって話すこと。また、その話。〈漢字ペディア〉
826 混合酒 ◆2 かくてる   ウイスキー・ブランデーなど数種類の洋酒に、果汁・香料などを混ぜ合わせた飲み物。〈漢字ペディア〉
827 混凝土 ◆2 こんくりーと   セメントに砂・砂利・水などを混ぜて固めたもの。土木建築に用いる。〈漢字ペディア〉
828 渾名 ◆2 あだな   本名とは別に、親しみやからかいの気持ちを込めて、その人の特徴をとらえてつける名。ニックネーム。=綽名、諢名〈漢字ペディア〉
829 綽名 ◆2 あだな   本名とは別にその人の特徴をとらえ、親しみや軽蔑(ケイベツ)の気持ちから他人がつける名。ニックネーム。=渾名、諢名〈漢字ペディア〉
830 蒟醬 ◆2 きんま   1.コショウ科のつる性常緑低木。マレーシア原産。東南アジアなどで栽培され、この木の葉で石灰とビンロウジをくるみ、かんで口中の清涼剤とする。
2.「蒟醬塗」の略。〈漢字ペディア〉
831 叉倉 ◆2 あぜくら   柱を使わず、三角形などの材木を井桁(いげた)状に組み上げて壁にした倉。=校倉〈漢字ペディア〉
832 左右 ◆2 とかく   #=兎角
1.あれこれ。
2.ややもすると。
3.いずれにせよ。〈漢字ペディア〉
833 左見右見 ◆2 とみこうみ   あっちを見たり、こっちを見たりすること。また、至る所に気を配ること。〈漢字ペディア〉
834 左手 ◆2 ゆんで   ⇔馬手(めて)、右手(めて)、=弓手
1.弓を持つ手。左の手。
2.左の方向。〈漢字ペディア〉
835 沙子 ◆2 いさご   石のきわめて細かいもの。すな。まさご。=沙、砂、砂子〈漢字ペディア〉
836 沙翁 ◆2 しぇーくすぴあ   イギリスの代表的な劇作家。詩人としても著名。一六世紀後半から一七世紀初めにかけて活動し、「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」の四大悲劇のほか、「ロミオとジュリエット」「ベニスの商人」など、多くの傑作を残した。〈漢字ペディア〉
837 莎草 ◆2 かやつりぐさ ささめ
はますげ
かやつりぐさ…カヤツリグサ科の一年草。=蚊帳吊草〈漢字ペディア〉
ささめ…チガヤのようなしなやかな草。編んで蓑(みの)やむしろを作った。〈漢字ペディア〉
はますげ…カヤツリグサ科の多年草。=浜菅〈漢字ペディア〉
838 彩絵 ◆2 だみえ   壁など大きな物に金銀や極彩色(ゴクサイシキ)で描いた、装飾性の強い絵。桃山時代に流行し、狩野(かのう)派に代表される。=濃絵〈漢字ペディア〉
839 細螺 ◆2 きさご   ニシキウズガイ科の巻貝。内海の砂泥地にすむ。タニシほどの大きさで、形はカタツムリに似る。殻はおはじきや装飾用。肉は食用。キシャゴ。=扁螺、喜佐古〈漢字ペディア〉
840 扁螺 ◆2 きさご   ニシキウズガイ科の巻貝。=細螺、喜佐古〈漢字ペディア〉
841 細雪 ◆2 ささめゆき   細かに降る雪。まばらに降る雪。〈漢字ペディア〉
842 細石 ◆2 さざれいし   小さな石。細かい石。小石。〈漢字ペディア〉
843 細枝 ◆2 しもと   1.枝のよく茂った若い木立。
2.細長く伸びた若い枝。すわえ。〈漢字ペディア〉
844 菜豆 ◆2 いんげんまめ   マメ科のつる性一年草。=隠元豆、眉児豆〈漢字ペディア〉
845 菜蕗 ◆2 ふき   キク科の多年草。=蕗〈漢字ペディア〉
846 斎食 ◆2 とき   #=斎
1.寺で午前中にとる食事。戒律で、午後は食事を禁じられている。⇔非時(ヒジ)
2.寺で出される食事。
3.精進(ショウジン)料理。〈漢字ペディア〉
847 靫負 ◆2 ゆげい   1.古代、矢を入れる靫(ゆぎ)を背負い宮廷を守った武力集団。
2.衛門府(エモンフ)とその武官の別称。〈漢字ペディア〉
848 賽子 ◆2 さいころ   小さな立方体の各面に一から六までの目を記したもの。ゲームや賭博(トバク)などに用いる。さい。=骰子〈漢字ペディア〉
849 顋門 ◆2 ひよめき   乳児の頭蓋骨(ズガイコツ)が、まだ接合していない部分。泉門(センモン)。おどりこ。〈漢字ペディア〉
850 酸漿草 ◆2 かたばみ   カタバミ科の多年草。道端に自生。葉はハートを三個合わせたような複葉。春から秋、黄色の花が咲く。=酢漿草、鳩酸草〈漢字ペディア〉
851 刷毛 ◆2 はけ   塗料やのりなどを塗ったり、ほこりを払ったりする道具。獣毛などを束ねて柄をつけたもの。ブラシ。=刷子〈漢字ペディア〉
852 刷子 ◆2 はけ   塗料やのりなどを塗ったり、ほこりを払ったりする道具。獣毛などを束ねて柄をつけたもの。ブラシ。=刷毛〈漢字ペディア〉
853 皿鉢 ◆2 さわち   浅い大きな磁器の皿。〈漢字ペディア〉
854 三毬杖 ◆2 さぎちょう   正月一五日に行われる厄除(ヤクよ)けの火祭りの行事。=左義長〈漢字ペディア〉
855 山女 ◆2 あけび   アケビ科のつる性落葉低木。=木通、通草、丁翁〈漢字ペディア〉
856 卮子 ◆2 くちなし   アカネ科の常緑低木。=山梔子、梔子、梔〈漢字ペディア〉
857 茶梅 ◆2 さざんか   ツバキ科の常緑小高木。=山茶花〈漢字ペディア〉
858 山車 ◆2 だし   祭礼のとき、たくさんの飾りをつけて引き回す車。やま。ほこ。だんじり。〈漢字ペディア〉
859 花車 ◆2 だし   祭礼のとき、たくさんの飾りをつけて引き回す車。やま。ほこ。だんじり。〈漢字ペディア〉
860 山蒜 ◆2 のびる   ユリ科の多年草。=野蒜〈漢字ペディア〉
861 山丹 ◆2 ひめゆり   ユリ科の多年草。西日本の山地に自生。初夏、赤色の六弁花を上向きにつける。=姫百合〈漢字ペディア〉
862 山羊 ◆2 やぎ   ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。家畜として飼育。ヒツジに似るが首が長い。多くは二本の角をもち、雄はあごひげがある。乳・肉を利用。=野羊〈漢字ペディア〉
863 野羊 ◆2 やぎ   ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。=山羊〈漢字ペディア〉
864 山楝蛇 ◆2 やまかがし   ヤマカガシ科のヘビ。=赤楝蛇〈漢字ペディア〉
865 山賤 ◆2 やまがつ   1.きこりや猟師などのように山に住み、山のなかで仕事をする人。
2.@の住むあばらや。〈漢字ペディア〉
866 山雀 ◆2 やまがら   シジュウカラ科の鳥。山林にすむ。背面は青灰色、のどと目の上が黒く、ほおは白い。人になれ、芸を覚えるので、神社でおみくじを引く鳥として親しまれた。〈漢字ペディア〉
867 山脈 ◆2 やまなみ   山が並び連なっていること。また、その山々。=山並〈漢字ペディア〉
868 山鼠 ◆2 やまね   ヤマネ科の哺乳(ホニュウ)動物。日本特産で、本州以南の山林にすむ。褐色で、背に一本の黒い縦線がある。形はネズミに似る。夜行性で冬眠する=冬眠鼠〈漢字ペディア〉
869 梅桃 ◆2 ゆすらうめ   バラ科の落葉低木。=山桜桃、英桃〈漢字ペディア〉
870 蚕豆 ◆2 そらまめ   マメ科の二年草。世界各地で栽培。春、白色または紫色の蝶(チョウ)形花が咲き、長楕円(ダエン)形で大きなさやをつける。種子は食用。=空豆〈漢字ペディア〉
871 蚕簿 ◆2 まぶし   蚕が繭を作りやすいように工夫した道具。わら・竹・紙などで作る。=蔟〈漢字ペディア〉
872 算盤 ◆2 そろばん   #=十露盤
1.中国や日本で用いられる計算道具。枠に並べられた串(くし)刺し状の玉を上下させて計算する。
2.損得の計算。〈漢字ペディア〉
873 子規 ◆2 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、不如帰、時鳥、郭公、蜀魂、蜀魄、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
874 蜀魄 ◆2 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、不如帰、子規、時鳥、郭公、蜀魂、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
875 杜鵑 ◆2 ほととぎす   ホトトギス科の鳥。初夏、日本に渡来し、初秋に東南アジアに渡る。背面は灰褐色、腹面は白地に黒の横斑(オウハン)がある。山林で繁殖するが、ウグイスなどの巣に托卵(タクラン)(他の鳥の巣に産卵して育ててもらうこと)する。「テッペンカケタカ」「トッキョキョカキョク」などと鳴く。古くから日本人に愛され、別表記・別称も多く、和歌などの文学にも数多く登場する。ウヅキドリ。サナエドリ。イモセドリ。タオサドリ。アヤメドリ。=鵑、杜宇、不如帰、子規、時鳥、郭公、蜀魂、蜀魄、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
876 尸者 ◆2 ものまさ   葬儀で、死者に代わって弔問を受ける人。〈漢字ペディア〉
877 憑坐 ◆2 よりまし   祈禱(キトウ)師が一時的に神霊をのりうつらせ、お告げを言わせる子どもや人形。=尸童、寄坐〈漢字ペディア〉
878 四十雀 ◆2 しじゅうから   シジュウカラ科の小鳥。各地の山林にすむ。背は暗緑色、頭と首が黒色、ほおと腹が白色。〈漢字ペディア〉
879 四葩 ◆2 よひら   アジサイの別称。花弁が四枚であることから。特に、俳句で用いる語。〈漢字ペディア〉
880 四方山 ◆2 よもやま   さまざまな方面。あちらこちら。転じて世間。〈漢字ペディア〉
881 糸瓜 ◆2 へちま   ウリ科のつる性一年草。熱帯アジア原産。夏、黄色い花をつけ、筒形の大きな果実を結ぶ。=天糸瓜〈漢字ペディア〉
882 刺草 ◆2 いらくさ   イラクサ科の多年草。山野に自生。茎や葉に蟻酸(ギサン)を含む細かいとげがあり、触ると痛い。若芽は食用。茎から繊維をとる。イタイタグサ。=蕁、蕁麻〈漢字ペディア〉
883 蕁麻 ◆2 いらくさ   イラクサ科の多年草。=刺草、蕁〈漢字ペディア〉
884 刺青 ◆2 いれずみ   1.皮膚に傷をつけて色素を入れ、模様や文字を描くこと。また、その模様や文字。=文身、入れ墨
2.昔の刑罰の一つ。前科者のしるしとした。=黥〈漢字ペディア〉
885 紙縒 ◆2 こより   細長く切った和紙をよってひも状にしたもの。かんぜより。=紙撚、紙捻〈漢字ペディア〉
886 紙捻 ◆2 こより   細長く切った和紙をよってひも状にしたもの。かんぜより。=紙縒、紙撚〈漢字ペディア〉
887 紙鳶 ◆2 たこ   細い竹を組んで紙を貼(は)り、糸をつけて空に揚げるおもちゃ。いかのぼり。=凧〈漢字ペディア〉
888 紫陽花 ◆2 あじさい   ユキノシタ科の落葉低木。日本でガクアジサイを品種改良したもの。初夏、小花が半球状に集まって咲く。花の色は淡青色・青紫色・淡紅色と変わる。シチヘンゲ。ヨヒラ。=八仙花〈漢字ペディア〉
889 紫菜 ◆2 あまのり   紅藻類ウシケノリ科の海藻の総称。=甘海苔〈漢字ペディア〉
890 紫萼 ◆2 ぎぼうし   ユリ科の多年草の総称。=擬宝珠、玉簪花〈漢字ペディア〉
891 紫雲英 ◆2 げんげ れんげそう げんげ…レンゲソウの別称。=翹揺〈漢字ペディア〉
れんげそう…マメ科の二年草。=蓮華草〈漢字ペディア〉
892 紫萁 ◆2 ぜんまい   ゼンマイ科の多年生シダ植物。=薇〈漢字ペディア〉
893 紫金牛 ◆2 やぶこうじ   ヤブコウジ科の常緑小低木。=藪柑子〈漢字ペディア〉
894 鴟尾草 ◆2 いちはつ   アヤメ科の多年草。=鳶尾〈漢字ペディア〉
895 似而非 ◆2 えせ   似ているが本物でないこと。にせ。=似非〈漢字ペディア〉
896 時雨 ◆2 しぐれ   晩秋から初冬にかけて時々ぱらぱらと降る小雨。〈漢字ペディア〉
897 慈鳥 ◆2 からす   カラス科の鳥の総称。=烏、鴉〈漢字ペディア〉
898 鹿砦 ◆2 さかもぎ   敵の侵入を防ぐために、とげのある木の枝や先端をとがらせた木の枝を、シカの角のように組んだ柵(サク)。=鹿垣(ししがき)、逆茂木〈漢字ペディア〉
899 鹿角菜 ◆2 ひじき   褐藻類ホンダワラ科の海藻。各地の沿岸の岩上に付着して生育。茎状部は円柱形で、羽状に枝分かれしている。乾燥させて食用とする。=鹿尾菜、羊栖菜〈漢字ペディア〉
900 舳先 ◆2 へさき   船の前部。船首。=舳〈漢字ペディア〉
901 七葉樹 ◆2 とち   トチノキ科の落葉高木。=栃、橡〈漢字ペディア〉
902 蟋蟀 ◆2 こおろぎ きりぎりす こおろぎ…=蛩、蛬
コオロギ科の昆虫の総称。体は黒褐色で、長い糸状の触角をもつ。雄は秋に美しい声で鳴く。古くはキリギリスといった。〈漢字ペディア〉
きりぎりす…=螽斯、螽、蛬
1.キリギリス科の昆虫。草地にすむ。体は緑色または褐色。長い糸状の触角をもつ。夏から秋、雄は「チョンギース」と鳴く。ハタオリ。ギッチョ。ギス。
2.コオロギの古名。〈漢字ペディア〉
903 車前 ◆2 おおばこ   オオバコ科の多年草。道端に自生。葉は大きな卵形で根生する。夏、白い小花を穂状につける。葉と種子は薬用。カエルバ。=車前草、大葉子〈漢字ペディア〉
904 射干玉 ◆2 ぬばたま   ヒオウギの種子。球形で黒く光沢がある。うばたま。むばたま。=野干玉、烏珠、烏玉〈漢字ペディア〉
905 野干玉 ◆2 ぬばたま   ヒオウギの種子。球形で黒く光沢がある。うばたま。むばたま。=射干玉、烏珠、烏玉〈漢字ペディア〉
906 射翳 ◆2 まぶし   1.猟師が獲物を射るときに身を隠すもの。柴(しば)などを折って作る。
2.待ち伏せること。また、伏兵。〈漢字ペディア〉
907 遮莫 ◆2 さもあらばあれ   それはそれでしかたがない。どうにでもなれ。〈漢字ペディア〉
908 瀉腹 ◆2 くだりばら   はげしい便通。下痢。=下り腹〈漢字ペディア〉
909 錫蘭 ◆2 せいろん   インド半島の南東、インド洋にある島。一九四八年、イギリスから独立、一九七二年、スリランカと改称し、共和国になった。紅茶の生産で知られる。〈漢字ペディア〉
910 弱檜 ◆2 さわら   ヒノキ科の常緑高木。=椹、花柏〈漢字ペディア〉
911 雀躍 ◆2 こおどり   うれしくておどり上がること。=小躍り〈漢字ペディア〉
912 雀卵斑 ◆2 そばかす   人の顔面などにできる茶褐色の細かい斑点(ハンテン)。=雀斑、蕎麦滓〈漢字ペディア〉
913 雀鷹 ◆2 つみ   タカ科の鳥。低山の林で繁殖し、冬は南方に渡る。日本のタカ類で最も小さい。雄は雌より小さく、「エッサイ」と呼ぶ。=雀鷂〈漢字ペディア〉
914 手弱女 ◆2 たおやめ   しなやかで美しい女性。かよわい女性。たわやめ。〈漢字ペディア〉
915 手繦 ◆2 たすき   #=襷
1.仕事をするときに、和服のそでやたもとをたくし上げるために用いるひも。
2.一方の肩からもう一方の脇(わき)の下に斜めにかける細い布。
3.斜め十文字の模様。〈漢字ペディア〉
916 手斧 ◆2 ちょうな   木材を荒削りするための柄(え)の曲がった大工道具。〈漢字ペディア〉
917 主典 ◆2 さかん   律令(リツリョウ)制で、公文書の作成や読み役などをつかさどった四等官の最下位の官職。官司により、漢字表記は異なる。〈漢字ペディア〉
918 壁虎 ◆2 やもり   ヤモリ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。=守宮、家守〈漢字ペディア〉
919 首途 ◆2 かどで   #=門出
1.旅行などで自分の家から出発すること。旅立ち。
2.新たな生活を始めること。〈漢字ペディア〉
920 首級 ◆2 しるし   戦で討ち取った敵の首。=首〈漢字ペディア〉
921 囚獄 ◆2 ひとや   罪人をとらえて閉じこめておく所。牢屋(ロウや)。=人屋、獄、圉、圄、囹、牢〈漢字ペディア〉
922 秋刀魚 ◆2 さんま   サンマ科の海魚。日本近海を回遊。体は細長く刀状。背は暗青色で腹は銀白色。秋に美味。=青串魚〈漢字ペディア〉
923 終夜 ◆2 よもすがら よすがら 「終夜(シュウヤ)」に同じ。⇔終日(ひもすがら・ひねもす)〈漢字ペディア〉
924 就中 ◆2 なかんずく   中でも。特に。とりわけ。〈漢字ペディア〉
925 甃石 ◆2 しきいし   通路・庭・玄関先などに敷き並べた平たい石。=敷石、舗石〈漢字ペディア〉
926 十六夜 ◆2 いざよい   陰暦一六日の夜。また、その夜の月。特に、陰暦八月一六日の夜。〈漢字ペディア〉
927 十露盤 ◆2 そろばん   #=算盤
1.中国や日本で用いられる計算道具。枠に並べられた串(くし)刺し状の玉を上下させて計算する。
2.計算。勘定(カンジョウ)。〈漢字ペディア〉
928 縦令 ◆2 たとい たとえ かりに。もしも。よしんば。=仮令〈漢字ペディア〉
929 宿酔 ◆2 ふつかよい   酒を飲みすぎて、翌日に頭痛や吐き気で苦しむこと。=二日酔い〈漢字ペディア〉
930 初心 ◆2 うぶ   #=初
1.若くて世間ずれしていない、純情なようす。
2.恋愛感情にうといさま。〈漢字ペディア〉
931 所在 ◆2 あらゆる   ありうるかぎりの。すべての。=所有〈漢字ペディア〉
932 所有 ◆2 あらゆる   ありうるかぎりの。すべての。=所在〈漢字ペディア〉
933 所謂 ◆2 いわゆる   世間でよく言われる。俗に言う。〈漢字ペディア〉
934 所縁 ◆2 ゆかり   つながりや関わり合いがあること。縁故。=縁〈漢字ペディア〉
935 所以 ◆2 ゆえん   わけ。理由。いわれ。〈漢字ペディア〉
936 渚鳥 ◆2 すどり   #=州鳥
1.州(す)にいる鳥。シギ・チドリなど。
2.カワセミの別称。〈漢字ペディア〉
937 黍魚子 ◆2 きびなご   ニシン科の海魚。中部以南の海域に分布。体長約一〇(センチメートル)で、細長い。背面は青緑色で、体側に銀白色の縦じまがある。食用。=吉備奈仔〈漢字ペディア〉
938 雎鳩 ◆2 みさご   タカ科の鳥。世界中に分布。背面は茶褐色で、頭と腹面は白色。水辺にすみ、飛びながら魚をさがし、急降下して足でつかみとる。=鶚、雎〈漢字ペディア〉
939 薯蕷 ◆2 とろろ やまのいも とろろ…1.ヤマノイモやナガイモなど、とろろ汁にするいも。トロロイモ。
2.@をすりおろして、調味料を加えた料理。とろろ汁。〈漢字ペディア〉
やまのいも…ヤマノイモ科のつる性多年草。山野に自生。太く長い根と、葉のつけねにできる「むかご」は食用。ジネンジョ。ジネンジョウ。ヤマイモ。=山の芋、野山薬、蕷〈漢字ペディア〉
940 野山薬 ◆2 やまのいも   ヤマノイモ科のつる性多年草。=山の芋、薯蕷、蕷〈漢字ペディア〉
941 女郎花 ◆2 おみなえし   オミナエシ科の多年草。山野に自生。初秋、黄色の小花を傘状に多数つける。秋の七草の一つ。オミナメシ。〈漢字ペディア〉
942 絡新婦 ◆2 じょろうぐも   コガネグモ科のクモ。=女郎蜘蛛、斑蛛〈漢字ペディア〉
943 小魚 ◆2 いさな   小さな魚。こざかな。ざこ。=細小魚〈漢字ペディア〉
944 小連翹 ◆2 おとぎりそう   オトギリソウ科の多年草。=弟切草〈漢字ペディア〉
945 小角 ◆2 くだのふえ   古代、戦場で用いた管の形の小さな笛。くだぶえ。=管の笛〈漢字ペディア〉
946 小女子 ◆2 こうなご   イカナゴの別称。また、イカナゴの加工品。〈漢字ペディア〉
947 小啄木鳥 ◆2 こげら   キツツキ科の鳥。低山にすみ、樹幹に穴をあけて産卵する。キツツキ類の中では最小で、スズメくらい。背と翼は黒地に白斑(ハクハン)の細かい横じまがある。〈漢字ペディア〉
948 小鉤 ◆2 こはぜ   足袋(たび)・脚絆(キャハン)・書物の帙(チツ)などの合わせ目をとめる爪(つめ)形の留め具。=鞐〈漢字ペディア〉
949 小竹 ◆2 ささ   イネ科の多年生植物。小形で丈の低いタケ類。山野に群生し、種類が多い。葉・茎は細工用。=笹〈漢字ペディア〉
950 小波 ◆2 さざなみ   水面に立つ小さい波。さざれなみ。=漣、細波〈漢字ペディア〉
951 小舌 ◆2 ひこ   口の奥の中央に垂れ下がった突起。のどびこ。口蓋垂(コウガイスイ)。〈漢字ペディア〉
952 松明 ◆2 たいまつ   マツの樹脂の多い部分にタケ、アシなどを束ね、火をつけて屋外用の照明具としたもの。まつ。=炬、苣〈漢字ペディア〉
953 松楊 ◆2 ちしゃのき   ムラサキ科の落葉高木。暖地の山中に自生。葉はカキに似る。初夏、白色の小花を密生。材は家具用、樹皮は染料に用いる。カキノキダマシ。=萵苣の木〈漢字ペディア〉
954 松毬 ◆2 まつぼっくり まつかさ まつぼっくり…「松毬(まつかさ)」に同じ。=松陰囊〈漢字ペディア〉
まつかさ…マツの実。多数のうろこ状の小片からなる。まつふぐり。=松笠〈漢字ペディア〉
955 消梨 ◆2 みずなし   ナシの一品種。果汁がきわめて多い。=水梨〈漢字ペディア〉
956 商陸 ◆2 やまごぼう   ヤマゴボウ科の多年草。中国原産。野生化している。夏、白い花穂を立て、黒紫色の実を結ぶ。ゴボウに似た根は有毒だが、漢方で利尿薬にする。若葉は食用。=山牛蒡〈漢字ペディア〉
957 章魚 ◆2 たこ   頭足類八腕目の軟体動物の総称。=章魚、鮹、蛸、鱆〈漢字ペディア〉
958 菖蒲 ◆2 あやめ   アヤメ科の多年草。山野に自生。葉は剣形。初夏、紫色や白色の花を開く。〈漢字ペディア〉
959 裳階 ◆2 もこし   仏堂や塔などで、屋根の下につけられたひさし状のもの。法隆寺の金堂や薬師寺の三重の塔などが有名。雨打(ゆた)。=裳層〈漢字ペディア〉
960 裳層 ◆2 もこし   仏堂や塔などで、屋根の下につけられたひさし状のもの。法隆寺の金堂や薬師寺の三重の塔などが有名。雨打(ゆた)。=裳階〈漢字ペディア〉
961 障泥烏賊 ◆2 あおりいか   ジンドウイカ科のイカ。胴の両側全体に広いひれがある。肉が厚く美味。ミズイカ。〈漢字ペディア〉
962 樵夫 ◆2 きこり   山林から木を切り出すことを職業とする人。=蕘、樵〈漢字ペディア〉
963 薔薇 ◆2 ばら   バラ科のつる性または直立低木の総称。世界各地で観賞用に栽培され、品種も多い。幹や枝にとげがあり、香気のある美しい花をつける。=薔〈漢字ペディア〉
964 蒸籠 ◆2 せいろう せいろ 底に簀(す)を敷き、釜(かま)の上にのせて食品に蒸気を当てる道具。まんじゅうなどを蒸すのに用いる。せいろ。〈漢字ペディア〉
965 食蟻獣 ◆2 ありくい   アリクイ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。中南米の森林にすむ。頭は円柱形で口先が長く、歯がない。細長い舌でアリをなめて食べる。=蟻食〈漢字ペディア〉
966 埴猪口 ◆2 へなちょこ   未熟な者やつまらない者をあざけっていう語。〈漢字ペディア〉
967 喞筒 ◆2 ぽんぷ   圧力の働きで、液体などを吸い上げたり押し上げたりする機械。〈漢字ペディア〉
968 蜀椒 ◆2 さんしょう なるはじかみ さんしょう…ミカン科の落葉低木。=山椒〈漢字ペディア〉
なるはじかみ…アサクラザンショウの別称。ふつうのサンショウより実が大きく香りが強い。〈漢字ペディア〉
969 蜀黍 ◆2 もろこし   イネ科の一年草。アフリカ原産。温帯や熱帯で栽培。葉や茎はトウモロコシに似る。夏、大きな穂をつけ、多数の実を結ぶ。実は食用や飼料用。トウキビ。=唐黍〈漢字ペディア〉
970 唐黍 ◆2 もろこし   イネ科の一年草。=蜀黍〈漢字ペディア〉
971 雷魚 ◆2 はたはた   ハタハタ科の海魚。北日本の深海にすむ。口が大きく、うろこがない。初冬、産卵のため沿岸に押し寄せるところを漁獲。食用。カミナリウオ。=燭魚、鱩、鰰〈漢字ペディア〉
972 尻繫 ◆2 しりがい   ウマの尾から鞍(くら)にかけるひも。=鞦、紂〈漢字ペディア〉
973 心算 ◆2 つもり   #=積り
1.前もってする考え。意図。
2.前もってする計算。見積もり。
3.実際はそうでないのに、その気持ちになること。〈漢字ペディア〉
974 身柱 ◆2 ちりけ   #=天柱
1.灸点(キュウテン)の一つ。えりくびの下で両肩の中央部分。
2.頭に血がのぼる幼児の病気。疳(カン)。〈漢字ペディア〉
975 天柱 ◆2 ちりけ   #=身柱
1.灸(キュウ)をすえる点の一つ。両肩の中央で、うなじの下。
2.頭に血がのぼる幼児の病気。疳(カン)。〈漢字ペディア〉
976 身屋 ◆2 もや   #=母屋、身舎
1.寝殿造で、家屋の中央の間。
2.離れや物置に対して住居として用いる建物。おもや。〈漢字ペディア〉
977 身舎 ◆2 もや   #=母屋、身屋
1.寝殿造で、家屋の中央の間。
2.離れや物置に対して住居として用いる建物。おもや。〈漢字ペディア〉
978 神巫 ◆2 いちこ   死者の霊を自分にのりうつらせ、死者の考えなどを語る女性。口寄せ。=巫子、市子〈漢字ペディア〉
979 神籬 ◆2 ひもろぎ   古代、神が宿るとされ、周囲にトキワギを植えて仕切った場所。のちに、神社も指すようになった。〈漢字ペディア〉
980 神庫 ◆2 ほくら   1.神宝を納めておく、くら。
2.小さな神社。やしろ。ほこら。〈漢字ペディア〉
981 神馬藻 ◆2 ほんだわら   褐藻類ホンダワラ科の海藻。浅海の岩に生育。よく分枝し、米俵形の気泡を多くつける。正月の飾りや飼料用。また、食用。ホダワラ。=馬尾藻〈漢字ペディア〉
982 条虫 ◆2 さなだむし   ジョウチュウの別称。=真田虫、絛虫〈漢字ペディア〉
983 襯衣 ◆2 しゃつ   1.上半身に着る洋風の肌着。
2.中着や上着として着る衣服。ふつうワイシャツをいうが、ポロシャツなどもいう。〈漢字ペディア〉
984 壬生菜 ◆2 みぶな   アブラナ科の二年草。葉はへら形で、香気と辛味がある。漬物用。〈漢字ペディア〉
985 甚雨 ◆2 ひさめ   激しく降る雨。おおあめ。=大雨〈漢字ペディア〉
986 水豹 ◆2 あざらし   アザラシ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。=海豹〈漢字ペディア〉
987 水黽 ◆2 あめんぼ   アメンボ科の昆虫の総称。田や池にすむ。体は黒褐色で細長い棒状。長いあしを広げて水に浮かぶ。飴(あめ)のような甘い臭いがする。=飴坊、水黽〈漢字ペディア〉
988 水馬 ◆2 あめんぼ   アメンボ科の昆虫の総称。田や池にすむ。体は黒褐色で細長い棒状。長いあしを広げて水に浮かぶ。飴(あめ)のような甘い臭いがする。=飴坊、水馬〈漢字ペディア〉
989 水亀 ◆2 いしがめ   イシガメ科のカメ。日本特産で淡水にすむ。幼体は「銭亀(ぜにかめ)」と呼ぶ。また、甲羅に緑藻のついたものは「蓑亀(みのがめ)」と呼び、縁起がよいとされる。=石亀〈漢字ペディア〉
990 水夫 ◆2 かこ   船を操る人。船乗り。=水夫〈漢字ペディア〉
991 水獺 ◆2 かわうそ   イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。=川獺、獺〈漢字ペディア〉
992 川獺 ◆2 かわうそ   イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。=水獺、獺〈漢字ペディア〉
993 水狗 ◆2 かわせみ   カワセミ科の鳥。=翡翠、魚狗、魚虎、川蟬〈漢字ペディア〉
994 翡翠 ◆2 かわせみ   カワセミ科の鳥。水辺にすむ。背は美しい青緑色で、腹は赤褐色。くちばしは長大。=水狗、魚狗、魚虎、川蟬〈漢字ペディア〉
995 水母 ◆2 くらげ   #=海月、海舌
1.腔腸(コウチョウ)動物のうち浮遊生活をするものの一群の総称。ほとんどは海にすむ。体は寒天質で骨格はなく、傘の形をしている。毒をもつものや、食用になるものもある。
2.自分の考えをはっきりもたない人のたとえ。〈漢字ペディア〉
996 水脈 ◆2 みお   遠浅の海や川などで、船が通行できるように深くした水路。=水尾、澪〈漢字ペディア〉
997 水蚤 ◆2 みじんこ   ミジンコ科の甲殻類。=微塵子〈漢字ペディア〉
998 瑞香 ◆2 じんちょうげ   ジンチョウゲ科の常緑低木。=沈丁花〈漢字ペディア〉
999 寸莎 ◆2 すさ   壁土に混ぜてつなぎにする、藁(わら)・麻・紙などを細かく切ったもの。壁のひび割れを防ぐ。つた。=苆〈漢字ペディア〉
1000 生薑 ◆2 しょうが   ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産。世界各地で栽培される。根茎は食用、また、香辛料や漢方薬に用いる。ハジカミ。ジンジャー。=生姜、薑〈漢字ペディア〉
1001 生業 ◆2 なりわい すぎわい 生計を立てていくための仕事。家業。職業。〈漢字ペディア〉
1002 成吉思汗 ◆2 ちんぎすはん じんぎすかん モンゴル帝国の創始者。一二〇六年、全モンゴルを統一してハン(遊牧民の長の称号)の位についた。〈漢字ペディア〉
1003 西貢 ◆2 さいごん   旧ベトナム共和国(南ベトナム)の首都。今のホーチミン市。=柴棍〈漢字ペディア〉
1004 柴棍 ◆2 さいごん   旧ベトナム共和国(南ベトナム)の首都。今のホーチミン市。=西貢〈漢字ペディア〉
1005 西比利亜 ◆2 しべりあ   アジア大陸の北部、西はウラル山脈から東はベーリング海に及ぶ広大な地域。地下資源に富むが、冬は厳寒の地。=西伯利亜〈漢字ペディア〉
1006 征矢 ◆2 そや   昔、戦争に用いた鋭い矢尻(やじり)をつけた矢。=征箭〈漢字ペディア〉
1007 征箭 ◆2 そや   昔、戦争に用いた鋭い矢尻(やじり)をつけた矢。=征矢〈漢字ペディア〉
1008 青繦 ◆2 あおざし   銭の穴に紺色に染めた麻縄を通して、銭を結び連ねたもの。=青緡、青差〈漢字ペディア〉
1009 青茅 ◆2 かりやす   イネ科の多年草。=刈安〈漢字ペディア〉
1010 青蠅 ◆2 きんばえ   クロバエ科のハエ。体は青緑または黄緑色で金属光沢がある。汚物などを好み、感染症を媒介することもある。=金蠅〈漢字ペディア〉
1011 青魚 ◆2 さば   サバ科の海魚。=青花魚、鯖〈漢字ペディア〉
1012 斉斉哈爾 ◆2 ちちはる   中国、黒竜江省西部の工業都市。交通の要所。〈漢字ペディア〉
1013 政所 ◆2 まんどころ   1.平安時代以降、皇族や貴人の荘園事務や家政をつかさどった所。
2.鎌倉・室町幕府の中央政治機関。
3.「北政所(きたのまんどころ)」の略で、摂政・関白の正妻の敬称。〈漢字ペディア〉
1014 星港 ◆2 しんがぽーる   シンガポール共和国の首都。貿易港・工業都市として発展。〈漢字ペディア〉
1015 清白 ◆2 すずしろ   ダイコンの別称。春の七草の一つ。=蘿蔔〈漢字ペディア〉
1016 清汁 ◆2 すましじる   だし汁に醬油(ショウユ)と塩でうす味にしたてた透明な吸い物。おすまし。=澄まし汁〈漢字ペディア〉
1017 蜻蛉 ◆2 かげろう とんぼ かげろう…1.カゲロウ目の昆虫の総称。=蜉蝣
2.トンボの古名。〈漢字ペディア〉
とんぼ…トンボ目の昆虫の総称。目は大きな複眼。胴は棒状で、二対のはねは膜質で網状。幼虫は水中にすみ、「やご」と呼ばれる。=蜻蜓〈漢字ペディア〉
1018 蜻蜓 ◆2 やんま とんぼ やんま…1.大形のトンボの総称。ギンヤンマ・オニヤンマなど。
2.トンボの別称。〈漢字ペディア〉
とんぼ…トンボ目の昆虫の総称。目は大きな複眼。胴は棒状で、二対のはねは膜質で網状。幼虫は水中にすみ、「やご」と呼ばれる。=蜻蛉〈漢字ペディア〉
1019 静寂 ◆2 しじま   「静寂(セイジャク)」に同じ。〈漢字ペディア〉
1020 石首魚 ◆2 いしもち   シログチの別称。ニベ科の海魚で、体は銀白色。鰾(うきぶくろ)を伸縮させて「グーグー」という音を出す。食用。=石持〈漢字ペディア〉
1021 石茸 ◆2 いわたけ   イワタケ科の地衣類。岩や樹木の表面に着生。円形で平たく、灰褐色。食用。=岩茸〈漢字ペディア〉
1022 石伏魚 ◆2 ごり   カジカ・ヨシノボリ・チチブなど小形の淡水魚の別称。=鮴〈漢字ペディア〉
1023 石花菜 ◆2 てんぐさ   紅藻類テングサ科の海藻の総称。干潮線以下の岩に着生。平たい線形で、羽状に分枝する。ところてんや寒天の原料。=天草、心太草〈漢字ペディア〉
1024 石蒜 ◆2 ひがんばな   ヒガンバナ科の多年草。中国原産。あぜや土手に群生。秋の彼岸のころ、真っ赤な花を花火のようにつける。鱗茎(リンケイ)は有毒だが、昔は凶作のとき水にさらして食用にした。マンジュシャゲ。=彼岸花〈漢字ペディア〉
1025 赤秀 ◆2 あこう   クワ科の常緑高木。暖地の海辺に自生。幹や枝から気根を出す。春、いっせいに落葉し、すぐに新しい葉をつける。果実はイチジクに似る。=雀榕、榕〈漢字ペディア〉
1026 赤檮 ◆2 いちい   イチイ科の常緑高木。=一位、櫟〈漢字ペディア〉
1027 赤魚鯛 ◆2 あこうだい   フサカサゴ科の海魚。深海にすむ。タイに似るが、鮮やかな紅色。冬に美味。=阿候鯛〈漢字ペディア〉
1028 脊黄青鸚哥 ◆2 せきせいいんこ   インコ科の鳥。オーストラリア原産。野生種の羽は緑色だが、白・黄・青色などに品種改良されている。愛玩(アイガン)用。〈漢字ペディア〉
1029 槭樹 ◆2 かえで   カエデ科の落葉高木の総称。=槭、楓、蛙手、鶏冠木〈漢字ペディア〉
1030 折板 ◆2 へぎいた   ヒノキやスギなどの木材を薄くはいだ板。折敷(おしき)や折り箱などを作る。=剝板〈漢字ペディア〉
1031 仙毛欅 ◆2 いぬぶな   ブナ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は黒褐色。材は建築・農具、また、パルプの原料に用いる。クロブナ。〈漢字ペディア〉
1032 染指草 ◆2 ほうせんか   ツリフネソウ科の一年草。=鳳仙花〈漢字ペディア〉
1033 浅葱 ◆2 あさつき あさぎ あさつき…ユリ科の多年草。山野に自生。野菜として栽培もする。葉は筒状の淡緑色でネギに似る。センボンワケギ。=糸葱〈漢字ペディア〉
あさぎ…緑がかった薄い青色。〈漢字ペディア〉
1034 地血 ◆2 あかね   アカネ科のつる性多年草。=茜、茜草〈漢字ペディア〉
1035 剪刀 ◆2 はさみ   二枚の刃で物をはさんで切る道具。=鋏〈漢字ペディア〉
1036 旋毛 ◆2 つむじ   頭髪がうず状に生えている部分。〈漢字ペディア〉
1037 旋網 ◆2 まきあみ   網で魚群を取り巻いて、捕獲する漁法。また、その網。=巻網〈漢字ペディア〉
1038 暹羅 ◆2 しゃむ   タイ王国の旧称。シャムロ。=沙室〈漢字ペディア〉
1039 氈鹿 ◆2 かもしか   ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。日本特産で、山地の岩場にすむ。ヤギに似て、雌雄とも枝のない角をもつ。カモシシ。ニホンカモシカ。=羚、羚羊〈漢字ペディア〉
1040 譫言 ◆2 うわごと   #=囈語、譫語(せんご)
1.高熱などのため正気を失ったとき、無意識に口走る言葉。
2.無責任な言葉。たわごと。〈漢字ペディア〉
1041 鱓魚 ◆2 うつぼ   ウツボ科の海魚。海底の岩の間にすむ。体は細長くウナギに似る。鋭い歯をもち凶暴。タコの天敵。皮はなめし革にする。食用。=鱓〈漢字ペディア〉
1042 俎板 ◆2 まないた   食べ物をきざむときに使う台。=俎、真魚板〈漢字ペディア〉
1043 素馨 ◆2 じゃすみん   モクセイ科ソケイ属の植物の総称。つる性または低木が多い。熱帯・亜熱帯原産。夏、芳香のある白・黄色の花をつける。花から香料をとる。ソケイ・マツリカ・オウバイなど。=耶悉茗〈漢字ペディア〉
1044 素面 ◆2 しらふ   酒を飲んでいない平常なさま。また、そのときの状態や顔。素顔。=白面〈漢字ペディア〉
1045 粗目 ◆2 ざらめ   「粗目糖」の略。結晶のあらい、ざらざらした砂糖。〈漢字ペディア〉
1046 鼠麴草 ◆2 ははこぐさ   キク科の二年草。道端に自生。全体に白い綿毛が密生。晩春、黄色の小花を多数つける。「オギョウ」とも呼ばれ、春の七草の一つ。コウジバナ。=母子草〈漢字ペディア〉
1047 双六 ◆2 すごろく   #=槊
1.紙に「振り出し」から「上がり」までのいくつかの区画を描き、振ったさいころの目の数だけ進んで、上がりを競う遊び。
2.盤の上に白と黒の駒(こま)を並べ、振ったさいころの目の数だけ駒を動かし、早く敵地に駒を入れたほうが勝ちになる遊び。〈漢字ペディア〉
1048 草蝦 ◆2 てながえび くさえび テナガエビ科のエビ。川や湖にすむ。体長は約九(センチメートル)で、緑褐色。食用。ツエツキエビ。=手長蝦〈漢字ペディア〉
1049 草鞋 ◆2 わらじ   わらで編んだはき物。草履に似るが、足首にひもを巻きつけてはく。〈漢字ペディア〉
1050 桑港 ◆2 さんふらんしすこ   アメリカ合衆国のカリフォルニア州にある港湾都市。〈漢字ペディア〉
1051 笊籬 ◆2 いかき   竹で編んだかご。ざる。〈漢字ペディア〉
1052 葱頭 ◆2 たまねぎ   ユリ科の多年草。=玉葱〈漢字ペディア〉
1053 蒼朮 ◆2 おけら   キク科の多年草。=朮、白朮〈漢字ペディア〉
1054 白朮 ◆2 おけら   キク科の多年草。=朮、蒼朮〈漢字ペディア〉
1055 総角 ◆2 あげまき   古代の少年の髪形。二つに分けた髪の毛を、耳の上の両側でつののように丸く輪に結んだもの。また、その髪形にするころの子ども。角髪(つのがみ)。=揚巻、丫、丱〈漢字ペディア〉
1056 綜麻 ◆2 へそ   織機にかけるために、紡いだ糸を環状に巻きとった束。おだまき。=巻子〈漢字ペディア〉
1057 束子 ◆2 たわし   わらやシュロの毛などをたばねて作った、こすって洗う道具。〈漢字ペディア〉
1058 足袋 ◆2 たび   和服のとき、防寒や礼装のため足にはく物。つま先が親指と他の四指を入れる二股(ふたまた)の袋状で、鼻緒のある履物がはけるようになっている。=単皮〈漢字ペディア〉
1059 息嘯 ◆2 おきそ   ため息をつくこと。〈漢字ペディア〉
1060 側妻 ◆2 そばめ   本妻以外の妻。側室。めかけ。=側女〈漢字ペディア〉
1061 続飯 ◆2 そくい   めしつぶを押しつぶし、練って作ったねばり気の強いのり。〈漢字ペディア〉
1062 蹲踞 ◆2 つくばい   茶室の庭先などに据える石の手洗いの鉢。手水鉢(ちょうずバチ)。=蹲〈漢字ペディア〉
1063 太刀魚 ◆2 たちうお   タチウオ科の海魚。暖海にすむ。体は帯状に細長く銀白色で、うろこがない。潮流のゆるい所では立ち泳ぎする。肉は美味。=帯魚、白帯魚〈漢字ペディア〉
1064 帯魚 ◆2 たちうお   タチウオ科の海魚。=太刀魚、白帯魚〈漢字ペディア〉
1065 袋鼠 ◆2 かんがるー   カンガルー科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。オーストラリアとニューギニアにすむ。草食。尾と後ろあしが長い。子は未発育で生まれ、雌の下腹部の袋で育てられる。〈漢字ペディア〉
1066 啄木鳥 ◆2 きつつき けら
けらつつき
キツツキ科の鳥の総称。鋭い爪(つめ)のついた指が前後に二本ずつあり、木の幹に垂直にとまる。非常にかたいくちばしで木の幹に穴をあけ、長い舌で虫を引きだして食べる。タクボク。〈漢字ペディア〉
1067 濁声 ◆2 だみごえ   #=訛声
1.にごった、耳ざわりな声。
2.なまりの強い声。〈漢字ペディア〉
1068 濁酒 ◆2 どぶろく   発酵させただけで、かすをこし取らない白くにごった酒。にごりざけ。もろみざけ。=濁醪〈漢字ペディア〉
1069 濁醪 ◆2 どぶろく   発酵させただけで、かすをこし取らない白くにごった酒。にごりざけ。もろみざけ。=濁酒〈漢字ペディア〉
1070 達頼喇嘛 ◆2 だらいらま   チベット仏教のラマ教の教主の称号。禅定菩薩(ゼンジョウボサツ)の化身とされ、宗教・政治上での最高支配者。〈漢字ペディア〉
1071 担桶 ◆2 たご   水や肥やしなどを入れて、棒でかついで運ぶおけ。たごおけ。にないおけ。〈漢字ペディア〉
1072 単寧 ◆2 たんにん   植物の樹皮や葉などに含まれる渋味の成分。インクや染料の原料。五倍子(ふし)・没食子(モッショクシ)などからとる。〈漢字ペディア〉
1073 団居 ◆2 まどい   #=円居
1.人々がまるく並び座ること。=車座(くるまザ)
2.親しい人々が集まり楽しむこと。=団欒(だんらん)〈漢字ペディア〉
1074 団扇 ◆2 うちわ   1.あおいで風を起こす道具。細い竹ひごを骨にし、紙や絹を張って柄をつけたもの。
2.相撲の行司が持つ軍配(グンバイ)。軍配団扇。〈漢字ペディア〉
1075 男郎花 ◆2 おとこえし   オミナエシ科の多年草。山野に自生。オミナエシに似るが毛が多く、葉が大きい。初秋、白色の小花を多数つける。オトコメシ。=敗醬〈漢字ペディア〉
1076 敗醬 ◆2 おとこえし   オミナエシ科の多年草。=男郎花〈漢字ペディア〉
1077 断雲 ◆2 ちぎれぐも   ちぎれたように離れて浮かぶ雲。=千切れ雲〈漢字ペディア〉
1078 弾機 ◆2 ばね   #=発条、撥条
1.鋼(はがね)などを、らせん状に巻いたりして弾力をつけたもの。
2.足腰の弾力性。「足の―が強い」〈漢字ペディア〉
1079 発条 ◆2 ばね ぜんまい ばね…=弾機、撥条
1.鋼鉄などを巻いたり曲げたりして、弾力をもたせたもの。スプリング。
2.人の跳躍力や弾力性のたとえ。
ぜんまい…弾力のある薄い板状、または糸状の鋼鉄などを渦巻き状に巻き、機械や器具の動力としたもの。=撥条〈漢字ペディア〉
1080 撥条 ◆2 ばね ぜんまい ばね…=弾機、発条
1.鋼鉄などを巻いたり曲げたりして、弾力をもたせたもの。スプリング。
2.人の跳躍力や弾力性のたとえ。
ぜんまい…弾力のある薄い板状、または糸状の鋼鉄などを渦巻き状に巻き、機械や器具の動力としたもの。=発条〈漢字ペディア〉
1081 地祇 ◆2 くにつかみ   #=国つ神
1.地の神。国土を守る神。
2.天孫降臨の前から、日本の国土を治めていた神。⇔天つ神(あまつかみ)〈漢字ペディア〉
1082 地錦 ◆2 つた   ブドウ科のつる性落葉植物。=蔦〈漢字ペディア〉
1083 智利 ◆2 ちり   南アメリカ南西部の共和国。太平洋に面した細長い国。漁業や林業が盛んで、鉱物資源も豊か。首都はサンティアゴ。〈漢字ペディア〉
1084 雉子 ◆2 きじ きぎす
きぎし
キジ科の鳥。林や草原にすむ。雄は尾が長く、全体に暗緑色を主体とした美しい羽をもつ。雌は全体に褐色。雄は「ケンケーン」と鋭く鳴く。雑食性で、植物の種子や芽、昆虫などを食べる。日本特産で、国鳥。=雉(きじ)〈漢字ペディア〉
1085 蜘蛛 ◆2 くも   クモ目の節足動物の総称。体は頭胸部と腹部とからなり、四対のあしをもつ。多くは腹部の先から糸を出し網を張る。小昆虫を捕食。=蜘、蛛〈漢字ペディア〉
1086 魑魅 ◆2 すだま   山林や木石などの生気から生じるとされる精霊。また、怪物。=魑、魅、魍、魎〈漢字ペディア〉
1087 竹篦 ◆2 しっぺい しっぺ 1.禅宗で、修行者を打って戒めるために用いる竹製の棒。
2.人差し指と中指をそろえて相手の手首を打つこと。しっぺ。〈漢字ペディア〉
1088 竹柏 ◆2 なぎ   マキ科の常緑高木。=梛〈漢字ペディア〉
1089 竹節虫 ◆2 ななふし   ナナフシ科の昆虫。関東以南にすむ。体は褐色または緑色で細長く、腹部に七つの節がある。小枝に擬態する。=七節〈漢字ペディア〉
1090 築牆 ◆2 ついじ ついがき ついじ…
板を芯(シン)にして土を塗り固め、瓦で屋根を葺(ふ)いた塀(ヘイ)。築地塀。築垣(ついがき)。=築地〈漢字ペディア〉
ついがき…「築地(ついジ)」に同じ。=築垣〈漢字ペディア〉
1091 築山 ◆2 つきやま   庭園などに、土砂を小高く盛り上げて山をかたどったもの。〈漢字ペディア〉
1092 窒扶斯 ◆2 ちふす   細菌感染で起こる腸チフス・パラチフスなどの総称。特に、腸チフスのこと。〈漢字ペディア〉
1093 忠実 ◆2 まめ   1.まじめによく働くこと。
2.おっくうがらずに体を動かして仕事をすること。
3.健康なこと。〈漢字ペディア〉
1094 猪籠草 ◆2 うつぼかずら   ウツボカズラ科のつる性多年草で、食虫植物。南アジア原産。葉の先が筒状の袋になっていて虫を捕らえる。=靫蔓、靫葛〈漢字ペディア〉
1095 丁翁 ◆2 あけび   アケビ科のつる性落葉低木。=木通、通草、山女〈漢字ペディア〉
1096 丁髷 ◆2 ちょんまげ   江戸時代の男性の髪形の一つ。前額をそり上げ、後頭部で髪を束ねて前に折りまげたもの。〈漢字ペディア〉
1097 丁稚 ◆2 でっち   昔、商家や職人の家などに奉公し、雑役をした少年。小僧。〈漢字ペディア〉
1098 長刀 ◆2 なぎなた   長い柄の先に、反った長い刃をつけた武器。江戸時代にはおもに女性が用いた。=薙刀、眉尖刀〈漢字ペディア〉
1099 長押 ◆2 なげし   日本建築で、柱と柱の間に水平に取り付けた材木。〈漢字ペディア〉
1100 長閑 ◆2 のどか   1.静かでのんびりしたさま。
2.天候がよく、おだやかなさま。〈漢字ペディア〉
1101 腸線 ◆2 がっと   ヒツジやブタなどの腸から作る糸。ラケットの網やバイオリン・ギターなどの弦に用いる。〈漢字ペディア〉
1102 銚釐 ◆2 ちろり   酒を温める筒型容器。銅などで作られ、注ぎ口と取っ手がある。湯婆(タンポ)。〈漢字ペディア〉
1103 髫髪 ◆2 うない   #=髫
1.髪の毛をうなじで束ねて垂らした、昔の子どもの髪形。
2.女児の髪をうなじの辺りで切り下げたもの。また、そういう髪形の子ども。〈漢字ペディア〉
1104 沈菜 ◆2 きむち   塩漬けした野菜にトウガラシ・ニンニク・塩辛などを合わせた朝鮮の漬物。〈漢字ペディア〉
1105 追儺 ◆2 おにやらい   「追儺(ツイナ:昔、宮中で大みそかの夜、疫病の悪鬼を追い払った儀式。節分の豆まきは、このなごり。)」に同じ。=儺、鬼遣らい〈漢字ペディア〉
1106 通古斯 ◆2 つんぐーす   東シベリアや中国東北部に住み、ツングース語を話す民族の総称。大部分は遊牧生活を営む。〈漢字ペディア〉
1107 底翳 ◆2 そこひ   眼球内に異常が起こり、視力が低下する病気の総称。緑内障・白内障・黒内障など。=内障〈漢字ペディア〉
1108 内障 ◆2 そこひ   眼球内の病気の総称。白内障・緑内障・黒内障など。⇔上翳(うわひ)、=底翳〈漢字ペディア〉
1109 剃刀 ◆2 かみそり   1.頭髪やひげなどをそる、薄く鋭い刃物。
2.考えなどの切れ味が鋭いことのたとえ。〈漢字ペディア〉
1110 牴牾 ◆2 もどき   #=抵牾、擬
1.他のものに似せて作ること。また、似て非なるもの。
2.とがめること。非難すること。もどくこと。
3.日本の芸能で、主役をからかったり動作をまねたりして滑稽(コッケイ)を演じる役。〈漢字ペディア〉
1111 提琴 ◆2 ばいおりん   小型の弦楽器。四本の弦を、ウマの尾の毛を張った弓でこすって音を出す。〈漢字ペディア〉
1112 提子 ◆2 ひさげ   銀や錫(すず)などでつくった、つると注ぎ口のある鍋(なべ)形の銚子(チョウシ)。=提〈漢字ペディア〉
1113 薙刀 ◆2 なぎなた   長い柄の先に、反り返った長い刃をつけた武器。江戸時代以後は、おもに女性が用いた。=長刀、眉尖刀〈漢字ペディア〉
1114 泥鰌 ◆2 どじょう   ドジョウ科の淡水魚。池沼や水田などにすむ。全体にぬめりがあり、体長は約一五(センチメートル)で、細長い円筒形をしている。五対の口ひげがある。食用。=鰍、鰌、鯲〈漢字ペディア〉
1115 泥濘 ◆2 ぬかるみ   雨や雪のあとで、地面がどろどろになっているところ。〈漢字ペディア〉
1116 鉄蕉 ◆2 そてつ   ソテツ科の常緑低木。=蘇鉄、鳳尾松、鉄樹〈漢字ペディア〉
1117 鉄樹 ◆2 そてつ   ソテツ科の常緑低木。=蘇鉄、鳳尾松、鉄蕉〈漢字ペディア〉
1118 鉄脚梨 ◆2 ぼけ   バラ科の落葉低木。=木瓜〈漢字ペディア〉
1119 涅色 ◆2 くりいろ   墨で染めたような色。黒い色。また、褐色を帯びた黒色。〈漢字ペディア〉
1120 天児 ◆2 あまがつ   古く、祓(はらえ)のときに幼児の形代(かたしろ)として凶事を移し負わせた人形。のち、幼児のはう姿をかたどったお守り(這子(ほうこ))をいうようになった。=天倪〈漢字ペディア〉
1121 天倪 ◆2 あまがつ   古く、祓(はらえ)のときに幼児の形代(かたしろ)として凶事を移し負わせた人形。のち、幼児のはう姿をかたどったお守り(這子(ほうこ))をいうようになった。=天児〈漢字ペディア〉
1122 点火 ◆2 とぼし   火をつけて闇(やみ)を照らす道具。松明(たいまつ)など。ともし。=灯〈漢字ペディア〉
1123 纏頭 ◆2 はな   芸人などへの祝儀。心づけ。〈漢字ペディア〉
1124 吐綬鶏 ◆2 しちめんちょう   シチメンチョウ科の鳥。アメリカ大陸原産。頭から首にかけて皮膚が裸出。のどの下に肉だれがある。食用。=七面鳥〈漢字ペディア〉
1125 吐魯蕃 ◆2 とるふぁん   中国、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区、天山山脈南麓(ナンロク)の地域。また、そこにあるオアシス都市。シルクロードに沿う東西貿易の要所。〈漢字ペディア〉
1126 杜父魚 ◆2 かじか   カジカ科の淡水魚。水が澄み小石の多い川にすむ。体長約一五(センチメートル)。体はハゼに似るが、うろこがない。体は暗灰色で、背面に暗色のまだら模様がある。食用。マゴリ。ゴリ。=鰍〈漢字ペディア〉
1127 杜翁 ◆2 とるすとい   ロシアの小説家・思想家。一八二八〜一九一〇年。小説は、一九世紀後半のロシア社会を描き、リアリズム文学の最高峰とされる。代表作『戦争と平和』『アンナ-カレーニナ』『復活』など。〈漢字ペディア〉
1128 杜松 ◆2 ねず   ヒノキ科の常緑低木または小高木。西日本の山地に自生。葉は針形でかたい。実は球形で、黒紫色に熟し、漢方では利尿薬にする。ムロ。ネズミサシ。〈漢字ペディア〉
1129 土当帰 ◆2 うど のだけ うど…ウコギ科の多年草。=独活〈漢字ペディア〉
のだけ…セリ科の多年草。山野に自生。葉は羽状複葉。秋、暗紫色の小花を密生する。根は漢方薬用。=野竹、前胡〈漢字ペディア〉
1130 土器 ◆2 かわらけ   1.釉(うわぐすり)をかけていない素焼きの陶器。
2.素焼きの杯。〈漢字ペディア〉
1131 筆頭菜 ◆2 つくし   スギナの胞子茎。=土筆〈漢字ペディア〉
1132 土耳古 ◆2 とるこ   アジア西部、小アジア半島とヨーロッパのバルカン半島の南東部を占める共和国。首都はアンカラ。〈漢字ペディア〉
1133 刀豆 ◆2 なたまめ   マメ科のつる性一年草。=鉈豆〈漢字ペディア〉
1134 灯台木 ◆2 みずき   ミズキ科の落葉高木。=水木〈漢字ペディア〉
1135 豆腐皮 ◆2 ゆば   豆乳(トウニュウ)を煮立て、表面に張った薄い皮をすくい上げて作った食品。うば。=湯葉、湯皮、油皮〈漢字ペディア〉
1136 唐木香 ◆2 もっこう   キク科の多年草。インド北部原産。暗紫色のアザミに似た花をつける。根は芳香と苦味があり、漢方で健胃薬にする。=木香〈漢字ペディア〉
1137 掏児 ◆2 すり   人ごみなどで人が身につけている金品を、本人に気づかれずに抜き取ること。また、その者。巾着(キンチャク)切り。=掏摸〈漢字ペディア〉
1138 盗汗 ◆2 ねあせ   病気による発熱や過労などが原因で、寝ているときにかく汗。=寝汗〈漢字ペディア〉
1139 痘痕 ◆2 あばた   天然痘の治ったのち、皮膚に残る小さなくぼみ。また、それに似たもの。〈漢字ペディア〉
1140 痘瘡 ◆2 もがさ   「痘瘡(トウソウ:感染症の一つ。高熱・発疹(ホッシン)を生じ、あばたを残す。天然痘。疱瘡(ホウソウ)。)」に同じ。=疱、皰、痘〈漢字ペディア〉
1141 等閑 ◆2 なおざり   おろそかにするさま。いい加減にしておくさま。〈漢字ペディア〉
1142 螳螂 ◆2 かまきり   カマキリ科の昆虫の総称。=蟷螂、鎌切〈漢字ペディア〉
1143 蟷螂 ◆2 かまきり   カマキリ科の昆虫の総称。本州以南の草むらにすむ。体は緑色または褐色で細長く、前あしは鎌(かま)の形に曲がる。他の昆虫などを捕食。イボジリ。イボムシリ。=螳螂、鎌切〈漢字ペディア〉
1144 鐙靼 ◆2 みずお   馬具の一つ。鐙(あぶみ)をつる革ひも。=水緒〈漢字ペディア〉
1145 特牛 ◆2 こというし   大きくて丈夫な雄のウシ。頑強で重荷を背負うことのできるウシ。ことい。こっていうし。こといのうし。〈漢字ペディア〉
1146 犢鼻褌 ◆2 ふんどし たふさぎ 男性が陰部をおおうのに用いる布。したおび。ふどし。=褌〈漢字ペディア〉
1147 独楽 ◆2 こま   木や金属で作った円形の胴に軸を通し、手やひもで回して遊ぶおもちゃ。〈漢字ペディア〉
1148 独逸 ◆2 どいつ   ヨーロッパ中部にある連邦共和国。第二次世界大戦後東西に分裂したが、一九九〇年に統一された。首都はベルリン。〈漢字ペディア〉
1149 髑髏 ◆2 されこうべ しゃれこうべ 風雨にさらされて白骨だけになった頭蓋骨(ズガイコツ)。=髑、髏〈漢字ペディア〉
1150 凸柑 ◆2 ぽんかん   ミカン科の常緑小高木。インド原産。九州などで栽培。果実は大形で、皮が厚く、香気があり甘い。〈漢字ペディア〉
1151 南瓜 ◆2 かぼちゃ   ウリ科のつる性一年草。熱帯アメリカ原産。夏、黄色い花をつけ、大きな扁球(ヘンキュウ)形の実を結ぶ。葉は掌状で浅く五裂する。果肉と種子は食用。トウナス。ボウブラ。ナンキン。〈漢字ペディア〉
1152 東風 ◆2 こち   春、東のほうから吹いてくる風。ひがしかぜ。こちかぜ。〈漢字ペディア〉
1153 乳母 ◆2 うば おんば
めのと
母親に代わって、子に乳を飲ませ育てる女性。〈漢字ペディア〉
1154 捻子 ◆2 ねじ   #=螺子、螺旋、捩子、捩
1.物をしめつけたりするための機械などの部品。らせん状のみぞをつけたもの。
2.時計などのぜんまいを巻くもの。また、ぜんまい。〈漢字ペディア〉
1155 捩子 ◆2 ねじ   #=螺子、螺旋、捻子、捩
1.物を締めつける、螺旋(ラセン)形のみぞのあるもの。雄ねじと雌ねじがある。
2.ぜんまいを巻く装置。〈漢字ペディア〉
1156 螺子 ◆2 ねじ   #=捩子、螺旋、捻子、捩
1.物を締めつける、螺旋(ラセン)形のみぞのあるもの。雄ねじと雌ねじがある。
2.ぜんまいを巻く装置。〈漢字ペディア〉
1157 螺旋 ◆2 ねじ   #=螺子、捩子、捻子、捩
1.物を締めつける、螺旋(ラセン)形のみぞのあるもの。雄ねじと雌ねじがある。
2.ぜんまいを巻く装置。〈漢字ペディア〉
1158 濃絵 ◆2 だみえ   #=彩絵
1.壁などの大きな画面に金銀や濃い原色を使って描いた絵。特に、桃山時代に隆盛した狩野派などの障壁画をいう。
2.濃い彩色をほどこした絵。〈漢字ペディア〉
1159 巴奈馬 ◆2 ぱなま   中央アメリカ最南端の共和国。パナマ運河が横断している。首都はパナマ。〈漢字ペディア〉
1160 巴里 ◆2 ぱり   フランス共和国の首都。セーヌ川中流域を同心円状に西欧の主要な文化・政治・経済都市として発展。美術品・衣装類の生産が盛ん。〈漢字ペディア〉
1161 巴爾幹 ◆2 ばるかん   ヨーロッパ南東部、バルカン半島一帯の称。〈漢字ペディア〉
1162 怕痒樹 ◆2 さるすべり   ミソハギ科の落葉高木。=百日紅、猿滑、紫薇〈漢字ペディア〉
1163 波斯 ◆2 ぺるしゃ ぺるしあ イランの旧称。〈漢字ペディア〉
1164 波蘭 ◆2 ぽーらんど   ヨーロッパ東部、バルト海の南岸にある共和国。首都はワルシャワ。〈漢字ペディア〉
1165 破落戸 ◆2 ごろつき   一定の住所や職をもたず、ゆすりやたかりなどの悪事をはたらくならず者。無頼漢。無頼。=無頼〈漢字ペディア〉
1166 破天連 ◆2 ばてれん   #=伴天連
1.キリスト教が日本に伝来した当時の外国人の宣教師・司祭。
2.キリスト教。また、その信者。〈漢字ペディア〉
1167 蟇蛙 ◆2 ひきがえる   ヒキガエル科のカエル。大形で動作が鈍い。背は暗褐色でいぼがある。皮膚から分泌される毒液は「がまの油」といい、薬用。ガマガエル。イボガエル。=蟾蜍、蟇〈漢字ペディア〉
1168 蟇子 ◆2 ぶゆ   ブユ科の昆虫の総称。=蜹〈漢字ペディア〉
1169 俳優 ◆2 わざおぎ   おかしい動作で歌い舞い、神や人を楽しませること。また、その人。わざびと。=妓、倡、俳、優、伶〈漢字ペディア〉
1170 媒鳥 ◆2 おとり   #=囮
1.他の鳥や獣を誘い捕らえるための鳥や獣。
2.人を誘い寄せるための人や物。〈漢字ペディア〉
1171 黴雨 ◆2 つゆ   六月(陰暦では五月)ころ、長く降り続く雨。五月雨(さみだれ)。また、その季節。つゆどき。=梅雨〈漢字ペディア〉
1172 白辛樹 ◆2 あさがら   エゴノキ科の落葉高木。西日本の山地に自生。初夏、白い花が多数垂れ下がる。実から油をとる。アサギ。=麻殻〈漢字ペディア〉
1173 白粉 ◆2 おしろい   化粧に使う白い粉や液体。=鉛〈漢字ペディア〉
1174 白禿瘡 ◆2 しらくも   白癬(ハクセン)菌の感染で起こる皮膚病。多く、幼児や小児の頭部にできる白い円形斑(ハン)が大きくなり、乾燥して頭髪がぬける。=白癬〈漢字ペディア〉
1175 白癬 ◆2 しらくも   白癬(ハクセン)菌の感染で起こる皮膚病。多く、幼児や小児の頭部にできる白い円形斑(ハン)が大きくなり、乾燥して頭髪がぬける。=白禿瘡〈漢字ペディア〉
1176 白面 ◆2 しらふ   酒を飲んでいない普段の状態。また、その顔つき。=素面〈漢字ペディア〉
1177 白茅 ◆2 ちがや   イネ科の多年草。=茅萱、茅〈漢字ペディア〉
1178 伯林 ◆2 べるりん   ドイツ連邦共和国の首都で、ドイツの北東部にある都市。〈漢字ペディア〉
1179 拍手 ◆2 かしわで   神を拝むとき、てのひらを合わせ打って鳴らすこと。〈漢字ペディア〉
1180 博奕 ◆2 ばくち   #=博打
1.金品を賭(か)けて、さいころや花札などの勝負をすること。とばく。
2.成功は運まかせというような危険な試みをあえてすること。〈漢字ペディア〉
1181 半銭 ◆2 きなか   一文(イチモン)の半分。半文。半銭(ハンセン)。転じて、ほんのわずかなこと。=寸半〈漢字ペディア〉
1182 伴天連 ◆2 ばてれん   #=破天連
1.日本にキリスト教が伝来したとき、その伝道のために渡来した宣教師。
2.キリスト教。また、その信者の称。〈漢字ペディア〉
1183 斑鳩 ◆2 いかる いかるが アトリ科の鳥。低山にすむ。体は灰色で、頭・翼・尾羽は黒色。くちばしは太くて黄色。澄んだ声で鳴く。サンコウチョウ。=鵤〈漢字ペディア〉
1184 斑馬 ◆2 しまうま   ウマ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。=縞馬〈漢字ペディア〉
1185 斑気 ◆2 むらき むらぎ 気が変わりやすいこと。移り気なこと。心の定まらぬこと。気まぐれ。また、一方に偏る心。〈漢字ペディア〉
1186 飯粒 ◆2 いいぼ   1.めしつぶ。
2.形が@に似ていることから、いぼ。〈漢字ペディア〉
1187 繁吹 ◆2 しぶき   #=飛沫
1.細かい粒状になって勢いよく飛び散る水。
2.強く吹きつける雨。〈漢字ペディア〉
1188 晩生 ◆2 おくて   #=奥手、⇔早生(わせ)
1.野菜・果実などの作物で、通常より遅く熟すもの。=晩稲
2.肉体的や精神的に成熟の遅い人のたとえ。〈漢字ペディア〉
1189 晩稲 ◆2 おくて   通常のものより遅く実るイネ。=奥手、早稲(わせ)〈漢字ペディア〉
1190 番瀝青 ◆2 ぺんき   油に顔料を混ぜた塗料。ペイント。〈漢字ペディア〉
1191 蕃茄 ◆2 とまと   ナス科の一年草。南アメリカのアンデス高地原産。夏、黄色の花をつけ、赤い球形の実を結ぶ。生食のほか、ジュースやケチャップにする。アカナス。〈漢字ペディア〉
1192 匕首 ◆2 あいくち   つばのない短刀。九寸五分(クスンゴブ)。=合口〈漢字ペディア〉
1193 比目魚 ◆2 ひらめ   ヒラメ科の海魚。=鮃、平目〈漢字ペディア〉
1194 比律賓 ◆2 ふぃりぴん   東南アジア、ルソン島・ミンダナオ島を中心とした多くの島からなる共和国。住民の大多数はカトリック教徒。首都はマニラ。〈漢字ペディア〉
1195 飛沫 ◆2 しぶき   細かい粒状になって、勢いよく飛び散る水。=繁吹〈漢字ペディア〉
1196 飛礫 ◆2 つぶて   小石を投げること。また、その小石。=礫〈漢字ペディア〉
1197 飛蝗 ◆2 ばった   バッタ科の昆虫の総称。後ろのはねは薄く飛行に適し、後ろあしは長く、よくはねる。イネを食害する。トノサマバッタ・ショウリョウバッタ・イナゴなど種類が多い。=蝗虫〈漢字ペディア〉
1198 蝗虫 ◆2 ばった   バッタ科の昆虫の総称。=飛蝗〈漢字ペディア〉
1199 眉児豆 ◆2 いんげんまめ   マメ科のつる性一年草。=隠元豆、菜豆〈漢字ペディア〉
1200 眉尖刀 ◆2 なぎなた   長い柄(え)の先に、反り返った長い刃をつけた武器。=長刀、薙刀〈漢字ペディア〉
1201 微風 ◆2 そよかぜ   そよそよと静かに吹く風。〈漢字ペディア〉
1202 微酔 ◆2 ほろよい   酒に少し酔うこと。また、その気分のよい状態。〈漢字ペディア〉
1203 百足 ◆2 むかで   ムカデ類の節足動物の総称。体は細長く、多数の体節をもち、各節に一対ずつ足がある。口に毒腺(ドクセン)をもち、かまれると激痛が走る。=蜈蚣〈漢字ペディア〉
1204 氷菓子 ◆2 あいすくりーむ   牛乳・卵黄・砂糖・香料などをかきまぜ、空気を含ませながらこおらせた菓子。〈漢字ペディア〉
1205 氷州 ◆2 あいすらんど   大西洋北極圏付近の共和国。氷河・火山・温泉が多い。首都はレイキャビク。〈漢字ペディア〉
1206 氷魚 ◆2 こまい   タラ科の海魚。北海道以北の日本海と太平洋沿岸にすむ。タラに似るが小形。氷に穴をあけて釣る。食用。=氷下魚〈漢字ペディア〉
1207 氷柱 ◆2 つらら   水滴が次々にこおって垂れ下がり、棒状になったもの。垂氷(たるひ)。〈漢字ペディア〉
1208 表着 ◆2 うわぎ   最も外側に着る衣服。=上着、⇔下着(したぎ)〈漢字ペディア〉
1209 豹脚蚊 ◆2 やぶか   カ科の昆虫の総称。=藪蚊〈漢字ペディア〉
1210 憑子 ◆2 たのもし   掛け金を出し合い、くじや入札で決めた順序で金を融通し、全員に融通した時点で解散する組合。たのもし講。=頼母子〈漢字ペディア〉
1211 飄石 ◆2 ずんばい   小石。また、小石を投げること、そのような遊び。石投げ。〈漢字ペディア〉
1212 鰾膠 ◆2 にべ   #=鮸膠、鮸
1.ニベ科の魚の鰾(うきぶくろ)を原料にした膠(にかわ)。粘着力が強い。
2.愛想。世辞。〈漢字ペディア〉
1213 鮸膠 ◆2 にべ   ニベ科の海魚の鰾(うきぶくろ)からつくった膠(にかわ)。粘着力が強く、食用・工業用・薬用に広く使われる。=鰾膠、鮸〈漢字ペディア〉
1214 病葉 ◆2 わくらば   病気や害虫のために、変色したり枯れたりした葉。特に、夏のうちに赤や黄に色づいて縮まった葉。〈漢字ペディア〉
1215 浜木綿 ◆2 はまゆう   ヒガンバナ科の多年草。海浜に自生。葉はオモトに似て大形。夏、芳香のある白い六弁花を傘状につける。花弁は細長く、そり返る。ハマオモト。=文珠蘭〈漢字ペディア〉
1216 不知不識 ◆2 しらずしらず   無意識の間に。知らないうちに。いつのまにか。=知らず識らず、知らず知らず〈漢字ペディア〉
1217 不知火 ◆2 しらぬい   夜、海上に多くの火の影がゆらめいて見える現象。熊本県八代(やつしろ)沖で見られるものなどが有名。漁(いさ)り火の異常屈折反射によるといわれる。〈漢字ペディア〉
1218 布哇 ◆2 はわい   アメリカ合衆国の州の一つ。太平洋上のハワイやマウイなどの火山島からなる世界的な観光地。州都はホノルル。〈漢字ペディア〉
1219 怖気 ◆2 おじけ おぞけ こわがる気持ち。恐怖に震える心。〈漢字ペディア〉
1220 浮萍 ◆2 うきくさ   #=浮草、萍
1.ウキクサ科の多年草。池沼などの水面に浮かぶ。三個の平らな葉状体の中央から数本のひげ根を出す。
2.水面に浮かんで生える草の総称。
3.不安定で落ち着かない生活のたとえ。〈漢字ペディア〉
1221 浮腫 ◆2 むくみ   病気や疲労などにより、皮下組織にリンパ液や組織液などが多量にたまる症状。=水腫(すいしゅ)〈漢字ペディア〉
1222 普魯西 ◆2 ぷろしあ   プロイセンの英語名。もとドイツ連邦の中心的王国。第二次大戦後、東ドイツ・ポーランド・ソ連(現在のロシア連邦)に分割された。〈漢字ペディア〉
1223 蜉蝣 ◆2 かげろう   カゲロウ目の昆虫の総称。形はトンボに似るが、小さく弱々しい。幼虫は水中で二〜三年過ごす。成虫の寿命は数時間と短く、はかないもののたとえにされる。=蜻蛉〈漢字ペディア〉
1224 文珠蘭 ◆2 はまゆう   ヒガンバナ科の多年草。=浜木綿〈漢字ペディア〉
1225 柄杓 ◆2 ひしゃく   湯や水などをくみ取る道具。木・竹・金属などでつくった、わん形の容器に柄(え)のついたもの。=杓〈漢字ペディア〉
1226 米利堅 ◆2 めりけん   1.アメリカ。アメリカ人。
2.げんこつでなぐること。また、そのげんこつ。〈漢字ペディア〉
1227 扁桃 ◆2 あーもんど   バラ科の落葉高木。中央アジア原産。全体にモモに似る。果実は熟すと裂開する。核(さね)は平たく、食用や薬用。ハタンキョウ。〈漢字ペディア〉
1228 扁柏 ◆2 ひのき   ヒノキ科の常緑高木。=檜、檜木〈漢字ペディア〉
1229 葡萄茶 ◆2 えびちゃ   黒みがかった赤茶色。=海老茶〈漢字ペディア〉
1230 葡萄牙 ◆2 ぽるとがる   ヨーロッパ南西端の共和国。一五、六世紀には東方貿易により繁栄した。日本に鉄砲やキリスト教をもたらした。首都はリスボン。〈漢字ペディア〉
1231 蒲魚 ◆2 かまとと   わかっているのに、上品ぶってわからないふりをすること。うぶらしく振る舞うこと。また、その人。〈漢字ペディア〉
1232 蒲葵 ◆2 びろう   ヤシ科の常緑高木。=檳榔〈漢字ペディア〉
1233 莫臥児 ◆2 もーる   1.縦に絹糸、横に金糸・銀糸を使った浮き織り。帯地などにする緞子(ドンス)に似た織物。
2.金糸・銀糸・色糸をからませた飾り用のひも。
3.針金に色糸などを撚(よ)りつけたもの。〈漢字ペディア〉
1234 方済各 ◆2 ざびえる   日本に初めてキリスト教を伝えた、スペイン生まれの宣教師。フランシスコ−ザビエル。〈漢字ペディア〉
1235 泡沫 ◆2 うたかた   1.水面にできる泡。水泡(みなわ)。
2.はかなく消えやすいもののたとえ。〈漢字ペディア〉
1236 泡糖 ◆2 かるめら   ざらめ糖と水を煮つめて泡立たせ、重曹を加えてふくらませて固まらせた菓子。カルメ焼。カルメル。=浮石糖〈漢字ペディア〉
1237 元宝草 ◆2 ほとけのざ   シソ科の二年草。=宝蓋草、仏の座〈漢字ペディア〉
1238 宝蓋草 ◆2 ほとけのざ   1.タビラコの別称。春の七草の一つで、黄色い花をつける。
2.シソ科の二年草。道端に自生。春、紅紫色の唇形花が輪状に咲く。=元宝草、仏の座〈漢字ペディア〉
1239 胞衣 ◆2 えな   出産直後に母体から排出される、胎児を包んでいた膜や胎盤などの総称。後産(あとザン)。〈漢字ペディア〉
1240 烽火 ◆2 のろし   #=狼煙、烽、燧
1.昔、戦争や急な事件を知らせるために火を燃やし、煙を高く上げるしかけ。=烽煙(ほうえん)、烽燧(ホウスイ)
2.大きなことを起こす合図、そのきっかけとなる行動のたとえ。〈漢字ペディア〉
1241 幫間 ◆2 たいこもち   #=太鼓持ち
1.宴席などに出て客の機嫌をとり、座をにぎわすことを職業とする男性。
2.人の機嫌をとって、うまく世渡りする人。人にへつらい、機嫌をとるのに懸命な人。〈漢字ペディア〉
1242 亡骸 ◆2 なきがら   死者の体。死体。遺体。しかばね。=亡軀、死骸(しがい)〈漢字ペディア〉
1243 亡軀 ◆2 なきがら   死者の体。死体。遺体。しかばね。=亡骸、死骸(しがい)〈漢字ペディア〉
1244 尨犬 ◆2 むくいぬ   長い毛がふさふさと生えているイヌ。むく毛のイヌ。むく。=尨〈漢字ペディア〉
1245 尨毛 ◆2 むくげ   長くふさふさと垂れ下がった動物の毛。=毳〈漢字ペディア〉
1246 紡錘 ◆2 つむ   糸をつむぎながらよりを加えて巻き取る道具。=錘〈漢字ペディア〉
1247 望潮魚 ◆2 いいだこ   マダコ科のタコ。=飯蛸、章花魚〈漢字ペディア〉
1248 鴾毛 ◆2 つきげ   ウマの毛色の一種。葦毛(あしげ)の赤みをおびたもの。また、その毛色のウマ。=月毛〈漢字ペディア〉
1249 木蠹虫 ◆2 きくいむし   #=木食虫、蠹
1.キクイムシ科の甲虫の総称。樹木に穴をあけてすむ、林業の害虫。
2.キクイムシ科の甲殻類。海にすみ、杭(くい)や木造船の船底を食害する。体は円筒形で黄白色。〈漢字ペディア〉
1250 木耳 ◆2 きくらげ   キクラゲ科のキノコ。クワやブナなどの枯木に群生。人の耳に似た形で、暗褐色。乾燥させたものを水で戻して食用にする。中国料理に多用。〈漢字ペディア〉
1251 木屑 ◆2 こけら   材木を削ったときに出る細かい木のくず。〈漢字ペディア〉
1252 木椎 ◆2 さいづち   胴の部分がふくらんでいる小さい木製のつち。竹の釘(くぎ)・工具の木部などをたたくのに使う。=才槌〈漢字ペディア〉
1253 木偶 ◆2 でく   1.木彫の人形。
2.あやつり人形。=傀儡(くぐつ)
3.何の役にも立たない人。でくのぼう。〈漢字ペディア〉
1254 墨魚 ◆2 いか   頭足類コウイカ目とツツイカ目の軟体動物の総称。=烏賊、柔魚〈漢字ペディア〉
1255 樸樹 ◆2 むくのき   ニレ科の落葉高木。=椋の木〈漢字ペディア〉
1256 勃牙利 ◆2 ぶるがりあ   バルカン半島の南東部にある共和国。首都はソフィア。〈漢字ペディア〉
1257 麻疹 ◆2 はしか   幼児に多い急性の感染症。発熱し、全身に発疹(ハッシン)が出て、口中に白い斑点(ハンテン)ができる。一度かかると、一生の免疫を得る。=疹〈漢字ペディア〉
1258 麻幹 ◆2 おがら   アサの皮をはいだ茎。盆の迎え火や送り火をたくのに用いる。あさがら。=苧殻〈漢字ペディア〉
1259 摩西 ◆2 もーせ もーぜ 古代イスラエル民族の指導者。紀元前一四世紀ころ、苦役にあえぐ同胞を率いてエジプトを脱出、約束の地カナンに導いた。モーゼ。〈漢字ペディア〉
1260 摩納哥 ◆2 もなこ   フランス南東部、地中海に面した立憲君主制の公国。公設のカジノで有名。首都はモナコ。〈漢字ペディア〉
1261 摩洛哥 ◆2 もろっこ   アフリカ北西端、大西洋と地中海に面した王国。アトラス山脈を中心とする高原の国。首都はラバト。=茂禄子〈漢字ペディア〉
1262 満俺 ◆2 まんがん   銀白色で赤みを帯び、鉄よりも硬く、炭素を含むともろい金属元素。〈漢字ペディア〉
1263 縵面 ◆2 なめ   銭の裏側の、文字がなくてなめらかな面。⇔形(かた)〈漢字ペディア〉
1264 未通女 ◆2 おぼこ   1.まだ世間をよく知らないこと。また、その人。うぶ。
2.まだ男性を知らないこと。また、そのような女性。きむすめ。〈漢字ペディア〉
1265 未蘭 ◆2 みらの   イタリア北部の商工業都市。オペラの殿堂のスカラ座やミラノ聖堂などで有名。〈漢字ペディア〉
1266 密夫 ◆2 まおとこ   夫のある女が他の男と関係をもつこと。また、その相手の男。=間男〈漢字ペディア〉
1267 密男 ◆2 まおとこ   夫のある女が他の男と関係をもつこと。また、その相手の男。=間男〈漢字ペディア〉
1268 無花果 ◆2 いちじく   クワ科の落葉小高木。西アジア原産。葉は大きく、てのひら形。初夏、つぼ状の袋の中に多数の花をつける。果実は食用。=映日果〈漢字ペディア〉
1269 無頼 ◆2 ごろつき   住所や仕事を定めず、うろついて脅しなどをするならず者。無頼漢(ブライカン)。=破落戸〈漢字ペディア〉
1270 無患子 ◆2 むくろじ   ムクロジ科の落葉高木。西日本の山地に自生。夏、淡緑色の小花を円錐(エンスイ)状につけ、球形の果実を結ぶ。種子は黒色でかたく、羽根つきの羽根の玉に用いる。また、果皮はサポニンを含み、石けんの代用にした。〈漢字ペディア〉
1271 名告 ◆2 なのり   #=名乗
1.名を名乗ること。特に、武士が戦場で戦う前に自分の名や素性を大声で叫んだこと。
2.昔、公家および武家の男子が元服後につけた実名。〈漢字ペディア〉
1272 明白 ◆2 あからさま   ありのままに表すさま。露骨なさま。〈漢字ペディア〉
1273 螟虫 ◆2 ずいむし   昆虫類の幼虫で、草木・イネなどの茎や枝の中心を食い荒らす害虫の総称。特に、メイガ科のガの幼虫。=髄虫、螟〈漢字ペディア〉
1274 面繫 ◆2 おもがい   馬具の一つ。ウマの頭の上からくつわにかけてつなぐ飾りひも。=面懸、羈、羇〈漢字ペディア〉
1275 面懸 ◆2 おもがい   馬具の一つ。ウマの頭の上からくつわにかけてつなぐ飾りひも。=面繫、羈、羇〈漢字ペディア〉
1276 面瘡 ◆2 おもくさ   顔にできるかさ。また、その跡。顔にできるはれものや、にきび・そばかすなど。〈漢字ペディア〉
1277 緬甸 ◆2 びるま   インドシナ半島の西部、ベンガル湾に面した国。一九八九年、ミャンマー連邦と改名した。首都はラングーン、国名改名後はヤンゴンと改名。〈漢字ペディア〉
1278 毛布 ◆2 けっと   「ブランケット」の略。毛布。ケットン。〈漢字ペディア〉
1279 毛斯綸 ◆2 もすりん   薄く柔らかい平織りの毛織物。メリンス。モス。唐縮緬(トウちりめん)。〈漢字ペディア〉
1280 妄榧 ◆2 もみ   マツ科の常緑高木。=樅〈漢字ペディア〉
1281 目眩 ◆2 めまい   目がまわって倒れそうになること。=眩暈〈漢字ペディア〉
1282 苜蓿 ◆2 うまごやし   マメ科の二年草。ヨーロッパ原産の帰化植物で、海岸などに自生。葉は三枚の小葉からなる複葉。春、黄色い小花をつける。=馬肥、連枝草〈漢字ペディア〉
1283 連枝草 ◆2 うまごやし   マメ科の二年草。=苜蓿、馬肥〈漢字ペディア〉
1284 勿忘草 ◆2 わすれなぐさ   ムラサキ科の多年草。ヨーロッパ原産。園芸では、観賞用に一年草として栽培。茎と葉にはやわらかい毛が密生。春、青紫色の小花を尾状に多数つける。〈漢字ペディア〉
1285 門土里留 ◆2 もんとりおーる   カナダ南東部、セントローレンス川中流にある港湾都市。同国最大の商工業都市で、水陸交通の要地でもある。〈漢字ペディア〉
1286 夜半 ◆2 よわ   よなか。よふけ。〈漢字ペディア〉
1287 野老 ◆2 ところ   ヤマノイモ科のつる性多年草。山野に自生。葉はハート形。夏、黄緑色の小花を穂状につける。多数のひげをもつ根茎は、苦味を抜けば食用になる。〈漢字ペディア〉
1288 野蜀葵 ◆2 みつば   セリ科の多年草。山野に自生。野菜として栽培もする。葉は小葉三枚からなる複葉。香りがよい。=三葉〈漢字ペディア〉
1289 約翰 ◆2 よはね   キリスト教で、イエス−キリストの一二人の弟子の一人。「ヨハネ福音書」「ヨハネ黙示録」の著者と伝えられる。〈漢字ペディア〉
1290 猶太 ◆2 ゆだや   現在のパレスチナにあった古代ユダ王国の地。また、王国滅亡後、世界に離散したユダヤ教徒。〈漢字ペディア〉
1291 釉薬 ◆2 うわぐすり   素焼の陶磁器の表面に塗り、焼いてつやを出すガラス質の珪酸(ケイサン)塩化化合物を主成分とするもの。つやぐすり。=釉〈漢字ペディア〉
1292 鼬鼠 ◆2 いたち   イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。また、その一種。日本特産。体は茶褐色。夜間、ネズミやニワトリなどを捕食。敵におそわれると悪臭を放って逃げる。=鼬〈漢字ペディア〉
1293 孕女 ◆2 うぶめ   妊娠中の女性。また、出産直後の女性。=産女〈漢字ペディア〉
1294 幼気 ◆2 いたいけ   1.おさなくて、いじらしいさま。
2.おさなくて、かわいいさま。〈漢字ペディア〉
1295 洋傘 ◆2 こうもり こうもりがさ 金属性の細い骨に布やビニールを張り、持ち手をつけた雨傘。こうもりがさ。=蝙蝠傘〈漢字ペディア〉
1296 洋杯 ◆2 こっぷ   水などを飲むための、円筒形でガラス製の容器。〈漢字ペディア〉
1297 洋刀 ◆2 さーべる   西洋風の細身の刀。第二次世界大戦まで、軍人や警官が腰に下げていた。=洋剣〈漢字ペディア〉
1298 洋剣 ◆2 さーべる   西洋風の細身の刀。第二次世界大戦まで、軍人や警官が腰に下げていた。=洋刀〈漢字ペディア〉
1299 洋酒 ◆2 じん   オオムギ・ライムギなどを発酵させた液に、ネズの果実で香りをつけたアルコール度の高い蒸留酒。多く、カクテルの材料に用いる。〈漢字ペディア〉
1300 洋灯 ◆2 らんぷ   1.石油などに灯心をひたして燃やす照明器具。
2.電灯。あかりの総称。〈漢字ペディア〉
1301 陽炎 ◆2 かげろう かぎろい かげろう…春や夏、日光に熱せられた地面から空気が炎のようにゆらゆらと立ちのぼる現象。=糸遊(いとユウ)、遊糸(ユウシ)〈漢字ペディア〉
かぎろい…=火光
1.明け方、東の空にちらちら光る日の光。曙光(ショコウ)。
2.「陽炎(かげろう)」に同じ。〈漢字ペディア〉
1302 楊櫨木 ◆2 うつぎ   ユキノシタ科の落葉低木。=空木、卯木〈漢字ペディア〉
1303 楊桐 ◆2 さかき   ツバキ科の常緑小高木。=賢木、榊〈漢字ペディア〉
1304 楊梅 ◆2 やまもも   ヤマモモ科の常緑高木。暖地の山地に自生。葉はササの葉形。春、黄紅色の小花を尾状につけ、球形の実を結ぶ。実は紅紫色に熟し、食用。樹皮は染料や漢方薬に用いる。=山桃〈漢字ペディア〉
1305 榕樹 ◆2 がじゅまる   クワ科の常緑高木。熱帯・亜熱帯に生え、日本では沖縄・屋久島に自生。葉は楕円(ダエン)形で厚く光沢がある。幹・枝はよく分枝して多数の気根を垂れる。ガジマル。〈漢字ペディア〉
1306 蠅虎 ◆2 はえとりぐも   ハエトリグモ科のクモの総称。体長約一(センチメートル)。体色は灰褐色などで腹部にいろいろな模様がある。前方中央の二眼は非常に大きい。網を張らず壁などをはい、巧みに跳ねてハエなどを捕食。=蠅取蜘蛛〈漢字ペディア〉
1307 沃度丁幾 ◆2 よーどちんき   沃素(ヨウソ)をアルコールにとかした赤褐色の液体。傷口の消毒・殺菌用。〈漢字ペディア〉
1308 浴槽 ◆2 ゆぶね   入浴用の湯を入れる大きなおけ。=湯船、湯槽〈漢字ペディア〉
1309 拉薩 ◆2 らさ   中国チベット自治区の区都。ラマ教の聖地で、総本山や歴代の法王ダライ−ラマが住んだポタラ宮などがある。〈漢字ペディア〉
1310 拉丁 ◆2 らてん   #=羅甸
1.ラテン語。
2.ラテン系の。ラテン民族の。
3.ラテン系の人。フランス・イタリア・スペイン・ポルトガルなどの人。〈漢字ペディア〉
1311 羅甸 ◆2 らてん   #=羅甸
1.ラテン語。
2.ラテン系の。ラテン民族の。
3.ラテン系の人。フランス・イタリア・スペイン・ポルトガルなどの人。〈漢字ペディア〉
1312 羅馬尼亜 ◆2 るーまにあ   バルカン半島北東部にある共和国。石油や天然ガスを産出し、農業も盛ん。首都はブカレスト。〈漢字ペディア〉
1313 羅馬 ◆2 ろーま   1.イタリア共和国の首都。ローマ市。
2.古代、イタリア半島にあった、ラテン系の人によってつくられた都市国家。ローマ帝国。〈漢字ペディア〉
1314 萊草 ◆2 しば   荒れ地や道端に生える雑草の総称。〈漢字ペディア〉
1315 落葉松 ◆2 からまつ   マツ科の落葉高木。日本特産で、中部山地に自生。葉は線形で、樹形はほぼ円錐(エンスイ)形。春の芽吹きと秋の黄葉が美しい。=唐松〈漢字ペディア〉
1316 襤褸 ◆2 ぼろ   #=襤、褸、縷
1.使い古した布切れ。また、古くなって破れた衣服。
2.古くなって、いたんでいるもの。
3.欠点。短所。〈漢字ペディア〉
1317 里斯本 ◆2 りすぼん   ポルトガル共和国の首都。テジョ川河口、大西洋に面した港湾都市。大航海時代には香料貿易で栄えた。旧王宮などがある。〈漢字ペディア〉
1318 陸稲 ◆2 おかぼ   畑で栽培するイネ。⇔水稲(スイトウ)〈漢字ペディア〉
1319 栗鼠 ◆2 りす   リス科の哺乳(ホニュウ)動物。森林にすむ。ネズミに似るが、尾が長くふさふさしている。夏毛は赤褐色、冬毛は黄褐色。キネズミ。〈漢字ペディア〉
1320 流鏑馬 ◆2 やぶさめ   ウマを走らせながら矢で的を射る競技。現在は神社で儀式として行う。〈漢字ペディア〉
1321 竜蝦 ◆2 いせえび   イセエビ科のエビ。関東以西の太平洋岸の岩場にすむ。体長は約三〇(センチメートル)。赤褐色で姿も美しく、祝事に用いる。美味。=伊勢海老〈漢字ペディア〉
1322 竜胆 ◆2 りんどう   リンドウ科の多年草。山野に自生。葉はササの葉に似る。秋、青紫色で、先が五つに裂けた鐘形の花をつける。根は健胃薬にする。〈漢字ペディア〉
1323 旅籠 ◆2 はたご   1.昔の宿屋。旅館。
2.昔、旅をするときウマの飼料を入れたかご。
3.昔、旅をするとき食物や日用品を入れたかご。〈漢字ペディア〉
1324 膂宍 ◆2 そしし そじし 背筋の肉。〈漢字ペディア〉
1325 両下 ◆2 まや   屋根を前後二方向へ葺(ふ)き下ろしたつくりの家。切妻造。=真屋〈漢字ペディア〉
1326 両刃 ◆2 もろは   刀剣などの両側に刃がついているもの。⇔片刃〈漢字ペディア〉
1327 倫敦 ◆2 ろんどん   イギリスの首都。イングランド南部のテムズ川下流にあり、政治・経済・文化の中心地。〈漢字ペディア〉
1328 淋滲 ◆2 つつげ   生まれたばかりの鳥の羽毛。和毛(にこげ)。〈漢字ペディア〉
1329 琳閣倫 ◆2 りんかーん   アメリカ合衆国第一六代大統領。奴隷解放宣言を発布し、「人民の人民による人民のための政治」という民主主義の原理を説いた。〈漢字ペディア〉
1330 綟子 ◆2 もじ   麻糸をもじり、目を粗く織った布。蚊帳(かや)などに用いる。=綟〈漢字ペディア〉
1331 麗春花 ◆2 ひなげし   ケシ科の二年草。=雛罌粟、雛芥子〈漢字ペディア〉
1332 櫺子 ◆2 れんじ   窓や欄間(ランま)などに一定の間隔で取りつけた格子。=連子、櫺〈漢字ペディア〉
1333 列卒 ◆2 せこ   狩りのとき、鳥や獣を追い出したり、他へ逃げるのを防いだりする人。=勢子〈漢字ペディア〉
1334 列寧 ◆2 れーにん   ロシアの政治家。一九一七年に革命に成功し、初の社会主義政権を樹立。マルクス主義を体系づけた。〈漢字ペディア〉
1335 馬尾毛 ◆2 ばす   ウマの尾の毛。織物や釣り糸などに使用する。〈漢字ペディア〉
1336 馬銜 ◆2 はみ   1.ウマの轡(くつわ)で、口にくわえさせる部分。
2.荒馬を静めるのに口にかませて頭にしばっておく縄。〈漢字ペディア〉
1337 馬蛤貝 ◆2 まてがい   マテガイ科の二枚貝。=蟶貝、馬刀貝〈漢字ペディア〉
1338 馬克 ◆2 まるく   ドイツの旧通貨単位。一マルクは一〇〇ペニヒ。〈漢字ペディア〉
1339 馬来 ◆2 まれー   マレー半島南部とその周囲の島々の呼称。マライ。〈漢字ペディア〉
1340 赤古里 ◆2 ちょごり   朝鮮の民族衣装で、丈の短い上着。=襦〈漢字ペディア〉
1341 呂宋 ◆2 るそん   フィリピン群島の最北にある最大の島。首都マニラがある。〈漢字ペディア〉
1342 露西亜 ◆2 ろしあ   ヨーロッパ東部からシベリアまでの広大な土地をもつスラブ民族を中心とした国。首都はモスクワ。=俄羅斯、魯西亜〈漢字ペディア〉
1343 老成 ◆2 ひね   1.古くなること。古くなったもの。
2.おとなびていること。ませていること。〈漢字ペディア〉
1344 漏斗 ◆2 じょうご   液体を口の小さい容器に入れるときに用いるラッパ形の道具。〈漢字ペディア〉
1345 勒魚 ◆2 しいら   シイラ科の海魚。=鬼頭魚〈漢字ペディア〉
1346 和林 ◆2 からこるむ   一三世紀中ごろのモンゴル帝国の首都。オルホン河岸に遺跡がある。=和寧、哈剌和林〈漢字ペディア〉
1347 和寧 ◆2 からこるむ   一三世紀中ごろのモンゴル帝国の首都。オルホン河岸に遺跡がある。=和林、哈剌和林〈漢字ペディア〉
1348 哈剌和林 ◆2 からこるむ   一三世紀中ごろのモンゴル帝国の首都。オルホン河岸に遺跡がある。=和林、和寧〈漢字ペディア〉
1349 和栲 ◆2 にきたえ   細い糸できめ細かく織った布。また、打ってやわらかくした布。⇔荒妙(あらたえ)、粗栲(あらたえ)、=和妙〈漢字ペディア〉
1350 和毛 ◆2 にこげ   鳥獣や人の細くやわらかい毛。うぶ毛。=毳〈漢字ペディア〉
1351 和布蕪 ◆2 めかぶら めかぶ 1.ワカメの根に近い茎の両側にひだ状についたもの。厚くてぬめりがある。食用。めかぶ。
2.@を乾かして固めて作った矢じり。〈漢字ペディア〉
1352 大凡 ◆2 おおよそ   #=凡
1.あらまし。概略。
2.ほぼ。おおかた。〈漢字ペディア〉
1353 大鋸屑 ◆2 おがくず   のこぎりで木材を切ったときに出る粉状のくず。〈漢字ペディア〉
1354 大蚊 ◆2 ががんぼ   ガガンボ科の昆虫の総称。カに似るが大きく、吸血しない。あしはきわめて長く、もげやすい。カトンボ。〈漢字ペディア〉
1355 大芥菜 ◆2 たかな   アブラナ科の二年草。カラシナの一品種。暖地で栽培。葉は楕円(ダエン)形で大きい。辛味があり、漬物用。=高菜〈漢字ペディア〉
1356 大蒜 ◆2 にんにく   ユリ科の多年草。西アジア原産。全体に強烈な臭気がある。地下の鱗茎(リンケイ)は食用や薬用。ガーリック。=蒜〈漢字ペディア〉
1357 大角 ◆2 はらのふえ はら 古代、戦場で小角(くだのふえ)とともに用いた、獣の角に似た形の笛。〈漢字ペディア〉
1358 大豆粕 ◆2 まめかす   ダイズから油をしぼりとった残りのかす。肥料や飼料に用いる。=豆粕〈漢字ペディア〉
1359 月額 ◆2 さかやき   #=月代
1.平安時代、成人男子が冠の当たる額ぎわの頭髪を半月形にそり落としたこと。また、その部分。つきしろ。
2.江戸時代、成人男子が額から頭の中央にかけて髪をそり落としたこと。また、その部分。〈漢字ペディア〉
1360 蠑螺 ◆2 さざえ   リュウテンサザエ科の巻貝。=拳螺、栄螺〈漢字ペディア〉
1361 五十集 ◆2 いさば   1.魚商人。また、魚市場や海産物を売買する店。
2.江戸時代、海産物を運搬した小型の船。いさばぶね。〈漢字ペディア〉
1362 亜細亜 ◆2 あじあ   六大州の一つ。東半球の北部を占め、ヨーロッパとともにユーラシア大陸をつくる。〈漢字ペディア〉
1363 木末 ◆3 こぬれ   木の若い枝先。木の末。こずえ。〈漢字ペディア〉
1364 鴉葱 ◆3 しらいとそう   ユリ科の多年草。山地に自生。初夏、細長い花茎を直立させ、純白の小花を穂状につける。六片の花弁のうち、四片は長さ約一(センチメートル)の糸状となる。=白糸草〈漢字ペディア〉
1365 鞋底魚 ◆3 したびらめ   ウシノシタ科の海魚。=舌鮃〈漢字ペディア〉
1366 威霊仙 ◆3 くがいそう   ゴマノハグサ科の多年草。=九蓋草〈漢字ペディア〉
1367 葦牙 ◆3 あしかび   アシの若い芽。葦角(あしづの)。〈漢字ペディア〉
1368 郁李 ◆3 にわうめ   バラ科の落葉小低木。中国原産。春、淡紅色の花を多数つける。果実は球形で赤く熟し食用。コウメ。=庭梅〈漢字ペディア〉
1369 一葉 ◆3 はらん   ユリ科の多年草。=葉蘭、蜘蛛抱蛋〈漢字ペディア〉
1370 陰蝨 ◆3 つぶじらみ   ケジラミの別称。ケジラミ科のシラミで、カニに似る。〈漢字ペディア〉
1371 陰地蕨 ◆3 はなわらび   フユノハナワラビの別称。ハナヤスリ科の多年草。冬、花のように見える新芽を出す。=花蕨〈漢字ペディア〉
1372 陰行草 ◆3 ひきよもぎ   ゴマノハグサ科の半寄生一年草。山野に自生。茎は約五〇(センチメートル)。葉はヨモギに似て羽状。夏、上方の葉のわきに黄色い唇形の花をつける。=引艾〈漢字ペディア〉
1373 羽隠虫 ◆3 はねかくし   ハネカクシ科の昆虫の総称。体長〇・五〜二五(ミリメートル)。物にとまるとき、短い前ばねの下に後ろばねをたたんでかくす。=隠翅虫〈漢字ペディア〉
1374 浮薔 ◆3 みずあおい   ミズアオイ科の一年草。=水葵、雨久花〈漢字ペディア〉
1375 烏竹 ◆3 くろちく   ハチクの変種。小形のタケで、観賞用・細工用に栽培。幹が細く、外皮が紫色を帯びた黒色。=黒竹〈漢字ペディア〉
1376 烏木 ◆3 こくたん   カキノキ科の常緑高木。=黒檀〈漢字ペディア〉
1377 烏臼 ◆3 なんきんはぜ   トウダイグサ科の落葉高木。=南京黄櫨〈漢字ペディア〉
1378 栄蘭 ◆3 たこのき   タコノキ科の常緑小高木。=露兜樹、蛸の木〈漢字ペディア〉
1379 益母草 ◆3 めはじき   シソ科の二年草。=目弾〈漢字ペディア〉
1380 越橘 ◆3 こけもも   ツツジ科の常緑小低木。=苔桃〈漢字ペディア〉
1381 越瓜 ◆3 しろうり   ウリ科のつる性一年草。マクワウリの変種。インド原産で、古く中国より渡来。果実は長い楕円(ダエン)形で、皮は白緑色。奈良づけなどに用いる。=白瓜〈漢字ペディア〉
1382 延根 ◆3 はいね   1.生えのびた草木のね。
2.蓮根(レンコン)の別称。〈漢字ペディア〉
1383 沿階草 ◆3 じゃのひげ   ユリ科の多年草。=蛇の鬚〈漢字ペディア〉
1384 偃松 ◆3 はいまつ   マツ科の常緑低木。=這松〈漢字ペディア〉
1385 猿子 ◆3 ましこ   1.サルの別称。
2.アトリ科の小鳥の総称。北方に多く、大きさや形はスズメに似る。雄はふつう赤色。〈漢字ペディア〉
1386 王瓜 ◆3 からすうり   ウリ科のつる性多年草。山野に自生。夏の夕方、白いレース状の花をつけ、卵形の赤い実を結ぶ。=烏瓜、老鴉瓜〈漢字ペディア〉
1387 王不留行 ◆3 どうかんそう   ナデシコ科の一年草。=道灌草〈漢字ペディア〉
1388 鴨舌草 ◆3 こなぎ   ミズアオイ科の一年草。=小水葱、小菜葱〈漢字ペディア〉
1389 臆虫 ◆3 おめむし   ワラジムシの別称。ワラジムシ科の甲殻類。落ち葉やごみの下などにすむ。〈漢字ペディア〉
1390 火魚 ◆3 かながしら   ホウボウ科の海魚。沿岸の海底にすむ。頭骨が発達してかたく、形はホウボウに似るがやや小さい。美味。=金頭、鉄頭、方頭魚〈漢字ペディア〉
1391 加密爾列 ◆3 かみるれ かみつれ キク科の一年草。ヨーロッパ原産。薬用に栽培。夏、中央が黄色で周囲が白色のキクに似た頭花をつける。乾燥花は発汗・鎮静剤とする。カミツレ。カモミール。〈漢字ペディア〉
1392 仮面梟 ◆3 めんふくろう   メンフクロウ科の鳥。ヨーロッパやアフリカにすむ。顔は白くハート形。=面梟〈漢字ペディア〉
1393 何首烏 ◆3 つるどくだみ   タデ科のつる性多年草。中国原産。各地に野生化している。葉はハート形でドクダミに似る。根は塊状になる。〈漢字ペディア〉
1394 花潜 ◆3 はなむぐり   1.ハナムグリ科の昆虫の総称。
2.@の一種。背は緑色で小さい白斑(ハクハン)がある。花粉や蜜(ミツ)をえさにする。〈漢字ペディア〉
1395 河貝子 ◆3 かわにな   カワニナ科の巻貝。=川蜷〈漢字ペディア〉
1396 河骨 ◆3 こうほね   スイレン科の多年草。沼や小川に自生。夏、茎の先に黄色い花を一つつける。=川骨〈漢字ペディア〉
1397 荷包牡丹 ◆3 けまんそう   ケシ科の多年草。=華鬘草〈漢字ペディア〉
1398 蝸牛被 ◆3 まいまいかぶり   オサムシ科の甲虫。日本特産。体は黒色で、頭・胸は細長く腹は長楕円(ダエン)形。=舞舞被〈漢字ペディア〉
1399 蚊母樹 ◆3 いすのき   マンサク科の常緑高木。暖地の山に自生し、高さは約二〇(メートル)になる。葉は厚く長い楕円(ダエン)形で、春に深紅色の小花をつける。材は堅く家具などに利用。〈漢字ペディア〉
1400 海髪 ◆3 いぎす おごのり いぎす…紅藻類イギス科の海藻。各地の潮間帯の岩や他の海藻に生える。糊(のり)の原料や刺身のつまに用いる。=髪菜〈漢字ペディア〉
おごのり…紅藻類オゴノリ科の海藻。磯の岩などに生え、さしみのつまや寒天の原料に用いる。オゴ。=江籬〈漢字ペディア〉
1401 髪菜 ◆3 いぎす   紅藻類イギス科の海藻。=海髪〈漢字ペディア〉
1402 海酸漿 ◆3 うみほおずき   テングニシ・ナガニシなど海産の巻貝の卵囊(ランノウ)。子どもが口の中で鳴らして遊ぶ。=竜葵〈漢字ペディア〉
1403 海金砂 ◆3 かにくさ   カニクサ科のつる性シダ植物。=蟹草〈漢字ペディア〉
1404 海州常山 ◆3 くさぎ   クマツヅラ科の落葉小高木。=臭木、臭牡丹樹〈漢字ペディア〉
1405 海鼠子 ◆3 このこ   ナマコの卵巣を干した食品。酒の肴(さかな)として珍重。〈漢字ペディア〉
1406 海燕 ◆3 たこのまくら   ウニ類の棘皮(キョクヒ)動物。体は平たく長径約一〇(センチメートル)の楕円(ダエン)形。とげは短い。管足の出る穴が花のような模様をつくる。マンジュウガイ。=蛸枕〈漢字ペディア〉
1407 海鏡 ◆3 つきひがい   ツキヒガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。殻は円形で平たく、滑らかで光沢がある。食用。=月日貝〈漢字ペディア〉
1408 海桐花 ◆3 とべら   トベラ科の常緑低木。暖地の海岸に自生。葉はかたくて光沢がある。初夏、白色の花をつける。悪臭があるため、節分にこの木の枝を扉に挟んで魔除(よ)けとした。〈漢字ペディア〉
1409 海蛆 ◆3 ふなむし   フナムシ科の甲殻類の総称。海辺に群れをなしてすむ。体は褐色で小判形。=船虫〈漢字ペディア〉
1410 海人草 ◆3 まくり   紅藻類フジマツモ科の海藻。珊瑚礁(サンゴショウ)などに生え、よく枝分かれして扇状に開く。回虫駆除薬となる。カイニンソウ。=海仁草〈漢字ペディア〉
1411 海仁草 ◆3 まくり   紅藻類フジマツモ科の海藻。珊瑚礁(サンゴショウ)などに生え、よく枝分かれして扇状に開く。回虫駆除薬となる。カイニンソウ。=海人草〈漢字ペディア〉
1412 塊芋 ◆3 ほど   マメ科のつる性多年草。山野に自生。夏、黄緑色の花を多数つける。根は地中をはい、球形のかたまりをつくる。根は食用。ホドイモ。=土芋〈漢字ペディア〉
1413 土芋 ◆3 ほど   マメ科のつる性多年草。=塊芋〈漢字ペディア〉
1414 槐葉蘋 ◆3 さんしょうも   サンショウモ科の一年生シダ植物。=山椒藻〈漢字ペディア〉
1415 懐香 ◆3 くれのおも   ウイキョウの古名。=呉母〈漢字ペディア〉
1416 檜柏 ◆3 びゃくしん   イブキの別称。=柏槙〈漢字ペディア〉
1417 垣衣 ◆3 しのぶぐさ   #=忍草
1.シノブ・ノキシノブなどシダ植物の別称。
2.ワスレグサの別称。〈漢字ペディア〉
1418 革茸 ◆3 こうたけ   イボタケ科のキノコ。秋、広葉樹林下などに群生する。黒褐色でラッパ形。乾くと特有の香りがあり、食用。カワタケ。シシタケ。=茅蕈、香茸、皮茸〈漢字ペディア〉
1419 郭公花 ◆3 ほととぎす   ユリ科の多年草。=油点草、杜鵑草〈漢字ペディア〉
1420 甘野老 ◆3 あまどころ   ユリ科の多年草。山野に自生。葉はササの葉形。初夏、白色で細長い釣鐘形の花を垂れ下げる。〈漢字ペディア〉
1421 巻柏 ◆3 いわひば   イワヒバ科のシダ植物。山地の岩に自生。茎の先から多くの枝を出し、うろこ状の葉が密生する。乾燥すると内側に巻きこみ、湿気を帯びると開く。=岩檜葉〈漢字ペディア〉
1422 巻耳 ◆3 おなもみ みみなぐさ おなもみ…キク科の一年草。道端に自生。葉は広三角形で縁はのこぎり状。実は楕円(ダエン)形でとげがあり、他のものにくっつく。漢方では実を解熱・鎮痛薬とする。〈漢字ペディア〉
みみなぐさ…ナデシコ科の二年草。畑や道端に自生。葉は長い楕円(ダエン)形。春から夏、白い五弁花をつける。〈漢字ペディア〉
1423 看麦娘 ◆3 すずめのてっぽう   イネ科の二年草。田の畦(あぜ)などに自生。春、淡緑色の花穂を円柱状につける。スズメノマクラ。スズメノヤリ。〈漢字ペディア〉
1424 乾海鼠 ◆3 ほしこ   ナマコの腸(はらわた)を取り除き、ゆでて干した食品。いりこ。〈漢字ペディア〉
1425 貫衆 ◆3 やぶそてつ   オシダ科のシダ植物。=藪蘇鉄〈漢字ペディア〉
1426 苦苣苔 ◆3 いわたばこ   イワタバコ科の多年草。山地の湿気を帯びた岩壁に生える。葉はタバコに似て楕円(ダエン)形。若葉は食用・胃腸薬になる。=岩煙草〈漢字ペディア〉
1427 岩棠子 ◆3 いわなし   ツツジ科の常緑小低木。山地に自生。茎は地をはう。早春、淡紅色で鐘形の花をつけ、直径一(センチメートル)ほどの実を結ぶ。実は甘くナシに似る。=岩梨〈漢字ペディア〉
1428 眼子菜 ◆3 ひるむしろ   ヒルムシロ科の多年草。=蛭蓆〈漢字ペディア〉
1429 気宇仙 ◆3 きゅうせん   ベラ科の海魚。各地の沿岸に分布。雄は青みを帯びるのでアオベラ、雌は赤みを帯びるのでアカベラと呼ぶ。食用。=求仙、九仙〈漢字ペディア〉
1430 鬼鍼草 ◆3 せんだんぐさ   キク科の一年草。暖地の湿地に自生。葉はセンダンに似て羽状複葉。秋、黄色い頭花をつける。種子には逆向きのとげがあり、衣服などにくっつく。=栴檀草〈漢字ペディア〉
1431 規那 ◆3 きな   アカネ科の常緑高木。南米原産の薬用植物。樹皮から製するキニーネは解熱・健胃薬。また、マラリアの特効薬。キナノキ。〈漢字ペディア〉
1432 磯蚯蚓 ◆3 いそめ   イソメ科の環形動物の総称。海岸の砂泥地にすむ。ミミズに似るが、短いあしをたくさんもつ。釣りのえさに用いる。=磯目〈漢字ペディア〉
1433 擬蠍 ◆3 かにむし   カニムシ目の節足動物の総称。落ち葉の下などにすむ。サソリに似るが尾はなく、カニのようなはさみをもつ。アトジサリ。=蟹虫〈漢字ペディア〉
1434 逆戟 ◆3 さかまた   シャチの別称。イルカ科の哺乳(ホニュウ)動物。背は黒色、腹は白色。背びれは直立する。=逆叉〈漢字ペディア〉
1435 瘧草 ◆3 えやみぐさ   #=疫病草
1.リンドウの古名。
2.オケラの別称。〈漢字ペディア〉
1436 及己 ◆3 ふたりしずか   センリョウ科の多年草。山地の林下に自生。初夏、花穂を二本出し、白い小花を多数つける。=二人静〈漢字ペディア〉
1437 牛筋草 ◆3 おひしば   イネ科の一年草。=雄日芝〈漢字ペディア〉
1438 牛尾菜 ◆3 しおで   ユリ科のつる性多年草。山野に自生。夏、黄緑色の小花を球状につける。若芽は形も味もアスパラガスに似て、「山菜の女王」といわれるほど美味。〈漢字ペディア〉
1439 牛皮凍 ◆3 へくそかずら   アカネ科のつる性多年草。=屁糞葛〈漢字ペディア〉
1440 挙尾虫 ◆3 しりあげむし   シリアゲムシ科の昆虫の総称。山林にすむ。はねは細長く、美しい斑紋(ハンモン)をもつ種類が多い。雄の尾の先にはさみ状の突起があり、サソリのように上に曲げている。〈漢字ペディア〉
1441 魚条 ◆3 すわやり   昔、魚肉を細くさいて乾燥した保存食。削って食べる。すわり。=楚割〈漢字ペディア〉
1442 恭菜 ◆3 ふだんそう   アカザ科の一年草、または二年草。南ヨーロッパ原産。野菜として栽培。葉は大きく長卵形。=不断草〈漢字ペディア〉
1443 蕎麦葉貝母 ◆3 うばゆり   ユリ科の多年草。林の樹陰などに自生。=姥百合〈漢字ペディア〉
1444 業平竹 ◆3 なりひらたけ   イネ科のタケ。西日本に自生。高さ約五(メートル)。茎は紅紫色。ダイミョウチク。〈漢字ペディア〉
1445 玉環菜 ◆3 ちょろぎ   シソ科の多年草。=草石蚕、甘露子〈漢字ペディア〉
1446 玉鈴花 ◆3 はくうんぼく   エゴノキ科の落葉高木。山地に自生。初夏、白色の花を多数総状につけて垂れ下がる。=白雲木〈漢字ペディア〉
1447 玉蘭 ◆3 はくもくれん   モクレン科の落葉高木。中国原産。早春、香りの強い大きな白色の花をつける。ハクレン。ビャクレン。=白木蓮〈漢字ペディア〉
1448 玉柏 ◆3 まんねんすぎ   ヒカゲノカズラ科の多年生シダ植物。深山の樹下に自生。よく分枝し、スギに似たうろこ状の小さい葉を密生。=万年杉〈漢字ペディア〉
1449 金沸草 ◆3 おぐるま   キク科の多年草。=旋覆花、小車〈漢字ペディア〉
1450 旋覆花 ◆3 おぐるま   キク科の多年草。湿地に自生。夏から秋、キクに似た黄色の頭花をつける。ノグルマ。=金沸草、小車〈漢字ペディア〉
1451 金瘡小草 ◆3 きらんそう   シソ科の多年草。道端に自生。茎は地面をはい、葉は放射状に広がる。春、紫色の唇形花をつける。ジゴクノカマノフタ。〈漢字ペディア〉
1452 金海鼠 ◆3 きんこ   キンコ科の棘皮(キョクヒ)動物。茨城県以北の浅海にすむ。長楕円(ダエン)形で多くは灰褐色。煮て干したものを中国料理に用いる。フジコ。=光参〈漢字ペディア〉
1453 金粟蘭 ◆3 ちゃらん   センリョウ科の常緑小低木。中国原産。葉はチャに似る。初夏、粟粒(あわつぶ)ほどの黄色い小花を穂状につける。花は香りがよく、茶の香りづけに用いる。=茶蘭〈漢字ペディア〉
1454 金魚蝨 ◆3 ちょう   チョウ科の甲殻類。体は円盤形で、体長は約四(ミリメートル)。コイ・フナなどの皮膚に寄生して体液を吸う。=魚蝨〈漢字ペディア〉
1455 魚蝨 ◆3 ちょう   チョウ科の甲殻類。体は円盤形で、体長は約四(ミリメートル)。コイ・フナなどの皮膚に寄生して体液を吸う。=金魚蝨〈漢字ペディア〉
1456 金糸桃 ◆3 びようやなぎ   オトギリソウ科の半落葉低木。=未央柳〈漢字ペディア〉
1457 金線草 ◆3 みずひき   タデ科の多年草。=水引〈漢字ペディア〉
1458 金剛纂 ◆3 やつで   ウコギ科の常緑低木。=八角金盤、八手〈漢字ペディア〉
1459 八角金盤 ◆3 やつで   ウコギ科の常緑低木。暖地に自生。葉は大形で厚く、てのひら状に七〜九つに裂ける。晩秋、白い五弁花を球状につける。=金剛纂、八手〈漢字ペディア〉
1460 菫菜 ◆3 つぼすみれ   スミレ科の多年草。=壺菫、坪菫〈漢字ペディア〉
1461 錦葵 ◆3 ぜにあおい   アオイ科の二年草。ヨーロッパ原産。観賞用に栽培。茎は一(メートル)ほどに直立。初夏、赤紫色の五弁花をつける。=銭葵〈漢字ペディア〉
1462 錦帯花 ◆3 はこねうつぎ   スイカズラ科の落葉低木。海岸近くに自生。葉は広い楕円(ダエン)形。初夏、ラッパ形の花をつける。色は初め白く、のちに紅色に変わる。=箱根空木〈漢字ペディア〉
1463 狗舌草 ◆3 さわおぐるま   キク科の多年草。山野の湿地に自生。葉はへら形。初夏、キクに似た黄色い頭花が咲く。=沢小車〈漢字ペディア〉
1464 苦参 ◆3 くらら   マメ科の多年草。山野に自生。夏、黄色の蝶(チョウ)形花を総状につける。根は漢方薬にする。〈漢字ペディア〉
1465 苦棟樹 ◆3 にがき   ニガキ科の落葉小高木。山地に自生。枝や葉はにがく、その樹液を駆虫薬や健胃薬にする。クボク。=苦木〈漢字ペディア〉
1466 苦菜 ◆3 のげし   キク科の二年草。道端に自生。葉や茎を切ると乳液が出る。春から夏、黄色の頭花をつける。ケシアザミ。=野芥子、野罌粟〈漢字ペディア〉
1467 苦竹 ◆3 まだけ   イネ科のタケ。古く中国から渡来し各地に野生。竹の子は食用。材は細工・建築用。=真竹〈漢字ペディア〉
1468 空五倍子 ◆3 うつぶし   ヌルデの若芽などに寄生虫がついてできるこぶ状のもの。タンニンを多く含み、染料やインクなどに用いる。昔は女性のお歯黒に用いた。五倍子(ふし)。=空柴〈漢字ペディア〉
1469 空柴 ◆3 うつぶし   ヌルデの若芽などに寄生虫がついてできるこぶ状のもの。タンニンを多く含み、染料やインクなどに用いる。昔は女性のお歯黒に用いた。五倍子(ふし)。=空五倍子〈漢字ペディア〉
1470 君遷子 ◆3 しなのがき   カキノキ科の落葉高木。信越地方から東北地方で栽培。果実は小さくブドウの房状につく。未熟のものから柿渋(かきしぶ)をとる。食用にもする。マメガキ。ブドウガキ。センナリガキ。=信濃柿〈漢字ペディア〉
1471 兄鷂 ◆3 このり   タカ科の鳥。ハイタカの雄。〈漢字ペディア〉
1472 兄鷹 ◆3 しょう   雄のタカ。⇔弟鷹(だい)〈漢字ペディア〉
1473 弟鷹 ◆3 だい   オオタカの雌。⇔兄鷹(しょう)〈漢字ペディア〉
1474 蛍蛆 ◆3 つちぼたる   ホタルの幼虫。または、はねの退化した雄の成虫。水辺にすみ、尾部から光を発する。=地蛍〈漢字ペディア〉
1475 景天 ◆3 べんけいそう   ベンケイソウ科の多年草。山地に自生。葉は厚い。夏から秋、淡紅色の小花が密生する。=弁慶草〈漢字ペディア〉
1476 禊萩 ◆3 みそはぎ   ミソハギ科の多年草。湿地に自生。夏から秋、紅紫色の小花を穂状につける。盆花として仏前に供える。ボンバナ。=溝萩、千屈菜〈漢字ペディア〉
1477 千屈菜 ◆3 みそはぎ   ミソハギ科の多年草。=溝萩、禊萩〈漢字ペディア〉
1478 鶏冠菜 ◆3 とさかのり   紅藻類ミリン科の海藻。太平洋沿岸の岩に生育。鮮紅色でやわらかく、食用。=鶏冠海苔〈漢字ペディア〉
1479 鶏眼草 ◆3 やはずそう   マメ科の一年草。=矢筈草〈漢字ペディア〉
1480 纈草 ◆3 かのこそう   オミナエシ科の多年草。=鹿の子草〈漢字ペディア〉
1481 犬子 ◆3 えのこ   イヌの子。えのころ。=狗、犬児〈漢字ペディア〉
1482 犬児 ◆3 えのこ   イヌの子。えのころ。=狗、犬子〈漢字ペディア〉
1483 見風乾 ◆3 あかしで   カバノキ科の落葉高木。=赤四手〈漢字ペディア〉
1484 建蘭 ◆3 するがらん   ラン科の多年草。中国原産。葉は厚く細長い。夏から秋、黄緑色などの芳香のある花をつける。オラン。=駿河蘭〈漢字ペディア〉
1485 玄参 ◆3 ごまのはぐさ   ゴマノハグサ科の多年草。草原に自生。葉はゴマに似て長楕円(ダエン)形。夏、黄緑色の小花を総状につける。=黒参、胡麻の葉草〈漢字ペディア〉
1486 黒参 ◆3 ごまのはぐさ   ゴマノハグサ科の多年草。=玄参、胡麻の葉草〈漢字ペディア〉
1487 虎刺 ◆3 ありどおし   アカネ科の常緑小低木。=蟻通〈漢字ペディア〉
1488 虎掌 ◆3 うらしまそう   サトイモ科の多年草。山林に自生。葉は鳥の足状にさけている。有毒。=浦島草〈漢字ペディア〉
1489 虎茄 ◆3 はしりどころ   ナス科の多年草。=走野老〈漢字ペディア〉
1490 胡菫菜 ◆3 えぞすみれ   エイザンスミレの別称。スミレ科の多年草で、葉が細かく切れこんでいる。=蝦夷菫〈漢字ペディア〉
1491 胡蝶花 ◆3 しゃが   アヤメ科の多年草。=射干、著莪〈漢字ペディア〉
1492 胡蝶樹 ◆3 やぶでまり   スイカズラ科の落葉低木。=藪手毬〈漢字ペディア〉
1493 鼓虫 ◆3 みずすまし   ミズスマシ科の甲虫。川や沼にすむ。楕円(ダエン)形で黒く光沢がある。水面をくるくると泳ぎ回る。=水澄、鼓豆虫〈漢字ペディア〉
1494 叩頭虫 ◆3 ぬかずきむし   コメツキムシの別称。コメツキムシ科の甲虫で、細長く黒褐色。=額突虫〈漢字ペディア〉
1495 光参 ◆3 きんこ   キンコ科の棘皮(キョクヒ)動物であるキンコを煮て干したもの。中国料理に用いる。=金海鼠〈漢字ペディア〉
1496 光桃 ◆3 つばいもも   モモの一品種。=椿桃、油桃〈漢字ペディア〉
1497 江籬 ◆3 おごのり   紅藻類オゴノリ科の海藻。=海髪〈漢字ペディア〉
1498 紅樹 ◆3 おひるぎ   ヒルギ科の常緑高木。=雄蛭木〈漢字ペディア〉
1499 紅南瓜 ◆3 きんとうが   ウリ科のつる性一年草。カボチャの一種。果実は大きな長楕円(ダエン)形で、黄赤色。食用。=金冬瓜〈漢字ペディア〉
1500 紅菰 ◆3 べにたけ   ベニタケ科のキノコの総称。また、その中で傘が赤いもの。茎は太く短い。大部分は無毒。ドクベニタケなど。=紅茸〈漢字ペディア〉
1501 紅蜀葵 ◆3 もみじあおい   アオイ科の多年草。北アメリカ原産。葉はてのひら形に深く切れこみ、カエデに似る。夏、あかい大きな五弁花をつける。=紅葉葵〈漢字ペディア〉
1502 荒和布 ◆3 あらめ   褐藻類コンブ科の海藻。外洋に生える。葉は羽状複葉で、両面にしわがある。食用や肥料などにする。=荒布〈漢字ペディア〉
1503 荒鮎 ◆3 さびあゆ   秋、産卵のために川を下るアユ。落鮎(おちあゆ)。=錆鮎、宿鮎〈漢字ペディア〉
1504 香橘 ◆3 くねんぼ   ミカン科の常緑低木。=九年母〈漢字ペディア〉
1505 香匙 ◆3 こうすくい   香をすくうさじ。こうさじ。〈漢字ペディア〉
1506 香螺 ◆3 ながにし   イトマキボラ科の巻貝。浅海の砂底にすむ。細長い紡錘(ボウスイ)形。卵の袋は「うみほおずき」と呼ばれ、子どものおもちゃになる。肉は食用。=長螺〈漢字ペディア〉
1507 黄牛 ◆3 あめうし   飴(あめ)色の毛をした牛。古くは上等な牛として尊ばれた。〈漢字ペディア〉
1508 黄麻 ◆3 いちび つなそ いちび…アオイ科の一年草。インド原産。葉はハート形。夏、黄色い五弁花をつける。茎の皮から繊維をとり、ロープなどに用いる。=青麻〈漢字ペディア〉つなそ…シナノキ科の一年草。=綱麻〈漢字ペディア〉
1509 黄心樹 ◆3 おがたまのき   モクレン科の常緑高木。暖地に自生。葉は長い楕円(ダエン)形で厚く光沢がある。春、芳香のある白い花が咲く。=小賀玉木〈漢字ペディア〉
1510 黄鶏 ◆3 かしわ   1.羽毛が茶色のニワトリ。
2.@の肉。転じて、ニワトリの肉。〈漢字ペディア〉
1511 黄紫茸 ◆3 きむらたけ   オニクの別称。ハマウツボ科の一年草。〈漢字ペディア〉
1512 黄連花 ◆3 くされだま   サクラソウ科の多年草。=草連玉〈漢字ペディア〉
1513 黄蜀葵 ◆3 とろろあおい   アオイ科の一年草。中国原産。根の粘液を製紙用ののりとするため、また、観賞用に栽培。夏、黄色で大形の五弁花をつける。根は薬用にも使われる。トロロ。=黄葵〈漢字ペディア〉
1514 黄葵 ◆3 とろろあおい   アオイ科の一年草。中国原産。根の粘液を製紙用ののりとするため、また、観賞用に栽培。夏、黄色で大形の五弁花をつける。根は薬用にも使われる。トロロ。=黄蜀葵〈漢字ペディア〉
1515 黄精 ◆3 なるこゆり   ユリ科の多年草。=鳴子百合〈漢字ペディア〉
1516 黄槿 ◆3 はまぼう   アオイ科の落葉低木。暖地の海岸近くに自生。初夏、ムクゲに似た淡黄色の美しい五弁花をつける。〈漢字ペディア〉
1517 黄瑞香 ◆3 みつまた   ジンチョウゲ科の落葉低木。=三椏〈漢字ペディア〉
1518 絞股藍 ◆3 あまちゃづる   ウリ科のつる性多年草。=甘茶蔓〈漢字ペディア〉
1519 蒿雀 ◆3 あおじ   ホオジロ科の鳥。山林にすむ。大きさと外形はスズメに似る。背面は緑褐色で腹面は黄色に黒斑(コクハン)がある。〈漢字ペディア〉
1520 綱麻 ◆3 つなそ   シナノキ科の一年草。インド原産。夏から秋に黄色い小花が咲く。茎の繊維をジュートと呼び、農作物を入れる麻袋を作る。=黄麻〈漢字ペディア〉
1521 合子草 ◆3 ごきづる   ウリ科のつる性一年草。水辺に自生。秋に黄色の小花をつけ、卵形の実を結ぶ。=合器蔓、御器蔓〈漢字ペディア〉
1522 黒海布 ◆3 くろめ   褐藻類コンブ科の海藻。本州南部から九州の沿岸に自生。葉は羽状に分かれ、表面にしわがある。乾くと黒くなる。食用・ヨードの製造用。=黒布、黒菜〈漢字ペディア〉
1523 黒布 ◆3 くろめ   褐藻類コンブ科の海藻。本州南部から九州の沿岸に自生。葉は羽状に分かれ、表面にしわがある。乾くと黒くなる。食用・ヨードの製造用。=黒海布、黒菜〈漢字ペディア〉
1524 黒菜 ◆3 くろめ   褐藻類コンブ科の海藻。本州南部から九州の沿岸に自生。葉は羽状に分かれ、表面にしわがある。乾くと黒くなる。食用・ヨードの製造用。=黒海布、黒布〈漢字ペディア〉
1525 黒三稜 ◆3 みくり   ミクリ科の多年草。=三稜草、実栗〈漢字ペディア〉
1526 忽布 ◆3 ほっぷ   クワ科のつる性多年草。ヨーロッパ原産。雌の花穂は淡い緑色で、多数の苞(ホウ)に包まれて松かさ状。苞のつけねから分泌されるホップ腺(セン)には苦みと芳香があり、ビールの香味に用いる。〈漢字ペディア〉
1527 沙穀椰子 ◆3 さごやし   ヤシ科の常緑高木。マレーシアに自生。幹からとれるでんぷんは「沙穀(サゴ)」と呼ばれ、食用。〈漢字ペディア〉
1528 菜瓜 ◆3 つけうり   #=漬瓜
1.漬物にする瓜(うり)。シロウリやキュウリなど。
2.漬けた瓜。〈漢字ペディア〉
1529 菜椿象 ◆3 ながめ   カメムシ科の昆虫。本州以南にすむ。黒色の地に紅色のすじがある。アブラナやダイコンなどの害虫。=菜亀虫〈漢字ペディア〉
1530 菜亀虫 ◆3 ながめ   カメムシ科の昆虫。本州以南にすむ。黒色の地に紅色のすじがある。アブラナやダイコンなどの害虫。=菜椿象〈漢字ペディア〉
1531 釵子股 ◆3 ぼうらん   ラン科の多年草。暖地の樹幹に着生。葉は多肉質で棒状。夏、淡緑色の花を数個つける。=棒蘭〈漢字ペディア〉
1532 拶双魚 ◆3 さっぱ   ニシン科の海魚。各地の沿岸に分布。イワシに似るが体高が大きい。食用。ママカリ。〈漢字ペディア〉
1533 撒爾沙 ◆3 さるさ   ユリ科のつる性落葉低木。熱帯アメリカ原産。根を乾燥させ、利尿・梅毒・皮膚病などの薬にする。=撒児沙〈漢字ペディア〉
1534 撒児沙 ◆3 さるさ   ユリ科のつる性落葉低木。熱帯アメリカ原産。根を乾燥させ、利尿・梅毒・皮膚病などの薬にする。=撒爾沙〈漢字ペディア〉
1535 三角楓 ◆3 とうかえで   カエデ科の落葉高木。=唐楓〈漢字ペディア〉
1536 三白草 ◆3 はんげしょう   ドクダミ科の多年草。=半夏生〈漢字ペディア〉
1537 三稜草 ◆3 みくり   ミクリ科の多年草。沼や池に自生。葉は長い線形。夏、球状の頭花をつける。実は球状に集まりクリに似る。=実栗、黒三稜〈漢字ペディア〉
1538 山慈姑 ◆3 あまな   ユリ科の多年草。原野に自生。葉はニラに似る。春、白地に紫色の筋が入った六弁花を一つつける。地下の鱗茎(リンケイ)は甘く食用。=甘菜〈漢字ペディア〉
1539 山白竹 ◆3 くまざさ   イネ科の多年草。=隈笹〈漢字ペディア〉
1540 山藤 ◆3 くまやなぎ   クロウメモドキ科のつる性落葉低木。山野に自生。夏、緑白色の小花を多数つけ、赤い実を結ぶ。=蛇藤、熊柳〈漢字ペディア〉
1541 蛇藤 ◆3 くまやなぎ   クロウメモドキ科のつる性落葉低木。=山藤、熊柳〈漢字ペディア〉
1542 山梗葉 ◆3 さわぎきょう   キキョウ科の多年草。=沢桔梗〈漢字ペディア〉
1543 山珊瑚 ◆3 つちあけび   ラン科の多年草。=土木通、土通草〈漢字ペディア〉
1544 山芹菜 ◆3 なべな   マツムシソウ科の二年草。山地に自生。茎や葉にとげのような毛がある。夏から秋、紅紫色の球形の頭花をつける。=続断〈漢字ペディア〉
1545 続断 ◆3 なべな   マツムシソウ科の二年草。=山芹菜〈漢字ペディア〉
1546 山石榴 ◆3 のぼたん   ノボタン科の常緑低木。暖地に自生し、また観賞用に栽培もする。全体に淡褐色の毛を密生。夏、淡紫色の五弁花をつける。果実は球形で、ザクロ(石榴)のように割れ、食べられる。=野牡丹〈漢字ペディア〉
1547 山蘭 ◆3 ひよどりばな   キク科の多年草。=鵯花〈漢字ペディア〉
1548 山蘿蔔 ◆3 まつむしそう   マツムシソウ科の二年草。高原の草地に自生。葉は羽状。秋、紫色の頭花をつける。=松虫草〈漢字ペディア〉
1549 山胡椒 ◆3 やまこうばし   クスノキ科の落葉低木。山地に自生。春、黄緑色の小花を密生し、球形で黒色の実を結ぶ。枝を折ると芳香がある。=山香〈漢字ペディア〉
1550 山香 ◆3 やまこうばし   クスノキ科の落葉低木。山地に自生。春、黄緑色の小花を密生し、球形で黒色の実を結ぶ。枝を折ると芳香がある。=山胡椒〈漢字ペディア〉
1551 山翡翠 ◆3 やませみ   カワセミ科の鳥。カワセミより大形。渓流沿いにすむ。背面は黒と白のまだら。頭上に冠羽がある。くちばしは黒くて大きい。カノコショウビン。=山魚狗〈漢字ペディア〉
1552 山魚狗 ◆3 やませみ   カワセミ科の鳥。カワセミより大形。渓流沿いにすむ。背面は黒と白のまだら。頭上に冠羽がある。くちばしは黒くて大きい。カノコショウビン。=山翡翠〈漢字ペディア〉
1553 酸棗 ◆3 さねぶとなつめ   クロウメモドキ科の落葉低木。=核太棗〈漢字ペディア〉
1554 酸模 ◆3 すいば すかんぽ タデ科の多年草。道端に自生。全体に赤紫色を帯びる。初夏、淡緑色の小花を多数つける。若い茎や葉は食用になる。スカンポ。=酸葉〈漢字ペディア〉
1555 酸塊 ◆3 すぐり   ユキノシタ科の落葉低木。本州中部の山地に自生。初夏、白色の五弁花をつけ、球形の実を結ぶ。果実は熟すと赤褐色になり、酸味がある。食用。〈漢字ペディア〉
1556 杜鵑草 ◆3 ほととぎす   ユリ科の多年草。山野に自生。全体に粗い毛がある。秋、白色に紫斑(シハン)のある花をつける。=油点草、郭公花〈漢字ペディア〉
1557 油点草 ◆3 ほととぎす   ユリ科の多年草。=杜鵑草、郭公花〈漢字ペディア〉
1558 四照花 ◆3 やまぼうし   ミズキ科の落葉高木。山地に自生。初夏、花弁状の白い苞(ホウ)を四枚つけ、中に花穂(カスイ)を出す。果実は赤く熟し食用になる。ヤマグワ。=山法師〈漢字ペディア〉
1559 糸魚 ◆3 いとよ   トゲウオ科の淡水魚。温帯北部の川にすみ、海へ下るものもいる。体側に板のようなうろこがあり、背びれに三本のとげがある。産卵期になると雄が糸状の粘液を出して水草をまとめ、川底に巣を作る。〈漢字ペディア〉
1560 刺蛾 ◆3 いらが   イラガ科のガ。体は黄色で、二本の黒い線がある。幼虫は「いらむし」と呼ばれる毛虫で、毒針をもち、触ると痛い。繭は「すずめのしょうべんたご」と呼ばれる。〈漢字ペディア〉
1561 刺虫 ◆3 いらむし   イラガの幼虫。〈漢字ペディア〉
1562 刺椿象 ◆3 さしがめ   サシガメ科の昆虫の総称。体は平たく細長い。口先は湾曲してとがる。多くは昆虫を捕らえて吸血するが、人の血を吸う種類もある。=刺亀虫〈漢字ペディア〉
1563 刺亀虫 ◆3 さしがめ   サシガメ科の昆虫の総称。体は平たく細長い。口先は湾曲してとがる。多くは昆虫を捕らえて吸血するが、人の血を吸う種類もある。=刺椿象〈漢字ペディア〉
1564 刺楸 ◆3 はりぎり   ウコギ科の落葉高木。山地に自生。枝は太く、とげがある。葉はてのひら状に七〜九裂し、キリに似る。夏、淡緑色の小花を球状につける。材は下駄や器具用。樹皮は薬用。=針桐〈漢字ペディア〉
1565 指焼草 ◆3 さしもぐさ   ヨモギの別称。多く和歌に用いられた。=指艾〈漢字ペディア〉
1566 紫羅欄花 ◆3 あらせいとう   アブラナ科の多年草。南ヨーロッパ原産。春、白や紫紅色などの花を総状につける。観賞用。ストック。〈漢字ペディア〉
1567 紫茉莉 ◆3 おしろいばな   オシロイバナ科の多年草。=白粉花〈漢字ペディア〉
1568 紫荊 ◆3 はなずおう   マメ科の落葉低木。=花蘇芳〈漢字ペディア〉
1569 紫参 ◆3 はるとらのお   タデ科の多年草。山地の木陰に自生。早春、白色の小花を穂状につける。イロハソウ。=春虎尾〈漢字ペディア〉
1570 鹿蹄草 ◆3 いちやくそう   イチヤクソウ科の多年草。山野の樹陰に自生。葉は円形で厚い。初夏、花茎の先にウメに似た白い花を数個下向きにつける。乾燥させたものは脚気(カッケ)に、葉の汁は止血に効く。カガミソウ。=一薬草〈漢字ペディア〉
1571 鹿茸 ◆3 ふくろづの   「鹿茸(ロクジョウ:シカの生え始めたばかりの角。皮をかぶったやわらかいもの。陰干しにして、薬用にする。)」に同じ。=袋角〈漢字ペディア〉
1572 鹿薬 ◆3 ゆきざさ   ユリ科の多年草。山地の樹陰に自生。葉はササに似る。初夏、白い小花を円錐(エンスイ)状につける。若芽は食用。=雪笹〈漢字ペディア〉
1573 射干 ◆3 ひおうぎ   アヤメ科の多年草。=檜扇〈漢字ペディア〉
1574 蛇菰 ◆3 つちとりもち   ツチトリモチ科の多年草。暖地の山中に自生。ハイノキなどの根に寄生。秋、茎の先に赤く卵形の花穂を立て、雌花を多数つける。黄褐色の根茎から鳥もちを作る。ヤマデラボウズ。=土鳥黐〈漢字ペディア〉
1575 蛇牀 ◆3 はまぜり   セリ科の二年草。=浜芹〈漢字ペディア〉
1576 爵牀 ◆3 きつねのまご   キツネノマゴ科の一年草。山野に自生。夏から秋、淡紅色の唇形の小花を穂状につける。=狐の孫〈漢字ペディア〉
1577 鵲豆 ◆3 ふじまめ   マメ科のつる性一年草。熱帯原産で広く栽培される。夏から秋、フジに似た紫色や白色の花をつける。若いさやと熟した種子は食用。=藤豆〈漢字ペディア〉
1578 守瓜 ◆3 うりばえ   ウリハムシの別称。ハムシ科の甲虫。ウリ類の害虫で、幼虫は根を、成虫は葉を食べる。=瓜蠅〈漢字ペディア〉
1579 寿光木 ◆3 さわぐるみ   クルミ科の落葉高木。=沢胡桃〈漢字ペディア〉
1580 臭牡丹樹 ◆3 くさぎ   クマツヅラ科の落葉小高木。山野に自生。葉はキリに似るが、悪臭がある。初秋、がくの部分が赤い、白色の花を多数つけ、青色の実を結ぶ。=臭木、海州常山〈漢字ペディア〉
1581 十大功労 ◆3 ひいらぎなんてん   メギ科の常緑低木。中国原産。庭木にする。葉はヒイラギに似て、縁は鋭いのこぎり状。春、黄色の小花を総状につける。トウナンテン。=柊南天〈漢字ペディア〉
1582 宿花 ◆3 よみはな   花の季節が過ぎてから再び花を咲かせること。返り花。二度咲き。〈漢字ペディア〉
1583 熟瓜 ◆3 ほぞち   よく熟したマクワウリ。〈漢字ペディア〉
1584 女貞 ◆3 ねずみもち   モクセイ科の常緑低木。=鼠黐〈漢字ペディア〉
1585 女青 ◆3 へくそかずら   アカネ科のつる性多年草。=牛皮凍、屁糞葛、屁屎葛〈漢字ペディア〉
1586 牛皮凍 ◆3 へくそかずら   アカネ科のつる性多年草。=女青、屁糞葛、屁屎葛〈漢字ペディア〉
1587 小水葱 ◆3 こなぎ   ミズアオイ科の一年草。池沼に自生。ミズアオイに似るが、やや小形。初秋、青紫色の花をつける。=小菜葱、鴨舌草〈漢字ペディア〉
1588 小灰蝶 ◆3 しじみちょう   シジミチョウ科のチョウ。=蜆蝶〈漢字ペディア〉
1589 小櫱 ◆3 めぎ   メギ科の落葉小低木。山野に自生。枝に鋭いとげがある。春、淡黄色の小花をつけ、赤い実を結ぶ。=目木〈漢字ペディア〉
1590 松蘿 ◆3 さるおがせ   サルオガセ科の地衣類の総称。深山のマツやモミなど針葉樹の枝や幹に着生。糸状で、よく分枝し垂れ下がる。サガリゴケ。=猿麻桛〈漢字ペディア〉
1591 笑靨花 ◆3 しじみばな   バラ科の落葉低木。=蜆花〈漢字ペディア〉
1592 象鼻虫 ◆3 ぞうむし   ゾウムシ科の甲虫の総称。全世界にすむ。口先がゾウの鼻のように長く突き出ている。植物の害虫。=象虫〈漢字ペディア〉
1593 食火鶏 ◆3 ひくいどり   ヒクイドリ科の鳥。オーストラリアにすむ。ダチョウに似るが、やや小形。のどに赤い肉垂れがあり、頭に冠状の突起をもつ。飛べないが走るのが速い。=火食鳥〈漢字ペディア〉
1594 蜀葵 ◆3 たちあおい   アオイ科の二年草。=立葵〈漢字ペディア〉
1595 南五味子 ◆3 さねかずら   モクレン科のつる性常緑低木。=真葛、実葛〈漢字ペディア〉
1596 秦皮 ◆3 とねりこ   モクセイ科の落葉高木。山地に自生。春、淡緑色の小花をつけ、翼のある実を結ぶ。材は弾力に富み、家具・バットなどにする。〈漢字ペディア〉
1597 水蠟樹 ◆3 いぼたのき   モクセイ科の半落葉低木。山野に自生。初夏、白色で芳香のある筒状の小花を密につける。秋、紫黒色で楕円(ダエン)形の実をつける。樹皮にイボタロウムシが寄生する。=肬取木〈漢字ペディア〉
1598 水蠟樹蠟虫 ◆3 いぼたろうむし   イボタロウカタカイガラムシの俗称。イボタノキやネズミモチなどに寄生し、雄は白い蠟(ロウ)を分泌する。これを「いぼたろう」といい、燭蠟(ロウソク)や化粧品などに用いる。〈漢字ペディア〉
1599 水楊 ◆3 かわやなぎ   ヤナギ科の落葉低木。水辺に自生。春、葉よりも先に銀白色の毛を密生させた花穂をつける。ネコヤナギ。=川柳〈漢字ペディア〉
1600 水豆児 ◆3 たぬきも   タヌキモ科の多年生食虫植物。池沼や水田に浮かぶ。葉は糸状に分かれ、多数の捕虫袋をもち、全体にタヌキの尾のような形をなす。夏、黄色い唇形花をつける。=狸藻〈漢字ペディア〉
1601 水甘草 ◆3 ちょうじそう   キョウチクトウ科の多年草。河原などに自生。初夏、茎の上部に横から見ると丁字形の青紫色の花をつける。=丁子草〈漢字ペディア〉
1602 水鼈 ◆3 とちかがみ   トチカガミ科の多年草。池沼に自生。葉はハート形で光沢があり、裏に空気を含み水面に浮く。秋、白色の三弁花をつける。〈漢字ペディア〉
1603 水葱 ◆3 なぎ   ミズアオイの別称。=菜葱〈漢字ペディア〉
1604 酔魚草 ◆3 ふじうつぎ   フジウツギ科の落葉低木。=藤空木〈漢字ペディア〉
1605 睡蓮 ◆3 ひつじぐさ   スイレン科の多年草。池沼に自生。葉は水面に浮き、円形で基部が深く切れこむ。夏の午前中、ハスに似た白色の花を開き、夜閉じる。=未草〈漢字ペディア〉
1606 睡菜 ◆3 みつがしわ   リンドウ科の多年草。=三柏、三槲〈漢字ペディア〉
1607 杉天牛 ◆3 すぎかみきり   カミキリムシ科の甲虫。黒色で、はねに四個の黄色い斑点(ハンテン)がある。幼虫はスギやヒノキを食害する。〈漢字ペディア〉
1608 生海布 ◆3 なまめ   生のままの海藻。海にあるままの海藻。〈漢字ペディア〉
1609 青苧 ◆3 あおそ   アサの粗皮(あらかわ)を水にさらし、薄く裂いて作った繊維。=青麻〈漢字ペディア〉
1610 青葉木菟 ◆3 あおばずく   フクロウ科の鳥。東アジアに分布。背面は黒褐色で、腹面は白地に黒褐色の斑点(ハンテン)がある。=青葉梟〈漢字ペディア〉
1611 青葉梟 ◆3 あおばずく   フクロウ科の鳥。東アジアに分布。背面は黒褐色で、腹面は白地に黒褐色の斑点(ハンテン)がある。=青葉木菟〈漢字ペディア〉
1612 青箭魚 ◆3 さごし   サワラの幼魚。特に、関西以西で用いる語。〈漢字ペディア〉
1613 青蝦 ◆3 しばえび   クルマエビ科のエビ。東京湾や伊勢湾などの浅い砂底にすむ。体は淡黄色に青緑色の小さな斑点(ハンテン)がたくさんある。食用。=芝蝦〈漢字ペディア〉
1614 青頭菌 ◆3 はつたけ   ベニタケ科のキノコ。日本特産。秋、松林に生える。傘は中央がくぼみ、赤褐色で色の濃い円状の紋がある。傷をつけると青く変色する。食用。アイタケ。=初茸〈漢字ペディア〉
1615 省沽油 ◆3 みつばうつぎ   ミツバウツギ科の落葉低木。山地に自生。葉はミツバに似る。春、ウツギに似た白い五弁花を多数つける。若葉は食用になる。コメノキ。=三葉空木〈漢字ペディア〉
1616 旌節花 ◆3 きぶし   キブシ科の落葉小高木。=木五倍子、木付子、通条花〈漢字ペディア〉
1617 通条花 ◆3 きぶし   キブシ科の落葉小高木。=木五倍子、木付子、旌節花〈漢字ペディア〉
1618 木五倍子 ◆3 きぶし   キブシ科の落葉小高木。山野に自生。早春、葉に先立ち黄色い花穂をつける。果実は暗褐色でタンニンを含み、五倍子(ふし)の代用として黒色染料にする。=通条花、木付子、旌節花〈漢字ペディア〉
1619 石蚕 ◆3 いさごむし   トビケラの幼虫。淡水中に小石などをつづり合わせた筒状の巣をつくる。=沙虫〈漢字ペディア〉
1620 石陰子 ◆3 かせ   ウニの別称。また、その殻。がぜ。〈漢字ペディア〉
1621 石花 ◆3   カメノテの別称。ミョウガガイ科の甲殻類。海岸の岩の割れ目に付着している。〈漢字ペディア〉
1622 石蕗 ◆3 つわぶき   キク科の多年草。暖地の海岸近くに自生。葉はフキに似るが、厚く、光沢がある。晩秋、黄色い頭花をつける。若い葉柄は食用。〈漢字ペディア〉
1623 石松 ◆3 ひかげのかずら   ヒカゲノカズラ科の多年生シダ植物。山地に自生。茎は地をはい、線形の葉が密生する。胞子は薬用。=日陰蔓〈漢字ペディア〉
1624 石韋 ◆3 ひとつば   ウラボシ科の多年生シダ植物。暖地の山中に自生。長さ約二〇(センチメートル)の革質の葉が根茎から一枚ずつ直立する。=一つ葉〈漢字ペディア〉
1625 赤翡翠 ◆3 あかしょうびん   カワセミ科の鳥。初夏、日本に渡来し、渓流近くの森林にすむ。全体に赤褐色。梅雨時に「キョロロ」と鳴く。アマコイドリ。ミズコイドリ。ミヤマショウビン。〈漢字ペディア〉
1626 赤栴檀 ◆3 ひめしゃら   ツバキ科の落葉高木。暖地の山中に自生。樹皮は赤黄色で滑らか。夏、ツバキに似た小さな白色の五弁花を開く。サルナメリ。=姫沙羅〈漢字ペディア〉
1627 赤目魚 ◆3 めなだ   ボラ科の海魚。北日本の沿岸にすむ。ボラに似るが、口が赤い。夏、美味。=眼奈太〈漢字ペディア〉
1628 窃衣 ◆3 やぶじらみ   セリ科の二年草。=藪蝨〈漢字ペディア〉
1629 接続草 ◆3 すぎな   トクサ科のシダ植物。=杉菜、問荊〈漢字ペディア〉
1630 問荊 ◆3 すぎな   トクサ科のシダ植物。=杉菜、接続草〈漢字ペディア〉
1631 雪隠金亀子 ◆3 せんちこがね   センチコガネ科の昆虫。体は半球形。暗紫色で、金属光沢がある。〈漢字ペディア〉
1632 千屈菜 ◆3 みそはぎ   ミソハギ科の多年草。=禊萩、溝萩〈漢字ペディア〉
1633 川骨 ◆3 こうほね   スイレン科の多年草。=河骨〈漢字ペディア〉
1634 仙人帽 ◆3 きぬがさたけ   スッポンタケ科のキノコ。竹林に自生。頭に鐘形の傘をつけ、その下に白い網状のマントをつける。悪臭を放つが、中国料理で珍重。コムソウタケ。=絹傘茸、衣笠茸〈漢字ペディア〉
1635 剪秋羅 ◆3 せんのう   ナデシコ科の多年草。=仙翁〈漢字ペディア〉
1636 磚子苗 ◆3 いぬくぐ   カヤツリグサ科の多年草。日当たりのよい草地に自生。夏から秋、黄緑色の花穂を傘状につける。クグ。〈漢字ペディア〉
1637 氈瓜 ◆3 かもうり   トウガンの別称。〈漢字ペディア〉
1638 全手葉椎 ◆3 まてばしい   ブナ科の常緑高木。=馬刀葉椎〈漢字ペディア〉
1639 素魚 ◆3 しろうお   ハゼ科の海魚。各地の沿岸にすむ。春、川をさかのぼり小石に産卵する。淡黄色の半透明で、死ぬと白くなる。シラウオは別種。イサザ。=白魚〈漢字ペディア〉
1640 粗榧 ◆3 いぬがや   イヌガヤ科の常緑低木。=犬榧〈漢字ペディア〉
1641 鼠李 ◆3 くろうめもどき   クロウメモドキ科の落葉低木。山地に自生。夏、黄緑色の小花をつけ、黒い球形の実を結ぶ。=黒梅擬〈漢字ペディア〉
1642 鼠坊 ◆3 ねずっぽ   ネズッポ科の海魚の総称。暖海の砂底にすむ。頭は平たく、体は細長くうろこがない。ネズミゴチ・ヌメリゴチなど。〈漢字ペディア〉
1643 曹白魚 ◆3 ひら   ニシン科の海魚。南日本の近海に分布。体長約五〇(センチメートル)で、ニシンに似る。背は暗青色、腹は銀白色。食用。〈漢字ペディア〉
1644 蒼鷹 ◆3 おおたか   タカ科の鳥。低山の森林にすむ。背は灰褐色、腹は白地に黒い筋状のまだらが多数ある。雌は雄より大きい。鷹狩に用いられた。=大鷹〈漢字ペディア〉
1645 天名精 ◆3 やぶたばこ   キク科の二年草。=藪煙草〈漢字ペディア〉
1646 息長鳥 ◆3 しながどり   カイツブリの古名。カイツブリ科の鳥。〈漢字ペディア〉
1647 側柏 ◆3 このてがしわ   ヒノキ科の常緑小高木。=児手柏〈漢字ペディア〉
1648 粟米草 ◆3 ざくろそう   ザクロソウ科の一年草。道端に自生。葉はザクロに似る。夏、黄褐色の小花をつける。=石榴草〈漢字ペディア〉
1649 戴勝 ◆3 やつがしら   ヤツガシラ科の鳥。ユーラシアやアフリカに分布。日本には迷鳥としてまれに渡来。体は淡赤褐色で、背に白黒の横じまがある。扇状の冠羽と長いくちばしをもつ。=八首鳥〈漢字ペディア〉
1650 沢漆 ◆3 とうだいぐさ   トウダイグサ科の二年草。道端に自生。春、輪生した葉の上に黄緑色で杯形の花穂をつける。葉や茎を切ると乳液が出る。スズフリバナ。=灯台草〈漢字ペディア〉
1651 沢蒜 ◆3 ねびる   ノビルの別称。=根蒜、野蒜〈漢字ペディア〉
1652 淡竹 ◆3 はちく   イネ科のタケ。中国原産。高さは約一〇(メートル)。幹の表面に白粉がつく。竹の子は食用。材は工芸用。クレタケ。カラタケ。〈漢字ペディア〉
1653 檀香 ◆3 びゃくだん   ビャクダン科の半寄生常緑高木。=白檀〈漢字ペディア〉
1654 地銭 ◆3 ぜにごけ   ゼニゴケ科のコケ植物。各地の陰湿地、特に人家付近に群生。濃緑色の葉状体。=銭苔〈漢字ペディア〉
1655 地胆 ◆3 つちはんみょう   ツチハンミョウ科の甲虫の総称。体長は一〜三(センチメートル)で、全体に青黒くて光沢がある。体内に有毒なカンタリジンを含み、皮膚に触れると炎症を起こす。=土斑猫〈漢字ペディア〉
1656 知母 ◆3 はなすげ   ユリ科の多年草。=花菅〈漢字ペディア〉
1657 稚鰤 ◆3 わらさ   ブリの未成魚。体長六〇(センチメートル)前後のもの。おもに関東地方でいう。〈漢字ペディア〉
1658 蜘蛛抱蛋 ◆3 はらん   ユリ科の多年草。=葉蘭、一葉〈漢字ペディア〉
1659 竹根蛇 ◆3 ひばかり   ナミヘビ科のヘビ。森林の水辺にすむ。全長約五〇(センチメートル)と小さく、暗褐色。無毒。=日計〈漢字ペディア〉
1660 苧麻 ◆3 からむし   イラクサ科の多年草。原野に自生。夏、淡緑色の小花を穂状につける。茎から繊維をとる。木綿以前の代表的な繊維。チョマ。マオ。=苧〈漢字ペディア〉
1661 樗蚕 ◆3 しんじゅさん   ヤママユガ科のガ。大形で褐色。幼虫はシンジュ・ニガキなどの葉を食べる。=神樹蚕〈漢字ペディア〉
1662 丁香 ◆3 ちょうじ   フトモモ科の常緑高木。モルッカ諸島原産で、熱帯地域で栽培。花は淡緑色から淡紅色になり芳香がある。つぼみを乾燥させ、香料や薬用にする。クローブ。=丁子、丁字〈漢字ペディア〉
1663 長寿花 ◆3 きずいせん   ヒガンバナ科の多年草。=黄水仙〈漢字ペディア〉
1664 長吻虻 ◆3 つりあぶ   ツリアブ科の昆虫の総称。=吊虻〈漢字ペディア〉
1665 珍珠菜 ◆3 おかとらのお   サクラソウ科の多年草。山野に自生。夏、白色の小花を多数尾状につける。トラノオ。=岡虎尾〈漢字ペディア〉
1666 珍珠花 ◆3 ゆきやなぎ   バラ科の落葉小低木。=雪柳、噴雪花〈漢字ペディア〉
1667 噴雪花 ◆3 ゆきやなぎ   バラ科の落葉小低木。中国原産。たまに暖地の川辺に野生化している。葉はヤナギに似るが、小さく短い。春、白い小花を雪が積もったように多数つける。観賞用。コゴメバナ。=雪柳、珍珠花〈漢字ペディア〉
1668 鉄線蓮 ◆3 てっせん   キンポウゲ科のつる性落葉植物。中国原産。茎は細くかたい。初夏、白色または淡紫色の花弁状のがくを六枚つける。=鉄線〈漢字ペディア〉
1669 鉄掃箒 ◆3 めどはぎ   マメ科の小低木状の多年草。=蓍萩、蓍〈漢字ペディア〉
1670 天社蛾 ◆3 しゃちほこが   シャチホコガ科のガ。=鯱蛾〈漢字ペディア〉
1671 天蛾 ◆3 すずめが   スズメガ科のガの総称。大形のガで、はねはスズメに似て茶と黒の斑(まだら)模様。=雀蛾〈漢字ペディア〉
1672 天青地白 ◆3 ちちこぐさ   キク科の多年草。山野に自生。ハハコグサに似て白い綿毛が密生するが、やわらかみに欠ける。春、茶褐色の小さな頭花をつける。=父子草〈漢字ペディア〉
1673 天蚕 ◆3 やままゆ   ヤママユガ科のガ。=山繭〈漢字ペディア〉
1674 奠稲 ◆3 くましね   神仏に供える、洗い清めた米。あらいよね。かしよね。おくま。〈漢字ペディア〉
1675 田鶴 ◆3 たず   ツルの別称。〈漢字ペディア〉
1676 杜夫魚 ◆3 かくぶつ   カマキリの別称。カジカ科の淡水魚。カジカに似るが、体長は約三〇(センチメートル)になる。冬、美味。〈漢字ペディア〉
1677 杜衡 ◆3 かんあおい   ウマノスズクサ科の多年草。山地の樹下に自生。葉は革質のハート形で、シクラメンに似る。初冬、暗紫色の花をつける。=寒葵〈漢字ペディア〉
1678 菟糸 ◆3 ねなしかずら   ヒルガオ科の一年生寄生植物。根はなく、茎はつる状で、吸盤で他の植物の栄養を吸収する。夏から秋に黄白色の小花を穂状につける。=根無葛〈漢字ペディア〉
1679 土常山 ◆3 あまちゃ   ユキノシタ科の落葉低木。=甘茶〈漢字ペディア〉
1680 土荊芥 ◆3 ありたそう   アカザ科の一年草。メキシコ原産の帰化植物。茎や葉に強烈な臭気があり、駆虫剤とする。=有田草〈漢字ペディア〉
1681 前胡 ◆3 のだけ   セリ科の多年草。=土当帰〈漢字ペディア〉
1682 当薬 ◆3 せんぶり   リンドウ科の二年草。=千振〈漢字ペディア〉
1683 東風菜 ◆3 しらやまぎく   キク科の多年草。山地に自生。茎や葉に短い毛がある。夏から秋、白色で中央が黄色い頭花をつける。=白山菊〈漢字ペディア〉
1684 桃金嬢 ◆3 てんにんか   フトモモ科の常緑小低木。沖縄など暖地に自生。夏、紅紫色の五弁花をつけ、楕円(ダエン)形の実を結ぶ。果実は、暗紫色に熟し、ジャムなどにする。=天人花〈漢字ペディア〉
1685 棠梨 ◆3 ずみ   バラ科の落葉小高木。山地に自生。全体にとげがある。春、白い五弁花をつけ、黄色または紅色の丸い実を結ぶ。樹皮は黄色の染料となる。ヒメカイドウ。コリンゴ。=酸実、桷〈漢字ペディア〉
1686 搗布 ◆3 かじめ   褐藻類コンブ科の海藻。太平洋岸に多い。茎は長さ約一〜二(メートル)で、葉は羽状。ヨード・アルギン酸の原料。ノロカジメ。〈漢字ペディア〉
1687 独脚蜂 ◆3 きばち   キバチ科のハチの総称。雌は尾の先に針状の産卵管をもち、それを樹幹に差しこんで産卵する。幼虫は針葉樹を食害。=樹蜂〈漢字ペディア〉
1688 曇華 ◆3 だんどく   カンナ科の多年草。インド原産。観賞用に栽培。夏から秋、カンナに似た紅色の小花を総状につける。=檀特〈漢字ペディア〉
1689 南燭 ◆3 しゃしゃんぼ   ツツジ科の常緑低木。暖地の山中に自生。初夏、白いつぼ形の小花をつける。果実は小球形で、黒く熟し、食用。=小小ん坊〈漢字ペディア〉
1690 南天燭 ◆3 なんてん   メギ科の常緑低木。暖地に自生。庭木にもする。初夏に白い花が咲き、赤くて丸い実を結ぶ。=南天〈漢字ペディア〉
1691 野菰 ◆3 なんばんぎせる   ハマウツボ科の一年草。=南蛮煙管〈漢字ペディア〉
1692 波斯菊 ◆3 はるしゃぎく   キク科の一年草。北アメリカ原産。夏、中心が赤褐色で蛇の目模様の黄色い頭花をつける。=春車菊〈漢字ペディア〉
1693 白馬 ◆3 あおうま   白い毛色のウマ。また、葦毛(あしげ)のウマ。〈漢字ペディア〉
1694 白梨樹 ◆3 うらじろのき   バラ科の落葉高木。山地に自生。葉の裏は白毛が密生する。春、白い花が咲き、赤い実を結ぶ。=裏白の木〈漢字ペディア〉
1695 白頭翁 ◆3 おきなぐさ   キンポウゲ科の多年草。〈漢字ペディア〉
1696 白屈菜 ◆3 くさのおう   ケシ科の二年草。道端に自生。初夏、黄色の四弁花をつける。茎や葉の汁は有毒。=草の王、草の黄〈漢字ペディア〉
1697 白灯蛾 ◆3 しろひとり   ヒトリガ科のガ。全体が白色で、腹の両側に赤い斑紋(ハンモン)がある。夏、灯下に飛んでくる。〈漢字ペディア〉
1698 白楊 ◆3 はこやなぎ   ヤナギ科の落葉高木。山野に自生。葉は広卵形。早春、葉よりも先に赤褐色の花穂を垂れ下げる。材は軽くやわらかい。ヤマナラシ。=箱柳〈漢字ペディア〉
1699 白英 ◆3 ひよどりじょうご   ナス科のつる性多年草。=鵯上戸〈漢字ペディア〉
1700 白花菜 ◆3 ふうちょうそう   フウチョウソウ科の一年草。西インド諸島原産。夏、雄しべの長い白色の花を総状につける。=風蝶草〈漢字ペディア〉
1701 拍板 ◆3 びんざさら   短冊状の薄い木片を数十枚つづり合わせた打楽器。両端の取っ手を持ち動かすと、板が打ち合い音を出す。田楽(デンガク)などに使う。ささら。ささらぎ。=編板〈漢字ペディア〉
1702 編木 ◆3 びんざさら   数十枚の短冊形の板をひもでつづり合わせた打楽器。田楽などに用い、両端の取っ手を動かして音を出す。ささらぎ。ささら。=拍板〈漢字ペディア〉
1703 斑杖 ◆3 まむしぐさ   サトイモ科の多年草。=蝮草〈漢字ペディア〉
1704 蕃南瓜 ◆3 とうなす   カボチャの別称。=唐茄子〈漢字ペディア〉
1705 皮茸 ◆3 こうたけ   イボタケ科のキノコ。=革茸、香茸、茅蕈〈漢字ペディア〉
1706 茅蕈 ◆3 こうたけ   イボタケ科のキノコ。=革茸、香茸、皮茸〈漢字ペディア〉
1707 飛螻蛄 ◆3 とびけら   トビケラ目の昆虫の総称。水辺にすむ。ガのように飛び、ケラ科のケラにやや似る。幼虫はいさごむし。〈漢字ペディア〉
1708 姫莎草 ◆3 ひめくぐ   カヤツリグサ科の多年草。湿地に自生。夏から秋、茎の先に葉状の長い苞(ホウ)を二、三個つけ、中心に淡緑色の小穂を球状に多数つける。〈漢字ペディア〉
1709 百両金 ◆3 からたちばな   ヤブコウジ科の常緑低木。=唐橘〈漢字ペディア〉
1710 瓶爾小草 ◆3 はなやすり   ハナヤスリ科のシダ植物。=花鑢〈漢字ペディア〉
1711 平江帯 ◆3 ひごたい   キク科の多年草。西日本の山地の草原にまれに自生。葉は羽状に裂け、アザミに似る。秋、濃青色の頭花を球状につける。=漏蘆〈漢字ペディア〉
1712 漏蘆 ◆3 ひごたい   キク科の多年草。=平江帯〈漢字ペディア〉
1713 蒲桃 ◆3 ふともも   フトモモ科の常緑小高木。東南アジア原産。花は緑白色の四弁花で、雄しべは長い。果実は芳香があり食用。〈漢字ペディア〉
1714 方頭魚 ◆3 かながしら   ホウボウ科の海魚。=火魚、金頭、鉄頭〈漢字ペディア〉
1715 防已 ◆3 つづらふじ   ツヅラフジ科のつる性落葉植物。=葛藤〈漢字ペディア〉
1716 茅膏菜 ◆3 いしもちそう   モウセンゴケ科の多年草。=石持草〈漢字ペディア〉
1717 蚌貝 ◆3 からすがい   イシガイ科の二枚貝。湖沼にすむ。殻の長さ約二〇(センチメートル)。卵形で、表面は黒色、内面は真珠光沢がある。肉は食用。殻は細工物やボタンの材料に用いる。=烏貝〈漢字ペディア〉
1718 木蓮子 ◆3 いたび   イヌビワの別称。クワ科の落葉低木。果実は食用。〈漢字ペディア〉
1719 木菟鳥 ◆3 つくとり   ミミズクの別称。=木菟〈漢字ペディア〉
1720 麻葉繡毬 ◆3 こでまり   バラ科の落葉小低木。=小手毬〈漢字ペディア〉
1721 万年青 ◆3 おもと   ユリ科の多年草。暖地の山林に自生。観賞用に栽培もする。葉は根茎から出て、革質で光沢がある。夏、淡黄色の花穂をつけ、赤い実を結ぶ。〈漢字ペディア〉
1722 満江紅 ◆3 あかうきくさ   サンショウモ科の多年生シダ植物。水田や池沼などに自生。葉はうろこ状で、紅色。ヒノキモ。=赤浮草〈漢字ペディア〉
1723 六月雪 ◆3 はくちょうげ   アカネ科の常緑小低木。=白丁花、満天星〈漢字ペディア〉
1724 蔓荊 ◆3 はまごう   クマツヅラ科の落葉低木。海岸の砂地に自生。茎は砂の上をはう。葉は卵形で、裏に白い毛が密生。夏、紫色の唇形の花を多数つける。〈漢字ペディア〉
1725 野芝麻 ◆3 おどりこそう   シソ科の多年草。山野に自生。初夏、淡紫色または白色の唇形の花をつける。=踊子草〈漢字ペディア〉
1726 野蚕 ◆3 くわご   カイコガ科のガ。=桑蚕〈漢字ペディア〉
1727 野鴉椿 ◆3 ごんずい   ミツバウツギ科の落葉小高木。=権萃〈漢字ペディア〉
1728 油桃 ◆3 つばいもも   モモの一品種。=椿桃、光桃〈漢字ペディア〉
1729 羊蹄 ◆3 ぎしぎし   タデ科の多年草。原野に自生。夏、淡黄緑色の花を節ごとにつける。〈漢字ペディア〉
1730 洋玉蘭 ◆3 たいさんぼく   モクレン科の常緑高木。=泰山木〈漢字ペディア〉
1731 羅漢松 ◆3 いぬまき   マキ科の常緑高木。暖地に自生。葉は線形で先がとがる。秋、球形で白緑色の果実をつける。果実の下には球形の花床が赤紫色に熟し、食べられる。=犬槙〈漢字ペディア〉
1732 落霜紅 ◆3 うめもどき   モチノキ科の落葉低木。=梅擬〈漢字ペディア〉
1733 落葵 ◆3 つるむらさき   ツルムラサキ科のつる性一年草。熱帯アジア原産。観賞用・食用に栽培。全体に多肉質で、葉は広卵形。夏から秋、葉のわきに花穂をつけ、紫色の実を結ぶ。果汁から紫色の染料をとる。=蔓紫〈漢字ペディア〉
1734 藍菊 ◆3 えぞぎく   キク科の一年草。=蝦夷菊〈漢字ペディア〉
1735 柳葉菜 ◆3 あかばな   アカバナ科の多年草。山野の湿地に自生。葉は長楕円(ダエン)形。夏、淡紅紫色の小さな四弁花をつける。種子には長い白毛があり、風に乗り飛び散る。=赤花〈漢字ペディア〉
1736 竜葵 ◆3 うみほおずき   テングニシ・ナガニシなど海産の巻貝の卵囊(ランノウ)。子どもがホオズキと同じように口の中で鳴らして遊ぶ。=海酸漿〈漢字ペディア〉
1737 竜爪稗 ◆3 しこくびえ   イネ科の一年草。アフリカまたはインド原産。実は黄赤色で、食料・飼料用。日本では飼料用にわずかに栽培される。コウボウビエ。=四国稗〈漢字ペディア〉
1738 凌霄葉蓮 ◆3 のうぜんはれん   ノウゼンハレン科のつる性一年草。ペルー原産。葉は円形。夏、黄色や朱色の五弁花をつける。花や葉は辛味があり食べられる。キンレンカ。ナスタチウム。〈漢字ペディア〉
1739 緑啄木鳥 ◆3 あおげら   キツツキ科の鳥。日本特産で、本州以南の森林にすむ。背は緑色で、腹は白地に暗褐色の斑点(ハンテン)がある。雄は頭頂部全体、雌は後頭部が赤い。〈漢字ペディア〉
1740 緑鳩 ◆3 あおばと   ハト科の鳥。山地の森林にすむ。背は緑色で、胸は黄色。尺八のような哀調をおびた鳴き声を出す。〈漢字ペディア〉
1741 連銭草 ◆3 かきどおし   シソ科のつる性多年草。=垣通、馬蹄草〈漢字ペディア〉
1742 馬蹄草 ◆3 かきどおし   シソ科のつる性多年草。道端に自生。春、淡紫色で唇形の花をつける。=垣通、連銭草〈漢字ペディア〉
1743 馬兜鈴 ◆3 うまのすずくさ   ウマノスズクサ科のつる性多年草。山野に自生。葉には悪臭がある。夏、ラッパ形の暗紫色の花をつけ、球形の実を結ぶ。=馬鈴草〈漢字ペディア〉
1744 馬鞭草 ◆3 くまつづら   クマツヅラ科の多年草。=熊葛〈漢字ペディア〉
1745 露兜樹 ◆3 たこのき   タコノキ科の常緑小高木。小笠原(おがさわら)諸島などに自生。幹の下部からタコのあし状の気根を出す。枝先に剣形の葉を密生。果実はパイナップル状。=栄蘭、蛸の木〈漢字ペディア〉
1746 老鴉瓜 ◆3 からすうり   ウリ科のつる性多年草。=王瓜、烏瓜〈漢字ペディア〉
1747 狼尾草 ◆3 ちからしば   イネ科の多年草。道端に自生。葉は線形で多数根生。初秋、茎の先にブラシのような濃紫色の花穂をつける。ミチシバ。=力芝〈漢字ペディア〉
1748 榔楡 ◆3 あきにれ   ニレ科の落葉高木。=秋楡〈漢字ペディア〉
1749 和尚菜 ◆3 のぶき   キク科の多年草。山中の湿地に自生。葉はフキに似る。初秋、茎の上部に白い小さな頭花を多数つける。=野蕗〈漢字ペディア〉
1750 和布刈 ◆3 めかり   ワカメなどの海藻を刈り取ること。〈漢字ペディア〉
1751 矮鹿 ◆3 まめじか   マメジカ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。アフリカ・インド・東南アジアに四種がすむ。体長五〇〜八〇(センチメートル)と小形で、角はない。=豆鹿〈漢字ペディア〉
1752 大葉藻 ◆3 あまも   ヒルムシロ科の多年草。浅い海底に群生。葉はひも状で長さ一(メートル)にもなる。昔、製塩に用いたことから「藻塩草(もしおぐさ)」ともいう。ウミヤナギ。アジモ。=甘藻〈漢字ペディア〉
1753 大角草 ◆3 いささぐさ   ソラマメの別称。〈漢字ペディア〉
1754 大鮃 ◆3 おひょう   カレイ科の海魚。東北以北の北太平洋に分布。カレイに似るが、大形で雌は全長二・六(メートル)に及ぶ。両眼は体の右側にある。肝臓から良質の肝油がとれる。肉は美味。〈漢字ペディア〉
1755 大戟 ◆3 たかとうだい   トウダイグサ科の多年草。山野に自生。トウダイグサに似るが丈が高い。茎や葉は有毒。=高灯台〈漢字ペディア〉
1756 阿剌吉 ◆4 あらき   江戸時代、オランダ人が伝えた酒。蒸留酒にチョウジ・ニッケイなどで香気をつけたもの。エジプトやインドなどで常用する。〈漢字ペディア〉
1757 圧面 ◆4 べしみ   能面の一つ。下あごが大きく張り、上下の唇を強く食いしばり、目をむいた形相の面。天狗(テング)や鬼神・鬼畜に扮(フン)するときに用いる。〈漢字ペディア〉
1758 按察使 ◆4 あぜち   奈良時代、地方行政を監察した官職。=按察〈漢字ペディア〉
1759 按察 ◆4 あぜち   奈良時代、地方行政を監察した官職。=按察使〈漢字ペディア〉
1760 庵室 ◆4 あぜち   1.江戸時代、奈良での一般寺院の呼称。奈良で寺というのは興福寺のことで、混乱を防ぐためにできた別称。
2.寺におかれていた手習所。〈漢字ペディア〉
1761 暗闘 ◆4 だんまり   歌舞伎(カブキ)で、くらやみの中で無言でさぐりあい、立ち回りをする動作。また、その場面。=黙り、暗争〈漢字ペディア〉
1762 暗争 ◆4 だんまり   歌舞伎(カブキ)で、くらやみの中で無言でさぐりあい、立ち回りをする動作。また、その場面。=黙り、暗闘〈漢字ペディア〉
1763 夷守 ◆4 ひなもり   古代、九州など辺境の要地を守ること。また、その人。〈漢字ペディア〉
1764 委曲 ◆4 つばら   詳しいこと。ことこまかいこと。つばらか。=詳ら〈漢字ペディア〉
1765 為手 ◆4 して   何かを行う人。何かを上手にする人。やりて。=仕手〈漢字ペディア〉
1766 為所 ◆4 しどころ   しなければならない場合。やりがいのある局面。〈漢字ペディア〉
1767 惟神 ◆4 かんながら   神のみこころのままに。神のおぼしめしのままに。=随神〈漢字ペディア〉
1768 随神 ◆4 かんながら   #=惟神
1.神であらせられるまま。
2.神の御心(みこころ)のまま。〈漢字ペディア〉
1769 移徙 ◆4 わたまし   #=渡座
1.貴人の転居を敬っていう語。
2.神輿(みこし)の渡御(トギョ)。〈漢字ペディア〉
1770 一角獣 ◆4 うにこーる   1.西洋の想像上の動物。ユニコーン。
2.哺乳(ホニュウ)動物イッカクの別称。また、その牙(きば)から作った解毒(ゲドク)剤。
3.Aの薬に、にせ物が多かったことから、うそ。〈漢字ペディア〉
1771 印籠決 ◆4 いんろうじゃくり   戸障子の合わせ目の作り方。一方を凹形にし、もう一方を凸形にして、すき間ができないようにかみ合わせるもの。〈漢字ペディア〉
1772 右手 ◆4 めて   ⇔弓手(ゆんで)、=馬手
1.ウマの手綱(たづな)をとるほうの手。みぎの手。
2.右のほう。右側。〈漢字ペディア〉
1773 雨打 ◆4 ゆた   昔の日本建築で、屋根の下につけた庇(ひさし)状のもの。裳階(もこし)。=雪打〈漢字ペディア〉
1774 傴僂 ◆4 せむし くぐせ 背骨が弓なりにまがって、前かがみになる病気。また、その病気の人。〈漢字ペディア〉
1775 浦回 ◆4 うらみ うらわ 海岸が湾曲して入りこんだ所。入り江。=浦廻、浦曲〈漢字ペディア〉
1776 浦廻 ◆4 うらみ うらわ 海岸が湾曲して入りこんだ所。入り江。=浦回、浦曲〈漢字ペディア〉
1777 浦曲 ◆4 うらみ うらわ 海岸が湾曲して入りこんだ所。入り江。=浦回、浦廻〈漢字ペディア〉
1778 云爾 ◆4 しかいう   文章の最後に用いて、上に述べたとおりであるという意味を表す。〈漢字ペディア〉
1779 雲珠 ◆4 うず   儀式用のウマにつける宝珠(ホウジュ)の形をした飾り。〈漢字ペディア〉
1780 駅馬 ◆4 はゆま   昔、役人が公用で旅をするとき、乗り継ぎのために各駅に用意された早馬(はやうま)。〈漢字ペディア〉
1781 遠方 ◆4 おちかた   遠くのほう。遠くへだたった所。〈漢字ペディア〉
1782 遠近 ◆4 おちこち   あちらこちら。遠い所と近い所。=彼方此方〈漢字ペディア〉
1783 横笛 ◆4 ようじょう   よこぶえ。〈漢字ペディア〉
1784 横痃 ◆4 よこね   性病などにより、股(もも)のつけねのリンパ節が炎症を起こして腫(は)れたもの。=横根〈漢字ペディア〉
1785 恩頼 ◆4 みたまのふゆ   神または天皇の恩恵・加護などを敬っていう語。=恩賚〈漢字ペディア〉
1786 恩賚 ◆4 みたまのふゆ   神または天皇の恩恵・加護などを敬っていう語。=恩頼〈漢字ペディア〉
1787 化粧 ◆4 けわい   「化粧(ケショウ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
1788 加答児 ◆4 かたる   粘膜が細菌などによって赤くただれたりして、多量の粘液を分泌する症状。〈漢字ペディア〉
1789 窩主 ◆4 けいず   1.盗賊をかくまったり、盗品を隠したりすること。また、その者やそれを行っている宿。
2.隠語で、盗品を買い取る商人。〈漢字ペディア〉
1790 窩主買 ◆4 けいずかい   盗品と知りながら売買すること。また、その人。故買(コバイ)。=系図買〈漢字ペディア〉
1791 牙床 ◆4 くれどこ   古代、中国の胡床(コショウ)という腰掛けをまねして作った椅子(イス)。=呉床〈漢字ペディア〉
1792 牙婆 ◆4 すあい   物品の売買の仲介をする人。また、その手数料。仲介料。=才取(サイとり)、数間〈漢字ペディア〉
1793 画韋 ◆4 えがわ   文様を染めたなめしがわ。=絵革〈漢字ペディア〉
1794 灰酒 ◆4 あくざけ   酸化を防ぐために灰汁(あく)を入れてつくる酒。糖分を多く含み、赤くてみりんに似る。飲料・調味料として用いる。熊本特産。赤酒(あかざけ)。〈漢字ペディア〉
1795 怪士 ◆4 あやかし   男の亡霊や怨霊(オンリョウ)などを表す能面。〈漢字ペディア〉
1796 外障 ◆4 うわひ   瞳(ひとみ)の表面にくもりができて物が見えなくなる病気。⇔内障(そこひ)、底翳(そこひ)、=上翳、外障眼〈漢字ペディア〉
1797 外持 ◆4 ほまち   #=帆待
1.臨時の収入。
2.へそくり。〈漢字ペディア〉
1798 垣内 ◆4 かいと   1.垣根の中。
2.小集落。また、その中の一区画。〈漢字ペディア〉
1799 楽車 ◆4 だんじり   祭りのとき、飾りをつけて引き歩く車。特に、関西方面の言い方。だし。やま。=檀尻、山車〈漢字ペディア〉
1800 掛絡 ◆4 から   #=掛落、掛羅
1.禅僧が肩に掛けて前に垂れるようにつける略式の袈裟(ケサ)。
2.根付け。また、根付けのついた印籠(インロウ)など。〈漢字ペディア〉
1801 掛落 ◆4 から   #=掛絡、掛羅
1.禅僧が肩に掛けて前に垂れるようにつける略式の袈裟(ケサ)。
2.根付け。また、根付けのついた印籠(インロウ)など。〈漢字ペディア〉
1802 掛羅 ◆4 から   #=掛絡、掛落
1.禅僧が肩に掛けて前に垂れるようにつける略式の袈裟(ケサ)。
2.根付け。また、根付けのついた印籠(インロウ)など。〈漢字ペディア〉
1803 活計 ◆4 たつき たずき #=方便
1.「活計(カッケイ:生活すること。また、そのための手段や方法。生活の糧(かて)。暮らしむき。家計。生計。)」に同じ。
2.手段。てがかり。〈漢字ペディア〉
1804 釜殿 ◆4 かなえどの   宮中や将軍家の大奥にあった、湯や膳(ゼン)を準備するための建物。また、そこに仕えた人。かないど。=鼎殿〈漢字ペディア〉
1805 汗衫 ◆4 かざみ   1.昔、汗とり用に着た麻の単(ひとえ)の短い衣。
2.平安時代以降、貴族の童女などが夏に着た正装用の上着。〈漢字ペディア〉
1806 完骨 ◆4 みみせせ せせ 耳の後ろの小高い部分。また、その骨。〈漢字ペディア〉
1807 看督長 ◆4 かどのおさ   平安時代、罪人の逮捕や牢獄(ロウゴク)の看守をした役人。〈漢字ペディア〉
1808 乾鰯 ◆4 ほしか   脂肪をしぼったイワシを干した肥料。〈漢字ペディア〉
1809 勘事 ◆4 こうじ   1.とがめて遠ざけること。勘当。
2.拷問すること。〈漢字ペディア〉
1810 菅麻 ◆4 すがそ   スゲを細く裂いたもの。祓(はらえ)の際、身のけがれをはらい清めるのに使う。〈漢字ペディア〉
1811 寒復習 ◆4 かんざらい   寒中の早朝などに芸事の復習や練習をすること。寒げいこ。〈漢字ペディア〉
1812 漢織 ◆4 あやはとり   雄略天皇の時代に、中国から渡来したといわれる機織りの技術者。〈漢字ペディア〉
1813 漢人 ◆4 あやひと   古代、中国から渡来した人々。また、その子孫。漢氏(あやうじ)。〈漢字ペディア〉
1814 岩曲 ◆4 いわわだ   岩が水の流れに沿って曲がり、水がよどんでいる所。〈漢字ペディア〉
1815 眼間 ◆4 まなかい   目と目の間。目の先。目の前。=目交〈漢字ペディア〉
1816 気吹戸 ◆4 いぶきど   神が罪やけがれを吹き払う所。〈漢字ペディア〉
1817 忌瓮 ◆4 いわいべ   神に供えるための神酒(みき)を入れる神聖な容器。=斎瓮〈漢字ペディア〉
1818 祈年 ◆4 としごい   その年の収穫を神に祈ること。〈漢字ペディア〉
1819 寄人 ◆4 よりゅうど よりうど 1.平安時代以後、朝廷の記録所や和歌所などの職員。
2.鎌倉・室町幕府の政所(まんどころ)・問注所・侍所(さむらいどころ)などの職員。〈漢字ペディア〉
1820 規尼涅 ◆4 きにーね   キナの樹皮からとれるアルカロイドの一種。解熱・鎮痛・健胃薬とする。特に、マラリアの特効薬。〈漢字ペディア〉
1821 幾人 ◆4 いくたり   1.どれほどの人数。何人。
2.多くの人数。〈漢字ペディア〉
1822 磯城 ◆4 しき   #=城
1.石で築いた砦(とりで)や城。
2.周囲を石で築いた祭場。〈漢字ペディア〉
1823 戯奴 ◆4 わけ   1.自分を卑下していう語。わたくしめ。
2.目下の人を親しみを込めていう語。そち。おまえ。〈漢字ペディア〉
1824 脚結 ◆4 あゆい   古代の男性が動きやすいように袴(はかま)を膝頭(ひざがしら)の下で結んだひも。⇔手結(たゆい)、=足結〈漢字ペディア〉
1825 急焼 ◆4 きびしょ   「急須(キュウス)」に同じ。〈漢字ペディア〉
1826 牛宿 ◆4 いなみぼし   二十八宿(古代中国で、天球を黄道に沿って二八区に分けた星座)の一つ。山羊(やぎ)座の西部に位置する。=稲見星〈漢字ペディア〉
1827 去年 ◆4 こぞ   昨年。特に年の始めに、前の年を振り返って使うことが多い。〈漢字ペディア〉
1828 魚子 ◆4 ななこ   彫金技法の一つ。金属盤に魚の卵のように細かい粒を浮き出させたもの。地紋に用いる。=斜子、七子〈漢字ペディア〉
1829 御髪 ◆4 おぐし みぐし 他人の頭髪の敬称。〈漢字ペディア〉
1830 御降 ◆4 おさがり   正月三が日に降る雨や雪。〈漢字ペディア〉
1831 御衣 ◆4 おんぞ みけし 着る人を敬って、その衣服をいう語。お召し物。〈漢字ペディア〉
1832 御灯明 ◆4 みあかし   神仏の前に供える灯火。とうみょう。=御灯〈漢字ペディア〉
1833 御舎 ◆4 みあらか   宮殿を敬っていう語。=御殿〈漢字ペディア〉
1834 御殿 ◆4 みあらか   宮殿を敬っていう語。=御舎〈漢字ペディア〉
1835 御稜威 ◆4 みいつ   神や天皇などの御威光。=御厳〈漢字ペディア〉
1836 御薪 ◆4 みかまぎ   1.律令(リッリョウ)時代、正月一五日に百官が位階に応じて朝廷に献上したまき。また、その儀式。
2.社寺に奉納するまき。社寺でたくまき。
3.江戸時代、武家で正月一五日に門の両側の柱に飾ったまき。〈漢字ペディア〉
1837 御食 ◆4 みけ   #=御饌
1.神への供え物。=神饌(シンセン)
2.天皇の食事の材料。〈漢字ペディア〉
1838 御饌 ◆4 みけ   #=御食
1.神への供え物。=神饌(シンセン)
2.天皇の食事の材料。〈漢字ペディア〉
1839 御統 ◆4 みすまる   古代の装身具の一つ。多くの珠(たま)を糸でつないで輪にし、首や腕につけて飾りとしたもの。〈漢字ペディア〉
1840 御哭 ◆4 みね   大声で泣くこと。泣き叫ぶこと。また、その儀式。=哭泣(コクキュウ)〈漢字ペディア〉
1841 御佩刀 ◆4 みはかし みはかせ 貴人の腰に帯びた刀を敬っていう語。〈漢字ペディア〉
1842 漁父 ◆4 むらぎみ   漁民の長。近代では網主や漁業指導者をいう。=漁翁、村君〈漢字ペディア〉
1843 漁翁 ◆4 むらぎみ   漁民の長。近代では網主や漁業指導者をいう。=漁父、村君〈漢字ペディア〉
1844 狭匙 ◆4 せっかい   すり鉢の内側についたものを、かき落とす木製の道具。=切匙〈漢字ペディア〉
1845 梟帥 ◆4 たける   古代、ある地方で勢力があった勇猛な種族の長。=建〈漢字ペディア〉
1846 響銅 ◆4 さはり   銅に錫(すず)・鉛などを加えた黄白色の合金。=胡銅器〈漢字ペディア〉
1847 仰領 ◆4 のけくび   襟を後ろに引いて、襟足が出るように和服を着ること。=抜衣紋(ぬきエモン)、抜襟〈漢字ペディア〉
1848 曲見 ◆4 しゃくみ   能面の一つ。中年の女の面で、狂女物などに用いる。〈漢字ペディア〉
1849 玉章 ◆4 たまずさ   #=玉梓
1.手紙。便り。消息。
2.使者。使い。〈漢字ペディア〉
1850 玉響 ◆4 たまゆら   ほんの少しの間。一瞬。〈漢字ペディア〉
1851 巾子 ◆4 こじ   冠の頂上の後ろに高く突き出た部分。髪を結わえてそこに入れ、根本にかんざしをさして冠がとれないようにした。〈漢字ペディア〉
1852 金巾 ◆4 かなきん   細い糸を使った平織りの綿織物。肌着などに用いられる。カネキン。〈漢字ペディア〉
1853 緊唇 ◆4 あくち   1.ひな鳥のくちばしのつけ根の黄色い部分。
2.幼児の口のまわりにできる湿疹(シッシン)。〈漢字ペディア〉
1854 栩板 ◆4 とちいた   社殿や能舞台などの屋根を葺(ふ)くのに用いる板。〈漢字ペディア〉
1855 兄部 ◆4 このこうべ   中世、寺社・宮中・武家などで力仕事をした人々の長。〈漢字ペディア〉
1856 兄矢 ◆4 はや   二本の矢を持って射るとき、先に射る矢。=甲矢、早矢〈漢字ペディア〉
1857 奎宿 ◆4 とかきぼし   二十八宿の一つ。星座を構成する一六の星の並び方が文の字に似ていることから、文章をつかさどる星とされる。アンドロメダ座。=斗掻き星〈漢字ペディア〉
1858 軽衫 ◆4 かるさん   筒を太くゆったりとし、裾(すそ)を狭くした袴(はかま)の一種。カルサンばかま。〈漢字ペディア〉
1859 瓊音 ◆4 ぬなと   玉が触れ合う音。〈漢字ペディア〉
1860 瓊矛 ◆4 ぬほこ   玉で飾った矛。〈漢字ペディア〉
1861 堅磐 ◆4 かきわ   1.かたい岩。
2.永久に変わらないことを祝う言葉。〈漢字ペディア〉
1862 堅塩 ◆4 きたし   精製していない固形の塩。〈漢字ペディア〉
1863 権衡 ◆4 からばかり   はかり。=柄秤、唐秤〈漢字ペディア〉
1864 古刃 ◆4 ふるみ   昔つくられた刀。古刀。⇔新身(あらみ)、=古身〈漢字ペディア〉
1865 胡銅器 ◆4 さはり   銅・錫(すず)・鉛の合金。また、それで作った仏具や容器。たたくとよい音がする。さわり。=響銅、砂張〈漢字ペディア〉
1866 後妻 ◆4 うわなり   #=次妻
1.一夫多妻制の時代に、最初の妻に対してあとにめとった妻。のちに、再婚した妻をもいう。⇔前妻(こなみ)
2.ねたみ。嫉妬(シット)。〈漢字ペディア〉
1867 口琴 ◆4 びやぼん   江戸時代の玩具(ガング)として流行した楽器。細長い鋼鉄をかんざし状に二股(ふたまた)にし、間に針のような鉄をつけたもの。根元を口にくわえ、鉄の先を指で弾いて吹き鳴らす。きやこん。口びわ。=琵琶笛〈漢字ペディア〉
1868 甲矢 ◆4 はや   二本の矢を持って射るとき、先に射るほうの矢。⇔乙矢(おとや)、=兄矢、早矢〈漢字ペディア〉
1869 行狭 ◆4 くだりせば   文章の行間が狭いこと。〈漢字ペディア〉
1870 匣鉢 ◆4 さや   陶磁器を焼くとき、保護のために用いる粘土製の容器。〈漢字ペディア〉
1871 幸魂 ◆4 さきみたま   人にしあわせを与える神の霊魂。さきたま。=幸御魂〈漢字ペディア〉
1872 荒麻 ◆4 あらそ   アサの繊維で、表皮のついたままのもの。〈漢字ペディア〉
1873 粳稲 ◆4 うるしね   「粳(うるち)」に同じ。⇔糯稲(もちいね)〈漢字ペディア〉
1874 鉤素 ◆4 はりす   釣り糸のうち、おもりから釣り針までの間に用いる細くて丈夫な糸。目につかないようにナイロンや天蚕糸(てぐす)などを使う。〈漢字ペディア〉
1875 合決 ◆4 あいじゃくり   板を接(は)ぎ合わせるとき、板の端の厚みの半分ずつをけずり取って張り合わせる方法。ちがいはぎ。〈漢字ペディア〉
1876 黒衣 ◆4 くろご くろこ #=黒子
1.歌舞伎(カブキ)での役者の介添え役や、人形浄瑠璃(ジョウルリ)の人形遣いが着る黒い衣服。また、その人。黒具(くろグ)。
2.自分は表に出ず、裏で人をあやつる人。〈漢字ペディア〉
1877 婚星 ◆4 よばいぼし   流れ星。=夜這星〈漢字ペディア〉
1878 墾道 ◆4 はりみち   新しく切り開かれた道。新道。〈漢字ペディア〉
1879 左義長 ◆4 どんど   「左義長(サギチョウ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
1880 垂髪 ◆4 すべらかし   昔の女性の髪形で、前髪の左右を大きく膨らませ、後ろで結び、背に長くたれ下げたもの。おすべらかし。さげがみ。〈漢字ペディア〉
1881 細瓮 ◆4 ささべ   小さい壺(つぼ)。〈漢字ペディア〉
1882 斎人 ◆4 いわいびと   神をまつる人。神職。=忌人〈漢字ペディア〉
1883 斎瓮 ◆4 いわいべ   神酒(みき)を入れて神に供えるために清められた容器。いんべ。=忌瓮〈漢字ペディア〉
1884 斎種 ◆4 ゆだね   豊作を祈って斎(い)み清めたイネの種。清浄な種子。〈漢字ペディア〉
1885 斎場 ◆4 ゆにわ   神をまつるために清められた場所。=斎庭〈漢字ペディア〉
1886 裁着 ◆4 たっつけ   袴(はかま)の一種。たっつけばかま。裾(すそ)を膝(ひざ)の下でくくりつけ、下部が脚絆(キャハン)仕立てになっている。江戸時代は旅装用、現在は相撲の呼び出しなどが用いる。=裁衣〈漢字ペディア〉
1887 裁衣 ◆4 たっつけ   袴(はかま)の一種。たっつけばかま。裾(すそ)を膝(ひざ)の下でくくりつけ、下部が脚絆(キャハン)仕立てになっている。江戸時代は旅装用、現在は相撲の呼び出しなどが用いる。=裁着〈漢字ペディア〉
1888 催合 ◆4 もやい   共同して物事を行うこと。また、共同で所有すること。=最合〈漢字ペディア〉
1889 三狐神 ◆4 さぐじ   農家でまつる田の神。みけつかみ。〈漢字ペディア〉
1890 三幅 ◆4 みの   並幅(約三六(センチメートル))の布を三枚合わせた幅。また、その幅の布。=三布〈漢字ペディア〉
1891 三布 ◆4 みの   並幅(約三六(センチメートル))の布を三枚合わせた幅。また、その幅の布。=三幅〈漢字ペディア〉
1892 四幅 ◆4 よの   #=四布
1.並幅の布四枚分の幅。また、その布。
2.「四幅布団(ブトン)」の略。四幅の幅がある布団。〈漢字ペディア〉
1893 四布 ◆4 よの   #=四幅
1.並幅の布四枚分の幅。また、その布。
2.「四幅布団(ブトン)」の略。四幅の幅がある布団。〈漢字ペディア〉
1894 屍櫃 ◆4 からひつ   遺体を入れる棺(カン)。ひつぎ。かろうと。=辛櫃〈漢字ペディア〉
1895 貲布 ◆4 さいみ   織り目の粗い麻布。蚊帳(かや)・穀物袋などに用いた。=細布〈漢字ペディア〉
1896 侍女 ◆4 まかたち まかだち 「侍女(ジジョ)」に同じ。=侍婢〈漢字ペディア〉
1897 侍婢 ◆4 まかたち まかだち 「侍女(ジジョ)」に同じ。=侍女〈漢字ペディア〉
1898 鹿杖 ◆4 かせづえ   1.先端がふたまたになった、つえ。
2.握りの部分がT字をした形の撞木(シュモク)づえ。
3.シカの角を握りの部分につけたつえ。〈漢字ペディア〉
1899 失声 ◆4 ひごえ   声がかれて出ないこと。かれ声。=乾声〈漢字ペディア〉
1900 赭土 ◆4 そおに そほに
そぼに
色のあかい土。古代、顔料などに用いた。〈漢字ペディア〉
1901 弱竹 ◆4 なよたけ   1.細くてしなやかなタケ。若竹。
2.メダケの別称。〈漢字ペディア〉
1902 弱法師 ◆4 よろぼうし よろぼし よろよろしながら歩く僧。〈漢字ペディア〉
1903 手抉 ◆4 たくじり   上代、丸めた土の中央部を指でくじりへこませて作った土器。神前への供え物を盛った。〈漢字ペディア〉
1904 手結 ◆4 てつがい   #=手番
1.物事の手順。段取り。
2.平安時代、騎射(うまゆみ)・射礼(ジャライ)・賭弓(のりゆみ)などで、射手を組み合わせて競わせた行事。〈漢字ペディア〉
1905 手玩 ◆4 てまもり   おもちゃ。てあそび。〈漢字ペディア〉
1906 主神 ◆4 かんざね   #=神実
1.神の実体。神の正体。神体。
2.神事をつかさどる人。神主。〈漢字ペディア〉
1907 酒頰 ◆4 さかつら さかづら 酒を飲んで赤くなった顔。また、酒を飲んだように赤い顔。=酒面〈漢字ペディア〉
1908 寿詞 ◆4 よごと   #=吉言
1.天皇の御代(みよ)が長く栄えるようにと祝う言葉。また、祝いの言葉。賀詞。
2.祈願の言葉。〈漢字ペディア〉
1909 十寸鏡 ◆4 ますかがみ   非常によく澄んだ鏡。ますみのかがみ。まそかがみ。=真澄鏡〈漢字ペディア〉
1910 柔手 ◆4 にこで   柔らかい手。=和手〈漢字ペディア〉
1911 重播 ◆4 しきまき   古代の不法な行為の一つ。他人が穀物の種を播いた上にまた種を播き、穀物の生長を妨げること。=頻播〈漢字ペディア〉
1912 重籐 ◆4 しげどう   弓の、手でにぎる部分を黒漆で塗り、その上を(トウ)でぎっしり巻いたもの。=滋籐〈漢字ペディア〉
1913 従者 ◆4 ずさ   主人につきしたがう者。ともびと。〈漢字ペディア〉
1914 宿直 ◆4 とのい   1.昔、宮中や役所に宿泊して警護にあたったこと。
2.夜間、貴人の寝所に奉仕すること。〈漢字ペディア〉
1915 縮縫 ◆4 いせ   裁縫で、布を縫いちぢめて丸みやふくらみを出す技法。洋服の袖山(そでやま)などに用いる。かきこみ。ぬいしろ。〈漢字ペディア〉
1916 縮羅 ◆4 しじら   縦横に太さの異なる糸を用いたり、縦糸の張り方を不均衡にしたりして、織物の表面に出した細かいちぢみじわ。また、そのしわを出した織物。しじらおり。〈漢字ペディア〉
1917 熟寝 ◆4 うまい   気持ちよくぐっすり眠ること。熟睡。=旨寝、味寝〈漢字ペディア〉
1918 醇酒 ◆4 かたざけ   発酵させただけの、濃いどぶろく。濁(にご)り酒・煉(ね)り酒の類。=堅酒〈漢字ペディア〉
1919 庶妹 ◆4 ままいも あらめいも 腹ちがいの妹。異母妹。=継妹〈漢字ペディア〉
1920 小腹 ◆4 このかみ ほがみ
こがみ
下腹(したはら)。〈漢字ペディア〉
1921 小筒 ◆4 ささえ   昔、酒を入れて携帯した竹の筒。=竹筒〈漢字ペディア〉
1922 竹筒 ◆4 ささえ   昔、酒を入れて持ち運んだ竹製のつつ。=小筒〈漢字ペディア〉
1923 小網 ◆4 さで   三角形に交差させた竹に袋状に網を張り、魚をすくいとる漁具。さであみ。=叉手〈漢字ペディア〉
1924 廂間 ◆4 ひあわい   たてこんだ家のひさしとひさしの間の、狭く日の当たらない所。〈漢字ペディア〉
1925 掌酒 ◆4 さかびと   神に供える酒の醸造をする人。=酒人〈漢字ペディア〉
1926 常歩 ◆4 なみあし   馬術で、ウマの歩ませ方のなかでもっとも速度の遅いもの。=並足〈漢字ペディア〉
1927 埴瓮 ◆4 はにべ   きめの細かい粘土で作ったかめ。〈漢字ペディア〉
1928 贖児 ◆4 あがちご   陰暦六月と一二月の大祓(おおはらえ)に用いた人形(ひとがた)。〈漢字ペディア〉
1929 尻当 ◆4 いしきあて   着物の尻の部分の裏を補強するためにつける布。しりあて。=居敷当〈漢字ペディア〉
1930 尻籠 ◆4 しこ   ツヅラフジのつるや竹で編んだ、矢を入れる容器。=矢壺、矢籠〈漢字ペディア〉
1931 尻臀 ◆4 しりこぶた   尻の左右の肉の豊かな部分。しりたむら。しりたぶ。〈漢字ペディア〉
1932 針孔 ◆4 みず めど 針の端にあって糸を通す小さな穴。はりのみみ。=針眼(みず)〈漢字ペディア〉
1933 針眼 ◆4 みず   針の端にあって糸を通す小さな穴。はりのみみ。=針孔〈漢字ペディア〉
1934 新墾田 ◆4 あらきだ   新しく開墾した田んぼ。新田(シンデン)。〈漢字ペディア〉
1935 新墾 ◆4 にいばり にいはり 新しく開墾すること。また、その田畑や道。=新治〈漢字ペディア〉
1936 新治 ◆4 にいばり にいはり 新しく開墾すること。また、その田畑や道。=新墾〈漢字ペディア〉
1937 槙皮 ◆4 まいはだ   マキの幹の内皮をはぎ、砕いて柔らかい繊維状にしたもの。舟やおけなどの水漏れを防ぐため、継ぎ目に詰めこむ。のみ。のめ。=槙肌〈漢字ペディア〉
1938 親族 ◆4 うから   血縁関係にある人々。〈漢字ペディア〉
1939 水分 ◆4 みくまり   山から流れでる水が分かれる所。分水嶺(ブンスイレイ)〈漢字ペディア〉
1940 水翻 ◆4 みずこぼし   茶道で、茶碗(チャワン)のすすぎ湯を捨てる容器。=建水(ケンスイ)〈漢字ペディア〉
1941 正身 ◆4 そうじみ   まさしくその人。本人。当人。〈漢字ペディア〉
1942 生皮苧 ◆4 きびそ   繭から生糸をとるときに出る糸くずなどを、集めて乾燥させたもの。絹糸紡績などの原料とする。〈漢字ペディア〉
1943 生血 ◆4 のり   まだ乾かないねばりけのある血。血糊(ちのり)。〈漢字ペディア〉
1944 青麻 ◆4 あおそ いちび あおそ…アサの粗皮(あらかわ)を水にさらし、薄く裂いて作った繊維。=青苧〈漢字ペディア〉
いちび…アオイ科の一年草。高さ約1.5メートル。心臓形の葉が互生する。夏から秋に、黄色い5弁花を開く。茎の皮から繊維をとり、綱や粗布、畳表の糸などに使う。インドの原産。きりあさ。=黄麻〈大辞泉〉
1945 清器 ◆4 おかわ   持ち運びできる便器。おまる。=御厠〈漢字ペディア〉
1946 清箱 ◆4 しのはこ   便器。大壺(おおつぼ)。おまる。=尿の箱〈漢字ペディア〉
1947 清搔 ◆4 すががき   #=菅搔、菅垣
1.和琴(ワゴン)の奏法の一つ。
2.琴・三味線で歌のない曲。
3.遊女が店先で客を待つときに弾いた三味線の曲。〈漢字ペディア〉
1948 勢車 ◆4 はずみぐるま   機械などの回転軸に取りつけて、回転をなめらかにする重い車。フライホイール。=弾み車〈漢字ペディア〉
1949 誓湯 ◆4 くかたち   古代の裁判の方法。神に誓約して熱湯に手を入れさせ、火傷(やけど)を負ったものを邪とし、負わないものを正とした。くがたち。=探湯、盟神探湯〈漢字ペディア〉
1950 探湯 ◆4 くかたち くがたち
くがだち
古代の裁きの方法。神に誓って、熱湯に手を入れさせ、火傷(やけど)をしたものは邪、火傷をしなかったものは正とした。=盟神探湯、誓湯〈漢字ペディア〉
1951 盟神探湯 ◆4 くかたち くがたち 古代、神に誓約してから熱湯に手を入れさせ、火傷(やけど)を負ったものを邪とし、火傷を負わないものを正とした裁きの方法。=誓湯、探湯〈漢字ペディア〉
1952 夕星 ◆4 ゆうずつ   夕方、西の空に見える金星。宵の明星(ミョウジョウ)。=長庚〈漢字ペディア〉
1953 長庚 ◆4 ゆうずつ ゆうつず 「長庚(チョウコウ)」に同じ。=夕星〈漢字ペディア〉
1954 斥候 ◆4 うかみ   「斥候(セッコウ)」に同じ。=窺見〈漢字ペディア〉
1955 石漆 ◆4 せしめうるし   ウルシの枝からかきとったままの液。粘り気が強く、接着用などにする。=瀬〆漆〈漢字ペディア〉
1956 績麻 ◆4 うみお うみそ つむいだ麻糸。=績苧〈漢字ペディア〉
1957 切麻 ◆4 きりぬさ   アサまたは紙とサカキの葉を細かく切り、米と混ぜてまきちらすもの。神前を清めるために用いた。小幣(こぬさ)。=切幣〈漢字ペディア〉
1958 夜業 ◆4 よなべ   夜、仕事をすること。夜(よ)仕事。=夜鍋〈漢字ペディア〉
1959 摂腰 ◆4 せひえ   幅広く仕立てた腰帯。律令(リツリョウ)制の武官が礼服を着用する際に用いた。=接腰〈漢字ペディア〉
1960 節季候 ◆4 せきぞろ   近世、歳末から新年にかけて赤い布で頭を覆い「せきぞろござれや」とはやしながら家々を回り、米や金品を請い歩いた遊芸。〈漢字ペディア〉
1961 説道 ◆4 いうならく   世間の人が言うことには。聞くところによれば。〈漢字ペディア〉
1962 川曲 ◆4 かわわ   川が折れ曲がってゆるやかに流れている所。かわくま。〈漢字ペディア〉
1963 専女 ◆4 とうめ   1.老いた女性。老女。
2.「伊賀専女(いがとうめ)」の略。老いたキツネの別称。〈漢字ペディア〉
1964 浅甕 ◆4 さらけ さらげ 酒をつくるのに用いた底が浅いかめ。〈漢字ペディア〉
1965 洗膾 ◆4 あらい   新鮮なコイやスズキなどを薄く切り、冷水で引きしめた料理。=洗魚〈漢字ペディア〉
1966 洗魚 ◆4 あらい   新鮮なコイやスズキなどを薄く切り、冷水で引きしめた料理。=洗膾〈漢字ペディア〉
1967 船首 ◆4 みよし   船の先端の波を切る部分。へさき。=水押、舳〈漢字ペディア〉
1968 煎汁 ◆4 いろり   かつおぶしや大豆の煮出し汁。調味用。=色利〈漢字ペディア〉
1969 嬋媛 ◆4 おそよか   あでやかで美しいさま。うるわしいさま。つややか。〈漢字ペディア〉
1970 膳夫 ◆4 かしわで   古代、宮中で食事の準備をした人。料理人。また、食膳を供えること。〈漢字ペディア〉
1971 素破 ◆4 すわ   さあ。そら。突然のことに驚いて出す語。=驚破〈漢字ペディア〉
1972 蘇民書札 ◆4 そみかくだ   山伏や修験者などの別称。=曽美加久堂〈漢字ペディア〉
1973 早苗饗 ◆4 さなぶり   田植えが終わった祝いで、田の神を送る祭礼。=早上り(さのぼり)〈漢字ペディア〉
1974 惣暗 ◆4 つつくら   何も見えないまっくらなやみ。真のやみ。〈漢字ペディア〉
1975 葬帷子 ◆4 はぶりかたびら   葬儀のときに棺(ひつぎ)を覆うかたびら。〈漢字ペディア〉
1976 造酒児 ◆4 さかつこ   大嘗祭(ダイジョウサイ)のとき、斎場で神に供える神酒(みき)の醸造に従事する少女。=造酒童女〈漢字ペディア〉
1977 造酒童女 ◆4 さかつこ   大嘗祭(ダイジョウサイ)のとき、斎場で神に供える神酒(みき)の醸造に従事する少女。=造酒児〈漢字ペディア〉
1978 太占 ◆4 ふとまに   シカの肩の骨を焼き、その割れ目の形で吉凶を占う古代の占い。=太兆〈漢字ペディア〉
1979 太兆 ◆4 ふとまに   シカの肩の骨を焼き、その割れ目の形で吉凶を占う古代の占い。=太占〈漢字ペディア〉
1980 退紅 ◆4 あらぞめ   #=桃花染、荒染
1.ベニバナで染めた薄い紅色。あらいぞめ。
2.薄紅色に染めた短い狩衣(かりぎぬ)で仕丁(ジチョウ)などが着用した。〈漢字ペディア〉
1981 帯刀 ◆4 たちはき たてわき 1.「帯刀(タイトウ)」に同じ。
2.古代、春宮(とうぐう)坊の舎人(とねり)のなかで、特に刀を身につけて皇太子の護衛をした役人。武芸に秀でた者が選ばれた。〈漢字ペディア〉
1982 託言 ◆4 かごと   1.他のことにかこつけていう言葉。言いわけ。
2.ぐち。不平。恨みごと。〈漢字ペディア〉
1983 短手 ◆4 しのびで   神道の葬儀で、音を出さないように打つ柏手(かしわで)。=忍び手〈漢字ペディア〉
1984 端白 ◆4 つまじろ   1.ふちが白いこと。
2.動物の足先が白いこと。また、その動物。〈漢字ペディア〉
1985 池溝 ◆4 うなて   田に水を引くためのみぞ。=溝〈漢字ペディア〉
1986 稚子 ◆4 みずこ みずご #=水子
1.生まれて間もない子。あかご。
2.流産や堕胎した胎児。〈漢字ペディア〉
1987 竹瓮 ◆4 たっぺ たつべ 竹を筒状あるいはかご状に編んだ魚をとる道具。うけ。〈漢字ペディア〉
1988 蓄縮 ◆4 きっしく   1.物惜しみするさま。けちなさま。
2.堅苦しくて融通がきかないさま。律義なさま。〈漢字ペディア〉
1989 着衣始 ◆4 きそはじめ   江戸時代、正月三が日中に日を選んで新しい衣服を着始めること。また、その儀式。〈漢字ペディア〉
1990 嫡妻 ◆4 むかいめ   「嫡妻(チャクサイ:正式な妻。本妻。正妻。)」に同じ。=正妃〈漢字ペディア〉
1991 著長 ◆4 きせなが   大将が着ける大形の鎧(よろい)の美称。=着背長〈漢字ペディア〉
1992 著羅絹 ◆4 ちょろけん   近世、オランダまたは中国から渡来した絹織物。〈漢字ペディア〉
1993 鳥臓 ◆4 ももき ももぎ
ももげ
鳥の内臓。特に、胃袋。〈漢字ペディア〉
1994 朝勤 ◆4 あさじ   #=朝事
1.浄土真宗の寺で、毎朝行われる勤行(ゴンギョウ)。
2.「朝事参り」の略。信徒が朝早く行われる勤行に参ること。〈漢字ペディア〉
1995 銚子 ◆4 さしなべ さすなべ 弦(つる)と注ぎ口がついたなべ。つるして酒などを温めるのに用いた。〈漢字ペディア〉
1996 沈子 ◆4 いわ   #=錘
1.漁網を沈めるためのおもり。
2.石のいかり。〈漢字ペディア〉
1997 陳者 ◆4 のぶれば   申し上げますが。さて。候文(そうろうブン)の手紙で挨拶(アイサツ)のあと、本文に入るときに用いる語。〈漢字ペディア〉
1998 底土 ◆4 しはに   地面の下のほうにある土。⇔初土(はつに)〈漢字ペディア〉
1999 泥梨 ◆4 ないり   地獄。奈落。=泥犂〈漢字ペディア〉
2000 泥犂 ◆4 ないり   地獄。奈落。=泥梨〈漢字ペディア〉
2001 天一神 ◆4 なかがみ   陰陽道(オンヨウドウ)で、常に八方をめぐり、人の吉凶禍福を決めるという神。=中神〈漢字ペディア〉
2002 土師 ◆4 はじ   古代、土器・埴輪(はにわ)・陵墓などの製作を担当した人。〈漢字ペディア〉
2003 灯心 ◆4 とうすみ とうしみ 行灯(アンドン)やランプなどに使う火をともす芯(シン)。〈漢字ペディア〉
2004 豆汁 ◆4 ごじる   水に浸しやわらかくした大豆をすりつぶして入れた味噌(ミソ)汁。=呉汁、醐汁〈漢字ペディア〉
2005 唐土 ◆4 もろこし   #=唐
1.昔、日本から中国を呼んだ名称。
2.昔、中国から伝来したものにつけた語。〈漢字ペディア〉
2006 淘金 ◆4 ゆりがね   土砂に混じっている砂金を、水中でゆすって分けること。また、その砂金。〈漢字ペディア〉
2007 同胞 ◆4 はらから   1.同じ母親から生まれた兄弟姉妹。また、一般に兄弟姉妹。
2.同じ国民。=同国(どうこく)、⇔異邦人(いほうじん)、外国人(がいこくじん)〈漢字ペディア〉
2008 童男 ◆4 おぐな   男の子。少年。おのわらわ。〈漢字ペディア〉
2009 童謡 ◆4 わざうた   古代、政治や社会を風刺、または予言したはやり歌。神が子どもの口を借りて歌わせると考えられた。上代歌謡の一種。=謡歌〈漢字ペディア〉
2010 屯田 ◆4 みた   #=御田
1.神領の田。神田。
2.大化の改新前、皇室の直轄領。〈漢字ペディア〉
2011 屯家 ◆4 みやけ   古代、大和(やまと)朝廷の直轄領から収穫した稲米の倉。転じて、大和朝廷の直轄領。=屯倉、宮家〈漢字ペディア〉
2012 屯倉 ◆4 みやけ   古代、大和(やまと)朝廷の直轄領から収穫した稲米の倉。転じて、大和朝廷の直轄領。=屯家、宮家〈漢字ペディア〉
2013 二布 ◆4 ふたの   #=二幅
1.反物のふつうの二倍の幅。また、それで作った布。
2.@の幅の布を用いることから、女性の腰巻き。〈漢字ペディア〉
2014 二幅 ◆4 ふたの   #=二布
1.反物のふつうの二倍の幅。また、それで作った布。
2.@の幅の布を用いることから、女性の腰巻き。〈漢字ペディア〉
2015 寧楽 ◆4 なら   古都「奈良」の古い表記。=那羅、平城〈漢字ペディア〉
2016 平城 ◆4 なら   奈良時代、平城京(へいじょうキョウ)が置かれた所。現在の奈良市付近。=寧楽、那羅〈漢字ペディア〉
2017 粘葉装 ◆4 でっちょうそう   和本のとじの一つ。紙を二つ折りにし、折り目をそろえて重ね、折り目の外側を糊(のり)で貼(は)りつけて表紙をつけたもの。〈漢字ペディア〉
2018 濃漿 ◆4 こんず   1.米を煮た汁。おもゆ。
2.酒。
3.濃い汗。〈漢字ペディア〉
2019 巴布 ◆4 ぱっぷ   薬剤を塗った布を皮膚の患部にはって治療すること。また、その薬剤。〈漢字ペディア〉
2020 蟇股 ◆4 かえるまた   日本建築で、梁(はり)の上に置いて上の重みを支える受け木。多く、装飾も兼ねる。=蛙股〈漢字ペディア〉
2021 背向 ◆4 そがい   1.背中合わせ。
2.後ろのほう。後方。背後。〈漢字ペディア〉
2022 背面 ◆4 そとも   1.山の、日の当たる南に対して日の当たらない背面。山の北側。また、物の背面。⇔影面(かげとも)
2.後ろ。後方。⇔正面〈漢字ペディア〉
2023 敗荷 ◆4 やれはす   葉のやぶれたハス。やれはちす。=破れ蓮〈漢字ペディア〉
2024 白眼 ◆4 さめ   毛の白いウシやウマ。また、両眼の縁が白いウシやウマともいう。〈漢字ペディア〉
2025 白熊 ◆4 はぐま   チベットなどにすむヤクの尾の毛。白く光沢があり、払子(ホッス)や旗・槍(やり)・兜(かぶと)などの飾りとして用いる。〈漢字ペディア〉
2026 爆米 ◆4 はぜ   もち米を煎(い)って膨らませた食品。江戸時代、年賀の客に出したり、雛(ひな)の節句の菓子とした。=葩煎〈漢字ペディア〉
2027 発船 ◆4 ふなだち   船が港を出発すること。船出。〈漢字ペディア〉
2028 反転 ◆4 くるべき   糸を繰る道具。〈漢字ペディア〉
2029 反閉 ◆4 へんばい   #=反陪
1.昔、貴人が外出するとき、陰陽師(オンヨウジ)が行った呪法(ジュホウ)で、千鳥足のように歩くこと。禹歩(ウホ)。
2.能や神楽などに見られる特殊な足づかい。〈漢字ペディア〉
2030 半首 ◆4 はつぶり はつむり 平安末期から鎌倉時代にかけて用いられた、額から頰(ほお)にかけての部分を守る武具。=半頭〈漢字ペディア〉
2031 半頭 ◆4 はつぶり はるむり 平安末期から鎌倉時代にかけて用いられた、額から頰(ほお)にかけての部分を守る武具。=半首〈漢字ペディア〉
2032 斑葉 ◆4 いさは   1.葉緑素の欠乏などで、白や黄などのまだらが混じった葉。斑(ふ)入り。
2.白髪まじりの頭のたとえ。〈漢字ペディア〉
2033 斑雪 ◆4 はだれゆき はだらゆき うっすらと降り積もった雪。また、まだらに残った雪。はだれ。〈漢字ペディア〉
2034 斑濃 ◆4 むらご   染色で、ところどころに濃い部分をつくり、まわりを次第に薄くなるようにぼかしていく染め方。=叢濃、村濃〈漢字ペディア〉
2035 盤領 ◆4 あげくび   昔の衣服の着方。袍(ホウ)、狩衣(かりぎぬ)などで領(えり)を立てて着ること。=上げ頸、⇔垂頸(たりくび)〈漢字ペディア〉
2036 盤秤 ◆4 さらばかり   はかる物をのせる部分が皿の形になっているはかり。=皿秤〈漢字ペディア〉
2037 否諾 ◆4 いなせ   1.不承知と承知。否応(いやオウ)。諾否(ダクヒ)。
2.安否。消息。〈漢字ペディア〉
2038 披鍼 ◆4 はばり   #=刃針
1.平たい諸刃(もろは)で先のとがった外科用のメス。ランセット。
2.鍼術(シンジュツ)に用いる、諸刃で先がとがったはり。〈漢字ペディア〉
2039 被衣 ◆4 かずき   平安時代以降、身分の高い女性が外出のとき人目を避けるために頭からかぶった薄い衣。きぬかずき。〈漢字ペディア〉
2040 被綿 ◆4 きせわた   #=着せ綿
1.物の上に綿をかぶせること。また、その綿。
2.重陽(チョウヨウ)の節句(陰暦九月九日)の前夜、キクの花にかぶせた綿。露や香りを移した綿で、体をふくと長寿を保つといわれた。菊の被綿。〈漢字ペディア〉
2041 弭巻 ◆4 はずまき   #=筈巻
1.弓の両端の弦(つる)をかけるところに巻いてある(トウ)。
2.矢の弭(ゆはず)の下の糸を固めたところ。〈漢字ペディア〉
2042 眉庇 ◆4 まびさし   #=目庇
1.兜(かぶと)や帽子などについているひさし。
2.窓の上の小さいひさし。〈漢字ペディア〉
2043 匹如身 ◆4 するすみ するつみ 財産も家族もなく、身一つであること。また、その人。=単己〈漢字ペディア〉
2044 鬢除 ◆4 びんそぎ   近世、女子が一六歳の六月一六日に、垂れ髪の鬢の毛を切りそろえた儀式。婚約者、または父兄が行った。男子の元服にあたる。=鬢枇、鬢曽木〈漢字ペディア〉
2045 鬢枇 ◆4 びんそぎ   近世、女子が一六歳の六月一六日に、垂れ髪の鬢の毛を切りそろえた儀式。婚約者、または父兄が行った。男子の元服にあたる。=鬢除、鬢曽木〈漢字ペディア〉
2046 父母 ◆4 かぞいろは   父と母。両親。かぞいろ。〈漢字ペディア〉
2047 部領 ◆4 ことり   1.一部族の長。集団を統率する者。
2.古代、春宮(とうぐう)坊の帯刀(たちはき)の官。皇太子の護衛をし、陣の事務を執った。〈漢字ペディア〉
2048 風巻 ◆4 しまき   激しく吹きまくる風。また、雪混じりのもの。〈漢字ペディア〉
2049 諷言 ◆4 そえこと そえごと 他のことになぞらえるなどの技巧を用いて、それとなくいう言葉。〈漢字ペディア〉
2050 復水 ◆4 おちみず   飲めば若返るという水。月は欠けて、また満ちることから、若返りの象徴とされて月の神がもっていると信じられた。=変若水〈漢字ペディア〉
2051 幣帛 ◆4 にきて にぎて 神に祈るときに神前に供えたり、祓(はらえ)に使ったりするもの。古くは麻などの布、のちに絹や紙などを用いた。=和幣、幣〈漢字ペディア〉
2052 和幣 ◆4 にきて にぎて 麻糸で織り、神にささげたり祓(はら)いに用いたりする布。のちに、絹や紙も用いた。ぬさ。みてぐら。=幣帛、幣〈漢字ペディア〉
2053 霹靂 ◆4 かみとき かみとけ 雷が落ちること。落雷。〈漢字ペディア〉
2054 歩射 ◆4 かちゆみ   歩きながら弓を射ること。また、その弓。=徒弓〈漢字ペディア〉
2055 方便 ◆4 たつき たずき #=活計
1.事を始めたり、ようすなどを知ったりする手段。手がかり。
2.生活の手段。生計。〈漢字ペディア〉
2056 苞苴 ◆4 あらまき つと あらまき…=荒巻、新巻
1.魚を竹の皮やわらなどで巻いたもの。つと。
2.甘塩にしたサケ。北海道名産のあらまきざけ。〈漢字ペディア〉
つと…=苞
1.食品を、わらなどを束ねて包んだもの。わらづと。あらまき。
2.携えていく土産(みやげ)。〈漢字ペディア〉
2057 茅生 ◆4 ちふ   チガヤの生えている所。=茅原(ちはら)〈漢字ペディア〉
2058 帽額 ◆4 もこう   御簾(みす)や御帳(みチョウ)などの上部に装飾のために横に張る幕。額隠(ひたいかくし)。〈漢字ペディア〉
2059 頰貫 ◆4 つらぬき   #=貫
1.ふちの貫緒(ぬきお)を引きしめて足の甲で結ぶ毛皮製の浅沓(あさぐつ)。軍陣・乗馬用。
2.雨雪のときに用いる白い皮の沓。〈漢字ペディア〉
2060 頰輔 ◆4 ほおがまち   「頰桁(ほおげた:ほおの上部に出ている骨。頰骨。)」に同じ。〈漢字ペディア〉
2061 卜兆 ◆4 うらかた   カメの甲やシカの骨を焼いてうらないをしたときに現れる形。うらないの結果。=占形、占象〈漢字ペディア〉
2062 卜書 ◆4 うらぶみ   うらないの結果を記した文書。=占文〈漢字ペディア〉
2063 木尺 ◆4 きがね   表具師が模様のゆがみを調べるのに用いる木製の直角定規。=木矩〈漢字ペディア〉
2064 木淡 ◆4 きざわし   木で甘く熟したカキ。きざらし。木練(こねり)。=木醂〈漢字ペディア〉
2065 末殺 ◆4 うらごけ   樹木の幹の太さがこずえの辺りで急に細くなること。=梢殺〈漢字ペディア〉
2066 末濃 ◆4 すそご   上を淡く、下にいくほど濃くしたぼかし染め。=裾濃〈漢字ペディア〉
2067 抹額 ◆4 まっこう   冠がずれ落ちるのを防ぐために、冠の縁に巻いた紅色の絹の鉢巻。下級武官が用いた。=末額〈漢字ペディア〉
2068 漫事 ◆4 すずろごと   取るに足りないこと。つまらないこと。くだらないこと。〈漢字ペディア〉
2069 無言 ◆4 しじま   口を閉じて何も言わないこと。沈黙。=黙〈漢字ペディア〉
2070 無礼 ◆4 なめ   無作法なさま。〈漢字ペディア〉
2071 明衣 ◆4 あかは あかはとり 神事や儀式に用いる白い礼服。浄衣(ジョウエ)。もとは、天皇が沐浴(モクヨク)の後に用いる衣服。〈漢字ペディア〉
2072 目翳 ◆4   瞳(ひとみ)にくもりができて、物が見えなくなる病気。そこひ。〈漢字ペディア〉
2073 目合 ◆4 まぐわい   1.目を見つめて愛情を通わせること。めくばせ。
2.男女の情交。〈漢字ペディア〉
2074 目癈 ◆4 めしい   目が見えないこと。また、その人。盲人。=盲〈漢字ペディア〉
2075 夜尿 ◆4 よばり   眠っているうちに無意識に小便をしてしまうこと。寝小便。〈漢字ペディア〉
2076 野阜 ◆4 のづかさ   小高い所。野原の中にある丘。〈漢字ペディア〉
2077 弥終 ◆4 いやはて   いちばんあと。最後。最終。〈漢字ペディア〉
2078 余波 ◆4 なごり   1.風がやんだのちもしばらく静まらない波。
2.潮が引いてもまだ波打ち際に残る海水。〈漢字ペディア〉
2079 洋妾 ◆4 らしゃめん   明治時代、日本に来ていた西洋人の妾(めかけ)になった女性をさげすんでいった語。=羅紗綿〈漢字ペディア〉
2080 葉椀 ◆4 くぼて   神などに供える物を入れる容器。カシワの葉を重ね合わせて竹ひごでとじ、中をくぼませたもの。⇔葉盤(ひらで)、=窪手〈漢字ペディア〉
2081 葉盤 ◆4 ひらで   神事のときに供え物を入れる容器。カシワの葉を重ね合わせて竹ひごでとじ、平らにつくったもの。⇔葉椀(くぼて)、=枚手、葉手〈漢字ペディア〉
2082 葉手 ◆4 ひらで   神事のときに供え物を入れる容器。カシワの葉を重ね合わせて竹ひごでとじ、平らにつくったもの。⇔葉椀(くぼて)、=枚手、葉盤〈漢字ペディア〉
2083 腰輿 ◆4 たごし   前後二人の担ぎ手が長い柄を腰のあたりまで持ち上げて運ぶ、昔の乗り物。=手輿〈漢字ペディア〉
2084 鷹居 ◆4 たかすえ   「鷹匠(たかジョウ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
2085 螺尻 ◆4 ばいじり   竹の皮で作った、巻貝のバイの殻を逆さにしたように上部がすぼまった笠(かさ)。魚釣りのときなどにかぶる。=貝尻〈漢字ペディア〉
2086 籬垣 ◆4 ませがき   「籬(まがき:竹や柴(しば)などで、目をあらく編んで作った垣。ませがき。ませ。)」に同じ。〈漢字ペディア〉
2087 溜込 ◆4 たらしこみ   日本画の技法の一つ。色を塗ってまだ乾かないうちに他の色を垂らし、にじみの色彩効果を出すもの。宗達・光琳(こうりん)派が好んで用いた。〈漢字ペディア〉
2088 猟夫 ◆4 さつお   「猟人(かりゅうど:鳥や獣をとることを職業にしている人。猟師。さつお。)」に同じ。=猟男〈漢字ペディア〉
2089 猟男 ◆4 さつお   「猟人(かりゅうど:鳥や獣をとることを職業にしている人。猟師。さつお。)」に同じ。=猟夫〈漢字ペディア〉
2090 輪鼓 ◆4 りゅうご   #=輪子、立鼓
1.鼓(つづみ)のように胴の中央がくびれた形の物。
2.平安時代の散楽の曲芸の一つ。@のくびれた部分に緒を巻き、回しながら投げ上げたり受け取ったりするもの。〈漢字ペディア〉
2091 輪子 ◆4 りゅうご   #=輪鼓、立鼓
1.鼓(つづみ)のように胴の中央がくびれた形の物。
2.平安時代の散楽の曲芸の一つ。@のくびれた部分に緒を巻き、回しながら投げ上げたり受け取ったりするもの。〈漢字ペディア〉
2092 練墨 ◆4 こねずみ   眉(まゆ)をかくのに用いる、練った墨。まゆずみ。〈漢字ペディア〉
2093 老次 ◆4 おいなみ   老年期。年をとってからの時期。老境。〈漢字ペディア〉
2094 郎女 ◆4 いらつめ   昔、若い女性を親しんでいった語。⇔郎子(いらつこ)〈漢字ペディア〉
2095 郎子 ◆4 いらつこ   昔、若い男性を親しんでいった語。⇔郎女(いらつめ)〈漢字ペディア〉
2096 漏穴 ◆4 くけあな   こっそり逃げ出すためにつくった、秘密の穴。抜け穴。=匿穴〈漢字ペディア〉
2097 和膚 ◆4 にきはだ   やわらかな肌。やわはだ。にこはだ。=柔膚〈漢字ペディア〉
2098 和草 ◆4 にこぐさ   生えたてのやわらかい草。〈漢字ペディア〉
2099 和手 ◆4 にこで   やわらかな手。=柔手〈漢字ペディア〉
2100 倭文 ◆4 しず   古代の織物の一つ。カジノキやアサを青や赤に染め、縞(しま)を織り出したもの。しずり。しずはた。あやぬの。〈漢字ペディア〉
2101 大曲 ◆4 おおわだ   川や湖などが陸地に大きく入りこんだ所。入り江。〈漢字ペディア〉
2102 叫天子 ◆5 ひばり   ヒバリ科の小鳥。=雲雀、告天子、叫天雀〈当て字・難読語の辞典〉
2103 叫天雀 ◆5 ひばり   ヒバリ科の小鳥。=雲雀、告天子、叫天子〈当て字・難読語の辞典〉
2104 記月魚 ◆5 あゆ   アユ科の川魚。食用。=鮎、香魚、年魚〈当て字・難読語の辞典〉
2105 梭魚子 ◆5 いかなご   イカナゴ科の海魚。食用。=玉筋魚〈当て字・難読語の辞典〉
2106 鼠頭魚 ◆5 きす   キス科の海魚。食用。=鱚〈当て字・難読語の辞典〉
2107 渡座 ◆5 わたまし   #=移徙
1.貴人の転居を敬っていう語。御転居。
2.神輿の渡御。〈大辞林〉
2108 隠翅虫 ◆5 はねかくし   甲虫目ハネカクシ科の昆虫の総称。体長5〜30ミリ。体は扁平で細長い。前翅(まえばね)は非常に短く、後ろ翅はその下に小さく畳み込まれ、腹部の後方が露出している。幼虫・成虫とも昆虫や腐肉を食べ、アリと共生するものもある。アオバアリガタハネカクシなど。=羽隠虫〈大辞泉〉
2109 胡臭 ◆5 わきが   わきの下から不快臭を発する状態。アポクリン腺からの分泌物が細菌により脂肪酸に分解され、汗のアンモニアなどが加わって生じる。臭汗症。腋臭症(えきしゅうしょう)。=腋臭、狐臭〈大辞泉〉
2110 石桂魚 ◆5 さけ   サケ科の海魚。食用。=鮭〈当て字・難読語の辞典〉
2111 唐棣花 ◆5 はねず   #=棠棣、朱華
1.初夏に赤い花をつける植物の名。ニワウメ・ニワザクラなど諸説がある。
2.「唐棣花(はねず)色」の略。〈大辞泉〉
2112 朱華 ◆5 はねず   #=唐棣花、棠棣
1.初夏に赤い花をつける植物の名。ニワウメ・ニワザクラなど諸説がある。
2.「唐棣花(はねず)色」の略。〈大辞泉〉
2113 外障眼 ◆5 うわひ   ひとみの上に曇りができて物が見えなくなる眼病。⇔内障(そこひ)、底翳(そこひ)、=上翳、外障〈大辞泉〉
2114 鼻縻 ◆5 はなづら   「鼻綱(はなづな:牛の鼻輪につなぐ綱。はななわ。)」に同じ。=牛縻〈大辞泉〉
2115 乾陀羅 ◆5 がんだーら   #=健駄羅
出典不明。〈漢字ペディア〉
2116 胡床 ◆5 あぐら   両ひざを左右に開き、両足首を組み合わせて座る座り方。=趺坐、胡座、胡坐〈大辞林〉
2117 青串魚 ◆5 さんま   サンマ科の海魚。食用。=秋刀魚〈当て字・難読語の辞典〉
2118 仙蓼 ◆5 われもこう   #=吾亦紅、吾木香、我毛香、地楡
出典不明。〈漢字ペディア〉
2119 宿鮎 ◆5 さびあゆ   #=荒鮎、錆鮎
出典不明。〈漢字ペディア〉
2120 犁頭魚 ◆5 しゅもくざめ   シュモクザメ科の海魚。かまぼこの材料。=撞木鮫〈当て字・難読語の辞典〉
2121 諢名 ◆5 あだな   本名とは別に、その人の容姿や性質などの特徴から、他人がつける名。ニックネーム。あざな。=渾名、綽名〈大辞泉〉
2122 英桃 ◆5 ゆすらうめ   バラ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は互生し、倒卵形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。4月ごろ、葉より早く、白または淡紅色の5弁花が開く。実は丸く、6月ごろ赤く熟し、食べられる。中国の原産で、庭などに植える。=山桜桃、梅桃〈大辞泉〉
2123 松江魚 ◆5 すずき   スズキ科の海魚。食用。=鱸、紫鰓魚〈当て字・難読語の辞典〉
2124 翹揺 ◆5 げんげ   レンゲソウの別名。=紫雲英〈大辞泉〉
2125 細小魚 ◆5 いさな   小さな魚。ざこ。一説に磯魚(いそな)の意とも。=小魚〈大辞泉〉
2126 太平簫 ◆5 ちゃるめら ちゃるめる #=哨吶
出典不明。〈漢字ペディア〉
2127 泥障 ◆5 あおり   馬具の付属具。鞍橋(くらぼね)の四緒手(しおで)に結び垂らして、馬の汗や蹴(け)上げる泥を防ぐ。下鞍(したぐら)の小さい大和鞍や水干鞍に用い、毛皮や皺革(しぼかわ)で円形に作るのを例とするが、武官は方形として、「尺(さく)の障泥(あおり)」と呼んで用いた。=障泥〈大辞泉〉
2128 雀榕 ◆5 あこう   クワ科の亜熱帯性高木。暖地の海岸に自生。高さ20メートルに達し、幹や枝から気根を出す。葉は長い柄があり、楕円形で、革質。春、新芽が出る前に一度落葉する。雌雄異株。果実はイチジクに似て径1.5センチメートル。日よけ・防風用に植える。=赤秀、榕〈大辞林〉
2129 桃花染 ◆5 あらぞめ   #=退紅、荒染
1.紅花で染めた薄い紅色。洗い染。
2.薄い紅色の布狩衣ぬのかりぎぬの短いもの。仕丁が着用した。〈大辞林〉
2130 八首鳥 ◆5 やつがしら   #=戴勝
出典不明。〈漢字ペディア〉
2131 葩煎 ◆5 はぜ   もち米を煎(い)ってはぜさせたもの。江戸時代、年賀の客に出したり蓬莱台(ほうらいだい)の下に敷いたりした。また、雛の節句の菓子ともした。=爆米〈大辞泉〉
2132 単己 ◆5 するすみ するつみ 財産も係累もなく身一つである・こと(さま)。また、その人。=匹如身〈大辞林〉
2133 変若水 ◆5 おちみず   #=復水
出典不明。〈漢字ペディア〉
2134 浮石糖 ◆5 かるめら   赤ざらめに水を加えて煮立てカラメル状になったところへ重曹を加えてかき回し、発泡させながら、冷まし固まらせた菓子。カルメ焼き。カルメル。=泡糖〈大辞林〉
2135 梢殺 ◆5 うらごけ   #=末殺
出典不明。〈漢字ペディア〉
2136 時戻雀 ◆5 かなりあ   アトリ科の小鳥。=金糸雀〈当て字・難読語の辞典〉
2137 知更鳥 ◆5 こまどり   ツグミ科の鳥。=駒鳥〈当て字・難読語の辞典〉
2138 鳥馬 ◆5 つぐみ   ツグミ科の冬鳥。=鶫、鶇〈当て字・難読語の辞典〉
2139 烏衣 ◆5 つばめ   ツバメ科の益鳥。=玄鳥、乙鳥、燕〈当て字・難読語の辞典〉
2140 紫鰓魚 ◆5 すずき   スズキ科の海魚。食用。=鱸、松江魚〈当て字・難読語の辞典〉
2141 白帯魚 ◆5 たちうお   タチウオ科の海魚。食用。=太刀魚、帯魚〈当て字・難読語の辞典〉
2142 金牛児 ◆5 こがねむし   コガネムシ化の甲虫。=黄金虫、金亀子〈当て字・難読語の辞典〉
2143 章花魚 ◆5 いいだこ   マダコ科のタコ。食用。=飯蛸、望潮魚〈当て字・難読語の辞典〉
2144 柔魚 ◆5 いか   海に住む軟体動物。食用。=墨魚、烏賊〈当て字・難読語の辞典〉
2145 海舌 ◆5 くらげ   海に住む腔腸動物の総称。=海月、水母〈当て字・難読語の辞典〉
2146 斑蛛 ◆5 じょろうぐも   大形の蜘蛛の一種。=絡新婦、女郎蜘蛛〈当て字・難読語の辞典〉
2147 泥亀 ◆5 すっぽん   カメの一種。食用。=鼈〈当て字・難読語の辞典〉
2148 宝螺貝 ◆5 ほらがい   フジツガイ科の巻貝。食用。=吹螺、法螺貝、梭尾螺〈当て字・難読語の辞典〉
2149 水虎 ◆5 かっぱ   川に住むという想像上の動物。=河童〈当て字・難読語の辞典〉
2150 海紅 ◆5 かいどう   バラ科の落葉高木。=海棠、花仙〈当て字・難読語の辞典〉
2151 巌桂 ◆5 きんもくせい   モクセイ科の常緑高木。=金木犀〈当て字・難読語の辞典〉
2152 映山紅 ◆5 つつじ   ツツジ科の常緑(または落葉)低木。=躑躅〈当て字・難読語の辞典〉
2153 万寿果 ◆5 ぱぱいあ   パパイア科の常緑高木。実は食用。=蕃瓜樹〈当て字・難読語の辞典〉
2154 断腸花 ◆5 しゅうかいどう   シュウカイドウ科の多年草。=秋海棠〈当て字・難読語の辞典〉
2155 天竺牡丹 ◆5 だりあ   キク科の多年草。〈当て字・難読語の辞典〉
2156 鶏腸草 ◆5 はこべ   ナデシコ科の越年草。春の七草の一。=繁縷〈当て字・難読語の辞典〉
2157 日輪草 ◆5 ひまわり   キク科の一年草。=向日葵〈当て字・難読語の辞典〉
2158 心太草 ◆5 てんぐさ   テングサ科の海藻。寒天の材料。=天草、石花菜〈当て字・難読語の辞典〉
2159 翰林院 ◆5 あかでみー   〈当て字・難読語の辞典〉
2160 手風琴 ◆5 あこーでぃおん   楽器。〈当て字・難読語の辞典〉
2161 酒精 ◆5 あるこーる   〈当て字・難読語の辞典〉
2162 安母尼亜 ◆5 あんもにあ   〈当て字・難読語の辞典〉
2163 風琴 ◆5 おるがん   楽器。〈当て字・難読語の辞典〉
2164 素描 ◆5 でっさん   下絵。〈当て字・難読語の辞典〉
2165 口風琴 ◆5 はーもにか   楽器の一。〈当て字・難読語の辞典〉
2166 牛酪 ◆5 ばたー   乳製品の一。〈当て字・難読語の辞典〉
2167 肉叉 ◆5 ふぉーく   金属製の食器。〈当て字・難読語の辞典〉
2168 莫爾斯 ◆5 もーるす   〈当て字・難読語の辞典〉
2169 摩哈麦 ◆5 まほめっと   イスラム教の開祖。現在は「ムハンマド」という。〈当て字・難読語の辞典〉
2170 宇柳貝 ◆5 うるぐあい   南米にある国名。〈当て字・難読語の辞典〉
2171 嘉無薩加 ◆5 かむちゃっか   ロシアにある半島名。=堪塞加〈当て字・難読語の辞典〉
2172 沙市 ◆5 しあとる   アメリカにある都市名。〈当て字・難読語の辞典〉
2173 西伯利亜 ◆5 しべりあ   ロシア東部の広大な地域。=西比利亜〈当て字・難読語の辞典〉
2174 沙室 ◆5 しゃむ   タイの旧称。=暹羅〈当て字・難読語の辞典〉
2175 捷克 ◆5 ちぇこ   「チェコ共和国」の略。国名。〈当て字・難読語の辞典〉
2176 泥婆羅 ◆5 ねぱーる   インドの北部にある国名。=捏巴爾〈当て字・難読語の辞典〉
2177 巴羅貝 ◆5 ぱらぐあい   南米にある国名。〈当て字・難読語の辞典〉
2178 晩香坡 ◆5 ばんくーばー   カナダにある都市名。〈当て字・難読語の辞典〉
2179 馬徳里 ◆5 まどりーど   スペインの首都。〈当て字・難読語の辞典〉
2180 馬尼羅 ◆5 まにら   フィリピンの首都。〈当て字・難読語の辞典〉
2181 馬耳塞 ◆5 まるせいゆ   フランスにある都市名。〈当て字・難読語の辞典〉
2182 利比亜 ◆5 りびあ   アフリカ北部にある国名。〈当て字・難読語の辞典〉
2183 魯西亜 ◆5 ろしあ   国名。=露西亜、俄羅斯〈当て字・難読語の辞典〉
2184 有態 ◆5 ありてい   ありのまま。=有体〈当て字・難読語の辞典〉